始めの灰色の世界に入ると曇った灰色の空の下で生活して居る。此処は自己中心で他人を受け入れる事が出来無い人達、自分が一番偉く他人を小馬鹿にする人達(傲慢で高姿勢な人達)、金欲・物欲でケチ・他人を押しのけて自分だけの欲を追求した人達(欲にまみれた人達)、呆けた人達等が住んで居ます。壁に向かって一点を見詰めて居る人、空の一点を見詰めて居る人、自分の手をジーッと見詰めて居る人、此の様な人達は他人の目を嫌い、閉じ籠もった性格をして居る。誰も相手にはしてくれない。
　快楽の追求をして居る人達の集落が有る。快楽しか見えない住人に自制心等全く無い。頭は惚けて居る。
　又、自殺をした人達も居る世界です。飛び降り自殺、飛び込み自殺、服毒自殺、刃物で身体を刺して自殺等を繰り返して居る。此の自殺した人達は、自念障害に因って自殺した人達で他人には迷惑を掛けて居ない。然し、此処では死に切れない。

　其の下の世界に行くと更に薄暗い世界です。他人を睨み、騙しと言う様に更に自己中心な性格は加速する。目がギラ付いて他人の隙を窺って居る。スリとか置き引き、窃盗等の手癖の悪い人達が集まって居る。

　更に下の世界に行くと、夜の世界です。目が慣れると周りはうっすら見えて来る。暴力と暴行が横行して居る。自己中心で直ぐに他人を脅し暴力を奮い勝ち取る事を満足とする人達が集まって居る世界です。然し、自分の身も危ないので、常にビクビクしていなければ成らない恐怖の世界です。

　更に下の世界に行くと、更に暗い夜の世界です。逃げの自殺をした人達や間違った宗教家達の住む世界です。飛び降り自殺、飛び込み自殺、服毒自殺、刃物で身体を刺して自殺等を繰り返して居る。此の自殺した人達は、自殺する事に因って罪を逃れ、他人に多大な迷惑を掛けて居る人達です。然し、此処では死に切れない。又、自分の利益の追求の為に宗教を興した人・利用した人が居ます。他人の人生を自分の利益の追求の為に奪った人が来る世界です。間違った思想(神とは遠い思想)の宗教家の多くは此処の住人です。又、低級霊と付き合う宗教(霊動・霊言等を行う)家も此処の住人です。

　更に下の世界に行くと、闇夜の世界です。他人を殺めた人達の世界です。自分の利益追求の為に人を簡単に殺めて仕舞う。動物を食糧にする為に当然の様に殺した人も此の世界に来ます。又、人を助けるべき職業の人が、自分の利益の追求の為なら人の命をも引き替えにする様な人達も沢山居ます。何も見えない、空腹と不安感、恐怖感の世界です。体中に蛆虫が這いずり回って居り、口の中にも居ます。

　最下層の世界に入ると、ドロドロの真っ黒な腐敗液の中に居る様で、対流する其の液の中に何も抵抗をする事も出来ずに霊的存在も無視されて居ます。自分を満たす為に人や動物を無惨に殺生する事を喜びとして居た人達の住む世界です。霊界では一番神の世界から遠い世界です。

　灰色から闇夜の世界に降りて行けば行く程、鼻を突く酷い腐敗臭に頭が痛く成ります。又、腐った所が好きな蠅や蛆虫が一杯居り、其処に居る住人達の身体にまとわり付いて居ます。
　何れにしても、現世で罪を重ねた分だけ心は濁り霊格が下がり(陽性霊に成る)、下の世界に沈んで行く。自己愛に溺れた人達が集まる世界は悲惨で、醜い心がもの悲しい。
　霊界の太陽の光が差さない暗黒の世界に住む住人達の心は真っ暗で有る。侵略や逃れ、快楽を常に企てて居ます。