自分の研究や趣味等に生活を忘れる程に没頭した生活を送った人は、周りの霊人と交流する生活の術も無く、自分の研究や趣味等を其の儘霊界でも続行して行く事が霊界での喜びで有る。
研究に没頭して新たな発見をすると其処に霊人としての喜びを感じ、趣味の完成をみると大きな喜びを感じる。研究や趣味に専従した生活を送り続ける。
自分の好きな事を永遠と追求する霊人で有り、全く同じ研究や趣味の場合を除いては一人で生活して居る霊人が多い。一つのものしか見えない。
ある時、絵描に近付いて行くと、遠くの景色に両手の親指と人差し指を重ねて四角形を作り構図を練りブツブツと独り言を言っている。声を掛けたが全く耳を傾けずに、永遠と構図を練りながら独り言をブツブツ言っているだけである。他事は見えない聞こえない気にしない・・・・・・。自分の世界に入り込んで仕舞って居る。