7月のページ

 

 7月30日
 気移り
 1つの事に集中して仕舞って抜け出られ無い時が有ります。何とか他の事を考えて気を逸らそうと思うのだが・・・・・・と言う時に役に立つと思います。

 「身体の浄化と回復」のビームライトバーコードと同時に使用されると効果的です。
 気移りのビームライトバーコード(1999.7.30.UP)

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 <ビームライトバーコードに関しての注意事項は3月17日を再度御読み下さい。>

 7月29日
 霊感(閃き)
 生活に於いて、霊感が非常に多くの幸運をもたらすと思います。例えば、天才の条件とは「99%の霊感と1%の工夫で有る」と言う様に・・・・・・

 「身体の浄化と回復」のビームライトバーコードと同時に使用されると効果的です。
 霊感(閃き)のビームライトバーコード(1999.8.28.UP)

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 <ビームライトバーコードに関しての注意事項は3月17日を再度御読み下さい。>

 7月28日
 夏バテ
 黒い食品
 夏バテ防止や疲労回復に良い、ビタミンA・Bを含むが、摂り過ぎると下痢等を起こす場合も有る。
 食べ物の中で着色では無く、素材其の物が黒い食べ物が幾つか有る。其の中で、主な食品を取り上げ、「夏バテに良い」とか、「土用の丑の日は黒い物を食べよ」等と昔の人は言ったそうだが、果たして根拠が有るのだろうか?
 ビタミンAは体内の粘膜の形成や働きに深く関与して居る。此が不足すると細菌やウイルスに冒され易く、病気を起こし易く成る。血液の循環も悪化して栄養不良に陥る。従って、夏の体力の消耗を防ぐ為にはビタミンAを摂るのが望ましい。牛蒡を油で炒めた金平牛蒡は強精作用が有ると考えられた。金平は「丈夫でがっちりして居る」と言う意味。黒胡麻はビタミンB1・B2・E・Fを極めて多く含んで居り、純正な脂肪分も含む。カルシウム、鉄分も有る等栄養満点の食品で有る。土用の丑の日に食べる鰻も黒い。鮒、鯉、鯰等も黒い。皆ビタミンAを含んで居る魚で有る。此の他、蜆、黒豆、茄子も有る。

 ゴーヤ、緑茶茶の作り方
 薬効=汗を抑える作用、利尿作用、夏バテの回復。
 ゴーヤの上辺をカットし、長い匙で綿を掻き出す。其処に緑茶を詰める。こうして強い直射日光に当てて乾燥させる。此をナイフで1回10gを粗めに削り、熱湯を注いで飲む。口がさっぱりする。
 疲れが酷い時はカップに材料を刻み入れ、適量の氷砂糖を加えると即効力が加速する。胃の弱い人や、既に暑さでバテてしまった人に副作用の無い回復剤で有る。

 ゴーヤ割りの作り方
 薬効=夏バテを治す。
 泡盛のゴーヤ割り=便秘解消作用。
 焼酎のゴーヤ割り=自然塩を舐めながら飲む。下痢解消作用。
 盛、焼酎、ジン、ウオッカ等透明なスピリッツ愛好者に合う。生のゴーヤを3〜5pに輪切りにして、内部の綿を捨てる。指1本を差し込めば抜ける。此を擂り卸す。其処で、例えば焼酎のオンザロックを予め用意し、直接擦り込めば出来上がり。エメラルドグリーンに成って涼味をそそる。ほろ苦さが味を締める。此で二日酔い無し。オンザロック1杯で3pの輪切りで足りる。

 たらの木、連銭草(垣通し)、黒豆、枇杷の葉茶の作り方
 薬効=糖尿病、肝臓強化、胃強化。
 糖尿病は夏に成ると体が腐ると言われる。血が濁り、体液が澱む。
 @たらの木を一日量20gを煮出して飲む。
 Aたらの木、連銭草各15gを煮出して飲む。
 Bたらの木、連銭草、黒豆各15gを煮出して飲む。
 Cたらの木、連銭草、枇杷葉各15gを煮出して飲む。
 以上4通りの内どれかを選んで常飲する。何れも冷・熱どちらでも良い。
 主役のたらの木は春先に食べる芽が山菜のの王者だが、木や根の皮を干して煮出し液を使う。たらの木だけでも治癒力を秘めて居る。
 黒豆が毒っぽい体質を抑え疲労を回復する。枇杷葉は消炎や消腫作用が有る。昔は夏を迎えて枇杷葉の薬湯を飲んだ。夏バテしない。連銭草は利尿効果が有る。又、連銭草の薄荷風味で口が涼しく成る。糖尿病用の涼茶で有る。糖尿病は口渇病と言われる程水分を欲する。此等の茶を煮出して冷蔵すれば何時でも飲める。

 ハイビスカス(Hibiscus sabdanriffa) 和名=ロゼルソウ アオイ科。
 観賞用のハイビスカスとは別の品種。5月に種を蒔くか、夏に挿し芽をする。蕾が付くのは11〜12月。熱帯の花なので、開花させる場合は温室で。
 女性に人気が高いハイビスカスは熱帯のハーブ。ハイビスカス−ローゼルと呼ばれ、観賞用のハイビスカスと区別される場合も有る。其の名前は古代エジプトの女王ビビスに由来。天然のクエン酸、リンゴ酸等ビタミンCやミネラルを豊富に含み、東京オリンピックのマラソンで優勝したアベベ選手が此の茶を飲んで居た事から、天然のスポーツドリンクの王様共言われて居る。
 ストレスが多いとビタミンCが不足しがちですから、ハイビスカスを使って補給する。鮮やかな赤が美しい茶の他、ジャムやゼリー、ソースの着色にも使う事が出来る。
 【利用部位と薬効】
 花の散った後に発達する萼を乾燥して使う。肉体疲労や眼精疲労の予防と回復、代謝促進、消化促進、強壮、暖下、利尿等の効果が有る。
 【症状別処方】
 <心身共に疲労回復ハイビスカス茶>
 乾燥ハイビスカス1〜2個を1カップの熱湯で2〜3分抽出する。濃い目に抽出し、アイス茶にするのも美しく、美味。赤い色が心を元気付け、酸味が身体の疲れを和らげてくれる。
 <疲労回復>
 ハイビスカス茶に乾燥ローズヒップ5gを加えて濃い目の茶を抽出し、アイスティーにする。ローズヒップのビタミンCが食べ合わせとして夏バテを吹き飛ばしてくれる。
 【料理】
 <夏バテで遣る気が起き無い時にハイビスカスシャーベット>
 暑さで無気力に成った時、心身共に引き締めてくれるひんやりシャーベット。
 <作り方(4人分)>
 500tの水に果糖40gを入れて火に掛け、乾燥萼15輪を加える。濃い赤色に発色し、程良い酸味が出たら火から下ろして冷まし、濾してからバットに流し込む。フリーザーに入れ、固まり掛けたらフォークで掻き混ぜ、何度か繰り返して仕上げる。ティーバッグでも同様に作る事が出来る。
 <元気を丸ごと取り入れるハイビスカスの浅漬け>
 @乾燥ハイビスカス6〜8gを50tの熱湯で10分間抽出し、塩小匙1杯を加えて冷ます。
 A銀杏切りにした大根と此の漬け汁をビニール袋に入れ、空気を抜いてから良く揉む。
 冷蔵庫に入れて漬け込めば、次の日から美味しく食べられる。

 蒲公英酒の作り方
 薬効=胃・肝臓の弱い人の夏バテ予防、浮腫み、毒っぽい体質を改善する、邪気を払う、乳腺炎、基礎体力を強める。
 蒲公英の根を洗って、天日に干して乾燥した物を35度以上の焼酎に漬ける。甘味が必要なら黒砂糖を入れる。冷暗所に3ヶ月以上置いて置く。密栓をしては行け無い。弾け飛んでしまうから。
 乳首を子供に噛まれたら、此の黒砂糖入りの蒲公英酒を塗る。

 南瓜
 ウリ科の大型一年生蔓草
 南瓜と呼ぶのはカンボジアから来たと言う意。一名唐茄子共言う。南瓜には、チリメン・キクザ(菊座)等の日本南瓜、栗南瓜等の西洋南瓜、素麺南瓜等のペポ南瓜の三系統が有る。他に観賞用・飼料用品種も有る。
 長所
 @野菜類の中ではカロリーの高い野菜で有る。ビタミンやミネラルも多く、栄養のバランスも良い。
 A特に西洋南瓜には、ビタミンCが100g中に39r在る(日本南瓜は半分以下)。又、ビタミンCと共に抗癌的に作用するカロチン(プロビタミンA)も豊富で有る。
 カロチンは、血行を良くし皮膚や粘膜をも保護し、健康を保つ効果が有る。南瓜は一度に沢山食べる事が出来るので、他の野菜に比べてカロチンの供給源としての意義が大きい。
 B南瓜は肝臓に良い。肝臓が弱ると蛋白質の合成が悪く成り、精力が落ちるので、そう言う意味から、「強精野菜」と言われて居る。 但し、肝硬変、胆嚢結石の症状には食べるのを避ける。
 C内臓の働きを助け、身体を温める作用が有るので、冷え症や疲れ易い人に良く、夏バテ予防にも良い。糖尿病患者は南瓜を常食すると良い。
 D食物繊維が多い。便通も良く成り、美容に良く、老化を防ぎ、乳汁の分泌を良くし、前立腺肥大の予防にも効く。
 Eミネラルが多い。特にカリウムや亜鉛が多い。カリウムがナトリウムの300倍も有るので、高血圧に著効が期待出来る。
 F本草綱目には「中を補い、気を益す」と有る。中とは漢方で言う中焦の事。
 G他の野菜の様に貯蔵中にビタミンは減少し無い。
 H種子(南瓜仁)には、良質の蛋白質、リノール酸、ビタミンEが多い。動脈硬化、高血圧に良く、老化防止にも働くと共に、更には食欲増進にも繋がる。鉄分も非常に多い(100g中6.5r)。
 I切れの悪い痰や風邪には焼いた種子が良く、又、種子の煎じ汁は産前産後の浮腫に効く。乾燥させた種子を良く炒って食べると良い。種皮は剥かずに食べる。便秘にも良い。
 炒った南瓜の種子を常食して居る人には前立腺肥大が殆ど無い。又母乳の出を良くする著効が有る。
 Jフェノール(クルルビタシン)やセレンと言う癌予防物質も含有して居る。肝臓病の予防にも成る。
 短所
 @カロチンの多い食品は全てそうで有るが、食べ過ぎると、皮膚が黄色く成る(柑皮症)。此は知らず知らずの内に肝臓に負担を掛けると考えられる。
 A比較的ビタミンB群が少無い。特に日本南瓜には少無い。

 アボカド
 クスノキ科の高木
 果実は緑褐色、西洋梨に似た形で、脂肪に富み、「森のバター」と呼ばれる。ワニナシ(英名アリゲーター‐ペアの直訳)。
 長所
 @脂質が全体の20%を占め、成果としてはカロリーが高く、濃縮果汁や乾果にも成る果物で有る。然も、其の殆どは不飽和脂肪酸で有って、コレステロールは無く、果物の王様と言うのに相応しい。此のカロリーは鶏卵(162kcal)以上で有る。
 AビタミンEが非常に高濃度に存在する。ビタミンEはビタミンAやカロチンと同じく、生体内に於いて不飽和脂肪酸の過酸化を防ぎ、老化防止・抗癌に作用する。
 BビタミンCが多く、他、ビタミンB群やカロチンを始め、ビタミン類は11種類、ミネラルは14種類も含まれる。特にナトリウムが少無くカリウムが多いので、高血圧に良い。ビタミンEの高含有量と合わせて動脈硬化防止にも良い。
 C蛋白質にはトリプトファンやリジンと言う必須アミノ酸が多く、肝臓病予防にも成る。
 D食物繊維が多く、便秘の予防にも成る。
 E栄養価は高く、病後の体力回復に、栄養補給に最適で有る。そして、夏バテの予防にも良い。
 短所
 @脂肪が多い為、ねっとりして、甘味・酸味共に少無く、果物と言う因り、野菜と言った感じで、嫌いな人が有る。
 A高カロリー食で有る事を留意し、多の食品から脂肪の分解を早めるビタミンCを摂る様にしなければ成ら無い。
 Bカルシウムの含有量が少無い割に、カルシウムの吸収を阻害する燐が多い。

 小豆
 マメ科の一年生作物
 原産地は東アジア。古くから食用に広く栽培される。種子は大豆因り小さく暗赤色。餡・菓子等の材料とする。ショウズ。赤小豆。唯、日本人の他は小豆を余り好ま無い。外国で栽培されて居るのは、殆ど日本への輸出用で有り、中国に於ける栽培も日本人向けが大半だと言う。
 漢方では、赤小豆(シャクショウズ)共呼ぶ。品種が多く、名も変わって居る。大納言、中納言、少納言、金時、赤小豆、夏小豆等で有る。
 長所
 @餡や汁粉、赤飯、小豆粥等と日本人には季節を問わず楽しまれて来た食品の1つで有る。
 A他の豆類と同様、糖質、蛋白質が多く、カロリーが高い。100gに付き約340calで有る。
 Bミネラルが多い。先ずカリウム(1,500r、茹でても460r)がナトリウム(1r)に比べて問題外に多く、此の点高血圧に良い。
 鉄分も多く、鉄欠乏性貧血に良く、亜鉛も抜群に多い。不妊症や味覚異常者に進めたい。銅やマグネシウムも多い。銅は鉄の利用を円滑にする。不足すると銅欠乏性貧血に成る。マグネシウムは細胞の新陳代謝に必要だが、骨に於けるカルシウムの沈着に必要で有る。
 Cビタミン類が多い。小麦胚芽や大豆には及ば無いが、ビタミンBも多く、昔から「脚気の妙薬」とされて居る。夏バテにも良い。
 D食物繊維が豊富で、総量で17.8%も有り、便秘の予防に解消に抜群の効果を発揮する。特に、老人や衰弱者の便秘の解消に良い。
 利尿効果も有るので、水太りや便秘者には良い。食物繊維は腸に於けるコレステロールと食塩の吸収を抑え、胆石や高血圧等の予防にも良い。
 E長期間食べ続けると痩せるが、此の点からも高血圧にも良い。
 F中医学では、解熱、利尿、消腫、散血に効果が有るとされて居る。
 G外皮に存在するサポニン(灰汁の一種)は脚気、腎臓病、心臓病等から来る浮腫に効果が有る。「本草綱目」には、「熱毒を治し、悪血を散らし、脾胃を健やかにし・・・・・・云々」と書かれて居る。漢方で言う脾胃とは消化器系を指す。
 H催乳の働きが有り、産後の女性に煮汁を与えると母子の健康に良い。
 短所
 @ビタミンCやカロチンが無く、燐がカルシウム因りも多いので、腸からのカルシウムの吸収が阻害されると考えられる。但し、当今の食品添加物として使用されて居る重合燐酸の比では無い。
 A小豆粥以外、殆ど其の調理に砂糖を使用するので、砂糖の過剰摂取に繋がり兼ね無い。黒砂糖を用いると良い。白砂糖を大量に使うと小豆の薬効が半減する。


 穴子(真穴子の通称)

 アナゴ科の海産の硬骨魚
 ウナギ型で、腹鰭が無い。背部は灰褐色、側線の小孔は白点状。更に背面近くに一列の白点が有る。全長90p。日本各地に産し、食用。秤目。穴子。鱧。海鰻。鰻に似た食用魚で、夏に美味。□季・夏□。
 淡白で上品な味がする。ビタミンAが多い(鰻と普通魚の中間)。此のビタミンAはレチノールと言い吸収が良い。ビタミンEも比較的多い。亜鉛も多い。従って、皮膚や粘膜の保護(美肌、皮膚疾患の予防)や夜盲症、動脈硬化、高血圧、脳卒中等の予防、夏バテや風邪の予防にも効果が有る。鰻はカロリーは高いが、穴子は鰻程でも無く、夏バテと減量に適当な魚で有る。

 ピーマン
 ナス科。夏から秋が旬。夏バテ防止に有効な野菜。西欧産は甘味が強く、肉厚なのが特徴。肉が薄く、皺の在るのは味も落ちる。
 ピーマンは、唐辛子の一種で、英語でスウィートペッパーと言う。ピーマンの語源はフランス語のピメント。原産地は南米で、コロンブスに因ってヨーロッパに広まったと言う。日本では江戸時代に伝えられ、嘗ては西洋唐辛子と言った。普及し出したのは、戦後から。赤色も有るが、普通緑色の物をピーマンと総称して居る。品種はエース、翠王、新サキガケ等が有る。茨城、宮崎等が主な産地。ビタミンAのカロチンやビタミンCを多く含み、夏の体力回復にはピッタリの食品で有る。
 ピーマンは細切りにし、油で炒めたり、肉詰めにしたり、サラダ、野菜ジュース等に使われる。稍肉厚で、濃い緑色をした物が良い。肉厚のはピーマンとは言わず「クイーンペール」と呼ぶ。とまとの甘味に似て居る。切り口の蔕の部分が黒ずんで居るピーマンは鮮度が落ちて居る。赤いピーマンは完熟の物が良く、ピクルス等にも使う。フランスで常用されて居るのは「ポロブロン」と言う。

 ローヤルゼリー
 「不老長寿の薬」と言われ、強精・強壮に効果が有る健康食品として位置付けられて居る。中国では「王乳」と言い、古来因り珍重されて居る。ミツバチの中でも唯一の生殖能力の有る女王蜂のみに与えられる特別な食べ物で、働き蜂の唾液腺から分泌される。女王蜂は働き蜂に比べて寿命が長い。働き蜂は数ヶ月しか生きられ無いが、女王蜂は3〜5年も生きられる。此の驚異的な生命力を維持出来るのは、ローヤルゼリーに含まれるビタミン類、蛋白質や脂肪酸等、自然界に存在する有らゆる成分の御陰で有る。従って、ローヤルゼリーは老化を防ぎ、若さを保つ効能が有ると言われるので有る。又、制癌作用、夏バテ防止にも良い。
 ローヤルゼリーは、一度に沢山用いる因り、極小量を毎日続けて飲む方が健康増進には効果は有る。一日の量は、小匙1/3程度で良い。有効成分の変質を防ぐ為、低温保存が望ましい。

 ソフトドリンク
 夏バテしそうな時には、熱いハーブティー因り疲労回復効果を高めた冷たいハーブドリンクを飲む方が効果が高い。病中病後、又は、食欲が無い時にも良い。
 基本的にはハーブティーと同様に作るが、使う材料は、新陳代謝を高めてくれるクエン酸を多く含む物を選ぶ。代表的な物は、ローズヒップやハイビスカス。逆に、口当たりはサッパリして居るのに、クエン酸を含ま無いペパーミント等を使う場合は檸檬汁を加える。又、甘味を付ける為のシロップも、砂糖では無くビタミンやミネラルを含む蜂蜜を使う方が因り効果的で有る。日持ちし無いので必要な時、必要なだけ作って服用する。
 【ジュースや焙じ茶と混ぜても・・・・・・】
 ローズヒップ4粒、蜂蜜、鍋、茶漉し、氷とグラス。
 @鍋に水200tを沸騰させて火を止め、擦り潰したローズヒップ4粒を入れて蓋をし、5分間抽出する。
 A直ぐに茶漉しで濾し、小匙1杯の蜂蜜を加えて良く掻き混ぜる。
 <御薦めメニュー>
 ハイビスカス1粒(オレンジジュースを注ぐとビタミン補給と彩り効果)、ペパーミント1gと焙じ茶。

 山芋
 ヤマノイモ科。周年出回るが、美味い時期は8月から。
 薯蕷に成る山芋は山の芋共言い、我が国特産で有る。山地に自生する物を特に自然薯と呼ぶ。栽培して居る同種の芋は長芋と言い、此は中国が原産。自然薯は野趣性が強く味覚も良いが、殆ど出回ら無い。銀杏の葉の様な大和芋は埼玉周辺、捏ね芋は京都周辺が産地。
 夏バテで食欲が進ま無い時は、薯蕷芋が最高で有る。「麦飯に薯蕷汁」と言われる位、薯蕷と麦飯は取り分け相性が良い。薯蕷飯を沢山食べても、腹を壊し難いのは、山芋が澱粉を消化する酵素、アミラーゼを多量に含んで居るからで有る。
 山芋は、山鰻の異名を持つ程強壮効果が有る。健胃整腸に効くし、スタミナ源としても注目されて居る。中国産の長芋は粘り気が稍少無いが、精進料理等、用途が広い。鮪のぶつ切りに薯蕷を掛けた山掛け、澄まし汁に薯蕷を浮かべた物も中中行ける。食べ過ぎに注意したい。

 葱葉粥の作り方
 薬効=去湿作用、暑さを凌ぐ作用、夏風邪防止作用、健胃整腸作用。
 湿度90%を超す梅雨時から夏に掛けて、長葱の青い所5本分を刻み、菊花10個を合わせて餅米で粥に焚く。二人分。此に果糖を加えて思い切り甘い粥に仕立てる。
 青葱は湿熱外寒に強く、菊花が頭部のの逆上せを下げる。梅雨期や夏に、偶に食べると疲れが取れる。菊花は生、乾燥品どちらでも良い。生の花弁を指先でばらし、沢山入れると爽やかな香りが口に広がる。邪気を払う。主役の青葱が風邪ウィルスの侵入を防ぎ、健胃整腸に働き掛ける。太い葱の青い葉を選ぶ。果糖が無ければ干し葡萄を使う。夏バテしない。

 桃
 バラ科サクラ属のモモ亜属落葉小高木
 中国原産。幹の高さ約6mに達する。葉は披針形。四月頃、淡紅、又は、白色の五弁花を開く。果実は普通大形球形で美味。古くから我が国各地に栽培、邪気を払う力が有るとされた。白桃・水蜜桃の他に、皮に毛の無い油桃(アブラモモ・ユトウ){椿桃(ツバイモモ)・ネクタリン共言う}、果肉が黄色の黄桃(オウトウ)、扁平な蟠桃(ハントウ)、観賞用の花桃等品種が多い。仁・葉は薬用。「桃の花」は□季・春□、「桃の実」は□季・秋□。
 長所
 @昔から中国では、「果実の王様」「長寿の実」「不老長寿の仙果」と言われ、邪気を払う魔除けの力が有る共言われて居る。
 AビタミンB群・Cも可成り有るが、カリウム・鉄・亜鉛・銅等のミネラルも含まれて居る。又、ペクチンが多く、毎朝1個ずつ食べると便秘の解消に良い。又、夏バテにも良い。
 B薬効は果実だけで無い。漢方では、種子の(核)の中の仁が愛用される。桃仁の配合された物に桂枝茯苓丸、桃核承気湯、大黄牡丹皮湯等、婦人薬として用いられ、月経痛、月経不順、便秘、打ち身等に効果が有る。又、消炎や古血の除去に用いられる。「本草綱目」では、古血、血閉、腹中の動く腫瘍を治し、小虫を殺す」とされる。此の様に、桃は、腹中の血や皮膚の血の循環を良くするとされる。
 C葉や花にも薬用が有る。薬用に成るのは白い花で、乾燥した物を白桃花と言い、利尿剤・竣下剤として便秘や浮腫に用いられる。一日に3〜5gを煎じて飲めば良いが、効果が強過ぎるので、老人や虚弱な子供には適さ無い。「本草綱目」では、花は「病の悪魔を殺し、顔色を良くし、水気を除き、石淋(膀胱結石)を除き、大小便の出を良くする」と有る。
 短所
 @ナイアシン(ビタミンB3)を除き、ビタミンが少無い。特に最近の物には少無い。病害虫を避ける為に袋掛けにするからだと言う。陽に良く当たった桃は色も良い。
 Aカリウム以外のミネラルも少無い。

 紫蘇の葉茶の作り方
 薬効=健胃、食欲増進、利尿、血管強化、鎮静効果、不眠、イライラ、精神安定、発汗、虚痰、咳止め、防腐作用、風邪熱、風邪の寒気、夏バテの回復、悪阻を止める作用。

 成分としては、精油、カロチン、カルシウム、ビタミンB1・B2・C、鉄分等を含んで居る。だから、健胃食欲増進には薬効が有るし、利尿、血管強化等の効用も上げられて居る。赤紫蘇は青紫蘇に比べカロチンが少無い以外はほぼ同じ成分が含まれて居る。
 又、生薬としても用いられて居て、葉を蘇葉、実を紫蘇子と言う。此等は発汗、虚痰、咳止め、利尿、精神安定等に利用される。
 香りの強い植物ですから、防腐作用が在る。此は紫蘇に含まれて居る精油の精神安定ペルラアルデヒドと言う成分の働きに因る物で、刺身の妻として紫蘇の葉が用いられるのも防腐作用が在るからです。
 青紫蘇の葉を8月に採取して、午前中は日干し、其の後風通しの良い所で陰干しにしてから細かく成る迄手で揉んで置く。
 紫蘇を御茶にすると、含まれて居る成分のメントールの働きで、鎮静効果が得られ、不眠、イライラを解消してくれる。
 御茶として飲む時は、紅茶漉しに一摘み程入れ、熱湯を注いで1回分として飲む。夏場、新鮮な葉が手に入る時には、其の儘刻んで湯を注いで飲んでも良い。生葉でも不眠解消等に効果が有る。
 湯飲みに葉を数枚刻み入れ、熱湯を注いで約200t程作り、暫く成分を湯に抽出させてから、寝る前に飲むと良い。
 風邪で熱や寒気が在る時には、煎じ液にする。紫蘇6〜10gを半量に成る迄煎じる。飲む時は、煎じ液を一日数回に分けて飲む。此で咳や痰が止まり、気持ちも落ち着いて来る。
 生葉を使う時は、地面すれすれで切り、洗った後に更に刻んでコーヒーポットで煮る。30pの茎なら3本で足りる。コップ3杯の水を1杯に煮詰め、液を飲む。脳の清明が戻り、胃の不安感が去る。
 生葉は紫蘇葉ジュースにしたり、料理に添えたりする。

 フレンチ-タラゴン(Tarragon) 別名=エストラゴン キク科。
 同種のロシアン-タラゴンと違い、花は殆ど付け無い。育てるなら苗から。日本では冬の寒さに当てた方が良いので、暖房の効いた室内には置か無い事。
 オムレツやエスカルゴ、ハーブミックスのフィヌゼルブ(フランス料理で古くから使われて居る生のミックスハーブで、パセリ、チャービル、チャイブ、タラゴン等の葉を刻んで混ぜた物。調理の最後に風味付けに加える。タラゴンは風味が強いので控え目に)等、フランス料理には欠かせ無いハーブで、料理の使用頻度では、ベスト10。セロリの青臭さとアニスに似た甘い香りが同居する個性的な香りで、料理の表情をガラッと変えて仕舞います。
 昔から食欲増進、健胃作用が有るとされて居る。一寸食欲の無い時は是非活躍させたい物。乾燥させると折角の風味が飛んで仕舞うので生の状態で使う。
 【利用部位と薬効】
 新鮮な若い葉を主に利用する。食欲増進、健胃、駆虫、リュウマチの鎮痛、歯痛の鎮痛、心臓や肝臓の強壮。
 【症状別処方】
 <夏バテ>
 ビネガーの酸味で疲労回復、タラゴンで食欲増進、シーフードで栄養補給。
 烏賊、蛸と胡瓜、玉葱等の野菜は食べ易い大きさに切る。容器に入れてタラゴンの葉1枚分を振り掛ける。
 ワインビネガー30t、オリーヴ油60t、玉葱の擂り卸し少々、檸檬汁大匙2杯、塩少々、胡椒少々とローリエ(ベイ-リーフ)1枚を良く混ぜ合わせ、味が馴染む迄冷蔵庫で冷やす。
 【料理】
 <タラゴンビネガー>
 香りが保存出来るハーブビネガーで作ったマヨネーズやドレッシングは、野菜を美味しくしてくれる。
 良く洗い、水気を取った枝数本を保存瓶に入れてアップルビネガーを満たし密封する。
 温かい場所に2〜3週間置いてから枝を取り去り、新しい枝を1本加える。

 大蒜と生姜のペーストの作り方
 薬効=強精作用、解毒作用、血液循環増強作用、消化機能増強作用、夏バテ防止作用、鎮咳作用、鎮痰作用、夏風邪予防作用、精液増量作用、肝臓機能増強作用、グリコーゲン生成増強作用。
 大蒜は皮を剥いて其の儘、生姜は同量を微塵切りで鍋に入れる。材料が隠れる迄果糖を加え、日本酒を注いで細火に掛ける。大蒜が豆腐程に柔らかく成ったら練りに練って火を止める。コニャックを香り付けに振る(無くても良い)。蓋付き瓶に移し冷蔵する。
 大蒜の万能的な元気の作用に、生姜の亜鉛に因るスタミナ強化の効用、加えて解毒と血液循環、消化機能の増強が相俟って暑熱に負け無い体調に成る。咳、痰の抑制処方で夏風邪を防止する。果糖が調味と夜に剥けての効用を引き立てる。精液生産に力を貸し、肝臓との優れた親和性でグリコーゲン生成量をグンと高める。血糖値を上げ無い甘味料で有る。

 カレー
 世界中で使われて居る混合香辛料。食欲増進、発汗も促す。超激辛カレーの食べ過ぎは禁物(胃腸に刺激を与え過ぎる)。
 江戸時代末期から明治に掛けて、ヨーロッパに文化や技術を学びに行った当時の知識層は、多くの西洋料理と共にカレー(混合香辛料)も日本に紹介した。夏目漱石の「三四郎」にもカレーライスが登場する。西洋料理は元々肉が主体なだけに、肉の臭味を消す意味も有って、色々なスパイスが作られた。カレー粉も其の一種。唐辛子やナツメグ、シナモン等20種以上のスパイスを混ぜ合わせ、鬱金(ターメリック)で黄色に色付けした、言わばブレンドスパイス。
 カレーは印度の料理だが、印度では鶏肉を擂り卸した玉葱やスパイスと一緒に煮込んだ物。此が英国に伝わり、英国でカレー粉が作られた。日本で最初にカレーライスをメニューに取り入れたレストランは新宿中村屋で有る。今や激辛カレーライスも若者に人気だが、食べ過ぎて胃を壊さ無い様に注意が必要だ。此の香辛料は、食欲を増進させ、消化も助ける。殺菌効果も有り、発汗作用も促す。夏バテ解消には思い切り辛いカレーライスも良い時期で有る。

 酢
 味噌、醤油と共に、日本料理に欠かす事の出来無い調味料で有る。中でも、日本人ばかりで無く、世界で最も古い調味料は酢と塩で有ろう。最初の酢は、柑橘類や梅、杏、李類等の果汁の酸味を利用したのが最初では無いかと思われる。
 酢と言う字は、我が国では、当用漢字制定以前迄は、「醋」を使って居たが、今では「酢」と書く様に成った。現在中国では「醋」を用いて居る。
 醋は酒を更に作って「す」にすると言う意味で、醋は日を重ねた酒の事、酉は壺を表して居る。醋や酢と言う字には、報いる、客が主人に返杯すると言う意味も有る。
 現在の酒は長持ちするが、昔の酒は長持ちしなかった。発酵が進み酸っぱく成った。其れが「酢」。従って平安時代には酢の事を「辛酒」「苦酒」共言った。酢の製法は、応神天皇(第15代)の時に中国から和泉の国(現在の堺辺り)に伝えられたと言われる。
 酢の事を英語でビネガーと言うが、其の語源はフランス語のビネグル。此は、ビン(ワイン)とエイグル(酸っぱい)の合成語で有って、ビネガーとは酸っぱく成ったワインの事を言う。ビールから出来る酢はアルガーと言う。大昔の黒くて苦く強いビールの事をアル(エール)と言った。此の様な過程を経て出来た酢を(当今は勿論工業化されて居るが)天然醸造酒と言う。醸造酒は材料の植物に因って、米酢、粕酢、麦芽酢、林檎酢、葡萄酢と種々だが、其其の酢には違った風味と酷が有る。例えば、米酢は蒸した米に米麹と酵母を加え、糖化発酵させて、先ず、酒を造り、此に種酢(発酵菌)を加え食酢発酵させる。其の他現在は、此の醸造酢に化学調味料や香辛料、更には、人工着色料に人工甘味料等を混ぜて作られた加工酢が有り、又、酢の主成分で有る氷酢酸を化学的に合成し、其れを土台として添加物を混ぜ、工業的に製造された酢も有る。合成酒と言う。但し、此の様な物は、所謂酢の仲間に入れて良いかどうか疑問で有り、「酢」では無く、「酢擬き」で有る。
 長所
 @醸造酢には、酢酸を主に、乳酸、琥珀酸、林檎酸と言う有機酸やグリセリン、アミノ酸、アルコール等を含み、其の種類に因って、其其濃度比を異にし、独特の味と香りを持って居る。そして、酢は、梅干しや檸檬と同様、唾液や胃液の分泌を促し、消化を助け、食欲を増進させる。
 A昔から酢は疲労回復に良いとされて居る。酢酸は疲労回復の1つで有る乳酸の分解を助け、乳酸の蓄積を解消する。酢と蜂蜜を混ぜた食品が、既にローマ時代、兵士の疲労回復の飲み物とされて居たと言う。夏バテにも良い。
 B酢には強い殺菌力が有る。ギリシャの聖医ヒポクラテスは、酢を呼吸器疾患、疥癬、狂犬に因る咬傷に用い、又、回復期の患者に酢卵を飲ませたと言う記録が残って居る。
 酢は調味料で有るばかりで無く、人類が作った最古の抗生物質で有った訳で有る。水虫にも良い。皮膚が荒れ無い程度に湯で薄めて、風呂上がりに10分間以上患部を浸すと良い。
 殆ど全ての有害菌は、酢の中で30分と生きて居られ無い。此の力は梅干し因りも強い。此の効力を利用したのが、例えば、「海苔巻き」で有る。米飯を炊く場合、小量の酢を入れて置くと、夏でも御飯が饐え難い。
 C酢はビタミンC分解酵素(アスコルビナーゼ)の活性を抑える。此の作用を利用して、大根や、人参の膾には必ず酢を用いるので有る。此は生野菜ジュースに応用しても良い。
 D調味料としての酢は、塩や醤油の使用を減らす事が出来、減塩にも繋がる。此は間接的に高血圧の予防に成る。
 E酢は、塩分の塩辛さや油のしつこさを和らげる。又、魚の臭い消しにも成る。
 里芋、蓴菜、鮑等の滑りが取れ、山の芋や野菜のえぐみも取れる。魚を酢に浸けると、骨迄柔らかく成り食べ易く成る。
 F特に純粋な米酢には、血圧効果作用、特に、最小血圧を下げる作用が有る。又、血液を浄化する作用も有り、特に、純粋米酢には赤血球の膜を安定させ、血管壁の細胞を柔軟にする働きが有る。
 醸造酒は、どれもアミノ酸が豊富で、細胞の機能を円滑にする働きが有る。
 純粋米酢とは、唯、玄米と麹と水で作られた物で有る。
 G天然林檎酢も健康食品として広く知られて居るが、アメリカのバーモント州に長寿地区が有り、其の地区の調査から、Dr.ジャービスが、林檎酢、蜂蜜、海藻の3つの食品を柱にした自然食療法を発表して居る。バーモント療法共言う。林檎酢にはカリウムが多く、高血圧に良い。又、林檎酢は、悪阻、慢性頭痛、咳止めにも良い。更に洗顔すれば美容効果が有る。
 H麦芽酢は原料が大麦で、米酢と違った香りと味が有る。鳩麦酢は原料の鳩麦に蛋白質や脂肪が多く、米酢以上に優れた面を持って居る。アミノ酸も多い。
 檸檬酢は林檎酢因りも酸味が強い。檸檬の搾り汁を言う時も有るが、檸檬果汁にアルコールを加え、酢酸発酵させた物で有る。独特の香りも有る。
 ワイン酢は、所謂ビネガーで有る。アミノ酸が少無いが、カリウムが多い。
 Iクレオパトラは、真珠をビネガーに溶かし、其れを飲んで美容と若さを保ったと言う話が有る。南米の女性は、美容の為に風呂に林檎酢を入れて、髪をシャンプーすると聞く。
 J中国の古書物では、「消炎、収斂剤で、散痂(サンオ=古血を取る)、消毒、下気、消食、魚肉の毒消し、心腹の疼痛、腸炎下痢、自汗、盗汗(ネアセ)を治す」として居る。
 K現在の中医学では、
 1.夏、秋に少しずつ何回も飲むと胃腸の伝染病を予防する。
 2.酢の蒸気を室内に漂わせると、風邪の予防に成る。
 3.酢を用いると、胡椒の辛さが和らぎ、ビタミンCの損失が減少する。
 4.魚の骨が喉に刺さった時は、口に酢を含ませると良い。
 短所
 @例え天然醸造酢と言えども、使用量からしてカロリー源と成る程の物では無い。ビタミンやミネラルも非常に少無いが、調味料、薬味料として食生活を豊かにする事に重点を置いて利用すれば良い。
 A醸造酢、そして、酢擬きの加工酢、合成酢が有るが、天然醸造酢以外には種々の添加物が混入され、合成酒に至っては、氷酢酸を材料として味付けして居る為、別の近代的調味料と考えた方が良い。事実、ヨーロッパではそう言った合成酒に対して、「ビネガー(酢)」と言う表示は禁止されて居る。

 泥鰌 ドジョウ科の硬骨魚の総称。又、其の一種。
 <栄養素・効用>
 泥鰌には、ビタミンA・B1・D、蛋白質、脂質、カルシウム、鉄分等が多く含まれて居ます。取り分けカルシウムの含有量は最高部類で有る上、其の吸収を高めるビタミンDが多いのが最大の魅力で、骨や歯を丈夫にし、骨粗鬆症の予防に大いに役立ちます。
 強壮作用に因る疲労回復、貧血の改善、湿疹や神経痛等の痛みや腫れの解消、臓器の粘膜や皮膚の強化、糖尿病、黄疸、慢性肝炎等の滋養食として優れて居ます。
 <食べ合わせ>
 骨や歯を丈夫にするには、カルシウムを多く含む小松菜と食べ合わせるが、其のカルシウムの消化吸収を助けるビタミンDの多い物を加えれば最高です。具体的には糖代謝を調節するルチンを多く含むとまとや、カルシウムが豊富な小松菜が有効です。
 <食べ方>
 最も美味しい季節は、丸々と太り脂が乗って居る夏です。取り分け卵を抱えて居る雌は、味、栄養共最高です。
 養殖物や専門店で泥吐きして売って居る物なら大丈夫ですが、普通の泥鰌は泥臭いので2〜3日間は真水に放して、泥を良く吐かせてから調理する。
 <薬効>
 泥鰌のヌルヌルは、糖分と蛋白質が結び付いたムチンと言われる物質です。ムチンは蛋白質の消化吸収を促進し、無駄無く活用させる成分です。昔から夏バテに対するスタミナ食として、鰻と共に珍重されて来たのも此の為です。夏のスタミナ食としては鰻因りも優れて居る。尿の出が悪い時や、二日酔い、神経の安定等にも効果が有る。
 <泥鰌の唐揚げ>
 1.材料(2人分)
 泥鰌150g、獅子唐4個、小麦粉大匙11/2杯、檸檬1/4個、酒適宜、揚げ油適宜。
  @.大根卸大匙2杯、一味唐辛子少々。
 2.作り方
 @泥鰌は水を2〜3回替えながら洗い、酒を振り掛けて静かに成る迄置く。
 泥鰌の水気を拭き取り、小麦粉を薄く付ける。
 A獅子唐は切れ目を入れて中温の油で揚げ、油の温度を上げて泥鰌をカラッと揚げる。
 BAを器に盛り、@.と櫛形に切った檸檬を添える。

 鰻 ウナギ科の硬骨魚。
 <栄養素・効用>

 鰻は夏場の栄養の宝庫です。身体に抵抗力を付けるビタミンAや、疲労回復に役立ち、成長を促進するビタミンB群、老化を防ぐビタミンE、蛋白質、脂質等がたっぷりで、カルシウム等のミネラル分の含有量も申し分無い。特に、鰻のビタミンAは野菜に含まれるカロチンとは違い、「レリノール」と言い、100%吸収される。成人病を予防する、DHA(ドコサヘキサエン酸)やIPA(イコサペンタエン酸)等の、多価不飽和脂肪酸も豊富です。
 <食べ合わせ>
 鰻には内臓を温める作用が有ります。子供や虚弱体質の人には其れが効果的に働きますが、血圧の高い人や糖尿病の人には不利益に成る場合が有ります。其の様な人には胡瓜やとまと等、身体を冷やす野菜類を食べ合わせれば良い。顔色が悪く、体力も無い人は、更に、活力を付けてくれる山芋や大蒜との食べ合わせも良く、風邪等で体力が落ちた時には蓮根との組合せが良い。大切なのは、体質や其の時の身体の状態を考慮する事です。
 <食べ方>
 鰻は蒲焼きや白焼きで食べます。頭や骨は焼いて食べればカルシウム補強に成り、背鰭や肝も食べられます。山椒を掛けるのは、健胃作用と抗酸化作用が有るからです。
 <土用の鰻>
 夏バテを解消すると言われますが、此には根拠が有ります。夏に獲れる鰻は脂質の含有量が多く、ビタミンAの吸収を一層助けるからです。然し、其の脂質が災いして、一時的な下痢を引き起こす事も有ります。胃弱の人は控え目に食べる様にする。

 <鰻炒飯>
 1.材料(2人分)
 鰻の蒲焼き1/3串、胡瓜1/2本、長葱1/2本、生姜1/2掛け、御飯茶碗3杯、菜種油大匙1/2杯、サラダ油大匙1/2杯、塩適宜、木綿豆腐1/2丁、粉山椒適宜。
  @.酒小匙2杯、醤油少々、塩少々。
 2.作り方
 @薄切りにした胡瓜は塩揉みにして水気を絞り、鰻は1p角に切る。
 A豆腐は水切りして、手で砕いて置く。
 B菜種油大匙1/2杯を熱し、Aの豆腐を水気が無く成る迄炒めて取り出す。
 Bサラダ油大匙1/2杯を足し、微塵切りにした長葱と生姜を炒め、御飯、@、Bを加え、@.で味を調える。皿に盛り、粉山椒を振る。

 梅 バラ科サクラ属の落葉高木。
 <栄養素・効用>
 梅の効用は、其の栄養価因りも45%を占める有機酸に有ります。「梅は三毒を断ち、其の日の難を逃れる」とは昔から言われる所ですが、三毒とは「水の毒、血の毒、食べ物の毒」です。詰まり、常食して居れば病気に成ら無いとの言い伝えです。
 梅には強力な抗菌・整腸作用が有り、便秘、下痢、嘔吐、食欲不振等に効果が有ります。又、糖質や、脂肪酸の代謝を促進する為、疲労物質で有る乳酸を分解し、夏バテを含む疲労回復に優れた効果を発揮します。
 <食べ合わせ>
 他の食物との食べ合わせは主に梅干しを使います。疲労回復の成分を多く含む物が適して居ます。又、有機酸の働きを高める為には、納豆や茸類等消化・吸収の良い食品と合わせます。
 <食べ方>
 青梅には青酸配糖体と言う軽い中毒症状を引き起こす成分が存在し、其の儘では害が有る為様々な工夫が成されて来ました。最も一般的なのが赤紫蘇を加えて塩漬けにした梅干しで、他に焼酎に漬けた梅酒、炙って干した烏梅、果肉を捏ねて寝かせた酸梅湯、擦った果肉汁を弱火で煮込んだ梅肉エキス等が有ります。
 <薬効>
 梅干しの有機酸の中でも最も注目されるのはクエン酸です。古い物程塩が枯れ、味が良く成り、クエン酸の働きも大きく成って来ます。
 梅肉エキスでは梅干しの抗菌作用が更に倍加され、赤痢菌、チフス菌、ブドウ球菌、更には、病原性大腸菌等の成長を止める効果が有る。
 <梅入り秋刀魚のロールフライ>
 1.材料(2人分)
 秋刀魚2尾、梅干し2個、青紫蘇4枚、ピーマン1個、萌やし50g、サラダ油小匙1杯、塩少々、胡椒少々、檸檬1/4個、揚げ油適宜。
  @.醤油小匙2杯、味醂小匙2杯。
  A.小麦粉完全粉適宜、パン粉適宜。
 2.作り方
 @秋刀魚は腹側から開いて水洗いし、中骨と腹身を除いて横2つに切り、@.を振り掛けて置く。
 A@の汁気を拭き、千切った梅干しと青紫蘇を乗せ、巻いて楊枝で止める。A.を順番に付け、高温の油で揚げる。
 B薄切りにしたピーマンと萌やしは、塩、胡椒でソテーし、檸檬は櫛形に切り、フライに添える。

 「身体の浄化と回復」のビームライトバーコードと同時に使用されると効果的です。
 夏バテ改善のビームライトバーコード(1999.8.3.UP)

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 7月27日
 時間を加速する
 武道では相手の動きがスローモーションの様に見えると、相手の動きを見切れるのだが・・・・・・と誰でも思うもの。運動選手も同じ様な事が言える。又、短距離走の選手等は他人因り速く走らなければ成ら無い。そんな時に他人因り自分の時間が速ければ・・・・・・誰でも考える。そんな可能性を作るビームライトバーコードです。

 「身体の浄化と回復」のビームライトバーコードと同時に使用されると効果的です。
 時間加速のビームライトバーコード(1999.7.27.UP)

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 7月26日
 柔軟な身体
 特に武道やスポーツでは柔軟な身体を要求する。動きも技も柔軟な身体の方が有利だからだ、又、怪我もし難い。
 酢を飲むと身体が柔らかく成ると言うが、確かに酢を摂ると身体の中でクエン酸が出来る。筋肉の中に発生した乳酸は筋肉の血液循環を阻害するから筋肉が硬化する。筋肉痛の時を思い出せば身体が固い事が良く解るで有ろう。クエン酸は其の乳酸を中和する働きが有るので柔らかく成る傾向には有ります。
 本当は、血液が綺麗に成る食物を摂って、蛋白質を補充しながら運動をする。勿論、関節の可動範囲一杯に動かす事を忘れては成ら無い。

 「身体の浄化と回復」のビームライトバーコードと同時に使用されると効果的です。
 柔軟向上のビームライトバーコード(1999.7.26.UP)

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 7月25日
 打撲
 酷い時には骨折等をする時も有る。原則は受傷直後は炎症が治まる迄冷やす。其の後は里芋パスタを施す。聖士會館では独自の湿布が有る。
 打撲した時に水分を多く摂取すると炎症が加速する。傷が有る場合は、里芋を食べると傷が綺麗に治り難い。

 「身体の浄化と回復」のビームライトバーコードと同時に使用されると効果的です。
 打撲のビームライトバーコード(1999.7.25.UP)

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 7月24日
 現代人の食生活
 病人の多くの食生活は過食、ストレスで有る。食生活の三原則(食べる、動く、寝る)のバランスが狂って居る。働き続けて、身体に無理をして、時間が取れた時には少し休めば良いのだが・・・・・・。
 忙しい生活を続けて居ると、ゆったりするのは恐怖感を感じる様に成る。仕事以外でも何かと用事を作って動き続ける。休まる事が無い。本来、動くペースは遅く成るのだが、若さや気力で補ったり、残業で補う。そして、弱った身体に毒に成る物を摂り、其れを刺激剤とする。考えて見ても真面では無い。気を紛らわせるのに、欲の1番目の食欲に走ったりする。「食べて居る時が一番幸せ!」等と言う。其れしか楽しいと思える事が無く成って仕舞うので有ろう。身体は外的刺激に因って疲労する。当然食事をする事に因っても疲労する。四六時中食べて居る人は非常に疲れる物で有る。忙しい時には食事の回数を減らし、良く噛む事に因ってどんどん細かくして陽性(力)にして遣ると身体の疲労を軽減し、又、力を生む。又、食べる事に重点を置いては行け無い。排出する事を考え無ければ、溜まって仕舞うばかりで有る。溜め込むと言う事は、身体に老廃産物を溜め込むだけでは無く、同調して居る心も悪想念を溜め込む。そして、心身にストレスが溜まる訳だ。
 食事だけの指導でも、運動だけの指導でも、「貴方は疲れて居るのだから良く寝なさい」と言う指導でも基本で有る三原則のバランスが取れて居無いと愁訴は消滅し無い。加えて、食品添加物、環境汚染、ストレス等で身体を攻め続けて居る訳だから、疲労感が続き、自律神経失調症を招き、気付いた時には「もう手遅れです」と言う言葉が裁判官の言う「貴方は死刑です」と言われたのと同じ意味に成る。
 どうして其の様に成ったのか?自分を見失って仕舞って居る訳で有る。結局は、心も頭脳も失って唯働くだけの労働者階層でロボットの様に、表情の無い顔をして働くだけで有る。心も頭脳も無い此の様な者が「嗚呼せい、斯うせい」と言っても誰も耳を傾け無いし相手にし無い。虚しさが残るだけで有る。

 牛乳
 牛乳の短所を15年位前に世に発表したが全く受け入れられなかった。再度言うが乳製品は短所の方が多い!
 牛乳は、牛の乳汁で有る。普通、乳牛として改良された牛の乳腺から搾り取る。乳牛の泌乳期間は分娩後約1年間で、其の間に約500sの乳を出す。乳量は分娩後1ヶ月頃が最高と成る。分娩後1週間以内に分泌された物を初乳と言い、其れから後の物を常乳と言って区別する。搾り取っただけで殺菌して居無い物は生乳と言う。
 我が国には、飛鳥時代に知聡と言う百済からの渡来人が、牛の搾乳法を大和人に教えたと言われて居る。約1,400年前の事で有る。そして、奈良時代には、貴族の間で羊乳も飲まれて居たと言う。奈良時代には、バターやヨーグルトの様な物も用いられて居た。「牛乳一斗を煎じ蘇一升を得」と「延喜式」に記録が有る。蘇とは酥共書く。酥と共に作られた物に「酪」が有る。酪とはバターに当たると考えられるが、ヨーグルトの様な物と言う説も有る。酥や酪と共に古典に出て来るのは醍醐で有るが、釈迦が醍醐を飲んで悟りを開いた話は有名で有る。此の醍醐とは、乳酸飲料で現在のヨーグルトでは無いかと考えられて居る。牛乳を精製して作った純粋最上の物を醍醐と言う。濃厚な甘味が有り、昔は薬として用いられて居た。
 教語で五味と言う言葉が有るが、此は牛乳を精製する過程で、順次生じる五段階の味、乳味、酪味、生酥味、熟酥味、醍醐味を言う。即ち、醍醐味とは最高の味、そして、其処から、仏教語では「最上の教え」と言う事に成った。
 患者を観察すると、痴呆患者は乳製品を多く窃取して居る。初期なら乳製品を止め玄米正食に切り替え簡単な学習をすると痴呆が治る傾向に有る。癌患者を含む多くの患者は乳製品を止めると治る可能性が高く成る。アレルギー患者には乳製品の摂取を完璧に止めないと治らない。乳製品の摂取を止めると学生は成績が向上する。空手道の稽古生に乳製品の摂取を止めさせると技の覚えが速くなり、脇が締まり隙が無くなり、怪我が極端に減る(特に捻挫と骨折が減る)し治りが速く成る。
 長所
 @牛乳(一般的には乳類)には、良質の蛋白質と脂質、及び、乳糖が豊富に存在する。哺乳動物は母乳に因って何日間〜何ヶ月間は生存し、然も、成長する訳で有る。吸収も良い。
 A牛乳には、ビタミン類、ミネラル類も「牛の赤ちゃんに必要なだけ」含まれて居る。特に、脂溶性ビタミンA・D・E、カルシウム、カリウム、マグネシウム、燐が多い。此等は、蛋白質や脂質、そして、乳糖に付いても言える事だが、「地球上に棲息する約5,000種の哺乳動物其其に最適な濃度で含有して居る物」と考えられる。
 B乳類に含まれて居る乳糖は、カロリー源に留まらず、鉄の吸収を良くする。
 C乳類は噛ま無くても良いので、歯の無い人には良い栄養源に成る。但し、噛む事の効用は享受出来無いし腸は弱る。
 D「本草綱目」には「牛乳粥は体力の回復に有効で有る」と有る。
 E牛乳に大蒜を入れて煮ると冷えに効く。
 F眠られない時に牛乳を温めて飲むと、頭が呆けるので眠りを誘う。
 短所
 @カルシウム不足で発症する骨粗鬆症には、牛乳は最高の供給源だと言って宣伝されて居る。確かに牛乳のカルシウムは吸収も良いが燐が多い為に、牛乳を飲むと人体では逆にカルシウムを体外に排出させて仕舞い、カルシウムの蓄積量の低下と共に共存して居る蛋白質も体外に排出させて仕舞う事に成る。牛乳と言う物は「牛の赤ちゃんに必要なだけ、そして、牛の赤ちゃんに最適な栄養を最適な濃度で含有して居る物」で有り、人間と牛とは似ても似付か無い。牛乳を飲み続けると、限り無く牛に近付いて行く、頭脳も、肉体も。何故ならば、乳は血だから、DNAの移動が一番起こる。其れは、肉因りも乳の方が直ぐに効果(DNAの移動)が出るし、一番身体に溶け込み易い。又、牛乳を加工した物は、もっと身体に吸収され易い。結果、知能指数(牛の頭脳に近付く為)は低下し、身体は大きく成る。子供の時からズーッと飲み続けて居れば、確かに牛に近付いて行くので、草ばかり食べ続ければ、骨も筋肉も牛並に成るが・・・・・・。然し、草だけ食べて居る人は先ず居無い。肉食と同じ様に、害だけ残る。
 学力が落ちる。乳製品が好きな人に異常に呆けが多いし、呆けた人に乳製品を摂取させると呆けを加速する。
 A牛乳には中性脂肪が多い。カロリーの52%は脂肪に因る。動物性脂肪摂取制限を叫ぶ一方で、カルシウムが多量に含まれて居り、骨には良いと言う理由から牛乳を勧めるには矛盾が有る。中性脂肪の過剰摂取は、乳癌、子宮体癌、大腸癌、膵臓癌、腎臓癌、膀胱癌、前立腺癌、白血病に成り易い。
 B牛乳は食物アレルギーの原因に成る。特に子供の場合には、卵、大豆と共に三大原因食品の筆頭に挙げられる。牛乳が良いからと言って、母胎が妊娠中、授乳中に牛乳を過飲した子供に多い。此の場合、牛肉製品も悪い。酷い場合は、牛乳除去食として牛肉を食べ無い様にしないとアレルギーは治ら無い。
 C牛の赤ちゃんは人間の赤ちゃん因りも遙かに成長が早い。其れに見合う様に、牛乳には成長を早める働きが有る。蛋白質は、人乳の2.8倍、ミネラルは2.4倍と人乳に比べ多い。
 牛の骨は人の骨因り太く、尾が有り、角迄生やして居る。牛乳に燐やカルシウムが多いのは其の為で有る。従って、人間の赤ちゃんが牛乳を其の儘飲むと栄養過剰で下痢を起こす。
 又、常に草を食べ続けて居る牛は、生体の新陳代謝が早い。肉食と同様、牛乳を沢山飲む人は過食に成る。牛を埋葬すると、骨迄土に還るのが早いのは其の為で有る。言い換えれば、常に栄養を補給しないと、生体が分解して行って仕舞う訳で有る。
 D牛乳食では性欲が付か無い。牛乳は大人の飲み物では無いからで有る。寧ろ飲めば飲む程性欲を減退させる?
 E牛乳には亜鉛が少無い。其の為、人工栄養児には屡々成長が遅れ、皮膚病に罹り易いと言う亜鉛不足症状が認められる。亜鉛の不足は味覚異常も起こすと共に、不妊や前立腺肥大の原因にも成る。人体では亜鉛は精子、前立腺、そして、卵子に特に多い。
 F牛乳には鉄や銅が少無く、牛乳で育てられて居る乳児には貧血が見られる。
 G乳汁には乳糖が含まれて居るが、此を分解する酵素が腸液に欠けて居る人が居る。此の様な人は乳糖を吸収出来無い。乳糖吸収不全症候群(乳糖不耐症)と言う。日本人の10%に見られる。即ち、牛乳を飲むと腹が張る、ガスが出易い、腹痛が有り下痢をする。此を利用して下剤代わりに飲む人が居るが、愚かな人で有る。わざわざエネルギーを作製源で有る腸を病気にさせ無くても他に方法は沢山有る。特に、繊維質の物を沢山摂る様に心掛ければ、腸を活性化し、掃除もしてくれ、便秘も治ると言う一石二鳥なのだが。
 H牛乳の化学的素成は、牛の品種、年齢、泌乳期、搾乳法、乳房の位置、季節、飼料(放牧)地、発育、疾患等に因って大きく変化する。又、搾乳後の殺菌法に因って、味もアレルギーを起こす強さも異成る。
 I癌患者に乳製品を摂取させると癌が加速的に大きく成る。ヨーグルトを常食常飲して居る女性に子宮癌と乳房癌が異常に多い。性ホルモン異常を起こさせるからだ。又、乳製品を好む人に癌患者が異常に多い。

 ヨーグルト
 ブルガリアのスモリヤン地方には100歳以上の人が大勢居て、其の人達は毎食後にヨーグルトをたっぷり食べて居る。此で「ヨーグルトは長寿食品」として一躍有名に成った。ヨーグルトにはコレステロール値を下げる因子が有り、動脈硬化や高血圧の予防に役立つ、又、癌抑制効果も有ると言う動物実験も進んで居る・・・・・・と世間では言われるが、実際には、乳製品は日本人の身体には合わ無い。欧米人や放牧民族の様に何世代も乳製品を摂り続けて居る肉食人種には合うのかも知れ無い。又、ブルガリアのヨーグルトは日本で食べるヨーグルトとは似ても似付か無い程に甘く無い。違うので有る。日本人は農耕民族で有る。腸が違う。乳製品は腸を爛れさせる。又、85%の人には乳製品を溶かす酵素を持ち合わせて居無い。害を受ける割合の方が多い。実際、ヨーグルトを沢山食べる人には子宮癌が多い。子宮癌の後に転移するのは乳房癌。血液、細胞、下腹部の病気を患い易い。又、乳製品を摂るとカルシウムを失うし、頭脳の回転が低下する。
 然し、世間での評価は、吸収の良い蛋白質とカルシウムが多く含まれ、ビタミンB群に富んで居る。又、乳酸菌の働きに因り、腸内の腐敗菌(悪玉菌)の発育を抑え、有効菌(善玉菌)を活発にさせてビタミン合成を促進させる・・・・・・等と言う。然し、実際には燐を多く含んだカルシウムは、例え蛋白質を多く含んで居たとしても、身体にはカルシウムが定着し無いから、其の後に定着する筈の蛋白質は定着し無い。又、乳酸菌も漬け物等から摂る物で、乳製品から摂る乳酸菌は腸内で活躍する有効菌とは種類が違い、腐敗菌に変わる要素を持ち合わせて居る。整腸作用で体調を整え(体内の栄養が其の儘腸で吸収される)、便通も良く成ると言うが、実際、ヨーグルトの様な加工食品は吸収され易いが、反面、腸壁が伸びて仕舞うので、他の食物を消化吸収し難く成り、下痢状態に追い込んで仕舞う為に便通が良く成るので有る。

 
 脳は旧字で腦と書く。旁は髪の毛の生えた頭を表して居る。ノウと発音するのは呉音で、漢音はダウ。現在の中国読音はナオ。勿論、脳味噌の事だが、頭の働きをも意味し、「脳が強い」とか「脳が弱い」と用居る。頭脳共言い、骨の中心部を表す髄と共に脳髄共使う。脳には、又、エッセンス(物事の本質。精髄。)と言う意味が有る。例えば、「障脳」と言う様に用居られて居る。
 脳は中国や日本では、昔、骨髄の一種と考えられて居た。そして、西洋の思想程に重要視されて居無かったと考えられる事実が多い。唯、中国の古書にも脳の事を泥丸宮と呼び、神を蔵するの府成りと説かれて居る物も有り、脳が神経の座で有ると言う考えが無かった訳でも無い。泥丸宮とは泥の様に柔らかくて丸い構造物の意で有ろう。実際、脳は人間の他の臓器因り、普通でも柔らかいが、死んで時間が経つと自己融解してドロドロに成るのが早い。
 江戸時代は、中国の陰陽五行説が日本人の生活に大きな影響を与えて居た時代で有った。其の為に世間では、神は心に宿り、魂は肝に、精は腎に、魄は肺に、志は脾に宿ると言われ、精神作用は五臓の成せる業と説かれて居た。其処へ、西洋の神経学が入って来た。此は当時の日本人には大きな驚異で有り、ショックで有った。其れと同時に、勿論其の考えが直ぐに受け入られ無かった学者も多数居たに違い無い。事実、現代でも陰陽説を固執して譲ら無い考え方の者も少無く無いので有る。此の様に日本の神経学は、精々此処2,000年の歴史を持って居るに過ぎ無いが、西洋の神経学は、紀元前6世紀のギリシャのピタゴラス派のアルクマイオンを鼻祖とすると言われて居て、二千数百年の歴史の中に育まれて居る。例えば、プラトン(紀元前427年〜347年)は精神作用を三分して、食欲や栄養を司る植物的な精神は腹部と骨盤に有り、動物的で体熱を司る生命力の精神は、胸部に宿り、そして、既に最高の人間的な理性の精神は頭の中に有ると説いて居る。此の様に西洋では古くから理知の場を脳と考えられて居たので有る。勿論、現代も此を否定する根拠は何も無い。然し、当時既に脳と脊髄が続いて1つの器官を形成して居る事も知られて居た。今日的には、此の脳と脊髄を纏めて中枢神経と言う。そして、神経細胞と其れを取り巻くグリア細胞と言う特殊な細胞が集中的に集まった臓器で有る事が解って居る。此の様に、脳は神経の座、理性の座なのだが、其の脳が造り出し、其の脳の機能を幾つか代行する物にコンピューターが有る。
 両生類(蛙、守宮等)や爬虫類(蛇、蜥蜴等)の脳では、終脳は発達して居らず、中脳と間脳と言われる所、即ち、極めて古い原始的な構造と機能を持った脳が表面に著しく突き出して居る。次いで、針鼠の様な原始的では有るが、哺乳類に成ると終脳が可成り発達して来る。更に、原猿類の眼鏡猿や狐猿等に成ると、終脳が因り発達し、間脳や中脳を完全に覆う所迄大きく成って居る。此の様に、動物が高等に成るに連れて脳の系統的発生の本質は、取り分け終脳が大きく成る事と、其の終脳に最高の所謂統合機能が出て来る事で有る。此の過程を終脳化と言う。此には、生物進化の過程上、幾百万年、幾千万年も掛かった。
 終脳は、英語ではエンドブレインと言う。脳の前の方に位置して居り、間脳を合わせて前脳と言われる。そう言う分類からすると、一応、脳は前脳、中脳、後脳と言う分け方をする事が出来る。即ち、終脳は発生学的にも一番後に出来た所で、脳の前方に突出して居る部分を言うので有る。そして、終脳は、形の上では、人の脳で一番著明だが、ほぼ球を半分に切った形をして居り、其れが為に大脳半球とか終脳半球と言われて居る。
 大脳半球は左右両側に在り、其の間に横たわって居る脳を間脳と言う。此因り中脳、後脳、延髄と続く。延髄とは勿論、随が伸びた(長く成った)と言う意味で有る。更に、脊髄と成って背骨内に入る。此の様に、人の脳には極めて古い原始的な構造を持った要素が未だ残って居る。人の脳は、此と、新しく高度に分化した構造とが絡み合って構成され、機能が複雑に発揮される様に成った物だと言う事が出来る。
 人間の身体の中で、体重比にすると、脳は約2パーセントを占め、骨や筋肉を除けば肝臓と共に最大の臓器で有るが、個人的に見れば、矢張り差が有る。頭の善し悪しは、一概に脳の軽重で論じる訳には行か無いが、軽い方には限度が有り、1,000g以下の者は、必ず知恵遅れに成る。そして、小頭症の人には決して頭が良いと思われる者は居無い。唯、1,500gも在る人で平々凡々と人生を送って居る人も少無く無い。頭の善し悪しは、脳細胞の数で有る。同じ容積の頭蓋腔内ならば脳細胞が小さければ多数入る。脳細胞の数は、母親の妊娠以前と妊娠時の食物の質と大きな関係が有る。糖質の多い高カロリー食事を母親が摂ると、生まれた子供の頭は重いが、細胞も大きく、知能は低い。反対に、植物性蛋白質の多い食事を摂った母親から生まれた子供の脳細胞の数は多く、条件反射を修得する能力に優れ、賢い。又、人間では、妊娠6ヶ月以内に脳細胞の大半が出来上がるので、其の期間に於ける母体の栄養は特に重要な意味が有る。其の事は、脳に将来重要な障害を与える様な化学物質に因る障害や物理的(機械的)影響が此の時期に出易いと言う点からも知能と食物の間には重要な関係が有る。

 カリウム
 カリウムはエネルギーを作り出す時に必要なミネラル。其処で、不足すると、エネルギーの利用が悪く成り、筋肉が疲労して働きが悪く成り、筋肉が疲労して動きが鈍く成る。又、腸や心臓の動きが悪く成り、不整脈を起こす。味覚の低下や喉の渇き等もカリウム不足で起こる症状で有る。
 ナトリウムと一緒に働いて居て、身体の水分のバランスを調整し、心拍のリズムを正常に保つ(カリウムは細胞の内部で働き、ナトリウムは細胞の外部で働き、其其の濃度を調節して居る)。ナトリウムとカリウムのバランスが壊れると、神経と筋肉の機能が損なわれる。低血糖症や長期間に渡る断食、激しい下痢はカリウムを失わせる。RDAは定められて居無いが、健康な成人の場合一日当たり1,600〜2,000rの摂取で十分と考えられて居る。精神的、肉体的ストレスはカリウムの欠乏を招く。
 カリウムは細胞の内側の濃度を調節して居るが、此が増えると血圧が下がる。反対にナトリウムが増えると、血圧は上がる。詰まり、カリウムとナトリウムのバランスに因って、身体の血圧は保たれて居る。其処で、血圧を下げたい時にはカリウムを多く摂る。又、バランスが崩れると、神経と筋肉の機能も損なわれる事に成る。
 コーヒーを沢山飲む人で疲労と戦って居る場合、其の疲労はコーヒーに因って体内のカリウムが失われて居る事から来て居ると思って良い。
 酒を沢山飲む人、甘い物に目の無い人は、体内のカリウムの量が少無く成って居る事を肝に銘じて置く事。
 甘い物が好きな人は、糖分もカリウムを消費する事を知って置くべきで有る。
 血糖値の低い人は、排尿が少無い時でもカリウムを失って居る可能性が大きい。そして、利尿剤を使った場合は、更に多くのカリウムを失う事に成る。食事に気を付けて、緑黄野菜を多く食べる様にし、マグネシウムを十分に摂ってミネラルバランスを取り戻す必要が有る。
 低炭水化物食で減量して居る人は、減って居るのは体重だけで無く、体内のカリウムも減って居る点に注意するべきだ。反射が鈍く成ったり、無力感を覚えたりしたらカリウムが欠乏して居る。此は、カリウムの脳に酵素を運ぶ作用が悪く成り、頭脳を明晰に保つ働きが鈍るからです。
 日常食べて居る食品の多くに含まれて居るカリウムですが、不足も屡々起こりがち。料理の煮汁に流れ出て仕舞う事が有るからで有る。又、ナトリウムの摂り過ぎに因ってもカリウムの不足は起こる。ストレスに因ってナトリウムが増えると、自然にカリウムが減少する。
 <効果>
 @脳に酸素を送り、思考を明晰にさせる。
 A体内の老廃物の除去を助ける。
 B血圧を下げる助けをする。
 Cアレルギーの治療に役立つ。
 <欠乏症>
 筋肉の疲労、腸や心臓の働きが悪く成る、不整脈、味覚の低下、喉の渇き、浮腫、低血糖症。
 <沢山含んで居る自然の食品>
 菠薐草、ブロッコリー、山芋、大豆、パセリ、柑橘類、カンタールプメロン、とまと、芹、全ての緑黄野菜、ミントの葉、向日葵の種、バナナ、爪哇薯、ミルクや乳製品。
 <毒性>
 アルコール、コーヒー、砂糖、利尿剤。

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 7月20日
 筋肉痛
 肩凝りや筋肉痛は疲労物質が溜まって居る証拠。乳酸が中和されなかったと言う結果です。運動を行った後に筋肉痛が起き易い所を冷やして遣ると血行を促進するので次の日の筋肉痛は起こり難い。又、クエン酸の多い食物を摂取して於けば良い。
 筋肉痛や凝りが起きて仕舞ったら、今度は、筋肉痛や凝り、痛みが酷い部分を温めて代謝を活発にして遣る。又は、湿布を貼る、里芋パスタで疲労物質を吸い取る。
 里芋 サトイモ科の一年生作物。
 <栄養素・効用>
 ビタミンB1・B2・Cの他、蛋白質やカルシウム、カリウム、食物繊維等が豊富に含まれて居る。里芋特有の滑りはムチンやガラクタン等で、ムチンは蛋白質の消化吸収を高め、胃腸の働きを強化する。ガラクタンは癌細胞の増殖を抑えると共に、脳細胞を活性化させ老化や惚けを防ぐ。此等の成分の相互作用で血液や体液の循環を高め、体内毒素を分解・排泄してくれ、筋肉疲労や腫瘍に効果を発揮する。
 <食べ合わせ>
 里芋に含まれる毒素排泄作用に、消炎作用の強い成分を含む春菊等を加えれば、筋肉痛に因り一層の効果を発揮する。更に血行を促す成分を多く含む生姜を加えれば、言う事は有りません。長葱や春菊の様な精油成分や芳香成分の多い物も最適です。
 <食べ方>
 普段、煮物にして食べる事が多く成りますが、煮過ぎると有効成分で有る滑りが失われて仕舞う事が有ります。又、余り多くは無いが、合わせ煮した、他の食物の成分に因ってもムチンやガラクタンが破壊される事も有る。但し、里芋を水茹でしてから調理に加えれば、其の心配も無い。
 <薬効>
 茎を干した芋茎は、カルシウム、カリウム、鉄分が多く、成人病や貧血に効果的です。
 打ち身や捻挫、吸い出しに里芋湿布は大きな効果を上げる。
 <里芋と長葱の煮物>
 1.材料(2人分)
  里芋6個、長葱1本、柚胡椒適宜。
  @.椎茸昆布出し11/2カップ、酒大匙2杯、薄口醤油大匙1杯、味醂大匙1/2杯
  生姜汁小匙1杯。
 2.作り方
  @里芋は皮を剥いて食べ易い大きさに切り、長葱は4p長さに切る。
  A里芋を@.で柔らかく成る迄煮、長葱を加えて一煮する。
  BAを器に盛り、好みで柚胡椒を振る。

 唐辛子風呂
 薬効=筋肉痛、神経痛、肩凝り。
 辛み成分のカプサイシン、色素成分のカプサンチンやルチンに、血液の循環促進と鎮痛作用が有る。筋肉痛、神経痛にも効果が有る。
 作り方
 唐辛子5〜10本を刻んで布袋に入れ、水から風呂に入れ沸かす。ゆっくり時間を掛けて入るのが骨で、血行が良く成り、筋肉も解れ、肩凝りも解消する。

 夏蜜柑皮の風呂
 薬効=神経痛、筋肉痛。
 皮の成分に精油のαリモネンが含まれ、風呂に入れると毛細血管が広がり、神経痛、筋肉痛が和らぐ。
 作り方
 皮2〜3個分を良く洗って陰干しにし、乾燥させ、其れを適当に千切って布袋に入れ、風呂には水から入れ沸かす。
 湯は温めにして、ゆっくり浸かる事で痛みを解して行く。痛い所は布袋でマッサージする。

 芹湯
 薬効=神経的疲労の肩凝り、筋肉疲労、筋肉痛、風邪の引き始め。
 神経的な疲労から来る肩凝りには、香り効果で気持ちを和らげ、緊張を解してくれる。
 作り方
 芹数本を良く洗って、陰干しにして乾燥させる。ガーゼか目の粗い布袋に詰めて、水から入れて風呂を沸かす。筋肉の疲れや痛み、風邪の引き始め等にも効果が有る。

 芹の煎じ液の作り方
 薬効=高血圧予防、整腸、腰痛、筋肉痛。
 芳香成分には、食欲を増進させ、体力を調える薬効が有る。又、含まれて居るクエルセチンは高血圧予防に、食物繊維は腸を調える効果を持って居る。更にビタミンA・C、カルシウムが含まれて居るので、腰痛や筋肉痛に効用が有る。
 作り方
 乾燥した芹を使うので、自家製の物を作る場合には、春から夏に掛けて採取する。採取出来無い時には野菜の芹で代用する。
 何れも風通しの良い所で乾燥させた、乾燥芹50g程を水600tで半量に成る迄煎じる。此を一日分として3回に分けて飲む。

 玉葱湿布の作り方
 薬効=筋肉痛。
 筋肉痛の痛みは炎症を起こして居るので、湿布に因って冷やして鎮める。
 <作り方>
 玉葱半個、大根5p、生姜1片を全部擂り卸す。其の儘ガーゼに伸ばして痛む所に湿布する。水分が多い様でしたら、小麦粉を少々加え、貼り易くする。乾いたら取り替える。

 梅酒湿布の作り方
 薬効=腰痛、筋肉痛。
 梅に含まれて居る有機酸やビタミン類、ミネラルが浸出した梅酒の湿布は、腰痛や筋肉痛に効用が有る。
 作り方
 梅酒をタオルに浸し、痛い部分に湿布する。湿布は一日に数回行う。

 松
 マツ科
 花言葉=慈悲。
 別名=女松、赤松、黒松。
 薬効=胃弱、息切れ、動悸、動脈硬化、歯痛、口臭、胃腸病、高血圧症、中風の予防、心臓病、心筋梗塞、喘息、糖尿病、不眠症、強心、神経痛、リューマチ、肩凝り、筋肉痛、腫れ物の吸い出し、皹。
 薬用部分=松葉、松脂。
 採取時期=春、適時。
 調製法=生。
 成分=葉緑素、ビタミンA・C・K・P、カルシウム、グリコキシン、鉄、アルファ、ガンマービネン等が含まれて居る。
 ビタミンPは、ビタミンCを組み合わさると、血管の壁を強化する作用が有る。グリコキシンは血糖降下作用や体内の老廃物排出作用が有る。
 用法
 胃弱、息切れ、動悸、動脈硬化、歯痛、口臭=@葉を4〜5本噛み締め、滲み出る汁を飲む。
 A葉を刻み、鍋で煮詰め表面に浮いた油精分を掬い取って飲む。
 胃腸病、高血圧症、中風の予防、心臓病、心筋梗塞、喘息、糖尿病、不眠症=@葉を2〜3cmに切り、20分程蒸してから炒って松葉茶を作り其れを飲む。
 A松葉水を一日3回小さな杯1杯を食間に飲む。
 A松葉エキスを一日3回、3〜5gを飲む。
 強心、神経痛、リューマチ=松脂の粉末を水で飲む。
 肩凝り、筋肉痛、腫れ物の吸い出し=松脂を温め、和紙に薄く伸ばして患部に貼る。
 皹=松脂を熱くして傷口に入れる。
 生活
 「本草綱目」には、「松を服して強壮に成り、歯を固め、目や耳を良くし、久しく服すれば身軽く、不老延年す。中脳に良し」と有る。又、「神叢本草経」には松脂の効用として「瘡(御出来)を治し、五臓(肝、腎、脾、心、肺)の働きを整う」と記されて居る。

 朝顔
 アサガオ科
 花言葉=薄命。
 別名=紅紫花(コウシカ)。
 生薬名=牽牛子(ケンゴシ)。
 薬効=便秘、利尿、浮腫、脚気、急性関節炎、リューマチ、打ち身、捻挫、関節痛、霜焼け、凍傷、虫刺され、蜂刺され。
 薬用部分=種子、花、葉。
 採取時期=9〜10月。
 調製法=日干し。
 成分=種子の主成分は樹脂配糖体と強力な下剤作用が有るファルピチンなので使用量には十分な注意が必要で有る。
 ※花が朝顔に良く似たナス科の園芸物に朝鮮朝顔が有るが、種子にアトビロンが含まれて居るので有毒で有る。一見、胡麻の種子に似て居るが間違っても口に入れ無い事。気違い花とか、狂い茄子(ナスビ)とか言われ、昔から注意されて居る。
 用法
 便秘、利尿、浮腫、脚気、急性関節炎、リューマチ=粉末状にした種子を1回分、ほぼ耳掻き一杯(0.3g)を水で飲む。
 ※効き目が強い為、病後、妊婦は乱用し無い事。
 打ち身、捻挫、筋肉痛=花を一升瓶の中に半分位入れ、35度以上の焼酎を瓶一杯に注ぐ。約半年後、中の花を取り除いて出来上がり。此の液を患部に塗る。痛みが和らいですっきりする。
 霜焼け、凍傷=花盛りの時期に根元から刈り取り、細かく刻んで陰干しにして紙袋に入れて保存する。此を煎じた汁に患部を浸しながらマッサージを5分位繰り返す。此を一日に数回繰り返す。
 虫刺され、蜂刺され=@の葉を良く揉んで塩を少し加えて擦り込む。
 A朝顔油を塗ると即効性が有る。

 蓬
 キク科
 花言葉=幸福。
 別名=モチグサ、ツクロイグサ、喜燃草(ヨモギ)。
 生薬名=艾葉(カイヨウ)熟艾(モグサ)。
 薬効=高血圧症、動脈硬化、胃腸病、下痢、頭頭、神経痛、貧血症、糖尿病、腰痛、筋肉痛、アレルギー、冷え症、関節痛、打ち身、腫れ物、切り傷、血止め、虫刺され、水虫。
 薬用部分=葉、茎。
 採取時期=随時。
 調製法=天日乾燥。
 成分=栄養価が高いアルカリ食品で、精油・ビタミンA・B・B・C・D、渋(タンニン)、ミネラル、カリウム、ナトリウム、カルシウム、マグネシウム、酵素類、葉緑素等が含まれて居る。
 @葉には解熱、利尿作用。
 A渋には収斂、止血作用。
 Bミネラルではカリウムが多く、摂り過ぎた体内のナトリウムを排泄する効果が有り、動脈硬化の予防に成る。浴料として常用すると肌を滑らかにし、美容効果が有る。
 C葉緑素には、ビタミンや潰瘍巣の治療を促す効果が有る。
 特有の芳香はシネオール、ツヨン、セスキテルペン等の精油で、此が病原菌を寄せ付け無い作用をする。
 用法
 高血圧症、動脈硬化、胃腸病、下痢、頭頭、神経痛、貧血症、糖尿病=@蓬茶を作って飲む。
 A蓬青汁を飲む。
 B蓬エキスを飲む。
 腰痛、筋肉痛、アレルギー、冷え症、関節痛、打ち身=蓬風呂に入る。乾燥した蓬を布袋に入れ、浴剤として使う。
 打ち身、腫れ物、切り傷、血止め、虫刺され=生の葉を固い物で良く叩き、柔らかくして、患部を湿布する。乾いたら取り替える。
 水虫=葉を良く揉み、患部に擦り込む。
 料理
 @蓬茶=葉を1cm位に刻み天日乾燥。
 A蓬青汁=葉を良く洗ってジューサーに掛け、杯一杯位を飲む。
 B蓬エキス=葉、茎を刻んで良く煮詰めると黒いエキスが出来上がる。百倍位に薄めて飲む。
 C茹でて灰汁を抜き、暫く水に晒して、胡麻和え、味噌和え等にする。他に、油炒めや佃煮、御飯に混ぜて蓬飯、蓬入り葛餅にする。又、柔らかい葉は、薄く溶いた衣を付けて天麩羅にする。上葉は秋頃迄使える。

 独活
 ウコギ科。旬は秋から春。款独活は10〜1月。春独活は3〜4月。灰汁抜きを忘れては行け無い(酢水に晒して灰汁を抜く)。
 朝鮮人参と同じウコギ科だが、日本古来の野菜。「独りでに良く動く」と言うのが語源だと言う。「独活の大木」は身体ばかり大きく、役に立た無い譬えで、独活に取っては余計な御世話で有ろう。唯、確かに良く育つ。栽培種は早春の物が旬で香りが高い。軽く茹でて、御浸しや和え物に使う。糠漬け、吸物等にも用いる。自生の山独活は、香りが強く、歯触りが良いが、一般に市販されて居るのは栽培種で有る。全国で採れるが、東京独活、中国地方では大山独活等が有名で有る。小さく刻み、灰汁抜きした後、醤油で食べると独特な香りが味わえる。昔から中風や筋肉痛等に薬効が有ると言われる。
 長さが30〜40p以内で、白く艶が有る物を選ぶ。長過ぎる独活は硬くて食べられ無い。色が黒ずんで居たり、赤褐色の斑点が随所に有る物は古いので避ける。保存するには、光を当て無い様に新聞紙に包み、暗い所に置く。出来るだけ冷えた場所に置くのが良い。

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 7月19日
 身体の骨格の変位は頭蓋に現れる。
 身体を正中線で左右に分けて頭蓋を観察すると、身体に愁訴が在る側の、鼻と耳の穴の直径は大きく成り、顎関節は開き、目の直径は大きく成り、口唇、耳介は尾側に下がる。要するに、身体の左右に愁訴が在ると其の部位が腫れ、頭蓋を尾側に引っ張ると言う現象を起こすと考えられる。
 下顎は、顎関節の間隔が大きい側から狭い側に向かって回旋し、間隔が大きい側は腹側尾側方向、狭い側は背側頭側方向に回旋して居る。
 頭蓋の変位を診て、身体の歪みを診ると言う此の診断は、一つの指針に成ると思われる。当然此の頭蓋を調整すれば、身体の歪みも消滅する事に成る。
 身体の中枢機関で有る脳に全身の情報は集まり、又、脳から全身に指令は発せられる。頭蓋と手の反射を診て、次に患部を診る。最後に「一条の光」を成立させる。
 此の様な、微妙な身体からの警告に対しても的確に感じ、小さな光を持って心身共に光輝きたいものだ。「気に発し感に敏成る事」其れは「一条の光」其の物で有る。

 頭痛
 首筋から後頭部に掛けての痛みが酷く成ると頭全体に及び、締め付けられる様に痛み圧迫感が有る。帽子を被って居る様な頭重感から強くズキズキする痛み迄程度は様々で有る。吐き気がしたり、時には嘔吐する事も有る。肩から首に掛けての筋肉が硬直して居り、こめかみや頭部の筋肉も凝り固まって居る。此は精神緊張で肩、首筋、頭部等の筋肉が収縮して血液循環不良(酸欠)に成る結果で有り、筋収縮性頭痛共言う。首肩頭痛で有り、肩首の凝りを解せば解消する頭痛で有る。運動、サウナや風呂に入ったりして汗を掻くのも良い。又、仕事等の息抜き等も必要で有る。
 主に片側に発作的に起こって来るのが偏頭痛で有る。時には、発作の前に目に前触れが来たり、気分が悪いとか、胃の調子が悪く成る等の症状が出る事が有る。少年期や青年期から起こり始め、ストレスが起きた時に発作が起こり易い。頭痛の無い時は全く正常で有る。
 頭痛は、気象条件の変化や中年期以降には老眼等の視力の変化が眼鏡に合わ無くて起こる事も有る。「頭が割れそうに痛い」と急性の疼痛を訴える場合から、「何と無く頭が重い程度」と言った軽い頭痛迄、同じ頭痛と言っても様々で有る。「急性で疼痛」の場合は最も危険性が高く、其の場合は、吐き気を訴えたり、嘔吐したりする。此の場合に良く診られるのが、蜘蛛膜下出血等の頭蓋内部の出血と、緑内障の発作で有る。脳出血や脳血栓(脳軟化)の場合にも頭痛を訴える事も有るが、激しい頭痛は蜘蛛膜下出血の場合が多く、普段から高血圧症や動脈硬化症ならば尚更で有る。事故等で頭を強く打った後に何時間かして症状が出て来る場合も有る。案外多い急性頭痛に、緑内障が有る。特に中年の婦人に多く、激しい頭痛と、時には吐き気を伴う。酷い場合には吐き気を伴う。酷い場合には失明する事が有る。
 頭痛を訴える人が、段々意識障害を起こす様な場合は重大で、脳卒中や脳炎、脳膜炎(髄膜炎)を考え無ければ成ら無い。直ちに生命の危険は無いが、激しい頭痛を訴え、血圧が上昇する物に高血圧性脳症が有る。
 風邪を引いた時に、急に激しい頭痛を訴え熱を伴う事が有るが、此は急性の蓄膿症で有る。膿の溜まり方で偏頭痛の場合も有る。
 発作的に片側の顔面に稲妻のが走る様に痛みが起こり、数秒から数分で発作は治まるが、屡々繰り返す事が有る。三叉神経痛で有る。顔を洗うとか、物を噛む、喋る、風邪に吹かれるとかした事で起こり、痛む側の顔面が真っ赤に成ったり、痙攣したりする事も有る。50〜60代の女性に多く診られる。抗癲癇薬が効く。又、葛根湯が効く事が有る。
 三叉神経痛の様な激しい痛みが続いて居る内に、顔や頭の皮膚に、帯状に赤味を帯びた小さな水膨れ(水疱)が出来る事が有る。ヘルペス(帯状疱疹)で、胸部や腹部にも出来るが、頭や顔に出来ると急性の疼痛の頭痛として出て来る。一種のウイルスに因り起こる病気で、治った後も、皮膚に傷が残ったり、神経痛が残ったりする事が有る。
 漢方では、頭痛に最も良く用いるのが葛根湯で有る。主剤の葛根には、強い解熱作用と軽い発汗作用が有り、首や肩の筋肉の強張りを取り、頭痛も解消させる働きが有る。熱い葛湯に陳生姜の卸し汁を入れて飲むと効果的で有る。
 偏頭痛は、頭の片側だけが特に痛む症状だが、そんな時には、痛む側の鼻孔に大根卸し汁を注ぐか、脱脂綿に浸して詰めて遣ると痛みが取れる事が有る。全体に痛む時は片方ずつ両方に遣る。先ず使って良い薬は五苓散で有る。
 梅干しの種を取り、果肉の方を内側にして蟀谷に貼る。

 頭蓋骨調整 其の二
 愁訴が酷い場合、
 身体の情報は全て頭部に集まる。又、頭蓋骨は身体の歪みを其の儘反射して居る。頭部を頭側から尾側に見て、身体の腹側は後頭骨、左側は右頭頂骨、右側は左頭頂骨、背側は前頭骨に反射して居る。身体の歪みが、前後、左右の何方の方向に歪んで居るかを確認するには、患者の前頭骨と後頭骨、左右の頭頂骨を両手の手掌で挟んで、同時に頭蓋骨を加圧したり、弛めたりして、身体の愁訴が消滅する方向を見付ける。何れかの方法で必ず身体が楽に成るので楽に成る方向に暫く圧縮したり、弛めたり続けて居ると、愁訴は消滅し、身体は温かく成る。次に百会を中心に正中線上を手刀で軽く2〜3回叩き、百会を中心に其の方向に直角に2〜3回叩き愁訴が消滅する方向を確認し、愁訴が消滅する方向に暫く軽く叩き続ける。身体がより温かく成ったら、患者は口を大きく開けて頭側方向を見、施術者は患者の頤を片手の手掌で支え、反対の手の手刀で身体が楽に成る方向に手刀を強めに振り下ろす。最後に百会に中心が重成る様にビームライトアキュムレーターを乗せ、其の中心に萌黄色のビームライトを瞬間照射する。

 頭全体が割れそうな頭痛の治療法
 頭痛の原因は脳の酸欠で有る。どうにも成ら無い酷い頭痛を起こした場合は、地球の極に同調させた方向に仰向けに寝る。頸部の下にアイスパックを支い冷却する。加えて同じ様に腎臓を冷却するのも効果が有る。本来酸欠だから温めなくては行け無いと思われがちだが、全身を温めるならば良いが部分的に温めると痛みが増す。
 頭痛を良く観察して痛みの発生して居る部位を診ると、頸椎の上部から後頭骨を中心に頭蓋骨若しくは其の内部で脳の表面の部分で有る。其処に行く動脈血は、頸椎の横突起の孔の中を上行して環椎の上で直角に折れ曲がってから脳の表面に広がって行く。
 何故頭部が酸欠に成り頭全体が痛く成るかと言えば、脳に必要とする量の動脈血不足か血液中の酸素不足が下記の様な理由に因って起こって居ると言う事で有る。
 @環椎・軸椎・頸椎3番が後方に変位して居る。此の3つの椎骨が何等かの原因に因って後方に変位し、環椎の上で直角に折れ曲がって居る所で血行不良を起こして居る。其の場合は、其の部分が炎症を起こして居る。
 A血液が浄血されて居無く血液中の酸素量が少無い。
 B心送圧が低く頭部へ血液を送る事が出来無い。
 以上に挙げた事が原因で有れば、冷却する事に因って、下記に挙げる効果が有る。
 @炎症を起こした組繊の炎症を鎮める事に因って、圧迫されて居た血管が圧迫され無く成り血液がスムーズに流れる様に成る。
 A冷却された血液は濃度が高く成る為に当然酸素の量も増加する。
 B冷却されれば、交感神経の緊張が高まり其の指令が優位に成り心臓の働きが盛んに成り心送圧が高まる。
 以上の冷却治療に加え、両手両足の後谿=申脈と視床下部にBRテストをして24角と12角のビームライトシールを貼りBRのビームライトを照射し「一条の光」を成立させる。其の後は、頭痛が治まる迄安静にして居れば治る。

 片頭痛の治療法
 頭全体が割れそうな頭痛の治療法で述べた様に、頭痛の原因は脳の酸欠で有る。
 側頭部の何方かに出る片頭痛は、環椎・軸椎・頸椎3番が左右の何方かに変位して居る。特に環椎は患側に変位して居る。此の3つの椎骨が何等かの原因に因って左右に変位し、環椎の上で直角に折れ曲がって居る所で血行不良を起こして居る。其の場合は、其の部分が炎症を起こして居る。
 地球の極に同調させた方向(頭部をN極方向に、足をS極方向に)に仰向けに寝る。頸部の下にアイスパックを支い冷却する。加えて同じ様に腎臓を冷却するのも効果が有る。
 以上の冷却治療に加え、患側又は、主穴が患側従穴が健側の外関=臨泣、両手両足の後谿=申脈と視床下部にBRテストをして24角と12角のビームライトシールを貼りBRのビームライトを照射し「一条の光」を成立させる。其の後は、頭痛が治まる迄安静にして居れば治る。

 前頭痛の治療法
 頭全体が割れそうな頭痛の治療法で述べた様に、頭痛の原因は脳の酸欠で有る。
 前頭部に出る頭痛は、環椎・軸椎・頸椎3番以下が左右に変位して居る。加えて特に環椎は前方に変位し、頸椎3番は後方に変位して居る。特に環椎・軸椎・頸椎3番の椎骨が何等かの原因に因って左右前後に変位し、環椎の上で直角に折れ曲がって居る所で血行不良を起こして居る。其の場合は、其の部分が炎症を起こして居る。
 地球の極に同調させた方向に仰向けに寝る。頸部の下にアイスパックを支い冷却する。加えて同じ様に腎臓を冷却するのも効果が有る。
 以上の冷却治療に加え、両手両足の後谿=申脈と視床下部に24角と12角のビームライトシールを貼りBRのビームライトを照射し「一条の光」を成立させる。其の後は、頭痛が治まる迄安静にして居れば治る。

 「身体の浄化と回復」のビームライトバーコードと同時に使用されると効果的です。
 後頭骨のビームライトバーコード(1999.7.19.UP)

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 頭全体のビームライトバーコード(1999.7.19.UP)

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 前頭部位のビームライトバーコード(1999.7.19.UP)

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 頭頂部位のビームライトバーコード(1999.7.19.UP)

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 後頭部位のビームライトバーコード(1999.7.19.UP)

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 側頭部位のビームライトバーコード(1999.7.19.UP)

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 <ビームライトバーコードに関しての注意事項は3月17日を再度御読み下さい。>

 7月18日
 不眠症
 眠って居る時、脳波は特殊な波形を示し、呼吸、及び、脈拍はゆったりと成って、其の数も減少する。眼球運動は眠りの状態に応じて変化する。皮膚温度は眠って居る時は低下する。必要な睡眠が取れて居ながら、不眠症に悩まされて居るのは、人間の睡眠は「実質睡眠と熟睡眠」で成り立って居るからです。不眠を訴える人は、寝付きが悪い。眠りが浅く絶えず目を覚ます。一旦目を覚ますとなかなか寝付かれ無い、夢ばかり見てぐっすり眠れ無い、朝早く目が覚める等と言う。此等は熟睡感が無い事の訴えで有る。
 此等の逆の場合が躁病(精神病)で有る。必要なだけの睡眠が取れて居無いのに、微塵も不眠感をも持たずに放歌乱舞して疲れを知ら無い。
 生理機能の多くに意識がしつこく纏わり付いて仕舞って居る。甚だ厄介な存在でも有る。共有れ、必要充分な睡眠が取れて居たら、素直に「寝足りた」と言う感じを持つ様に成る身体にしなければ成ら無い。言い換えれば、身体と心の乖離(不調和)を無くさなければ成ら無い。其れには神経の過敏性を治す事が先決で有る。神経系を健全にする玄米菜食に切り替える事が、先ず重要で有る。特に甘い物(白砂糖食品)は、カルシウム不足を招いて、神経を不安定にするから、極力避ける事が大事で有る。
 眠りは、均一な物では無く、ノンレム睡眠と呼ばれる深い睡眠の時は、枕を取られても解ら無い位深い睡眠で、此の時は脳の動きは殆ど休んで居る。一方レム睡眠と呼ばれる深い睡眠の時は、身体は完全にぐったりして居るのに、脳は少し働いて居て、眼球がキョロキョロ動いたり、夢を見たり、寝言を言ったりする。両方共、身体と脳を休める為に不可欠な眠りで、ノンレム睡眠の時は、起きて居る間に溜まった毒素の様な物(ヒプノトクシン)を解毒し、レム睡眠の時は、昼間消耗して仕舞った物質を充填して居るらしいと言われて居る。此のノンレム睡眠とレム睡眠を、1晩に4〜5回繰り返すと熟睡が得られた状態に成るので有るが、此の2組の睡眠時間は全部合わせても、其其1時間30分程度にしか成ら無い。一般に睡眠時間が7〜8時間取られて居るのは、ノンレム睡眠とレム睡眠の移行状態としての脚睡眠が有るからで有る。もし、此の浅い睡眠だけ省いて仕舞えば一日3時間の睡眠でも良いと言う事に成る。
 眠りと言う物は、本質的には胃腸を休める為の物で、脳を休めるのが主目的では無い。1回の食事で生じた胃腸の疲れは、約3時間で癒される。一日2食として、睡眠時間は6時間で済む。玄米菜食に切り替え、良く噛んで食べる事。そして、現在の機械文明の便利さ故に激減した運動量からすれば一日2食にして、効率良く栄養補給する。動物蛋白質を一日3食も摂って居れば、9時間、10時間眠っても胃腸の働きは取れ無い。何時も不眠に悩まされ、昼間やたらと居眠りしたく成る。
 神経症的では無い本当の不眠症は、実質睡眠が不足して仕舞う物で、此は過度のストレスに因って引き起こされる。「疲れ過ぎて眠れ無い」と言う状態が其れで、精神的疲れが極度に酷く成ると、脳が興奮状態に成る為に、深い睡眠が得られ無く成ったり、睡眠のリズムが乱されて仕舞うので有る。管理職の人に起こり易い不眠は此の様な物で有る。此の状態を放置して置くと、精神的に参って仕舞ったり、身体の衰弱を招いたり、胃潰瘍を起こし易く成ったりするから、充分な自衛対策を立て無くては成ら無い。勿論睡眠薬の使用は避けるべきだ。化学薬品は身体の自然性を障害する物だから、結果的には逆効果と成る。
 先ず、抗ストレス作用の有る朝鮮人参を活用して、早急にストレス解消を図る。朝鮮人参を煎じたり、エキスを用いたり、蜂蜜漬けにして成分侵出させた物を摂る。次に必要な事は、血液の浄化を図る事で有る。血液性状が健全に成れば、脳・神経系の興奮を鎮め、其の機能的リズムの乱れも起き難く成る。又、胃腸粘膜の抵抗性も大いに強められる。此の様な事を心掛ければ、必然的に効率の良い睡眠が得られる様に成る。
 良く眠れると言う事は健康維持する上で描かせ無い条件で有る。過労や他の病気等で体力の落ちて居る時は眠れ無い時が有る。此の様な時に睡眠薬を安易に服用する事は良く無い。体をそっと撫でて貰うだけで気持ち良く眠れる事が有るからだ。
 不眠には大きく分けて、
 1.就眠障害=眠ってしまえば良いのだが、どうしても寝付きが悪い。眠ら無いと体に応えると焦るが、どうも眠れ無い等と言う事が多い。精神的に興奮したり、環境が変わったり、色々の事で此のタイプの不眠は起き易いが、余り心配する人は神経症的な不眠恐怖で有る。
 2.睡眠中断=老人に多いタイプで、夜中に目が覚めて眠れ無いと言う者。
 3.浅眠=眠ったと言う感じが無く、ウトウトして夢見が多い者、一晩中時計の音を聞いて居た等と訴えたりする。端で見て居ると結構眠って居る事が多く、どちらかと言うと神経症的で有る。
 4.眠気が起き無い=一晩中全く眠気が起きず、頭が冴えて居る等と言う、他人から見ても眠って居無い。
 不眠には色々な原因が有るが、習慣的な不眠の場合は動脈硬化症や薬物中毒等を考えて見る。高血圧、腎臓病、肝臓病、梅毒等で不眠の起こる場合も有る。
 漢方薬では、
 眠れる事は眠れるが、ウトウトして居て眠りが浅く、夢を良く見る、顔色が蒼白く、気力に乏しく、体力の衰えて居る時の不眠は虚証の不眠で、体力増強に治療の主眼を置く。八味地黄丸、甘草瀉心湯、酸棗仁湯等の漢方薬が用いられる。
 目が冴えて全く眠れ無い、寝不足のはずなのに翌日余り疲れず仕事も出来るが、目が血走って顔色が赤いと言ったタイプの不眠が実証の不眠。こんな時は神経過敏で便秘し易く、臍の上に動悸が有るならば、紫胡加竜骨牡蛎湯が良く効く。赤ら顔で高血圧気味で有れば、三黄瀉心湯とか黄蓮解毒湯が良く効く。
 他の病気で高い熱を出し、其の為に煩悶し、口が渇き、汗が良く出て頭痛がし、尿量も少無く眠れ無いと言う様な事が有るが、こんな時は白虎加人参湯が良い。
 ビタミンB1の補給を効率的に行い、神経を落ち着かせる作用の著しい葱類を活用する。葱や辣韮に生味噌を付けて食べるのも良い。本物の醸造酢を適度に摂ると、体内に溜まって居る老廃産物の排泄を促し、腸内でのカルシウムの吸収を良くして、鎮静効果が得られる。山梔子の実を細かく刻んで煎じて飲む。鹿の子草の根を煎服する。目覚ましい鎮静効果を持って居る。寝る1時間位前に飲む。純粋の蜂蜜で味を調えても良い。核太棗を煎服すると、鎮静・催眠作用が著しい。睡眠前に飲む。自然薬では、葱、玉葱、紫蘇等に精神安定効果が有る。寝る前に生葱や玉葱、紫蘇の入った物をたっぷり食べると良い。葱を適当な大きさに切ってガーゼ等に包んで匂いを嗅ぐのも良い。又、玉葱を細かく刻んで枕元に置いて、香気を吸いながら寝ると安眠出来る。
 副食には、木耳、鮑、絹濾し胡麻、天日干し椎茸、辣韮を積極的に摂る。又、大徳寺納豆、浜名納豆等の寺納豆も不眠に効能が有る。寺納豆に刻み葱をたっぷり入れた湯漬けを食べると自然に眠れる。刻み葱に豆味噌を注いで飲む葱味噌や葱をたっぷり入れた味噌汁を飲むのも良い。

 菊花・梨ジュース
 薬効=鎮静作用、精神安定、不眠。
 昔から、不眠や頭痛には干した菊花を枕に入れた「菊枕」が使われて来た。
 菊花の成分には、ビタミンB1・B2・C、カリウム等が含まれて居る。ジュースにして飲むと、イライラした時や不眠に効果が有る。
 生の食用菊の花弁50gを洗い、酢湯に通し、梨1/2個と一緒にジューサーに掛ける。

 「身体の浄化と回復」のビームライトバーコードと同時に使用されると効果的です。
 催眠のビームライトバーコード(1999.7.18.UP)

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 <ビームライトバーコードに関しての注意事項は3月17日を再度御読み下さい。>

 7月17日
 覚醒
 どうしても此を遣らなければ・・・・・・と言う時に無性に眠たくて・・・・・・と言う時が有る。其の時に寝てしまえば本当に満足な睡眠が取れるのだが・・・・・・然し、遣らなければ成ら無い事は出来ず。
 身体に覚醒のビームライトバーコードを付け、緑茶を飲むと更に効果は加速します。

 「身体の浄化と回復」のビームライトバーコードと同時に使用されると効果的です。
 覚醒のビームライトバーコード(1999.8.29.UP)

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 7月15日
 頻尿
 正しい食事に切り替えると、尿不利が治ると共に頻尿も治る。頻尿は膀胱内に一定量の尿を溜めて置く事が出来ずに、頻繁に尿意を催す。食生活を正すと、生理機能全体が正常に成るから、どちらに傾いて居る排尿の異常も治って仕舞う。先ず、此迄の誤った食生活に因って弱体化して居る腎臓・膀胱機能に密接な関係を持つ血管や神経を健全な姿に逸速く立ち戻らせる為に、胚芽・葉緑素・酵素の三大健康食品を摂る。
 1.銀杏10個を焼いて食べさせる。尿が近いのには、壮者ならば20個位は差し支え無い。
 2.胡桃には利尿の効が有るが、同時に、尿が近いのにも特効が有る。就寝前に胡桃を3〜4個ずつ食べていると、自然に治る。又、胡桃を良く噛んで、燗酒で飲み下しても良い。
 3.椎茸の煎じ汁を飲む。
 4.青木の陰干しにした葉茎10gを400ccの水で半量に成る迄煎じ出して飲む。
 5.乾燥した韮の種子を、一日30〜40粒、其の侭水で飲む。

 頻尿・排尿困難・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・トイレが近く時間が掛かる方に
 八味地黄丸・・・・・・・・疲れ易くて、四肢が冷え易く、尿量減少又は多尿で時に口渇が有る次の諸症:頻尿、排尿困難、浮腫。

 胡桃・韮粥の作り方
 薬効=腰を温める作用、心身共に強精作用、強壮作用、整腸作用、頻尿を止める作用、呼吸器系を潤す作用。
 韮は髪の毛を黒くする。
 冷涼の季節は朝粥か夜食に食べる。粥に炊くのは薬効と温熱を体内隈無く送り届ける知恵で有る。
 米に胡桃、韮を直接合わせるか、一旦胡麻油で炒めてから粥に入れて煮る。好みで選択する。どちらも塩味。韮は、成る可く根に近い茎を使うのが骨。

 「身体の浄化と回復」のビームライトバーコードと同時に使用されると効果的です。
 頻尿のビームライトバーコード(1999.7.15.UP)

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 7月14日
 催乳
 乳が出無い人はおっぱいを通じて愛情を赤ちゃんに与えられ無い。赤ちゃんは何でもおっぱいなのだから。
 蒲公英、小豆、鯉濃・・・・・・昔から有名な催乳を促進させる食品で有る。
 1.毎朝味噌汁の中に焼いた餅を入れて食べて居ると、徐々に効果が現われて来る。
 2.良く熟した南瓜の種30〜50粒を炒り、此を一日分として、毎日続けて食べて居ると母乳の出が良く成って来る。
 3.ちしゃの味噌和えを食べると不思議な位良く効く。
 4.繁縷(ハコベ)を味噌汁にたっぷり刻んで入れたり、御浸し、和え物等にして常食して居ると、不思議な程乳の分泌が良く成る。又、陰干しにした物を煎じて飲んでも良い。
 5.糸瓜の実を、黒焼きでは無く性の残る程度に焼いて粉末とし、此を燗をした酒で10g程飲む。其して直ぐ布団を被って寝て汗を出すと、効果は覿面(テキメン)で有る。
 6.味噌汁の中に鰯を入れて食べると乳の出が良く成る。鰯を頭も骨も一緒に良く叩いて、擂鉢で擂り、生姜の搾り汁、酒、塩と小麦粉少々を加えて団子に丸め、味噌汁に入れる。
 7.黒大豆を炒り、途中から糯米の玄米を加え、更に黒胡麻も加えて炒り、最後に黒砂糖を加えて、砂糖が溶けて全部が大きな固まりに成った処で、此を広口の壷に入れる。此の壷の中に、良質の焼酎を注ぎ入れ約一ケ月置くと、美味しい飲み物に成る。産後の婦人が飲むと、母乳の出が良く成り、腎虚や虚弱な人にも大層良い物で、強精強壮にも大効が有る。
 8.小豆を煮て汁と一緒に食べる。
 9.銀杏の木の根元に出来る瘤(コブ)を取り、細断し、煎じて飲む。
 10.蒲公英の根を刻んで乾燥させ、繁縷(ハコベ)、鳩麦と一緒に煎じて飲む。
 11.蒲公英の葉を御浸しにして食べる。
 12.蒲公英の全草を、花が咳く前に堀り取って、天日で乾燥させて置き、必要な時、小さく刻んで1日7〜8gずつを水一合で煎じて飲む。
 13.葡萄の蔓を刻んで煎じて飲む。
 14.唐芥子黒胡麻黒酢を調味料として使う。
 15.脂の乗った寒鮠を食べる。蜜蜂の巣をザクザクに割って丸ごと煮たり、焼いたり、甘露煮にする。
 16.脂の乗った寒鯔を食べる。

 蒲公英(タンポポ:多年草:草丈15〜30p:花期3〜5月)
 生薬名:和蒲公英。
 学名:Taraxacum platycarpum。
 科名:キク科(Compositae)。
 薬効:催乳・疣・浮腫・胃腸病・黄疸・肝臓病・痔・腸炎・婦人病・強壮。
 【分布・生育場所】
 日本全土、野山、道端、畦道等。
 【見分け方・特徴】
 根は太く、深く地中に潜り込んで居て、牛蒡状に成って居る。
 根生葉はロゼット状(放射状)に出て居る。形は倒披針形で深く羽の様に裂けて居る。
 葉質は柔らかく、切ると白い汁が出ます。根生葉の中心から茎がスッと伸びて先端に1つ頭状花序を付ける。舌状花の集まりで、直径3.5〜4.5p程の大きさ、黄色をして居る。
 頭状花序の外側には緑色の総苟片が沢山、綺麗に並んで居る。結実すると急に花茎が伸び、沢山の冠毛を付けた種子を付ける。
 【採集と調整】
 開花前の全草を掘り取り、良く水洗いして天日にて乾燥させる(蒲公英)。根のみ(蒲公英根)を採る時は、秋から早春に掛けて、地上部の活動が無い時期に掘り取って水洗いして乾燥させる。
 【用い方】
 蒲公英は刻んで一日量約10gに水0.5lを加えて、煎じながら約半量迄煮詰めた物を濾して、食間、又は、食前に3回に分けて服用する。
 蒲公英根は全草因り少無く一日量4〜5gとする。
 催乳には忍冬の花を乾燥させた「金銀花」を同量混ぜて、煎じて用いる。
 【其の他】
 根を乾燥させて粗い粉末にし、良く焙って珈琲の代用にしたり、花や葉は天麩羅、油炒め、サラダ等に使ったりする。

 小豆
 マメ科の一年生作物
 原産地は東アジア。古くから食用に広く栽培される。種子は大豆因り小さく暗赤色。餡・菓子等の材料とする。ショウズ。赤小豆。唯、日本人の他は小豆を余り好ま無い。外国で栽培されて居るのは、殆ど日本への輸出用で有り、中国に於ける栽培も日本人向けが大半だと言う。
 漢方では、赤小豆(シャクショウズ)共呼ぶ。品種が多く、名も変わって居る。大納言、中納言、少納言、金時、赤小豆、夏小豆等で有る。
 長所
 @餡や汁粉、赤飯、小豆粥等と日本人には季節を問わず楽しまれて来た食品の1つで有る。
 A他の豆類と同様、糖質、蛋白質が多く、カロリーが高い。100gに付き約340calで有る。
 Bミネラルが多い。先ずカリウム(1,500r、茹でても460r)がナトリウム(1r)に比べて問題外に多く、此の点高血圧に良い。
 鉄分も多く、鉄欠乏性貧血に良く、亜鉛も抜群に多い。不妊症や味覚異常者に進めたい。銅やマグネシウムも多い。銅は鉄の利用を円滑にする。不足すると銅欠乏性貧血に成る。マグネシウムは細胞の新陳代謝に必要だが、骨に於けるカルシウムの沈着に必要で有る。
 Cビタミン類が多い。小麦胚芽や大豆には及ば無いが、ビタミンB1も多く、昔から「脚気の妙薬」とされて居る。夏バテにも良い。
 D食物繊維が豊富で、総量で17.8%も有り、便秘の予防に解消に抜群の効果を発揮する。特に、老人や衰弱者の便秘の解消に良い。
 利尿効果も有るので、水太りや便秘者には良い。食物繊維は腸に於けるコレステロールと食塩の吸収を抑え、胆石や高血圧等の予防にも良い。
 E長期間食べ続けると痩せるが、此の点からも高血圧にも良い。
 F中医学では、解熱、利尿、消腫、散血に効果が有るとされて居る。
 G外皮に存在するサポニン(灰汁の一種)は脚気、腎臓病、心臓病等から来る浮腫に効果が有る。「本草綱目」には、「熱毒を治し、悪血を散らし、脾胃を健やかにし・・・・・・云々」と書かれて居る。漢方で言う脾胃とは消化器系を指す。
 H催乳の働きが有り、産後の女性に煮汁を与えると母子の健康に良い。
 短所
 @ビタミンCやカロチンが無く、燐がカルシウム因りも多いので、腸からのカルシウムの吸収が阻害されると考えられる。但し、当今の食品添加物として使用されて居る重合燐酸の比では無い。
 A小豆粥以外、殆ど其の調理に砂糖を使用するので、砂糖の過剰摂取に繋がり兼ね無い。黒砂糖を用いると良い。白砂糖を大量に使うと小豆の薬効が半減する。

 ディル(Dill) 和名=イノンド、姫茴香、時蘿 セリ科。
 糸の様に細い葉と、黄色いパラソル形の小花を付けるフェンネルに似たハーブ。移植を嫌うので、広めの土地に直播きし、30p程の間隔に間引きします。
 イエロー-レース-フラワーと言う名で、花屋にも並ぶ様に成ったディルは、実は紀元前3,000年のエジプトの記録にも登場する歴史の有るハーブ。中世には魔除けや惚れ薬としても人気が有りました。フェンネル同様、魚や爪哇薯と相性が良く、北欧料理、そして、ピクルス作りにも欠かせ無い食材の内の1つ。
 名前の語源は「宥める」と言う様に、其の香りは赤ちゃんの夜泣きを鎮める事で有名で有る。種を使った茶は、母乳の出を良くし、幼児の消化不良にも効き目を現します。
 【利用部位と薬効】
 食用、医薬品、クラフト等に全草を利用出来る。種には、鎮静、催眠、健胃、口臭除去、催乳、動脈硬化予防等、花にも消化促進、整腸等の効果が有る。
 【症状別処方】
 <赤ちゃんの憤り、母乳増量、便秘気味の腹の破落戸>
 赤ちゃんの憤りを和らげ、御母さんが飲めば母乳の出が良く成り、便秘気味の時には腹に溜まったガスを追い出してくれる。
 ディルシード小匙1杯を、1カップの熱湯で5分間抽出する。幼児には稍少な目の分量で、蜂蜜小匙1杯を加えて濾して、冷蔵庫に入れて置けば、急いで子供に与えたい時等に便利で有る。2〜3日は保存出来る。
 <強精作用>
 アップルビネガー1カップ、水1カップ、黒砂糖大匙2杯、塩少々、ディルシード20粒、ディルの花か茎1〜2枝、ブラックペパー10粒、ホワイトペパー10粒、ローリエ1枚を煮立て、密封容器に入れた胡瓜(又は、好みの野菜)の上から注いで、冷めてから蓋をする。約3日で味が馴染み、1ヶ月は冷蔵庫で保存出来る。
 【料理】
 <気分がシャキッとするヂィルドレッシング>
 刻んだ新鮮なディル大匙1杯、オリーブ油大匙5杯、塩少々、胡椒少々を混ぜ合わせる。
 <緑の色彩が心を落ち着かせる>
 鮭、又は、ツナの缶詰1個は水気を良く切り、サワークリーム大匙2杯、刻んだディル大匙2杯、檸檬汁小匙2杯、塩適宜、胡椒適宜と一緒にミキサーに入れる。皿に盛り付けて、ナイフ等で筋目を付けてデコレーションにする。

 フェンネル(Fennel) 和名=茴香 セリ科。
 糸の様に細い葉で、ディルに似た黄色の小花を咲かせる。草丈2mにも成るので広い場所で生育を。交雑し易いディル、コリアンダーは、側に植え無い事。
 繊細な葉と黄色の小花が美しいフェンネルは、「魚のハーブ」としても人気を集め、花屋にも並ぶ様に成った。
 甘い香りと風味が特徴で、活力が出て、然も、脂肪を燃焼させる働きも有ると言う訳で、古代ギリシャ、ローマ時代にはオリンピック選手のエネルギー源として、現在ではダイエットハーブとして注目されて居る。
 消化促進作用が有るので、インド料理店等では砂糖漬けに成ったフェンネルシードが出る事が有る。
 【利用部位と薬効】
 葉、花、茎、種の全草を利用。健胃、整腸、歯痛、咳止め、消化促進、催乳の薬として使われて来た。茎の茶はダイエットに、種は口臭の予防にも効果が有る。
 【症状別処方】
 <ダイエット>
 新鮮な葉と茎、未熟な種を細かく刻む。小匙1杯強を熱湯で3〜4分蒸らして抽出する。完熟した種を使う場合は、軽く潰してから、小匙1杯分を5分間抽出する。其のフェンネル茶を飲む。
 <目の湿布薬>
 ハーブティの要領で、葉か種を15分間煮出して冷やし、其れにコットンやガーゼを浸し、瞼を湿布すると疲れ目に良い。
 <乳の出を良くする>
 作り方(2人分)
 @鍋にオリーブ油大匙1.5杯を熱し、微塵切りにしたガーリック2片とフェンネルの葉(20p位の物1本分)を炒める。
 Aホールとまとの水煮缶を加えて木箆で潰し、鱈等鍋物向きの白身魚10切れとローリエ1枚、鍋の煮汁で溶かしたサフラン小匙1杯、材料が隠れる程度の水を加え、沸騰する迄強火で10分間煮る。
 Bムール貝8個(浅蜊でも可)と海老4尾を加えて蓋をせずに強火で7〜8分。
 C灰汁を取りながら煮て、貝の口が開いたら出来上がり。塩、胡椒で味を調える。
 【料理】
 <フェンネル酒>
 容器の1/10のフェンネルを水洗いして、しっかりと水気を取る。フェンネルの半分の量の黒砂糖を入れ、容器一杯にホワイトリカーを満たし、蓋をして冷暗所で保存する。1ヶ月経った所でフェンネルを引き上げ、時々瓶を振って混ぜながら、更に、2ヶ月間熟成する。

 レモン-グラス(Lemon grass) 和名=コウスイガヤ イネ科。
 1〜1.5mに成長し、外観は薄に良く似て居る。日本では花は付け無い。種を蒔く因りも、春に苗から育てる方が容易。高温多湿を好むので冬は室内へ。
 タイやベトナム料理には欠かせ無い食材、レモン-グラスは、芳香成分シトラールを豊富に含む香り高いハーブ。タイムやミント同様、其の芳香と、消毒、殺菌、虫除け等の効果から、エリザベス朝時代教会等を神聖で芳しい特別な場所として演出する為に床に蒔かれたハーブ(ストローイングハーブ)の1つで有った。
 本物の檸檬因り檸檬の臭いが強く残る為、一般には檸檬エッセンスと言われて居る物の多くは、レモン-グラスから抽出されて居る。葉は生の儘随時摘み取って使えるが、ドライにしても香りは良く残る。
 【利用部位と薬効】
 葉や精油は、心身疲労に因る食欲不振、貧血の改善、催乳、利尿、中枢神経の機能調節等にも効果が有る。料理には根元に近い茎の白い部分を使うと美味。
 【症状別処方】
 <脳血栓予防>
 レモン-グラスには血液浄化作用が有るので、茶で脳血栓や貧血の予防を。
 摘み立てのレモン-グラスの葉20pを細かく切って、1カップの熱湯で3〜4分蒸らします。ペパーミント、レモン-バーベナとのブレンドも美味。
 <1日の元気を作る>
 時間に余裕の有る日は、レモン-グラス風呂で優雅に一日を始める。眠気を覚まして爽やかに、頭をスッキリとさせてくれるのがレモン-グラスとペパーミントのコンビネーション。何方もドライを3〜5gずつ、袋に入れて口を縛る。朝の風呂は稍熱めが効果的。初めての方はペパーミントは少な目に。
 <夏の虫除け>
 熱帯のフィリピン等では、レモン-グラスを電球に縛り付け、白蟻退治。電球で温められたレモン-グラスの香りが室内に充満して数分後には羽化した白蟻が居無く成ると言う。日本では、香炉に水を張り、レモン-グラスを乗せて熱せば御洒落な香りの蚊取り線香に。
 <食欲不振、食べ過ぎ>
 檸檬の香りが胃を洗い流してくれる。食欲の無い日は食前に、食べ過ぎた時には食後に。
 @密封出来る瓶、ホワイトリカー(35°以上)、1/10本のレモン-グラスの葉を準備する。
 Aレモン-グラスは洗って水気を十分に取り、適当な長さに切り、材料と一緒に容器に入れる。
 B蓋をして冷暗所に保存。時々瓶を振ると良い。1ヶ月後に葉を引き上げ、更に2〜3ヶ月熟成させる。
 C飲む時は好みで果糖か蜂蜜を少し加える。

 烏瓜(カラスウリ:蔓性多年草:花期8〜9月)
 中国名:王瓜。
 生薬名:王瓜根、王瓜子。
 学名:Trichosanthes cucumeroides。
 科名:ウリ科(Cucurbitaceae)。
 薬効:黄疸・利尿・催乳・霜焼け。
 【分布・生育場所】
 本州、四国、九州の雑木林、竹藪、垣根等に絡み付く。
 【見分け方・特徴】
 巻き髭が出て他のウリ科植物の様に、周囲の物に絡みながら成長する。葉は心円形で、縁が浅く3〜5裂して居り、全体に毛が生えてザラザラして居る。花の色は白く、花弁の先は糸の様に、細長く無数に切れ込んで居る。夕闇が迫ると急速に開花し、翌朝には殆ど萎んで仕舞う。
 果実は長さ5〜7pの細長い卵形で、秋には朱赤色と成り、樹木に絡み付いて人目に付く。
 種子は良く見ると、蟷螂の頭に似て黒褐色をして居る。根は薩摩芋状で、茎を辿って行くと2〜3個有る。
 【採集と調整】
 薬用には、根、種子、果実を用いる。根は秋から冬に掛けて、肥大した物を掘り採り、水洗いして輪切りにして、日干しにする(王瓜根・おうがこん)。
 種子は、熟した果実因り取り出し、天日で乾燥させる(王瓜子・おうがし)。
 果実からは、良く熟した果汁や果肉を用いる。
 【用い方】
 黄疸、利尿の目的には、王瓜根を刻み、一日量5〜10gに、水0.5lを加えて、煎じながら約半量迄煮詰めた物を濾して、一日3回食前に服用する。
 催乳には、王瓜子を根と同様に煎じるが、一日量を3〜5gとし、3回に分けて食後に服用する。
 霜焼け、皹等には、果肉を直接皮膚に擦り込んで、荒れ止めに用いる。

 「身体の浄化と回復・血液浄化・出産後の母の機能回復・乳房」のビームライトバーコードと同時に使用されると効果的です。
 催乳のビームライトバーコード(1999.7.14.UP)

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 7月7日
 悪性脳腫瘍(癌)
 癌は病気のグループ全体の総称です。癌は細胞が異常を来たし、自己制御を失って際限無く分裂した時に起こります。癌は其れが発生した細胞ごとに分類される為、百以上の癌が有る。
 身体中の全ての器官は様々な細胞に因って出来て居る。此の細胞は通常其の数を増やす必要が生じた時だけ、一定の法則に従って分裂増殖する。此に因って身体を健康に保つ事が出来る。若し必要が無いのに、細胞が勝手に分裂増殖すると、大量の組織が生じる。此の組織に因って作られた痼りを腫瘍と呼ぶ。腫瘍には良性と悪性が有る。
 ■良性腫瘍:癌では無い。多くの場合、良性腫瘍は身体の他の部分に広がる事も、生命を脅かす事も無い。然し、中庸的な働きをして居るだけだから何かの刺激に因って悪性に変わりうる。
 ■悪性腫瘍:癌の事で有る。悪性腫瘍には次の三つの特徴が有る。
 1.浸潤:周囲の健康な組織や器官に染み込む様に発育し破壊する。
 2.転移:癌細胞が腫瘍から分かれて、血管やリンパ系に入る事が有る。其の結果、身体の他の場所に広がり、新しい腫瘍を作る事を転移と言う。
 3.再発:原発腫瘍を切除しても、すでに癌細胞が全身に広がって居る場合や、切除した場所に癌細胞が残って居る場合、癌が再び発現する事が有る。
 脳に上がるのは脂が原因で有る。何故なら脳はリンパ液(脂)の海に浮いて居るから其の脂が汚れて居ては脳が腐って仕舞うのと同じ原理で有る。だから、脂を浄化する事で有る。又、脂は身体で増幅する能力を持って居るので、補充は少量で良い。脂は塩と水が良い関係で混ざり合って居るから、綺麗な水分と自然塩が大切で有る。
 酸化した脂を浄化する物は茸類や菜類、海草類等で有る。又、其の脂を再構築する物は種(米や、豆、木の実)です。血液の浄化を促進させれば全ての病気は治るので有るが、リンパ液と言うのは血液の中の成分で有るから尚更で有る。綺麗な酸素が細胞に届けられる様に血液の再構築は必須で有る。血液を作る物は赤い色をした物で有る。浄化する物は緑色をした物で有る。

 「身体の浄化と回復」のビームライトバーコードと同時に使用されると効果的です。
 悪性脳腫瘍(癌)のビームライトバーコード(1999.7.6.UP)

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 7月6日
 スポーツ選手のトップはイメージトレーニングを非常に重んじる。武道では当然で有る。体術、想念術と言う術が有る。そう言う術を磨き易くするビームライトバーコードです。思いや想いは時として奇跡を起こす。

 イメージ向上のビームライトバーコード(1999.7.6.UP)

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 武道では、相手の身体に自分が有利に成る様に色々な体術や想念術を掛ける。其の術を加速させる為の、

 体術のビームライトバーコード(1999.11.21.UP)
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 想念術のビームライトバーコード(1999.11.28.UP)

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 7月5日
 食道
 消化は、口の中で、食べた物が咀嚼され、唾液と混じる事から始まる。唾液に含まれるプチアリン(αアミラーゼ)と言う酵素が、澱粉を分解して単糖体に変え始める。其れから食物は口の奥に押しやられて食道に入って行く。此処で蠕動運動が始まる。詰まり、消化気管内の通過を助ける為に、筋肉が収縮・弛緩を繰り返す事で、食物を捏ねたり、搾ったりする。食物の逆流を防ぎ、適切な時に適切な酵素を送り出す為に酵素の働きは一つ一つ異成って居る。消化管の重要な接続部分には弁が付いて居る。
 食道は、口から胃へ通じて居る主に粘膜と筋肉で出来た長さ25p位のチューブで有って、通りを良くする為に粘液が分泌されて居る。但し、食道の分泌物には胃液や腸液の様な消化能力は無い。
 食物は噛み砕かれて唾液と混じり、半液状に成ると舌に因って丸められ塊と成って咽喉の方に押し遣られる。そして、其れ以後は反射的に食道へと送り込まれるが、此の段階から意志に因ってコントロール出来無く成り、元へ戻す事は不可能に成る。食道に入った食物は、蠕動運動と言って虫が這う様な格好の動きに因り、胃の方へと送られる。此の運動の為に逆立ちしながらでも水も御飯も食べられる。普通、食物が食道を通過するのに数秒掛かる。水だと1秒程で有るが、唾液が良く混じって居無い硬くて渇いた食物は15秒も掛かる事が有る。慌て者は良く喉を詰まらせる訳で有る。此は良く噛めと言う自然の命令に他成ら無い。
 食道の病気で恐ろしいのは癌で有る。特に50を過ぎた男性に多い。喉に支えたり、痛んだり、染みたりした時には要注意で有る。何故か女性には食道癌の発症が少無く、男性の1/3しか無い。
 食道はチューブ状で有るが、入り口の喉から胃迄同じ太さでは無く、3カ所で細く成って居る。入り口と出口、其れに器官が左右の気管支に分かれる高さの所で有る。そして、此の細く狭く成った所に癌が出来易いので有る。其の食道癌は、唐辛子の沢山入った物を食べる国民に多い。例えば、キムチを常食として居る韓国人。そして、発症の世界一のチリ人は、唐辛子を使う料理が非常に多い。又、奈良・和歌山・三重県では、蕨を食べ、毎日の様に熱い茶粥を啜る習慣の有る人が特に食道癌に掛かり易い。熱い食べ物や、辛い食べ物、其れに動物性蛋白質に白砂糖が加わると危険性が更に高まる。
 アルコールは肝臓癌の原因に成る事が解って居る。特に喫煙者の場合、口、喉、食道の癌にも寄与する。
 玄米食を中心に副食は繊維質の多い根菜類と芋類を摂る。口の中がドロドロに成る位に噛む事が中心で有る。副食は主食の1/3程度にする事。食前には梅醤番茶。御茶は杉菜茶にする。

 「身体の浄化と回復」のビームライトバーコードと同時に使用されると効果的です。
 食道癌のビームライトバーコード(1999.7.5.UP)

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 7月4日
 ヘルニア
 腸内の食物が発酵し、腸内圧力が上がる為に起きる。此の原因は食物繊維の摂取不足で有る。インスタントの時代にインスタント食品(安易に調理した動物性蛋白質を中心とした食品や精白食品の事)、清涼飲料水を始め水分過剰。
 動物性蛋白質中心の食事を行うと、根菜類の摂取が減るのは、食物繊維が動物性蛋白質には無い為に噛むと言う行為をし無く成る。其の為に根菜類の摂取を嫌うが、腸内が発酵する為の熱(炎症)を一気に冷ます為に清涼飲料水が欲しく成る。此は砂糖と言う加速剤が入って居る為に確かに火に掛ける水で火は消えるだろうが全てが中途半端に終わって仕舞う(燃え残りと言う塵が残る)訳で有る。
 又、ストレスは病気を加速させる。
 【治療】
 紫蘇梅醤番茶の飲み、腹部と患部に聖士會館オイル(植物油)を塗り其の上からアイスパックで痛みが消滅する迄冷却する。同時にビームライト奇経治療「両陰極穴内外・陽極穴内」を治療する。

 食物繊維を摂る
 食物繊維は、蛋白質、脂肪、糖、ビタミン、ミネラルに次ぐ「第六の栄養素」と迄言われて居る。糖尿病、痛風、脂肪肝、高脂血症、癌・・・・・・等の栄養過剰病で苦しんで居る現代文明人は、今や「消化の悪い物」「栄養の無い物」を如何に上手に食べるかが、健康を保つ決め手と成って居る。
 食物繊維とは、米や麦に含まれるセルロース、林檎や蜜柑の皮に存在するペクチン、蒟蒻のグルコマンナン、海藻の中のカラゲナン等、人間の腸内では分解も吸収もされ無い多糖類の事で、次の様な効能が有る。
 @高脂血症の予防・治療
  腸内のコレステロール、中性脂肪の血液の吸収を妨げ、大便と共に排泄してくれる。
 因って、結局は動脈硬化、脳梗塞の予防に成る。
 A糖尿病の予防・治療
  余分な糖分を摂り過ぎた場合、糖分が血液へ吸収されるのを防ぎ、高血糖症を予防・
 治療してくれる。
 B解毒作用
  農薬、化学肥料等の有害物質を大便と共に排泄する。
 C大腸癌の予防。
 D脱腸、憩室炎、虫垂炎の予防
  食物繊維の少無い精白食品ばかり食べると便秘がちに成る為、腸内の圧力が上昇して
 脱腸や憩室炎を起こす。便が長時間腸内に溜まって居ると、細菌が繁殖し虫垂炎を始め
 腸内の感染症が起こり易く成る。
 E其の他の病気との関わり
  痔核、下肢の静脈瘤、潰瘍性大腸炎、クローン病、胆石、胆嚢炎、肥満、虫歯、十二
 指腸潰瘍等。
 食物繊維は、野菜に多く含まれて居ると一般には考えられて居るが、一番多く含んで居るのは海藻(鹿尾菜、若布、昆布)で、次が大豆や小豆、胡麻類、玄米や玄麦で、次に野菜が来る。だから、毎日海藻と豆類を食べる様に心掛けると良い。

 「身体の浄化と回復」のビームライトバーコードと同時に使用されると効果的です。
 ヘルニアのビームライトバーコード(1999.7.4.UP)

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 7月3日
 肝臓
 肝臓は沈黙の臓器と言われる。痛みの神経が無いからだ。然し、患者は「肝臓が痛い」と言う人が居る。此は、肝臓が炎症を起こし腫れて肋骨や横隔膜を通して肺、胃や膵臓等を圧迫し、其れ等から痛みが出るからで有る。
 肝臓は70%以上が壊れなければ症状が出無い。普段は20%台の働きで機能して居るからで有る。酒等を飲んだ時に始めて100%のフル稼働を行う。だから、肝臓に無理を効かせなければ検査で始めて悪さ加減を知る事に成る場合が多い。そんな臓器だから普段から労って遣りたい・・・・・・。肝臓の元気さが其の儘身体の元気さなので有る。

 「身体の浄化と回復」のビームライトバーコードと同時に使用されると効果的です。
 肝臓炎痛のビームライトバーコード(1999.7.3.UP)

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 7月2日
 運動選手の為に酸素の供給の加速、栄養素の供給、運動神経向上、快復力向上促進のビームライトバーコードです。使って見て、ライフモールに其の結果を御知らせ下さい! 

 「身体の浄化と回復」のビームライトバーコードと同時に使用されると効果的です。
 運動機能向上のビームライトバーコード(1999.7.4.UP)

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