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 3月31日
 足の裏の黒子
 黒子の内部には其の何十倍何百倍もの古血が溜まって居る。特に臓器や気管、神経上に有るのは怖い。そして、三白眼や足の裏に有る黒子は「非業の死」を遂げる。
 此から蓬が萌え出して来る季節です。蓬の葉を採って来て、指で揉み、少し汁が滲み出て来る位に成ったら、黒子の上に貼る。乾いたら張り替える様にする。昼間貼れ無い人は帰宅して、次の日の出勤迄貼り続ける様にする。又、食事を正しながら遣ると効果は高い。時間は掛かるが必ず黒子はポロリと落ちる。

 3月28日
 冷え性
 冷え性と言うのは腹部が冷えて居る訳です。食事は身体が温まる物を摂取する訳ですが、加えて大量に塩気が入ると中心が陽性で周りが陰性と言う現象に成り、手足が冷えて仕舞います。其の場合の見分け方は指先が冷たく成ります。又、唇が荒れます。肩や首が凝ります。そう言う場合は、少し塩抜きをします。又、運動が足り無いので全身運動を毎日行います。
 く足浴を遣られる方が居ますが、此は非常に効果が有ります。然し、温度管理がめんどくさいと言う事で直ぐに飽きて仕舞うのが現状では無いかと思います。簡単で非常に効果の高い方法は、バケツ等に御湯を入れ、一握りの唐辛子粉を入れます。10〜15分で足がピリピリ痛く成ります。途中で御湯を継ぎ足したりし無くても良いので楽です。15分経っても足がピリピリして来無くても其れで終わりです。そしたら、湯で足を洗い流し薬草クリーム等を塗っておけば全身ポカポカするのが何時迄も続きます。
 運動は、下記の「犬歩きをして身体を修復する方法」と言うのを毎日部屋で行うと全身の骨格を正し、ドンドン愁訴は消滅して行きます。此の方法を行う時には、しんどいですが顔は前方に向けて行います。

 <犬歩きをして身体を修復する方法>
 北半球に住んで居ると、運動場のトラック等を見ても左回りが回り易い。此は、台風等もそうで有る。地球が左回りに自転して居るからで有る。身体は何時も同じ方向に運動し、使う筋肉も何時も癖が有る。そして、疲労して故障する。歩く事を考えても、普通は前向きに立ってしか歩か無い。
 身体にビームライトエネルギーカードを接着し、犬の様に両手の掌と両足の足底を地面に付け(膝は付か無い事)、左回りに前進し、其の周回分だけ右回りに後退する。円は直径が大きい方が目が回ら無い。
 愁訴は消滅し、身体は温かく成る。

 3月27日
 リューマチ
 リューマチとか糖尿病は特に血の病気で有る。浄血と言う事に気を付け無ければ行けません。特にリューマチは腎臓や副腎を強化する事を忘れ無いで下さい。浄血する筈の2枚貝もリューマチ患者は原則は摂取出来ません。相似理論で判断しますと、貝類は私達様な手や足が有ません。ですから体幹は浄血されますが手足や頭部にはエネルギーが行き届きません。摂取するのならば葱等の様に中心が空洞でスラーッと伸びた物を同時にしっかり摂取し無ければ行けません。其の他の動物性蛋白質は適応しません。飽く迄もリューマチは赤色と黒色の食物に因って血を作り、葉っぱに因って血管を作り、種に因って身体の基本を作ると言う事が基本です。其れと副腎を強化する紫蘇や酢等の摂取を強化して下さい。紫蘇葉ジュースを朝の起き掛けに飲む(ジュースは朝飯前で有って寝しなには飲ま無い)と特効が有ります。其れと、浄血には茸類、そして、葉っぱ類や下に伸びる根にしっかりと熱を通して摂る・・・・・・此が基本です。
 難病と言う病気は序でに性格を治す事を忘れ無い事。そして、肝腎要(肝臓・腎臓・脾臓)の手当をする。

 神経痛・リューマチ等の痛み
 痛みは、「冷え」と「水」因り来る物だから、温めれば良く成る。殆どの痛みが入浴中には軽減するのは、其の為で有る。
 化学薬品の痛み止めは、其の場の痛みは止めても、必ず解熱作用も併せ持って居るので、益々身体を冷やし、次の新しい痛みを作る事に成る。因って、痛みの治療には、発汗、排尿等の「水抜き」と「温める」の2つに主眼を置くべきで有る。勿論身体を冷やす食物、水分の摂り過ぎは厳禁。

 <治療>
 @葱生姜湯を一日2〜3回飲む(只の生姜湯でも良い)。
 A唐辛子チンキを痛みの在る部分に塗ると即座に痛み止めの効果が現れる。
 B蓬生姜風呂や大蒜風呂、塩風呂に入る。
 C生姜湿布が良いが、生姜を卸してガーゼで搾り汁を作り、痛みの在る所に擦り込むか、湿布をする。
 D唐辛子生姜湿布を痛みの在る所に貼る。
 E梅干しの果肉を潰してガーゼに塗り、痛みの在る部分に貼る。
 Fキャベツの葉をアイロンで萎ませてから患部に当てると痛みが軽く成る。
 G人参、玉葱、緑黄野菜を中心とした野菜ジュースを飲む。
 玉葱は、保温、発汗作用、血行促進作用が有るので、痛みに効く。

 慢性関節リューマチは、主要病変は関節に在って多発性で左右対照的に発病し移動するのが特徴で有るが、基本的には全身病で有る。通常は徐々に進行し、軽症の物から寝た切りに成ってしまう物迄、種々様々で有る。リューマチ性の変化が及んで、血管炎を起こしたり、臓器の障害を起こさなければ、其の為に死ぬと言う事は無い。
 慢性関節リューマチの本当の原因は未だ解明されて居ない。其の為治療は、炎症や痛みを止める事を主にした対症療法が主と成る。然も長期に及ぶので、薬の副作用等好ましく無い面も少無く無い。そして、全身病で有るから体質改善、体調を整える等と言った面の治療が大いに役に立つ。其の点では漢方薬は打って付けで有る。
 漢方薬に因って、痛みが軽く成るだけで無く、食欲がで、睡眠も良く出来、疲れ易さが取れ、手足が温まり、風邪を引か無く成った等、慢性関節リューマチに伴う症状が改善され、治療の好条件を作り出してくれる。漢方だけで思わしく無い時(3〜6ヶ月続けて診て)、骨の破壊が進行して居る時、若い人の場合は金製剤を併用する。漢方を併用する事で発疹等の金製剤の副作用を軽くし、金製剤の効果を増強すると言われて居る。
 慢性関節リューマチに最も多く用いられる漢方薬は、桂枝加朮附湯(ケイシカジュツブトウ)で有る。此の薬は、四肢の関節が痛み、屈伸が困難で麻痺感が有り、冷え性で余り体力が無く、尿の出が悪い様な人に向く。
 漢方では附子(鳥兜の根)を鎮痛や冷えを取るのに用い、痛みの強い時は附子を増量する。附子を熱処理して安全に使える加工附子剤も有る。
 1.桂枝芍薬知母湯(ケイシシャクヤクチモトウ)=関節の腫脹、変形が強く、慢性の痛みが在って、肉が落ちる関節部が木の瘤の様に腫れ、体力も衰え、痩せて皮膚がカサカサして居る様な人に良く用いる。
 2.越婢加朮湯(エツピカジュツトウ)=割合体力が有り、関節の痛み、腫脹が強く、下肢が浮腫む様な人に良く用いる。
 3.麻杏よく甘湯=腫れ、痛みが軽度で比較的体力の有る人に良く用いる。
 4.よく苡仁湯=比較的体力の有る人で、慢性に経過する関節の痛みで、腫脹や熱感の有る人に良く用いる。
 5.大防風湯(ダイボウフウトウ)=比較的熱が低下した人で、顔色が悪く、関節が腫れ痛み、麻痺、硬直して屈伸困難な人に良く用いる。
 6.防已黄耆湯=関節の腫脹、頭痛が有り、時に水が溜まったり、浮腫み、尿量減少が有る人に良く用いる。
 7.疎経活血湯(ソケイカイケツトウ)=割合に体力の有る人で、特に下半身の関節が痛み、冷えに因り増悪し易い様な人に良く用いる。
 漢方薬を上手に使うと、ステロイドを減量する事が出来るので、ステロイドの離脱にも有効で有る。

 「身体の浄化と回復」ビームライトバーコードと同時に使用されると効果的です。
 リューマチのビームライトバーコード(1999.8.29.UP)

    wpe8.jpg (2700 バイト)

 <ビームライトバーコードに関しての注意事項は3月17日を再度御読み下さい。>

 アレルギー
 アレルギー性の病気は、結膜炎(涙)、鼻炎(嚔、鼻水)、喘息(薄い水様痰)、アトピー性皮膚炎(湿疹)と言う様に、全てが水の症状で有り、余分な水分と冷えが原因で有る。
 <治療>
 @肉類、卵、乳製品を止め、塩分を始め、陽性食品をしっかり摂り、平熱を36.5℃以上にする。
 A韮、大蒜、葱、玉葱等のアリウム属の野菜は、抗アレルギー食品で有る。又、新陳代謝を良くするヨードを含む海藻等も抗アレルギー的に働くので、此うした食物を使った料理をふんだんに食べる事。
 B主食は玄米が良いが、無理なら、白米に3割以上の麦と日替わりの雑穀を入れ、胡麻塩を振り掛ける。
 C入浴の時には、自然塩や生姜蓬風呂に入る。
 Dアレルギー性鼻炎には、約1%の自然塩を加えた塩番茶を、一方の鼻を押して他方の鼻から吸い込むと言う操作を交互に繰り返して洗浄すると良い。
 E@喘息の原因も漢方では水毒で有るから、良く運動して汗を掻く事。運動をしない人が水分の多い野菜ジュース(人参、林檎、キャベツ、大根と緑黄野菜)を飲む事は適当では無いが、Cの方法で、足浴をしながら立位で壁に凭れて腕立てとか、浴槽の縁に 腰掛けて腹筋運動をするとかして、しっかり汗を掻いてから、湯船にゆっくり浸かると良い。
   キャベツには、硫黄や塩素等気管支を浄化してくれるミネラルが沢山含まれる。大根も去痰作用が有る。
  A牛蒡を擂り卸し、其の汁を1回にコップ1/3位野菜ジュースに混ぜて飲む(一日2〜3回)。
  B黒豆、黒砂糖共に咳止めには良い。黒豆を黒砂糖と煮て常食すると良い。
  C里芋の味噌汁にも去痰作用が有るので常食すると良い。
  D喘息の発作時に、生姜湿布を胸部と背部に15〜20分ずつ、其其1〜2回施すと、
  嘘の様に良く成る事が多い。
 F@アトピー性皮膚炎の患者は、殆どが過食傾向に有る。過食して体内に生じた老廃産物が余分な水分と一緒に皮膚から排泄されて居る様子がアトピー性皮膚炎と考えて良い。因って、アトピー性皮膚炎が酷く成ると、特有の異臭が有る。
   アトピー性皮膚炎の人は、小食を心掛ける事。特に運動する事を心掛けた上に野菜ジュース(人参、林檎、牛蒡と緑黄野菜)を飲用すると良い。
   牛蒡は生で摂ると(灰汁が出る前に飲む事が条件)解毒排泄作用が強い。
  A夏は、海水浴に行き、陽性の「塩」と「太陽の光と熱」に因って身体を、そして、波の音を聞いてゆったりと時間を忘れて心を浄化させると良い。
   家庭では、自然塩を一握り浴槽に入れて入浴すると良い。風呂から上がる時は、湯か水で塩を洗い流すと良い。

 アレルギー性鼻炎
 発作的に嚔が頻発し、多量の水の様な薄い鼻水が出、鼻詰まりがし、時には匂いがしなく成ったり、目の結膜の痒み、流涙、頭痛を伴う事が有る病気で有る。
 二つのタイプが有り、一つは一年の内決まった季節にだけ起こる季節性アレルギー性鼻炎で、もう一つは季節に関係無く起こる非季節性(通年性)のアレルギー性鼻炎で有る。
 アレルギーの原因と成る物質、アレルゲンが有る。微細な物質が吸入されて、其れが鼻腔の粘膜に付着すると、其処でアレルゲンと成る物質(抗原)と、其れに対する身体の方の反応物質(抗体)とが反応(抗原抗体反応)を起こし、其の事に因って嚔、鼻水等の鼻粘膜の刺激症状が現れる。同じ様な反応が気管・気管支の中で起これば喘息で有る。
 花粉で起こるアレルギーには季節性が有り、其の反応する植物の開花期に一致する。全ての花粉がアレルゲンと成る訳では無く、風に因って多量の花粉を飛散させる風媒花の花粉が問題と成る。風媒花の内でも重要な物はスギ・マツ属の花粉(2〜6月)と豚草の花粉(5〜11月)で有る。其其季節性が有り、中でも杉花粉に因るアレルギー性鼻炎は、春に大流行する。我が国で杉の木が生育するのは、北は北海道函館、南は九州屋久島迄で、沖縄と北海道の大部分には杉花粉症は無い。
 杉花粉が鼻や口から入り、其の粘膜に付着するとアレルギー反応が起きる。杉花粉が鼻の粘膜に付着すると、数分後に鼻の中が痒く成り、続いて嚔が頻発する様に成る。嚔の回数は花粉量に因って決まる。杉の花粉は、鼻や気管の粘膜に付着すると粘液中の水分を吸収して膨れ、花粉の外皮が破れて中身が出て来る。花粉中の抗原物質(糖蛋白質で分子量が30,000〜40,000)が溶け出し、皮膚組織の中に吸収され、杉花粉抗原に反応する抗体(免疫グロブリンE)と結合する。結合に因りヒスタミンが遊離して、嚔、鼻水等のアレルギー性鼻炎の症状が起きる。
 アレルギーとは全く関係無く、嚔、鼻水、鼻詰まり等の症状が起こる事が有る。自律神経の機能異常に因って鼻粘膜の反応性に変化が起きて成る物で、血管運動性鼻炎と言う。
 気温の変化等の気象因子を始め、塵埃、排気ガス(特にディーゼルエンジン車)、煙草の煙等が引き金に成って起こる物だが、抗ヒスタミン剤が効く事はアレルギー性鼻炎と同様で有る。
 アレルギーの原因物質と成る微粒子の大きさが0.02o以上の場合は、其の殆どが鼻の粘膜に吸収されて気管の方迄行か無いので、アレルギー性鼻炎を起こすのみに止まる。杉花粉の大きさも、0.02o以上で、喘息には成り難い様で有る。所が、黴の胞子(真菌)は花粉因りはずーっと小さい胞子なので、気管支に達し、喘息に成る事の方が多い。
 食事もアレルゲンと成るが、最もアレルギーを起こし易いのが牛乳と卵で、其の蛋白質が胃腸で分解され、分解産物がアレルギーの原因と成る。
 幼児期だけに症状が出る事が多く、子供の鼻詰まりは、食事、特に牛乳や卵に因るアレルギーと考えて見る必要が有る。此の場合は、鼻水は余り見られず、鼻詰まりが主と成る。
 アレルギー性鼻炎の対症療法として、最も良く用いられる物が抗ヒスタミン剤で、確実に効く。アレルギー性鼻炎に有効と判定された物だけでも20種類以上有るが、其の大部分が眠気を催すと言った副作用が有って、鼻水、嚔は止まったが、眠くて仕方が無いと言う事に成りかね無い。
 副腎皮質ホルモンも有効だが、長期的には問題が有る。インタールやプロピオン酸ベクロメタゾン(副腎皮質ホルモン)の鼻腔噴霧の効果が注目され、小青竜湯(ショウセイリュウトウ)、麦門冬湯(バクモントウトウ)、葛根湯等の漢方薬も見直されて居る。
 眠気が出て困る時は漢方薬が良い。最も良く使うのが小青竜湯で、体力が無く冷えると具合の悪い様な人には、麻黄附子細辛湯が良い。何れも麻黄が入って居て覚醒作用も有る。車に乗らなければ成ら無い時には都合が良い。
 抗ヒスタミン作用と抗アレルギー作用を兼ね、発作を予防出来るケトチフェン剤等色々な種類の薬が出回って居る。
 アレルギー体質は食事とも関連が深い。妊娠中はアレルギーを起こし易く、又、産まれる子供の為にも牛乳、卵、肉類を摂取しない方が良い。生後3年位迄乳幼児のアレルギーは、食事に関係する物が殆どで、離乳食にも卵や乳製品、肉類等の動物性蛋白質を食べさせ無い方が良い。
 解毒症体質(アレルギー体質)には、紫胡清肝湯(サイコセイカントウ)、荊芥連ぎょう湯(ケイガイレンギョウトウ)、竜胆瀉肝湯(リュウタンシャカントウ)と言った体質改善薬がアレルギー体質改善に役に立つ。飽食時代の体質改善薬で有る。

  3月24日
 浮腫
 体内の物質は、全て水に溶けた姿で代謝活動して居るから、余分な水分が体内に対流すれば、老廃産物や毒素が一緒に居座って仕舞う。其れが色々な障害を引き起こす事に成る。反対に滞って居る水分がスムーズに流れる様に成って、余計な水分が排泄されれば、水と抱き合わせに成って居る老廃産物や毒素も体外に追放出来る。此の様にして組織から老廃産物や毒素が出て行けば、其れだけ消炎効果が得られる。
 肥満は組織に余計な脂肪が溜まると言う異常で有るのに対して、浮腫は水分(組織液)が溜まって起こる物。特に、腎臓病、心臓病、肝臓病、肺疾患、甲状腺障害の時に浮腫み易い。浮腫は、水分、及び、ミネラルの代謝が混乱して引き起こされる現象だから、放置すれば次第に疲れ易く成り、身体は衰弱して行く。現代日本人の多くは、其れと気付か無い内に、多かれ少なかれ、浮腫に見舞われて居る。白米を主食にして居ると例外無く、脚気に成るが、脚気の症状の一つは浮腫なので有る。但し、殆どは、潜在性脚気だから、浮腫も余り強くは現れ無い。顔が何と無く腫れぼったいとか、朝起きた時手や足が浮腫んだ状態に成って居て、昼間身体が怠くて、居眠りし易く根気が無いと言う状態が有ったら要注意で有る。
 正しい食事に切り替えると、尿不利が治ると共に頻尿も治る。頻尿は膀胱内に一定量の尿を溜めて置く事が出来ずに、頻繁に尿意を催す。食生活を正すと、生理機能全体が正常に成るから、どちらに傾いて居る排尿の異常も治って仕舞う。先ず、此迄の誤った食生活に因って弱体化して居る腎臓・膀胱機能に密接な関係を持つ血管や神経を健全な姿に逸速く立ち戻らせる為に、胚芽・葉緑素・酵素の三大健康食品を摂る。
 腎臓病、心臓病、脚気を根治する。此等には浮腫が現れ易い。精白食品、動物性蛋白質食品、化学調味料を止める。此等は血液を汚し、代謝を混乱させる。ミネラル代謝を正常にする。ミネラル代謝の混乱は水分代謝の混乱を引き起こし、浮腫を招く。ミネラル分の多い食事を積極的に摂る。細胞の防水性を高める食品を積極的に摂る。浮腫が起こるのは、細胞膜の機能が弱体化して、余分な水分を組織内に侵入させるのが原因。有益な不飽和脂肪酸を多く含んだ食品(松の実、胡桃等)が大事。
 浮腫に有効な薬草や食品を活用する一方で、浮腫を起こさ無い食生活に切り替えて行く事が不可欠で有る。一方で、浮腫を起こす食事を摂って居ては折角の利尿効果も相殺されて仕舞う。浮腫を起こさ無い食事は、身体の自然性を損なわ無い食事の事で有る。腸機能を正常に保つ食事なら、ミネラル代謝もスムーズに行われ、水分の移動も順調に行くから浮腫は起こら無い。
 胚芽を十分に摂って、代謝活動を盛んにする。胚芽はビタミンB群補給に何因りも効果的な食品で有る。胡麻、木の実で組織を引き締める。胡麻、木の実はリノール酸、粗蛋白、酵素がたっぷり含まれて居て、体細胞の防水性を高め、組織を引き締め、ダブ付いて居る水分を追い出すのに卓効が有る。
 梅干し、自然塩を適度に摂る。ミネラルが豊富に含まれた塩分は、細胞活動を活発にする作用が著しい。特に胃腸の異常発酵を防止して血液浄化し活動を強化するので、水分代謝を健全化するのにも不可欠で有る。
 玉蜀黍の毛の煎汁は、胆嚢炎、結石、黄疸等にも有効で有る。
 接骨木の葉・枝・根皮を乾燥させて煎じた汁は、腎炎・ネフローゼの浮腫、関節リュウマチで水が溜まった物に卓効を現す。何れも20gを50tの水で半量に煎じ、一日3回位に分けて飲む。
 脚気の浮腫には小豆が卓効を現す。小豆はビタミンB1・B2を始め、ビタミンB群が豊富に含まれる。元々脚気で浮腫が起こるのは、B群の著しい欠乏の為炭水化物代謝が混乱し、其れが土台に成ってミネラルや水分の代謝障害が引き起こされる為だから、B群の豊富な小豆は浮腫の解消に卓効を現す。軟らかく煮て、塩味で煮汁ごと毎日食べても良い。全ての浮腫に有効で有る。
 牛膝(イノコズチ)の根を煎じて飲む。郁子の果実3〜4個輪切りにして煎じて飲む。杉菜の葉茎を煎服すると特に腎臓性の浮腫に卓効が有る。南瓜の種子を煎服する。西瓜糖エキスは利尿作用が著しい。綿蓬茶、車前草茶を茶代わりに飲む。
 副食として、梅干し、パセリ、納豆、大根卸、牛蒡、黒豆、葱を積極的に摂る。

 高血圧性脳内出血
 高血圧が長年続くと、脳の血管が動脈硬化や血管壊死、動脈瘤を起こし易い。此が破裂して出血するのが高血圧性脳内出血で有る。
 過労続きで仕事中に出血を起こし易い。急激な血圧の上昇が脳内出血を起こす。突然目の前が真っ暗に成り、ズキンズキンと頭が割れる様な痛みが走る。其の後直ぐに意識不明に陥り、其の儘死に至る事も多い。全てが突然死に結び付く訳では無い。脳内出血の起きた場所と出血の大きさが強く関係して居る。
 脳を大きく分けると、大脳、小脳、脳幹に別れ、更に、大脳は皮質と基底核部に分けられる。
 小脳と大脳皮質での出血の割合は、脳内出血の中の各10%ずつで、此等は比較的症状が軽く、頭痛や手足の軽い麻痺、物が二つに見える、視野が一部欠けると言った症状で済む事も有り、脳内出血に気付か無い場合も有る。
 怖いのは、脳幹や基底核部が出血した場合で、呼吸器障害や昏睡状態に陥って死亡する危険が極めて高い。脳幹の場合は、わずか1pの小さな出血でも死に至る場合が多いが、起こる確率は脳内出血の中でも10%程度。基底核部の出血は脳幹に近く、脳幹を圧迫する時は危険で有る。基底核部の出血は全体の70%を占める程其の頻度が高い。
 脳内出血は怖いが、此の場合原因が高血圧とはっきりして居るので、其の点では予防はし易い。
 身体の警告として、
 @長年、高血圧が続いて居る。
 A興奮し易い。
 B塩辛い物が好き。
 C暴飲暴食気味で有る。
 D屡々頭痛がする。
 E屡々目眩がする。

 高血圧・脳血栓・心筋梗塞
 高血圧症の人は、体内に塩分が溜まり過ぎ、脂肪やコレステロール等の余剰物、尿酸、ピルビン酸等の老廃物が多過ぎて血液の流れが悪く成って居る。此うした余剰物や老廃物は、血液を浄化し其の流れを保つ為に、血管の壁に沈着して動脈硬化を起こす。
 水洗トイレが詰まった時に、配水管に圧力を掛けて詰まりを取るのと同じ様に、血管が細く成ったり血がドロドロに成って血の流れが悪く成った場合、心臓が力を入れて血管を押し出して居るのが高血圧の状態で有る。其の為、降圧剤で無理に血圧を下げると、鬱病、脳血栓、心筋梗塞等血流低下から来る病気や気力の低下と言う副作用を起こしたりする。其の為、塩分、脂肪、コレステロール、尿酸等が体内に過剰に成ら無い様な食生活をする必要が有る。
 治療
 @間性食品と陰性食品を中心に摂る。
 A太めの人は、良く噛んで小食にし水分も減らす。
 B肉、卵、乳製品を止め、根菜類中心の食事にする。又、魚介類を摂るとEPAやタウリンが、動脈硬化を予防し、血栓を溶かしてくれる。
 C酒は、寧ろ動脈硬化を予防するDHLコレステロールを増やしてくれるので適度には飲んで良い。特にビールや焼酎等が良い。
 D海藻、豆、野菜、蒟蒻等、食物繊維の多い物を存分に摂り、腸内と血液の浄化を心掛ける。
 E朝起き掛けに野菜ジュース(人参、胡瓜、林檎、セロリ、緑黄野菜等)を飲み、そして、朝食は少な目にする事。
 F酢大豆を毎日20〜30粒以上食べる。
 G柿の葉茶を茶代わりに飲む。

 脳梗塞
 
脳卒中は、大きく脳梗塞と脳内出血に分けられ、取り分け頻度が高いのが脳梗塞で有る。
 脳梗塞とは、脳の血管が詰まって、其の先に酸素や栄養が行か無く成り、脳細胞が壊死してしまう状態を言う。
 脳梗塞は、更に脳血栓と脳塞栓に分けられる。脳の血管に血栓が出来て血流が止まるのが脳血栓で、動脈硬化が進んだ60歳以上の高齢者に多い。脳塞栓は、心臓疾患等で出来た血栓が血液と共に流れ、脳血管で詰まってしまう状態を言い、心臓疾患を持つ50〜60歳代の層に多い。突然死が考えられるのは、脳幹に繋がる血管が脳塞栓を起こした場合で有る。そして、梗塞後は必ず脳に浮腫みが生じるのが特徴で有る。此も死を招く大きな要因に成って居る。但し、脳梗塞を起こしてから3時間以内に治療を行った場合は少し事情が違って来る。此の時点では、脳は未だ死に至って居無いからで有る。血栓溶解剤を投与して詰まった血管を溶かす事が出来れば、血流が再開して死に掛かって居た脳が蘇る可能性が有る。
 突然死に繋がる様な場合は、意識障害を起こして居る場合が多い。鼾をかいて居る場合は気道を塞がれて居るので、横向きに寝かせるか、顎を上にして空気を通り易くする事が大事で有る。
 脳血栓の場合は、前兆を見逃さ無い事が大事で有る。ちょっと手が痺れるとか、手が動か無いと言った症状が出たら、此が前兆で有る。此はミクロ単位の小さな塊が血管に詰まった為に起きるのだが、小さな血栓なので直ぐに溶けて、血流が再開すると2〜3分後には治ってしまう。直ぐに治ってしまうのでついつい放って置きがちですが、此は大きな警戒警報で有る。此の段階で治療に入れば其の後の発作が予防し易い。手に現れる此の様な小さな症状は、生命危機の大きな警告で有る。
 身体の警告として、
 @高血圧で有る。
 Aコレステロール値が高い。
 B中性脂肪値が高い。
 C糖尿病を患って居る。
 D心臓に不整脈等の疾患を感じて居る。
 E一時的に手足の痺れを感じた事が有る。
 F手足が突然動か無く成った経験が有る(2〜3分後には動く様に成った)。

 脳卒中
 脳卒中とは、脳は脳実質、卒は俄に、中は当たるの意。詰まり脳卒中とは「脳が俄に(邪気に)当たった病気」と言う意味で有る。出血だけでは無く、梗塞に因っても、蜘蛛膜下出血に因っても引き起こされる。脳の循環障害に因って精神・神経症状を起こした物を指す広い意味に使われて居る。此の事から解る様に、脳卒中とは病名では無く、病態を指す言葉で有り、中気、中風も同じ意味。
 脳卒中と呼ばれて居る物で代表的な物は、脳出血(脳溢血)と脳血栓、及び、脳塞栓の3つで有る。脳出血は脳に分布して居る動脈が破れる物。其の時の出血で脳細胞は破壊され、色々な障害を引き起こす。脳血栓は脳動脈が血の塊に因って詰まったり狭く成ったりして、其処から先の脳の栄養が障害される物。首の動脈が詰まると言うケースも多く成って居る。脳塞栓は、心臓の中に出来た血の塊が脳に運ばれて、其処の血管に詰まって起こる。一般に脳血栓と脳塞栓とは病態が大変良く似て居る所から、一纏めにして脳梗塞として扱われて居る事が多い。嘗て脳軟化と言われて居た物が此に当たる。
 脳出血は脳の血管が破れる物だから、大抵突然に発作が起こる。此に対して脳塞栓は、血管が徐々に狭められたり、血栓が詰まったりする。朝、目が覚めたら口が回ら無く成って居たとか、手足が痺れて居たとか言った形で起こる事が多い。又、脳出血は高血圧が有る時に起こり易い。高血圧と関係無く白血病等の出血性疾患に因って起こる事も有るが、極稀で有る。脳梗塞は血圧が特別高く無くても起こる。寧ろどちらかと言えば低血圧者が脳梗塞に成り易い。尚、低血圧者は、梗塞に因る物で無くても、脳への血液が不十分に成りがちで、失神状態に陥り易い。
 一般に脳出血に比べて脳梗塞の方が、症状は穏やかで有る。然し、脳細胞が遣られる事に違いは無い訳だから、結果的にはほぼ同じ様な障害に見舞われる。
 身体の神経系を大別すると、
 @自律神経系=意思に因って動かす事の出来無い物で、内臓や腺等に分布して居る。
 A錐体路系=自由意思に因る運動を可能にして居る物。顔の表情を作ったり、手足を動かしたりする。
 B錐体外路系=主に全身の機能のバランスを取る働きをする。
 脳卒中は、此の内の錐体路系に異常が起こる。錐体路系は、先ず、大脳皮質の神経細胞に始まる。此処から、人間の場合、約100万本の神経繊維が出て居るが、其れ等は次第に纏まって束と成り、内包と言う部分を通り、中脳から橋へ、更に延髄を走った後、顔や舌、腕、脚等へ達する。又、延髄の下端で左右が交差して反対側に回り左大脳半球から発せられた命令は、右半身に伝えられる。反対に右大脳半球からの物は、左半身に伝えられる。此の為、出血や梗塞が起こった所が左大脳半球なら右半身の運動が障害される。半身不随に成る。半身不随が人間に特有な障害で有るのは、手足の機能が著しく分化した人間に於いて、錐体路系の機構が高度に複雑に発達して居るからだ。錐体路系の発達の未熟な動物、例えば、チンパンジー等に実験的に半身不随を起こさせても、直に治って仕舞う。
 脳卒中は、或る日突然に起こる病気として恐れられて居る。だが、原因と成る物は、必ず数年以上前から徐々に積み重ねられて居る物で有る。30代、40代の働き盛りの人だけでは無く、中学生や高校生を晴天の霹靂の如く襲う場合が多く成って居る。
 肉食過剰は血液を酸毒化し、粘稠性を増す。高血圧症状は、其の1つの現れで有る。此に現代の機械文明に因るストレスが加われば、脳卒中が起こり易く成るのは当然の事で有る。誤った栄養知識と経済競争の中で、肉食とストレス両方の影響を最も強く受けて居る働き盛りに発病者が急増するのも自然の道理と言える。
 脳卒中は全身病で有る脳の循環に異常が起こるのは、其の部分現象で有り、体質の立て直しが必要なので有る。
 血圧障害を治し、腸内の毒素を一層する。腸内に有害菌が繁殖して、大量の毒素が発生すると、脳の血管は大変にひ弱に成る。便秘しない事が一番大事で有る。そして、白米・肉食を止める。血液性状を混乱し、脳の血管を弱体化すると共に、ストレスに弱い体質に成る。
 玄米菜食に切り替える事が根治の決め手で有る。動脈硬化防止食品として、蕎麦、黒豆、昆布、大蒜を積極的に摂る。
 浣腸して腸内を空っぽにしてから、酵素を多めに飲む。腸の負担を除くと脳血管の負担も軽減される。黒豆を濃く煎じた物をどんどん飲む。解毒作用が著しい。羊蹄の根を煎じて飲む。大腸を刺激するので、暖下作用も有る。藜(アカザ)の葉茎を煎服する。半身不随を防止する。朮(オケラ)の根(白朮)15gを酒で半量に煎じて飲む。半身不随に有効。桑の葉を煎じて茶代わりに飲む。蕎麦掻きを常食する。動脈硬化を防止する働きが有る。
 副食として、大根、牛蒡、胚芽油、梅干し、椎茸、若布等を積極的に摂る。

 浮腫(心臓病・腎臓病)
 心筋梗塞は、栄養過多で起こる慢性病で有るが、長く煩うと心不全に陥り、浮腫が生じる。心筋梗塞以外の心臓病や腎臓病でも浮腫は付き物で有る。
 浮腫は水分其の物で有るから「冷・水・痛」の三角関係から考えても、完全に「水・冷」に因る陰性の病気で有る。身体を温める陽性食品をしっかり食べ、排尿(利尿)を促す様な食物を摂ると良い。
 <治療>
 @小豆は利尿作用が強力なので、玄米に小豆を1〜2割入れて赤飯にして食べる。又、茹で小豆や小豆昆布を食べる。
 A玉蜀黍の毛を陰干しにし、水の量が半分位に成る迄煎じて飲む。
 B浮腫も酷く、動悸、息切れも伴い、心臓の機能が可成り落ちて居る人は、卵醤を飲むと良い。
 C西瓜は利尿作用が有るが、夏だけの物。然も、身体を冷やす作用も有るので、冷え症の傾向の有る人は、自然塩を振り掛けて食べると良い。又は、西瓜糖を作り冷蔵庫に保存し、適宜利用すると良い。
 D胡瓜にも強力な利尿作用が有るので、人参、林檎、緑黄野菜の基本ジュースに加えると良い。但し、胡瓜は身体を冷やす作用が有るので、冷え症の人や、遣って見て冷えの為利尿の効果が無い場合、胡瓜の漬け物や糠味噌にして多く食べる様にすると良い。

 狭心症
 心臓障害に因って死亡するのは、心臓細胞に壊死が生じ、新鮮な血液を充分に送り出せ無く成る為に、全身の組織が窒息を起こすからだ。壊死とは、局所的に細胞の働きが停止し、崩壊する事。細胞が活動する為には、酸素が充分に送り込まれ、栄養物を供給され、更に、活動の結果細胞内に生じた老廃産物を速やかに除去する事が必要で有る。其れ等の働きの内、どれか1つでも欠けると細胞は正常な働きが出来無く成ってしまう。しかし、細胞の活動にとって不利な条件が加わり始めてから、細胞が壊死に至る迄には、一般に考えられて居る因りもずっと長い道乗りが有る。組織臓器の働きはチームワークが上手く行われて居る為、不利な条件が加わっても、御互いに補足し合って、遣るべき仕事を支障無く遣り遂げ様とする。心臓も例外では無い。冠状動脈が異常収縮して血流量が減少したり、有害物が作用して出血したり、又は、血液性状が混乱して、血液の酸素運搬力が低下したり、血栓を作ったり、と言う様に心臓に不利な条件が有っても、直ぐには障害は起き無い。だが、そんな変則的な事は長続きする筈は無い。無理が皺寄せさせられた所から綻びが生じる。狭心症が起こるのはそんな時で有る。狭心症は心臓障害としては極初期的な物だが、其の障害の下地はずっと以前から作られて居るので有る。
 心臓の細胞の病変(変性)は、先ず、混濁腫脹と呼ばれる状態と成って現れる、細胞質が顆粒状に混濁する為、細胞は稍種大して堅く成る。此の様な変性が起きるのは、血液の質が悪く成ったり、貧血が起こって、細胞が正常に働け無く成る為だ。そうすると、余計な水分が細胞の中に入ってしまう。混濁腫脹を引き起こして居る真の原因を早く取り除かなければ、細胞質の変性はどんどん進んで脂肪変性を起こす様に成り、ついには壊死に陥ってしまう。心臓の細胞に変性が起こり始めた時に、一般に見られる症状は心臓部の痛みで有る。狭心症では其の痛みが、発作的に水落から胸部中央、更に、心臓部に掛けて起こり、心臓が締め付けられる様な圧迫される様な苦痛を覚える。時には、左肩や左肘、そして、小指や薬指の方迄痛みが放散する事も有る。発作時間は人に因って区々だが、一般的には比較的短くて1〜2分、長い物で20〜30分程で有る。坂道や階段を上がる時に急に起こり、歩くのを止めると間も無く痛みも消えると言った様な起こり方をする。細胞に病変が起こって居るから、心臓に強い刺激が少しでも加わると、其れがきっかけと成って狭心症発作を起こす訳だが、温かい部屋から急に冷たい戸外に出る、精神的に興奮すると言った一寸した事で発作が起こるのも其の為で有る。
 元々丈夫に作られて居る心臓は、翼々悪い条件が無ければ、壊死等起こる筈の無い物で有る。特に絶え間無く収縮−弛緩を繰り返して運動をしている器官は、組織のマッサージをされて居る様な物で、血液循環も促され、物質代謝もスムーズに行われるから病気に成り難い。
 日本人は白米・肉食をして居るが、特に肉食が心臓に取って有害で有る。動物性蛋白質を摂取すると大量の酸毒成分が生み出される。此は、脳や肝臓、腎臓を始め、全身の組織臓器に運び込まれて、各種のトラブルを起こすが、特に心臓には深手を負わせる。白砂糖は、心臓の働きを鈍らせ、心臓を弱くする。
 動物性蛋白質の摂取は止める事。酵素成分をたっぷり補給する事。薬草茶を飲む事。肉や卵、乳製品等の動物性蛋白質に因って生じる酸毒成分を野菜に因って中和・解毒するにはなかなか難しいので、日常の食生活を玄米菜食に切り替える以外に方法は無い。
 病変細胞を健全細胞に入れ替える為にも、心臓機能を高める為にも、心臓の酵素活性を高める事が大切で有る。酵素活性が高められ、心臓の正常細胞の勢いを強めれば、其の同化力も強められ、新しく作られる細胞は自然に健全な物に成って来る。酵素活性を高めるには、健康食品の酵素を摂り、合わせて、胚芽、葉緑素、味噌、醤油、納豆等の沢山の酵母が含まれて居る食品を摂るのが望ましい。柿の葉、枸杞、どくだみ、波布草等の薬草は狭心症に大変効果的で有る。自然のビタミンEを充分に補給する。ビタミンEは血液の流れをスムーズにし、血管機能を健全にする。胚芽の健全な実精白穀物、胚芽食品、玄米油、胚芽油等。卵黄油を続けて服用する。犬芥の葉茎10gを煎じて飲む。車前草の青汁を一日40tずつ飲む。露草の青汁を一日40tずつ飲む。葉茎を煎じて飲んでも良い。松葉を良く噛んで、唾液に混じった物を飲む。大根草の全草を煎服する。干し椎茸を煎じて飲む。そして、出しにも昆布と一緒に使う。明日葉はフラボノイドが多く含まれて居り、強心作用、代謝促進作用が有る。青菜の様に食べる。黒豆、胡桃、人参、小松菜、檸檬を積極的に摂る。

 心筋梗塞・狭心症
 心臓に栄養を送る2本の環状動脈に血が行か無く成ったら心筋梗塞・狭心症状が起きる。心臓の周りの筋肉に栄養と酸素が行か無く成る為に、途端に痛みが来る。其れは2種類有って、血がドロドロに濃縮された物が行き詰まって痛みが来るし、元気の良い人が突然倒れると言うのは、コレステロールが流れて詰まって、其の先に血が行か無く成って死ぬ。
 心臓に痛みが来た時には梅生番茶に大恨卸しを入れた物を飲む。大根は血管を広げるし、梅生番茶はクエン酸の作用で、ドロドロの血液を奇麗にする。
 心筋梗塞とは、極端に言えば、心臓に栄養を送って居る冠状動脈と言う血管が詰まり、其処から先に血液が流れ無く成って、心臓の一部の組織が腐り、機能しなく成って仕舞う病気で有る。腐る事を壊死と言う。勿論腐る範囲が広いと患者は死んで仕舞う。然も、此の発作に一度襲われたが最後、幸い命は取り止めたとしても、一見、健康そうな生活を送って居る人でも、無理する事は危険で有る。発生時には、持続する強心痛(胸が締め付けられる様な痛み)や嘔、嘔吐、冷や汗、ショック等が見られる。其の他、心筋逸脱酵素値が上昇する。時には、心臓が収縮する際の血圧に押されて、弱った部分が膨らみ、長い間に拡張して、瘤の様に成る所が有る。此を動脈瘤と言う。普通、動脈瘤と言えば血管、特に、大動脈に出来易いので有るが、心臓にも出来る場合が有る。勿論、血圧が高いと破れ易く、早く膨れ上がる。正常な心臓や血管だと普通の血圧の10倍の圧(1,200o水銀柱)にも耐えられる。
 心筋梗塞は、血流が完全に止まってしまう為、激烈な胸痛に襲われる。不整脈や心不全、心破裂等の合併症を伴い易く、非常に死亡率が高い。心臓に栄養を送る冠動脈の内側が狭く成り、最終的には血栓が出来て完全に閉塞して仕舞う状態を言う。血液が流れ無く成り、心臓が壊死して仕舞う。
 心筋梗塞に成った人の半数は此迄心臓に異常が無く、青天の霹靂の様に突然胸痛に襲われる人で、後の半数は、前から心臓が痛かったと言う。詰まり、半数の人には警告が出て居たのだが。其れを警告と感じて居無かったと言う。高齢者の場合は症状が怠い程度で有る場合も有る。
 「下の歯から水落迄の痛みは心筋梗塞を疑え」と言う様に、心臓の痛みは広範囲に及ぶので、直接心臓が痛く無くても検査を受けた方が望ましい。
 心筋梗塞の原因は動物性蛋白質と糖分の過剰摂取に因る冠状動脈の動脈硬化で有り、高血圧、糖尿病、喫煙、高脂血症、ストレス、肥満等の危険要因が多ければ多い程動脈硬化を促進してしまう。又、男性は女性の5〜6倍も心筋梗塞に成り易い。
 身体の警告として、
 @坂道や階段を上がると息切れがする。
 A高血圧症である。
 B糖尿病を患って居る。
 Cコレステロール値が高い。
 D肥満、又は、肥満気味で有る。
 Eストレスを強く感じる毎日で有る。
 F中性脂肪が高い。
 G不整脈で有る。
 H平常時に息苦しさを伴った動悸を経験した。
 I浮腫が有る。

 手当
 心筋梗塞
 1.松葉茶を作って飲む。
 2.松葉水を飲む。
 3.松葉エキスを飲む。
 4.どくだみの全草の陰干しを煎じて飲む。
 5.玉葱を刻んで生食する。
 6.ギャバロン茶を一日3回飲む。

 心筋梗塞
 血流が完全に止まってしまう為、激烈な胸痛に襲われる。不整脈や心不全、心破裂等の合併症を伴い易く、非常に死亡率が高い。心臓に栄養を送る冠動脈の内側が狭く成り、最終的には血栓が出来て完全に閉塞してしまう状態を言う。血液が流れ無く成り、心臓が壊死してしまう。
 心筋梗塞に成った人の半数は此迄心臓に異常が無く、青天の霹靂の様に突然胸痛に襲われる人で、後の半数は、前から心臓が痛かったと言う。詰まり、半数の人には警告が出て居たのだが。其れを警告と感じて居無かったと言う。高齢者の場合は症状が怠い程度で有る場合も有る。
 「下の歯から水落迄の痛みは心筋梗塞を疑え」と言う様に、心臓の痛みは広範囲に及ぶので、直接心臓が痛く無くても検査を受けた方が望ましい。
 心筋梗塞の原因は動物性蛋白質と糖分の過剰摂取に因る冠状動脈の動脈硬化で有り、高血圧、糖尿病、喫煙、高脂血症、ストレス、肥満等の危険要因が多ければ多い程動脈硬化を促進してしまう。又、男性は女性の5〜6倍も心筋梗塞に成り易い。
 身体の警告として、
 @坂道や階段を上がると息切れがする。
 A高血圧症である。
 B糖尿病を患って居る。
 Cコレステロール値が高い。
 D肥満、又は、肥満気味で有る。
 Eストレスを強く感じる毎日で有る。
 F中性脂肪が高い。
 G不整脈で有る。
 H平常時に息苦しさを伴った動悸を経験した。
 I浮腫が在る。

 不整脈
 血液は心臓の収縮に因って押し出され血管内を流れて行くが、血圧とは此の流れの圧力、言い換えれば血液が血管壁にぶつかる力と言う事が出来る。其れは水道水が水道管を流れる場合と同様で、遠くへ行く程圧力は低下する。即ち、血圧も心臓から押し出される時が最高で、末端へ行き、血管が細く成るに連れて低下する。従って血圧を比較する為には実測上其の部位を決めて於かなければ成ら無い。其れには普通、腕の上腕動脈が用いられる。此処は測定し易い事と、心臓を出た大動脈内の血圧と比較しても大差が無いと言う利点が有るからで有る。血圧は緊張すると誰でも高く成る、中学生や高校生が入学試験の発表を明日に控えて心配するだけでも血圧は高く成る。此は緊張に因って、血管が収縮し、血液の流れが悪く成るので、心臓は血液を絞り出す力を強くして、其の収縮した血管壁を押しのけて組織に供給する様にする為で有る。勿論此は一時的な(時には何時間かは続くかも知れ無いが)高血圧状態で有って病気では無い。高血圧とは、一般的に其の様な緊張が無く、肉体的に安静にして居る時でも高い場合を言う。
 脈が有ると言えば、脈拍が耐え無いで、未だ、生きて居る証拠で有る。其れが転じて、前途の見込みが有る場合に使われる「脈の有る青年」等と言う。脈を取って診断の一助とする事を「脈診」と言う。医者は脈を取りながら顔色や皮膚の艶等を伺い診断の助け共する。脈は血液が心臓から送り出される度に、弾力性の良い大動脈を膨らませ、其の膨らみは次の膨らみを作り、段々と末端の細い動脈に向かって移動して行った物に他成ら無い。即ち、脈を取って居る際には、心臓に直結した動脈に触れて居るので有るから、心臓の状態が或る程度解る。従って、心臓が力強く打って居る時は勿論脈も力強く、弱く打って居る時は脈も弱い。心臓の拍動が狂えば脈も狂う。安静時、脈は1分間に70回位打つのが普通で有るが、多い場合も少無い場合も有る。80回以上を頻脈、60回以下を徐脈と言う。脈は其の他、早さや張り具合に因って、速脈、遅脈、硬脈、軟脈等に分類される。硬脈は高血圧時、軟脈は低血圧時に見られる。
 又、動脈が硬化すると、血管の硬さに比例して脈も硬く成る。
 一般に、健康増進の為の運動をする場合に、運動負荷がどの程度かを知る為に脈を取るが、其の目安は、90回/分以下では効果が無く、100〜110/分位が適度で、120回/分以上だと過剰と考えれば良い。
 脈無し病と言う疾患が有る。此の病気は15〜25歳位の女性に多く見られ、動脈壁の病変の為に心拍動が末端に伝わら無いで脈を触れる事が出来無い難病の1つで有る。即ち、脈は普通心拍動に因って広げられる動脈の膨らみが末梢の方へ伝えられる物で有って、血液の流れ(動脈内で1秒間に数10p)因りも速く、1秒間に7m位走る。従って、血流は心臓から手首迄1秒以上掛かるのに比べて、脈は0.1秒位で到達する。即ち、脈は血管の壁を走る波で有って、此を「脈波」と言う。細いゴム管に水を満たし、両端を糸で閉じて一方の端を押すと、其の動きは他方の端迄伝わる。此の時のゴム管が血管に相当する。ゴム管の張りが強いと波は速く伝わるが、張りが弱いと遅い。血管ならば、動脈硬化等で硬く成って居る老人の脈波は速く、弾力性豊かな若人の血管では遅い。実測された例に因ると、其の速度は84歳の老人で毎秒8.6m、5歳の子供で5.2mで有った。
 心臓の打ち方が乱れると脈も乱れる。此を「不整脈」と言う。従って不整脈が現れると、一応心臓に病変が有る証拠に成る。最近の社会構造の目まぐるしい変動や複雑化に因って円滑化を無くして行く人間関係が、色々な心身症やノイローゼ患者を作り出して居る。「心臓ノイローゼ」も其の1つで有る。そして、そう言う患者の中には、常に自分の脈を気にしながら四六時中手首を押さえては時々刻々と変わる脈拍に、一々気を揉んで居る患者が居るが、此では脈が益々不規則に成るだけで有る。
 自分の身体は自分で管理するのが自然の掟で有る。と言う原則からすれば、時には自己の脈を診る事も健康管理上重要な事だが、其の為に神経質に成ら無いと言うのも自己管理の脈所の1つで有る。
 不整脈の原因は鼾と一緒で、主食と成る物の摂取が少無く、副食の量が多い。白米を中心とした精白食品を多く摂って居る・・・・・・等で有る。
 水分等の陰性の食物と塩気が多い陽性の食物を多く摂って、主食が少無いのである。
 出来るならば、玄米菜食に切り替える。副食には赤い色をした物を多く摂り、水分の摂取を控える。

 心臓弁膜症
 心臓の中の壁と弁の間に隙間が出来るので、心臓は活発に動き、拍動は多く成るが、四肢の血圧を測定すると低い。此の人は、此が故に維持されて居る健康なんだ。
 心臓の中の血液は、新しい血液と古い血液とが混じり合わさってしまう。だから、全身に其の血液が回ってしまい全身に力が入ら無い訳だ。又、濾過装置で有る、肝臓、腎臓には特に負担が掛かる。そう言う臓器は故障しやすい。
 中心で有る弁因りも壁の方が肥大して居る訳だから、縮む物(陽性食物)を摂れば良い。多分に時間が掛かるので、生活の三原則は「食事、運動、休息」で有るが、此の様な人は人並みには運動が出来無い。だから、身体の中心から排出する二酸化炭素や老廃物等は身体の中心に溜まり易い訳で有る。其の様な人の為には、其の人に会った生活の三原則を考えて遣らなければ成ら無い。急激に陽性食に切り替えると反動で辛いので時間を掛けて(年単位で)治すと言う気持ちに成らなければ行け無い。其れから、利尿、暖下作用を考えながら、種(米、豆類、木の実等)を中心に食べる。副食の根菜類は根を中心に摂る。しっかり熱を通し、塩気を強めに。動物性蛋白質、果物、ジュース、砂糖、氷等は厳禁で有る。

 「身体の浄化と回復」「心臓」のビームライトバーコードと同時に使用されると効果的です。
 心臓のビームライトバーコード(1999.3.24.UP)

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 狭心症のビームライトバーコード(1999.10.15.UP)

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 心悸亢進のビームライトバーコード(1999.3.24.UP)

     

 心筋症のビームライトバーコード(1999.10.15.UP)

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 心筋梗塞のビームライトバーコード(1999.10.15.UP)

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 心不全のビームライトバーコード(1999.10.15.UP)

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 心臓肥大のビームライトバーコード(1999.10.28.UP)

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 不整脈のビームライトバーコード(1999.8.12.UP)

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 心臓弁膜症のビームライトバーコード(2000.4.17.UP)

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 <ビームライトバーコードに関しての注意事項は3月17日を再度御読み下さい。>

 腎臓病
 腎臓は横隔膜下に位置するから、臍から下の力が弱い人に起こり易い。
 診察の時に、仰向けに寝て貰い、手掌で腹部を押圧すると、臍因り上に比べて臍因り下が弱い状態を臍下不二と言う。此は、老人や若くても腎臓病、インポテンツ、前立腺の病気に成り易い人に出て来る信号で有る。
 相似の理論で言うと、臍から下は根に当たるから、牛蒡、人参、蓮根、葱、玉葱、山芋等根菜類をしっかり食べると良い。腎臓病に効く漢方の八味地黄丸は8つの生薬の内5つ(山芋、地黄、沢瀉、鳥兜、牡丹)迄が、「根」の生薬で出来て居る。良く歩いて下半身を鍛え、血行を良くする必要も有る。
 <治療>
 @水四合に玉蜀黍の実を湯飲み茶碗1杯量加え、三合位に煮詰めた物を温服するか、玉蜀黍の毛(雄蕊)5〜10gをコップ1杯の水で煎じて半分量とし、一日3回温服すると利尿作用を発揮する。
 A鳩麦の実を煎じて茶代わりにする。
 B茹で小豆にして食べるか、赤飯を作って食べると良い。小豆の利尿作用を利用する。
 C俯せに成り、背中の腎臓の位置に生姜湿布を一日2〜3回施す。
 D半身浴をする。
 E麦トロや薯蕷蕎麦を積極的に食べる。
 F酒が飲める人は、寝しなに毎日、猪口2〜3杯飲む。

 腎臓癌
 @肉眼でも判る血尿。
 A脇腹から背部に掛けての疼痛。
 B触って判る脇腹から背部の痼り。
と言う3大兆候が在る。だが此の時には癌は3p以上に成って居り、可成り病状は進行して居る。此の場合には骨や肺に転移してしまって居る事が多い。転移した癌が腎臓癌因りも先に発見される事も珍しく無い。

 身体の警告として、
 @熱が有るのに風邪薬を飲んでも治ら無い。
 A蛋白尿が出る。
 B下肢の浮腫が在る。
 C腹に圧迫感が有る。
 D脇腹から背部に掛けて理由も無く痛む。
 E身体が怠い。
 F血尿が有る。
 G脇腹から背部に掛けて痼りが有る。
 腎臓癌や急性膀胱炎等の出血の時には第一大根湯を飲ませて、野菜スープとかヤンノー・薄い玄米スープを大量に飲ませて治す。
 腎臓癌の出血に少し塩気を入れて止めると、痛がって蹲って仕舞ったり、排尿時に便所で悲鳴を上げたりする。

 腎盂腎炎
 特徴は、腰痛と濁った尿で有る。トイレに行く回数が増え、残尿感が有り、尿を出す時に膀胱が痛む。翌日には高熱に襲われ、寒気と震えが続き背中が痛む。そんな時は腎盂腎炎を疑う。
 急性の物と慢性の物が有り、急性の物は大腸菌が原因で有る。慢性の場合、尿路系に異常が在ると尿が逆流して腎不全に成ってしまう事が多い。又、高血圧の原因に成り、高血圧に成ると腎臓を悪くする。其れを放って置くと腎不全の原因にも成る。
 予防法は、腰を冷やさず、尿意がしたら我慢しない事で有る。又、身体を清潔に保ち、膀胱炎を患わ無い様に心掛ける事も大切で有る。
 身体の警告として、
 @腰痛に成り、尿が濁る。
 Aトイレへ行く回数が増え、残尿感が有る。
 B尿を出す時に膀胱が痛む。
 腎臓は空豆に似た形で、大きさは握り拳位。普通は肋骨の内側で横隔膜の下の所に左右2個在る。外から触れる事も出来無いし、心臓や胃の様に動いたりしない静かな臓器で有る。此の臓器の中には、毛細血管の球で有る糸球体が、片側だけで100万個も詰まって居る。此処で、血液から蛋白質を除いた全ての成分が濾し出される。此の濾し出された液は、細長い尿細管を通過する間に、身体に必要な物質は再び血管中に再吸収され、不必要な物だけが尿として排出される。詰まり、水の99%、ブドウ糖は全部、其の他の成分も必要量だけは全て血液中に再吸収され、其の残りが尿と成る。尿は、腎盂と言う腎臓内の空間に集まり、尿管→膀胱→尿道を通って体外に排泄される訳で有る。
 腎臓は、
 @新陳代謝に因って生じた老廃産物を排出する。
 A体液中の電解質(Na、K、Ca等)、及び、水分を一定に保つ。
 B血圧を調整する。
 C造血酵素を作る。
等の重要な働きをして居る。此等が傷害されれば、生理機能全体のバランスをがガタガタに崩れてしまう。
 腎臓病の中でも最も多いのは腎炎で有る。季節に関係無く起こるが、寒さは病状の悪化を招き易い。一般には、発病の仕方や経過状態の違いに因って急性腎炎、慢性腎炎に分け、病相の違いに因って、化膿性腎炎、結核性腎炎、紫斑性腎炎と言う様に色々な種類に分類して居る。だが、何れも、腎臓の組織(特に糸球体と細尿管)に炎症と言う病変が起こって居る事に変わり無い。炎症とは、刺激に対する生体の防御反応で有る。腎臓組織を必要以上に刺激する物質が送られて来ると、其の刺激物に因る打撃を最小限にする為に身体は大反撃を試みる。先ずは、大量の水分で炎症の作用力を弱めたり、生理的物質と化学反応を起こさせて炎症を骨抜きにする事を試みる。其の為に、血液をどんどん送り込むと同時に、血管壁の穴を広げて、其処から水や塩分、血球、蛋白質等を零れ出させる。此の水浸し作戦で治まれば腎炎は軽度の内に治せたと言う結果に成る。しかし、作用した物質がもっと悪質に成ると、腎臓を構成して居る実質細胞は破壊され、組織は正常の物とは酷く変わってしまう。此を変性炎と言う。当然、細胞の破壊が酷い程、腎機能は減退する。未だ、身体の抵抗力が残って居る場合は、破壊された細胞の後を結締組織で穴埋めに掛かる。詰まり、増殖炎と成る。だが、此の結締組織は細胞の間を埋める蓋の役目をするのみで、実質、細胞の様な働きは出来無い。結締組織が増えれば増える程腎臓の働きは悪く成って行く。次第に腎臓は小さく縮んで硬く成り、ついには腎不全に陥ってしまう。腎不全に成ると、尿として排泄しなければ成ら無い老廃産物が体内に停滞し、尿毒症と成り、生命が危なく成る。
 腎臓組織の病変(変性)が、因り複雑な様相を呈して居る物程、身体に抵抗力の有る事を示して居る訳だから、重症だからと言って決して絶望する必要は無い。だが、変性が進む程、其れを正常化する為に大きな努力が居る。だから、成る可く早い内に、根本的に治癒させてしまう事が大切で有る。
 腎臓病に成る、重大な条件。詰まり、生理機能のレベルを下げ、抵抗力其の物を弱めて居る原因は、食生活の誤りで有る。肉、乳製品、卵を過食し、精製塩や化学調味料を常用して居る人に起こり易い。
 腎炎の主な症状は、蛋白尿、血尿、高血圧、浮腫の4つで有る。蛋白尿に成るのは糸球体の濾過の目が粗く成り、蛋白質を取り零してしまう為。血尿は、炎症に因って血管壁の透過性が高まる為、赤血球が滲み出てしまう為で有る。高血圧は、血管の萎縮等で腎臓への血流が悪く成り、其れだけ他の部分の血流が増える為に起こる。又、レニンと言う酵素が生成されて血圧が上昇する。浮腫が出るのは、電解質の代謝が傷害されて居る為に、余計な水分が組織に停滞して居る。此の他にも、全身倦怠感、食欲不振、動悸、頭痛、吐き気等の症状も起こり易い。腎臓機能が傷害されると、体液のphが変わったり、老廃産物の停滞が起こったりして、全身の臓器組織が傷害されるので、此の様な全身症状が引き起こされるので有る。
 乳製品、卵、肉は厳禁。酸毒物質が組織に炎症を起こし易い上に、排泄器官で有る腎臓への負担を大きくし、機能不全を招き易い。魚類でも、刺身や切り身等の不自然な食べ方は避ける。
 食事は、玄米菜食に切り替える事が絶対条件で有る。特に、利尿作用の著しい小豆は、毎日食べると良い。玄米御飯に1〜2割炊き込んで良く噛んで常食するのが最も効果的で有る。他の物は一切食べず、小豆を軟らかく煮て、薄い塩味にした茹で小豆汁を食べるのも良い。又、鳩麦にも優れた利尿作用が有る。粒状の物を玄米御飯に炊き込んだり、粉末状の物を天麩羅の衣に加えたり、ホットケーキや御好み焼き等を作って摂る。
 塩は、精製塩を止め、自然塩にすれば、特別に制限する必要は無い。其れも成る可くなら、味噌や醤油で塩分を補給した方が良い。其れだけ腎臓への刺激も穏やかに成るし、整腸作用も有るので、因り好都合で有る。胚芽、酵素、葉緑素、ミネラルを効率良く補給する事は体質の偏りを治し、血液の急速浄化を図る為に極めて有効で有る。蜆エキス、蓮根エキスも卓効が有る。茶代わりに杉菜、蓬、河原蓬、垣通し等の薬草茶を飲むと一層効果的で有る。
 郁子や木通の生の実を生食、又は、輪切りにして煎服、葉茎を煎服。鶏頭の白花の物の葉茎を煎服する。接骨木の枝を煎じて飲む。玉蜀黍の毛を陰干しにして煎じて飲む。綿蓬茶を飲む。
 副食として、栗、梅干し、鹿尾菜、大根卸、椎茸、春菊、生姜を積極的に摂る。

 「身体の浄化と回復」ビームライトバーコードと同時に使用されると効果的です。
  腎臓のビームライトバーコード(1999.3.24.UP)

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  腎臓 左のビームライトバーコード(1999.3.24.UP)

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  腎臓 右のビームライトバーコード(1999.3.24.UP)

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  腎臓癌のビームライトバーコード(1999.10.25.UP)

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  腎盂腎炎のビームライトバーコード(2000.1.14.UP)

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  腎硬化症のビームライトバーコード(2000.1.14.UP)

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 <ビームライトバーコードに関しての注意事項は3月17日を再度御読み下さい。>

 脂肪肝、肝炎
 
肝臓は人体最大の化学工場で有り、解毒臓器で有る。
 肝炎は、A型、B型、C型・・・・・・と言う肝炎ウィルスが肝細胞内に寄生して起こる病気で有るが、細胞内の外では生存出来無い程弱いウィルスに肝臓が遣られると言うのは、肝臓が相当に弱って居る証拠で有る。
 肝臓は腸の中で出来る老廃産物、有毒物を解毒するが、過食や肉食過剰は肝臓を疲れさせて、肝炎ウィルスの侵入や脂肪を溜める手助けをして仕舞う事に成る。因って、肝炎や脂肪肝、肝臓癌等の肝障害の予防、治療には、次の7項目を実行すると良い。
 治療
 @過食をし無い。良く噛んで小食にする。
 Aアミン、アンモニア、スカトール等の猛毒物質を作る恐れの有る肉食は止める。
 B解毒作用の有るビタミンBを含む大豆、納豆、米の胚芽(玄米)、緑茶、海胆、柿等をしっかり食べる。
 C野菜ジュースは、人参2本、林檎1個の基本に、胃腸、肝臓の働きを強化してくれるキャベツやセロリを100g程度、そして、腸の中の蛋白質(老廃産物)を分解してくれるパイナップルを100g位加えると更に良い。後は、緑黄野菜を毎日適当に加えて飲む。
 D蜆、浅蜊等、利胆作用の有る貝類の味噌汁を毎日飲む。
 E海老、蟹、烏賊、蛸、牡蠣には強肝作用を有するタウリンが含まれて居るので、積極的に食べる様にする。
 F右上腹部から心窩部に掛けて、一日1〜2回生姜湿布を施し、肝臓への血流を良くする。

 「身体の浄化と回復」ビームライトバーコードと同時に使用されると効果的です。
   肝臓のビームライトバーコード(1999.3.24.UP)

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  肝臓左葉のビームライトバーコード(1999.3.24.UP)

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  肝臓右葉のビームライトバーコード(1999.3.24.UP)

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  肝硬変のビームライトバーコード(1999.11.24.UP)

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  慢性肝炎のビームライトバーコード(1999.12.8.UP)

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  肝不全のビームライトバーコード(2000.1.12.UP)

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  黄疸のビームライトバーコード(2000.1.12.UP)

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 <ビームライトバーコードに関しての注意事項は3月17日を再度御読み下さい。>

 3月23日
 
一杯返信を有り難う御座います。米国や英国では国民病との事。日本因り国外で此程使用されるとは思いませんでした。又、国外で効果を確認した事は余り有りませんでした。希望が有ればもっと発表する意志は有ります。其れから、私はビームライトバーコードの権利は放棄しません。然し、無料です。商売には使われませぬ様!又、飽く迄も、聖士會館独自の技術で有り、他から指導された事も技術コピーも有りません。注意事項は3月17日を再度御読み下さい。

 「身体の浄化と回復」ビームライトバーコードと同時に使用されると効果的です。
 胎児安定のビームライトバーコード(1999.5.5.UP)

      wpe4.jpg (2717 バイト)

 <ビームライトバーコードに関しての注意事項は3月17日を再度御読み下さい。>

 乳製品、卵、4つ足、2つ足等の動物性蛋白質を絶対に摂取し無い様に!特に乳製品は多くの間違いを起こします。

  胆石症
 胆管と胆嚢に出来る結石を胆石と言うが、此はビルリビン結石、コレステロール結石、黒色石等が在る。肥満と関係の深いのがコレステロール結石で、此は胆汁中の成分の内コレステロールが飽和状態成って結晶化してしまう物で有る。
 4o位迄の結石で有れば自然に排泄されるが、其れ以上に成ると結石として体内に残ってしまう。胆管や胆嚢の中を石が動いて炎症が起きると、海老の様に身体を丸くして痛みを我慢する程の激痛や水落に差し込む様な痛みが走る。特に脂肪分の多い食事をした後は、胆嚢の筋肉が収縮を起こすので痛みも激しい。又、胃部不快感、右肩の凝り、背中の痛み、右上腹部の圧迫等、胃の病気と間違える様な症状が出る事も有る。
 コレステロール結石は食事の洋風化に因って動物性蛋白質の過剰摂取に因って起こる。脂っぽい物が好きで肥満気味の人や不規則な生活を送りがちの人は要注意で有る。食事の間隔が空くと胆汁が胆嚢に溜まる時間が長く成る為、コレステロール等が沈着して結石が出来易く、ストレスや運動不足も胆嚢の働きを抑制する原因と成る。
 身体の警告として、
 @肉、卵、乳製品が好きで有る。
 A脂っぽい物が好きで有る。
 B高蛋白高カロリーの食事に加えて運動不足で有る。
 C肥満気味で有る。
 D便秘気味で有る。
 E朝食や昼食を時々に抜く。
 F胃部不快感や鈍痛、腹部に膨満感が有る。
 G脂肪分の多い食事を摂ると右上腹部が痛む。
 H右肩が凝る。
 Iストレスが溜まって居る。

 「身体の浄化と回復」ビームライトバーコードと同時に使用されると効果的です。
 胆嚢結石のビームライトバーコード(1999.10.6.UP)

     wpe8.jpg (2695 バイト)

 <ビームライトバーコードに関しての注意事項は3月17日を再度御読み下さい。>

  肝臓障害
 一般に、感染性疾患と呼ばれる病気に掛かると、患部に其の疾患特有の細菌やウイルスが発生する。其の細菌やウイルスは、他の細胞に働き掛けて、其の細胞質を同化し、自らと同じ様な機能を持った機能を持った細菌やウイルスに仕立てて行く。だが、病的細菌やウイルスが同化力を発揮するかし無いかは、作用を受けた細胞の抵抗性に掛かって居る。結局、発病するかどうかは、体質・体調の問題に帰される。肝炎も決して例外では無い。肝炎患者の息を一寸吸い込んだり、血液を手に掛けただけで発病したとしたら、其の人の体質・体調は可成り悪化して居たと考えて良い。
 急性肝炎には、ウイルスに感染して起こる流行性肝炎が有り、其の他、血清肝炎、及び、毒物に因る中毒性肝炎等が有る。一方、急性肝炎が慢性化したり、或いはアルコール飲料等の取り過ぎで肝機能が低下して、慢性肝炎に移行する事が有る。慢性肝炎が悪化すると、肝硬変を招く。だが、此等の分類は其程意味を持た無い。何れにしても、肝臓疾患に於いては肝機能が障害される。其の障害が何に因ってどの様に引き起こされるかが問題なので有る。肝機能を障害する条件として、アルコール飲料の取り過ぎ、過剰な肉食等が上げられる。
 肉・乳製品・卵等の動物性蛋白質は、充分に処理出来無い為、有害な中間産物を大量に生み出すと共に、腸内菌の生態を狂わせ、有害細菌を増殖させて、色々な毒素を発生させて仕舞う。又、質の脆い体細胞が粗製乱造される。
 肝臓には、2種類の血管が通って居る。1つは、肝臓を構成して居る細胞に栄養分や酵素を供給する血液を入れた血管(栄養血管)。もう1つは、腸管から吸収された栄養成分を含んだ血液、及び、全身を巡って来て、浄化作用を受ける為に送られて来る血液を入れた血管(機能血管)。肉食過剰は、此の何方の血液も酷く汚して仕舞う。然も、何方かと言うと、栄養血管中の血液性状を混乱させる事に因って、決定的な悪影響を及ぼす。肝細胞の質を弱くし、壊れ易くする。従って、此の様な肝臓に於いては、毒性の強い化学物質が入って来れば、一溜まり無くダウンして仕舞う。
 元々、肝臓は極めてタフな臓器有る。人間は食性を大きく踏み外し、やたらに何でも食べて居る。然も各種の公害物質に晒されて居る。其れでも生命を保ち長らえて居るのは、肝臓の強靱さが有るからで有る。こんな丈夫な肝臓も、過激な肉食には極めて弱い。肝実質が弱められる上に、多量の毒素や有害物質の処理を強制されるのだから過労と成り、機能減退に陥るのは時間の問題だ。公害物質、食品添加物、アルコール飲料の取り過ぎ、薬(化学薬剤)等は、何れも肝機能を障害する物で有る。だから、此等は極力避ける事が、肝臓を守る大切な条件で有る。然し、其れ以上に重要な事は、食生活のリズムを正す事で有る。
 玄米菜食は強肝食で有る。其れと同時に体内に侵入して来る公害物質を速やかに排出してくれる健康食品のミネラル食品、酵素食品等を摂る。海藻、味噌、胡麻は肝臓機能を大いに高める食品で有る。海藻には強肝作用が有るビタミンA・B2等が多量に含まれて居る。味噌は、ニコチンや放射性物質を排出する作用が有る。更に、胡麻はリノール酸等の不飽和脂肪酸が豊富で、血液浄化効果が著しい。
 蜆汁か蜆エキスの味噌汁を飲む。朝鮮人参、枸杞の葉の煎じ汁に黒胡麻を入れて飲む。蓬茶を飲む。味噌、若布、胡麻、キャベツ、とまと、南瓜を積極的に摂る。

 「身体の浄化と回復」ビームライトバーコードと同時に使用されると効果的です。
 肝臓の炎症を癒すビームライトバーコード(1999.10.2.UP)

     wpe8.jpg (2639 バイト)

 <ビームライトバーコードに関しての注意事項は3月17日を再度御読み下さい。>

 

 3月18日
 
食生活を正すと言う事が健康の第一歩です。間違った考え方をして居ますと健康とは縁遠い物に成って仕舞います。乳製品を含む動物性蛋白質や人工の食品・添加物は私達の身体には一切必要有りません。動物性蛋白質の摂取は赤血球を崩壊させ、砂糖は白血球を崩壊させます。身体を作る素が無秩序に崩壊して行きます。此の無秩序に崩壊して行く病気で皆さんが恐怖な病気は「癌」と言う病気です。簡単に言えば、癌と言う病気は動物性蛋白質に砂糖と言う加速剤を加えて発生します。
 
良く、質問を受けますが、乳製品を摂取されますとカルシウムが身体から逃げて言って仕舞います。カルシウムが逃げて行くと次に蛋白質が逃げて行きます。其れと、脳機能の低下、子宮癌や乳房の癌を招きます。お年寄りや成長期に骨を造る為に牛乳を沢山摂取するのは行けません。カルシウムは海藻に一番多く含まれて居ます。病院で牛乳を飲みなさいと言われガブガブ飲んで居る骨折患者は骨がくっ付きません。牛乳を含む乳製品を止め、基本食をするだけで、3ヶ月も骨がくっ付か無く骨盤の骨を取って補強をしましょうとか言われた患者や、骨粗鬆症のお年寄りも乳製品を一切止めて仕舞えば簡単に治って仕舞う物なのです。

 

 3月17日
 
<ビームライトバーコードを使用されるに当たっての注意事項>
 
食養療法のビームライトバーコードをコピーされ、「一太郎ワードプロセッサー」に貼り付けて、其れをプリントアウトした物を版下として縮小コピーして使用して下さい。版下とした物から縮小コピー成りをした物をコピーしますとビームライトエネルギーは移動しません(版下のコピーを元に其れをコピーする事=コピーのコピー)。又、「一太郎」の他のワードプロセッサーではビームライトエネルギーは余り期待出来ません。プリンターやコピー機はレーザープリンターが最適です。
 
通常最低100個以上同時に組み合わせて使用されると思います。元の大きさの20%位に縮小してくっ付けて使用されると便利です。ビームライトチップが内蔵されて無いパソコンから出力されるのは此が縮小の限界です(此以下にするとビームライトエネルギーが乱れます)。又、縮小される場合、印字はトナー節約モードで出力して下さい。出来るならばラミネートされると長持ちします。通常は黄緑色の紙に、陸上の運動(試合を含む)は水色の紙に印刷するとビームライトエネルギーは加速します。又、水泳用は橙色(練習、及び、試合用)にされると効果的です。運動用とか特定の重症の場合のみ加速のビームライトバーコードを使用して下さい。又、男性には腎臓のビームライトバーコードを女性には子宮のビームライトバーコードを組み合わせると効果は加速します。又、作製したビームライトバーコードは、更新以前の物は廃棄して、同時に使用しないで下さい。
 
ビームライトバーコードの中心に wpe8.jpg (1184 バイト) (ビームライトアキュムレーター)を描くとビームライトエネルギーは超加速します。
 
此処で発表するビームライトバーコードは自由に使用されて下さい。使用されて其の効果を聖士會館 伝言板、又は、メールで報告して下さい。
 
伝言板でビームライトバーコードを使用した成果報告の常連(週1回以上で1ヶ月以上書き込み)に成りましたら、ビームライトバーコードデータダウンロードページ閲覧を希望(名前、性別、年齢、住所、職業、電話・FAX等を明記して)する権利が出来ます。常連に成ったら、一般公開して居無いビームライトバーコード(送受信のビームライトバーコード等)を希望すれば請求する事が出来ます。
 
身体から1p以内の距離に付けて使用して下さい。原則としてBEC(ビームライトエネルギーカード)を接着する事が原則です。
 
特に、病気の時には、乳製品・卵・四つ足・二つ足等の動物性蛋白質、珈琲・チョコレート・コーラ等のカフェインの多い物の摂取は止めて下さい。正食が最適です。

 肥満
 心体が健康ならば、肥満に成る筈が無い。
 肥満に伴って必ず起こる障害は、
 第一に非行動に成る。体重が重く成るから、どうしてもきびきびした身の熟しは出来無く成る。同時に疲れ易く成るから、どうしても懶(ものぐさ)に成る。疲れ易く成るのは、身体が重い事に加えて、体内で、老廃産物の分解・処理が上手く行われ無い為、組織細胞の活動が鈍く成る。
 次に、先ず、息切れ、動悸、目眩、頭痛、肩凝り、首の硬直等が起こり、次第に心臓病、糖尿病、腎臓病、肝臓病等に発展して行く。又、其の過程で、冷え症、自律神経失調症、精力減退、思考力減退等多くの不具合を生む。
 此の様な広範囲の障害を起こすのは、肥満の実体が全身的な代謝異常で有る為で有る。其の代謝障害を引き起こして居る原因物質の1つとして過酸化物質で有る。肥満体の体内で此の過酸化物質が、
 第1は、血栓症を起こし易い。血管内で血小板を壊して仕舞うからで有る。血小板が、出血(血液が血管外に出る)時に壊れるのは正常な生理的現象で、其の壊れた血小板の働きで血液は固まって止血が行われる。所が、血管内で血小板が破壊されると血栓に成って、血管を塞いで仕舞う。詰まり脳血栓、心筋梗塞等を起こす。
 第2に、動脈硬化を起こし易い。過酸化脂質は血管の三重の膜(内膜、中膜、外膜)の内、真ん中の中膜の機能低下を招く。即ち、中膜細胞の解毒機能を破壊して、コレステロールを沈着し易くさせる。
 第3に、肝臓障害を起こし易い。過酸化脂質は、脂肪の代謝機能の中核で在る肝臓の機能を低下させる。脂肪の代謝が順調に行われ無く成って組織への脂肪沈着が促されるから、肥満は更に助長される結果と成る。
 此の様に過酸化脂質の作用1つ取っても、肥満は矢張り慢性病の仕掛け人で有る事が解る。
 我々が食物として摂った脂肪は、吸収されて肝臓に持ち込まれ、其処で分解・合成の一連の作用を受けて脂肪酸と成って、全身の組織に送られる。其の脂肪酸が酸化されると過酸化脂質に成る訳で有る。其のメカニズムは未だはっきりして居無いが、肥満体の体内では大量に生み出される。だから、肥満防止を図る事は過酸化脂質の発生を防止する事に繋がるので有る。
 中年期に肥満し易いのは、誤った食生活の皺寄せが表面化する為だ。中年期に成って、特別過食した訳でも無く、運動量も目立って減っても居無いのに、或る時期から目立って肥満し始める。又、管理職に成って身体を動かさ無く成った上に、得意先との折衝で飲み食いする量が増える。と言う条件でも加われば、いよいよ肥満し易く成る。
 何れにしても、肥満防止の決め手は、日常の食事の様式を正す事で有る。絶対健康を保つ為の食事様式は穀菜食で有る。生理機能全体が正常に成れば、必然的に体型も正常化する。痩せ過ぎも、太り過ぎも起こら無い。
 肉食を多食して居る欧米や、白米・肉食の現代日本人に肥満が多いのは当然で有ろう。又、塩分は極力摂ら無い方が良い等と言う説が有るが、其れは完全な誤りで、生物体に取って一定量の塩分は不可欠で有る。我々人間も、一定量の塩分は何らかの形で確保しなければ成ら無い。大雑把に言うと、肉食民族は塩分は肉から摂り、穀菜食民族は其れを海塩で補給する。肉類を一切摂る必要の無い我々日本人は、塩(自然塩)をしっかり補給しなければ成ら無い。其れが、健康を保持する必須条件だから、肥満防止の為の必須条件で有る。
 過食は厳禁。どんなに良い食物でも必要以上に摂れば有害で有る。増して非自然食を多食して居れば、代謝異常も其れだけ酷く成って、非常に太り易く成る。特に白パン、インスタントラーメンの多食は止める。徹底的に咀嚼して食べる。良く噛んで食べる事は、無理無く小食にする秘訣。朝食抜きの一日2食、1食一膳にする。玄米菜食に切り替え、自然塩を定量摂る。梅干し、味噌、等の塩分は身体を引き締める。
 蓬、芹、繁縷は体内の老廃産物や毒素の排泄を促し、生命力を増強する。利用出来る季節に大いに活用する。春菊、韮、明日葉は野性味が強く、浄血作用が著しく組織を引き締める。常食すると良い。葱、大蒜、玉葱は、体内でビタミンB効果を高め、代謝を正常化させる。昆布、鹿尾菜、若布は甲状腺ホルモンの分泌を順調にして新陳代謝を促し、身体を引き締める。柿茶、どくだみ茶を御茶代わりに飲む。
 副食として、鹿尾菜、葱類、梅干し、牛蒡、大根卸し、ピーマンを積極的に摂る。

 アレルギー
 身体に異物(抗原)が侵入すると、其れを阻止する抗体が作られる。アレルギーは此の抗体反応異常(過敏反応)で有る。体質的な弱点部位に上場が現れる。アトピー性皮膚炎、結膜炎、喘息、下痢、便秘、自律神経失調症(怠い、疲れる、頭がスッキリし無い等)、アレルギー性の腎臓炎や高血圧症等、様々な慢性病疾患。アレルギー体質は遺伝では無く、食原病で有る。
 アレルギー体質の原因は、ミルク、卵、動物性蛋白質で有る。特にミルク(動物の血)や卵は、植物性の蛋白質の様に分子が小さい為に、腸壁から血液中に異種蛋白質として吸収され易く、其の結果、ヒスタミンやセロトニン等のアレルゲンが作られ、抗体異常反応を起こす。此は、動物性蛋白質が適応力や同化機能に乏しく壊れ易い為で有る。又、動物性蛋白質は植物性蛋白質因りも分子が大きい為に、末梢血管で詰まって炎症を起こし、アレルギー症状が出易い。
 アレルギー体質は、玄米菜食に切り替え、アレルギー体質を改善する本質的な食事を続ければ良い。白米常習者が、重症な米アレルギーで有っても、粟、稗、黍等の雑穀を食べる事から始めれば良い。基本的な体質改善が有る程度進行すれば玄米が食べられる様に成る。
 葱、韮、大蒜、玉葱等は抗アレルギー食品なので常食したい。海藻類は粘膜を強化するカルシウムが多いし、ヨードは新陳代謝を促進し、結果、体質改善を促進する。野菜の葉緑素は血液を浄化し、消炎作用が有り、アレルギー症状を緩和する。又、ビタミンA・Cは粘膜を強化する。

 「身体の浄化と回復」ビームライトバーコードと同時に使用されると効果的です。
 肝臓を強化し脂肪の燃焼を促進するビームライトバーコード(2001.4.2.UP)

   ※肥満のビームライトバーコード

  wpe11.jpg (2697 バイト)

  花粉症(アレルギー性鼻炎・肝臓機能促進・副腎機能促進・腸機能促進・目の痒み・涙目・鼻詰まり・嚔)のビームライトバーコード(2002.3.2.UP)

  wpe2.jpg (2679 バイト)

 


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最終更新日: 2017/10/09 月曜日