11月のページ

 

 11月30日
 肩凝りと下肢の疾患
 肩凝りに湿布をすると気持ち良く成るが、加えて腎臓(背部から)にも湿布をすると効果は大きい。乳酸が筋肉に溜まって筋肉が萎縮硬化して肩凝りに成るのだが、腎臓に湿布をして血液循環を良くして遣るのは非常に良い。出来るならば腎臓には里芋パスタを貼り、毒を吸い出した方が尚良い。下肢の疾患にも患部と腎臓に湿布を貼ると良い。

 11月29日
 腱鞘炎
 特に手の母指に多い。手先を使う仕事で、同じ作業を繰り返し、尚かつ、有る部位にばかり負担を掛け、其れを我慢し続けて作業を行うと筋肉は酸欠に成り、乳酸が其の部位に溜まり、筋肉が硬化、萎縮する。其れ因り酷く成ってバネ指と言われる状態に成る場合が有る。
 何れにしても、生姜湿布を行う。又、良質な植物油を使ってオイルマッサージを行うと良い。

 「身体の浄化と回復」のビームライトバーコードと同時に使用されると効果的です。
 左手母指運動機能促進のビームライトバーコード(1999.11.29.UP)

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 右手母指運動機能促進のビームライトバーコード(1999.11.29.UP)

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 <ビームライトバーコードに関しての注意事項は3月17日を再度御読み下さい。> 

 11月28日
 リズム
 音の強弱等の、周期的な繰り返しに因って表される秩序。律動。韻律。調子。節奏。
 音感
 音に対する感覚。音の高低、音色等を聞き分ける能力。
 音域
 出せる音・声の高低の範囲。
 此の様に生活する上で、生体律動を正常に保つにも、リズム感や音感と言う感覚は大切な物で有る。

 「身体の浄化と回復」のビームライトバーコードと同時に使用されると効果的です。
 リズム感のビームライトバーコード(1999.11.28.UP)

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 音感のビームライトバーコード(1999.12.2.UP)

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 音域のビームライトバーコード(2000.5.31.UP)

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 <ビームライトバーコードに関しての注意事項は3月17日を再度御読み下さい。> 

 11月27日
 乳腺炎・乳腺症
 乳腺炎や乳腺症はホルモンのバランスが崩れた結果で有る。其のホルモンを狂わす原因とは、動物性蛋白質で有る。特に乳製品に加速剤の砂糖、色々な添加物が加わると特に罹り易い病気で有る。
 心掛けて濃い緑色の菜類を食べる。彼岸花の根を擦り潰して里芋パスタに混ぜて患部に貼ると良い。
 1.万年青(オモト)の葉を擂り潰して患部に貼る。
 2.石榴(ザクロ)の果皮の粉末に梅干しと酢を混ぜて患部に貼る。
 3.菫(スミレ)の全草を擂り潰して、酢を少々加えて練り、和紙に伸ばして患部に貼る。乾いたら貼り替える。
 4.どくだみの根を潰して、御飯粒で練り、患部に貼る。
 5.茄子の蔕の黒焼きを粉末にし、梅肉と練り合わせて貼る。
 6.溝蕎麦の葉、茎を黒焼きの粉末にして、胡麻油で練って患部に貼る。
 7.石蕗(ツワブキ)の生葉の揉み汁をガーゼ等に浸し、患部周辺を湿布する。
 8.彼岸花の球根を潰して、乳房に貼る。一日3回程貼り替える。ガランタン、アルカロイド等の有毒成分が効く。
 9.零会子(ムカゴ)を軽く潰して酢に浸けて貼る。零会子が乾いたら貼り替える。

 菜の花 アブラナ科の二年草。
 <栄養素・効用>
 菜の花は栄養豊富でミネラルバランスが良く取れた野菜で有る。ビタミンA(βカロチン)は菠薐草とほぼ同量、ビタミンCは約2倍も含まれて居る。ビタミンB群も多くミネラルは満遍無く含まれ、其の食効も広範囲に渡ります。
 主な効用は、粘液の強化・保護、風邪や感染症の予防、癌の予防、高血圧や動脈硬化・血栓・梗塞の予防、貧血の予防、整腸作用に因る便秘の解消、排尿促進、そして、強い解毒作用に因る乳腺炎や悪性の御出来の解消等です。
 <食べ合わせ>
 消炎・抗菌作用の強い精油成分や芳香成分の多い菊花、解毒作用の強いビタミンCやアミノ酸の多い蕪や昆布が食べ合わせに適して居ます。取り分け菊花には、殺菌作用が強い成分が豊富に含まれて居るので、症状が酷い時には必ず加える。
 レタスにはビタミンA・C・E等のビタミン類の他、カルシウム、カリウム、鉄分等のミネラルも多く、葉緑素や食物繊維も豊富です。レタスと食べ合わせると菜の花の食効を全ての面で加速する。
 <食べ方>
 菜の花は見掛けに因らず固く、灰汁が強いので其の儘利用する事は出来無い。軽く塩茹でをしてから調理する。
 熱を加える事で、ビタミン類が壊れたり、水溶性の成分が溶け出したりするが、多くの成分は其れに負け無い程の量を含有して居る。
 <薬効>
 乳腺炎、化膿性の炎症、悪性の御出来等で腫れが酷い時には、食べるだけで無く、菜の花を突き潰して出た汁を炎症部分に塗ると、因り一層の効果を期待出来る。
 暖かいと直ぐに葉が萎れたり、花が咲いて仕舞うので、保管は濡れた新聞紙に包み、ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室に入れて保管する。
 <菜の花のサラダ>
 1.材料(2人分)
 菜の花1/2把、レタス3枚、ラディッシュ2個。
  @.酢小匙2杯、白ワイン小匙2杯、サラダ油小匙2杯、粒マスタード小匙1/2杯、塩少々、胡椒少々。
 2.作り方
  A@を器に盛り、食べる直前に良く攪拌した@.を掛ける。

 「身体の浄化と回復」のビームライトバーコードと同時に使用されると効果的です。
 乳腺炎 左のビームライトバーコード(1999.11.27.UP)

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 乳腺炎 右のビームライトバーコード(1999.11.27.UP)

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 乳腺症 左のビームライトバーコード(1999.11.27.UP)

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 乳腺症 右のビームライトバーコード(1999.11.27.UP)

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 <ビームライトバーコードに関しての注意事項は3月17日を再度御読み下さい。> 

 11月26日
 脱臼
 2つの物体が物理的に御互いに接して居る時は、動くと摩擦熱が出る。此の現象は、骨と骨の間でも同じで有って、其の摩擦を成る可く減らす目的の為に、相接する骨の端は軟骨(0.5〜1o)で覆われ、又、関節包と言う袋で包まれて居る。其の袋の内面は骨膜で出来て居り、粘液を分泌して居る。医学的には滑液(ジノビア)と居う。ジノビアとは卵白の意。此の潤滑液の働きをする粘液の御陰で関節はスムーズに動くので有る。又、大きく可動する関節は、無理な力が加わると外れる事が有る。此を脱臼と言う。脱臼を防ぐ為に関節包の周囲には、一般に紐状か、膜状の腱に似た補強用組織が見られる。此を靭帯(リガメント)と言う。リガメントとは、ラテン語で結ぶと言う意味で有る。
 身体が陰性で骨に付着する筋肉に力が無いと言う状態で有る。海草類(特に鹿尾菜)、豆類、黒胡麻を努めて摂る様にし、副食の味付けを辛目(塩辛いと言う意味)にすると体質が変わって来る。
 脱臼した直後は、修復の上手い人に填めて貰い、直ぐに梅醤番茶に炒り立ての黒胡麻を入れて飲み、幹部には里芋パスタを貼る。

 「身体の浄化と回復」のビームライトバーコードと同時に使用されると効果的です。
 脱臼のビームライトバーコード(1999.11.26.UP)

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 11月25日
 骨腫瘍
 癌が骨に転移することを骨転移といいます。進行癌患者を衰弱させる痛みの原因は大抵骨転移に因って引き起こされる。病的骨折は通院を困難にし、脊椎転移は脊髄への圧迫と高度の神経損傷をきたす。有らゆる悪性疾患が骨転移を起すが、乳癌、肺癌、そして、前立腺癌で、全骨転移例の80%以上を占めます。逆に言うと、此うした癌が転移をした場合、50%以上が骨転移を来す。
 身体の中心に有る骨は最も陽性の要素を持って居り、骨組みと言う位だから身体の基本です。其の基本が無秩序に成って増殖して仕舞ったと言う事は、動物性蛋白質摂取過多の為に、基本が無秩序状態に成って仕舞ったと言う事で有る。
 玄米を主食に、雑穀を日替わりで3割混ぜた物を食べ、副食は摂ら無い。痛みが取れたら、副食は主食の3割以下で海藻と豆類を食べる。患部には生姜湿布と里芋パスタを当てる。

 「身体の浄化と回復」のビームライトバーコードと同時に使用されると効果的です。
 骨腫瘍のビームライトバーコード(1999.11.25.UP)

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 11月24日
 単純疱疹
 ヘルペスウイルス1型による初感染の多くは不顕性で有るが、顕性化すると小児では疱疹性歯肉口内炎、カポジ水痘様発疹症等を発病する。2型による初感染では、陰部に性行為感染症(性病)を生じる。

 帯状疱疹
 子供の頃に多くの人が罹る水疱瘡。此のウイルスは治癒した後も神経の中に潜在し続け、大人に成ってから再び活動を始める事が有る。赤いボツボツした発信が出来たら此が帯状疱疹で有る。風邪気味だったり不規則な生活が続いた時や無理な仕事や旅行で疲れが溜まった時等、何らかの理由で体調が悪い時に起こり易い。帯状疱疹の発作は、左右の何れか片側に神経の走る線に沿って帯状に出来る。此が非常に激しい痛みを伴う。発信は、ボツボツの塊→水疱→水疱の塊→瘡蓋と成り、最後は瘡蓋が自然に剥がれて痛みも消える。何もしなくても4週間程で治ってしまう。皮膚が治るに従って痛みも自然に消えて行く。所が、帯状疱疹に罹った人の約1割は、皮膚は完全に治っても激しい痛みが残り、大変苦しむ場合が有る。此の痛みを帯状疱疹後神経痛と言う。其の痛みは皮膚の直ぐ下が刺される様に、皮膚の表面が焼ける様に、万力で締め付けられる様に等と様々に表現される。長い人で5〜10年。短い人で数ヶ月間は此の痛みに悩まされ続ける。神経の変性と言う現象が脊髄内の深いレベルで起きる。
 歯痛や癌性疼痛等と違って痛みで眠れ無いと言う事は無く、食欲は有るし、趣味や勉強に没頭して居れば、絶え易いと言う傾向が有る。
 身体の警告として、
 @身体の片側、神経の走る向きに沿って帯状に赤いボツボツの発疹が出る。
 A赤いボツボツの発疹と共に激痛が走る(発疹の前に痛みの出る事も有る)。
 B長期に渡り、万力で締め付けられる様に痛む。
 帯状疱疹後神経痛として、
 C瘢痕を残して皮膚は完全に治ったのに激しい痛みだけが残って居る。
 D瘢痕の部分が1日に何度も刺す様に痛む。
 E瘢痕の部分が焼ける様に痛む。
 F軽く触れただけで不快感と痛みが広がる。
 G瘢痕の部分の感覚が鈍く成って居る。
 H身動き出来無い様な激痛が1日に7〜8回、1〜数分間続く。
 何れにしても、脂の汚れで有る。肝臓が弱り老廃産物を処理(濾過)出来無い結果で有る。動物背蛋白質の一切を止め、玄米正食に切り替え、御茶は、どくだみ茶、蓬茶等を飲む。患部と肝臓には、大蒜や生姜を1割混ぜた里芋パスタを当てる。

 「身体の浄化と回復」のビームライトバーコードと同時に使用されると効果的です。
 単純疱疹のビームライトバーコード(1999.11.24.UP)

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 帯状疱疹のビームライトバーコード(1999.11.24.UP)
 ※水痘も含む

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 11月20日
 急に寒く成って来ると風邪を引く人が多く成ります。家庭で出る野菜屑を布袋に入れて、其れに、生姜、大蒜、唐辛子等を日替わりで混ぜて風呂に入れると身体が温まる。此の様にして温まった身体は湯冷めが遅い。食事として体内に、入浴剤として体外から身体に効かす。野菜屑に生姜や大蒜、唐辛子等の加速剤を入れて毛穴や汗腺を広げ、野菜のアルカリ性の性質は、老廃産物の酸性の毒を中和する。

 11月10日
 副鼻腔炎
 鼻一般の病気は腹の冷えが原因で有る。特に下腹部を冷やす、水気(氷も)、乳製品を含む動物性蛋白質、果物、アルコール、ジュース等を減らし、玄米に雑穀を入れ、豆類、海藻等を多く、根菜類に熱をしっかり与えて身体の温まる食事を摂り、歩く、走る、腹筋運動等の運動を毎日行う。
 胸部(肺・器官)、頸部、鼻には薄荷等のハーブ油や生姜湯等を擦り込んでマッサージを行う。

 「身体の浄化と回復」のビームライトバーコードと同時に使用されると効果的です。
 副鼻腔炎のビームライトバーコード(1999.11.10.UP)

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 11月6日
 前立腺
 男性のみに存在する生殖器官で、膀胱の出口の所に、尿道を取り巻く様に存在して居る。成人では約15gの栗の実の形・大きさで有る。尿道の周囲に存在する内腺と、其の外側に有る外腺に分けられる。
 前立腺は男性ホルモンの支配を受けて居る臓器で有る。老化に伴い男性ホルモンが低下、相対的に女性ホルモンが増加し、ホルモンのバランスが崩れて来る事から、前立腺肥大症の発生原因として、ホルモンの関与が推測されるが不明で有る。
 前立腺癌も男性ホルモンに依存して増殖する。
 何れにしても、欧米の食生活に近付き、動物性蛋白質摂取過多に因って増えて来た病気で有る。そう言う食事を止め、玄米菜食をし(特に根の部分を多く)、大根干葉湯を行い、患部には里芋パスタを一日4回行う。

 「身体の浄化と回復」のビームライトバーコードと同時に使用されると効果的です。
 前立腺肥大症のビームライトバーコード(1999.11.6.UP)


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 前立腺癌のビームライトバーコード(1999.11.6.UP)

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 11月5日
 中耳
 風邪を引いた時等にピーッとかツーッとか耳鳴りのする時が有る。此は鼻咽頭炎と言って、鼻から咽頭に掛けての炎症や小児アデノイド等に因って、耳管が圧迫されたり、腫れたり、分泌物で詰まったりする事が原因で成る。気圧の変化が急に起こっても成る。即ち、耳管が詰まると鼓室内の空気が周囲のリンパ液に吸収されて気圧が下がり、陰圧に成る結果、鼓膜が内側へ強く引っ張られる為、耳鳴りがしたり痛んだりするので有る。此の耳鳴りは耳の病気では無く、喉の病気の為なので有る。耳管の炎症が鼓室迄及ぶと中耳炎で有る。中耳炎は外耳道炎からも波及する。
 鼓室とは中耳の空洞の部分を言う。其の中に耳小骨と言う人体の内で最小の骨が3個(槌骨、砧骨、鐙骨)入って居る。
 鼓膜は、空気の振動(音波)に対応して震えるが、此は丁度太鼓の膜が撥で打たれて振動するのに似て居る。唯、太鼓と鼓膜には大きな違いが有る。即ち、鼓膜は太鼓の膜の様に満遍無く一様な強さで張られて居無い。従って、叩かれても決して鼓膜全体として振動しないし、又、一度叩かれた後、太鼓の様に余韻を残す事も無い。此の鼓膜で受け止められた音は、次いで梃子の原理で配列した中耳の耳小骨に因って増幅され、最後に、卵円窓と言うピンの頭程の膜を振動させる。其の後は、内耳の蝸牛管内の基底膜と言う膜を震わせる。そして、其処にコルチ器官と言って、音を感じる装置が在り、物理的振動が神経の刺激に変えられるので有る。其の信号が300万本の神経繊維(聴神経)に因って側頭葉に在る聴覚領に伝えられ、聴覚が成立すると言う仕組みに成って居る。
 人間の耳は振動数20〜20,000Hzに渡る音波を受信出来るが、其の振動数に因ってキャッチされる蝸牛管は名の如く蝸牛の様に螺旋状に成って居り、其の入り口の方では高い音(振動数の多い音)が受信され、低い音(振動数が少無い音)は渦巻きの先(奥)でキャッチされて居る。然も、高い頻度の音波は直ぐ最大限と成り、直ぐ消えて仕舞うのに対し、低い頻度の音波はジワッと聞こえて、比較的長く残る。
 日常会話で用いられる音声は、500〜3,000Hz位で有るが、人間が聞き得無い音波で振動数の高い物(20,000Hz以上)を超音波と言う。所が、そうした超音波を鼠や蝙蝠は聞く事が出来る動物で有る。蝙蝠は特に、人間の耳では聞き取れ無い超音波を飛ぶ時に出して探知して居るので、暗い洞窟の中でも壁に当たらずに飛び回る事が出来るので有る。勿論、蝙蝠の耳を塞ぐと彼らは忽ち上手く飛べ無く成って仕舞う。即ち、蝙蝠は、超音波探知機を持って居る訳だ。又、此の蝙蝠の最も好物とする蛾は24万Hzの超々音波を聞く事が出来る。もっと敏感に反応するのは、15,000〜60,000Hzの間だと言われて居る。そして、何と此の周波数の音は、蝙蝠が最も普通に使って居る超音波なので有る。何れにしても、蝙蝠に取って耳が障害される事は死を意味する。
 聴力が正常に比べて劣って居る物を難聴と言い、聾とは音が全く聞こえ無いか、難聴の超高度な物を言う。音の強さの単位、デシベル(dB)で表すと、正常の耳に比べて、閾値(限度)が20dB以上上昇した時難聴とされる。そして、90dB以上に上昇した場合を聾と言う。此のdBと言う単位で表すと、日常会話は60dB前後で有り、囁き声は10〜20dB、雷の音は120dB前後、そして、飛行場近くのジェット機騒音で80〜100dBで有る。従って、超高度な難聴者の中にも雷の音やジェット機の騒音は聞こえる者が居る。又、難聴者が騒音の中で却って良く聞いて居る様に思えるのは、弱い音が他の音波に乗って耳に入る為で有る?
 難聴は、音の伝導路(聴覚経路)の異常に因って起きるが、外耳、又は、中耳の音波の伝達が悪い物(伝音声難聴)と、聴覚細胞から聴中枢迄の神経系が冒された物(感音声難聴)とに分けられる。前者は、外耳道で異物で塞がれた時や、中耳炎等で鼓膜が破れたり、耳小骨が壊れたりした時に見られ、後者の原因として多いのは、ストレプトマイシン中毒に因る聴神経の変性や聴神経腫瘍、或いは、血液循環の障害等で有る。然し、此の両難聴は、音叉を用いれば比較的容易に区別出来る。一般に鼓膜が遣られると低音に弱く、内耳が遣られると高音に弱く成る。其の理由は音の伝導には鼓膜を震わせる空気伝導と、頭蓋骨を介し、耳小骨や聴神経を直接振動させる骨伝導が有るからで有る。
 録音テープで、自分の声を聞くと他人の声に聞こえるのは、何時も自分の声は骨伝導を交えて聞いて居るからで有って、他人が聞いて居る自分の声とは異成るからで有る。

 中耳炎
 1.オリーヴ油を綿に染み込ませて患部に当てる。
 2.とくだみの生の葉の絞り汁を綿球に含ませて挿入し、朝夕取り換える。
 3.雪の下の生葉を搾り耳の穴に数滴垂らす。

 雪の下軟膏
 【効用】
 出来物や腫れ物、虫刺され、湿疹、漆気触れ、火傷、霜焼け、汗疹、切り傷、中耳炎、面皰等。
 蛋白質分解酵素が含まれて居るのが有効に作用する。
 【作り方】
 生葉を水で洗って、水気を取ってから包丁で細かく刻み、擂り鉢に入れて擂粉木で丹念に擦って擦り潰し、汁を絞り出す。
 二重にしたガーゼで絞って汁を取り、亜鉛華末を少しずつ加えて練り合わせ、どろりとした固さにする。
 小さなガラス瓶に入れて保存して置く。
 【用い方】
 出来物や腫れ物、面皰、虫刺され、湿疹等の患部に塗布し、ガーゼを当ててずれ無い様に紙テープで止める。
 出来物の場合には、傷跡が残らず綺麗に膿が出る。救急用には生の葉を火で炙ってから手で揉んで、患部に貼っても効果的です。庭に植えて置くと重宝する。

 生姜油の作り方
 擦り卸した生姜の汁を絞り出し、此の汁を漉して胡麻油を同じ分量で混ぜ合わせた物を、生姜油と言う。
 頭痛や目眩がする時、生姜油を痛い処に擦り込み、マッサージすると痛みが取れる。
 中耳炎、顔面神経痛、手足の痙攣等にも効果が有る。又、禿や白髪の手当てに、擦り込んでマッサージすると、血行を良くして効果が有る。

 外耳
 「耳が痛い」と言えば、他人の事が自分の弱点に的中して居て、聞く事が辛い事。此の様に、我々の身体の部分と関連付けた比喩、諺が多い。
 耳は外に出て居るのが耳介(耳殻)。孔は外耳道の入り口。其の奥に鼓膜が在る。此処迄が外耳で、中耳、内耳と続く。耳介は集音器で有る。「聞き耳を立てる」とは耳を澄ませて良く聞こうとする事で有るが、人間では実際、耳が立つ訳では無い。所が大抵の獣は、「聞き耳を立てる」事が出来、兎等は特に、レーダーのアンテナの様に耳介を動かして音源を探知する事も出来る。我々人間は、小さい耳介を補う為に、掌を使って集音する。耳介は軟骨を基礎として皮膚組織で出来て居り、其の長さは男で6.5p、女で6p前後で有る。大きな耳は、欧米では蝙蝠の耳だとか、ダンボの耳等と言って非常に嫌われる様だが、耳介は頭部のラジエーターとしての作用も有るので、頭寒足熱と言う点からすれば、大きな耳介は多少頭(思考)の回転に役立つのかも知れ無い。
 新聞紙を丸めて筒を作り、此を耳に当てると、ザーッと言う雑音が聞こえて来る他に、其れ迄前や後ろから聞こえて居た音の、其の前後の判定が難しく成る。此と同様に、両方の耳介を後ろに寝かせてテープで貼り付け、音を聞かせて見ると、前から聞こえて来る音なのか、後ろから来る音なのか、正しく判定出来る人は殆ど居無い。即ち、後ろから来る音は、耳介を回り込んで外耳孔に達する為、前から来る音に比べて、音圧や位相に僅かなずれが生じるので、其れが経験的に記憶され、前後から来る音を判定して居ると言われて居る。そうだとすれば、大きい耳の持ち主は、前後から来る音の差を因り微妙にキャッチして居ると言える。然し、其の前後からの音の判定も、周波数に因って違うと言う。1KHz(1,000cycle/秒)前後の音は、90%の人が前から聞かせても後ろに、3KHzの音は後ろから聞かせても前に聞こえると言う妙な現象が有り、8KHz以上ならば、みんな正しく聞き分ける事が出来る。
 耳介で集められた音は、長さ約2.5pの外耳道を通って鼓膜に達するが、此の道は真っ直ぐでは無く、曲がりくねって居て、爆風の様な強い空気の圧力を和らげて、音波を全反射させて伝導の効率を良くして居る。又、外耳道には入り口の方向を向いて毛が生えて居り、此は虫や塵埃の侵入を防ぐのに役立つので有る。若し虫が外耳道に入ったら電灯を付けて誘き出せば良い。そして、現在も尚其の意味は不明だが、外耳の凸凹にも、外耳道の曲がりくねりの様に、何か意味付けされる日が来るかも知れ無い。
 外耳道の炎症を外耳道炎と言う。耳せつ、耳漏、其の他、刺激に因って出来た湿疹や黴菌の感染で成るが、耳せつは耳垢腺や皮脂腺に耳掃除や水泳の際に黴菌が感染した物で有る。
 外耳道炎は痛みが強く、頭頂部や歯に迄放散し、痛みは耳介を引っ張ったり、周囲を圧迫したりする。

 外耳炎
 1.雪の下の生葉を搾り耳の穴に数滴垂らす。
 2.外耳炎で耳が痛む時は、薊(アザミ)の生の根を擂り卸し、其の汁をガーゼに浸して、痛む耳に挿し込んで置く。
 中耳炎も外耳炎も血液の汚れが原因で有る。動物性蛋白質を一切止め腎臓と耳に里芋パスタを当てる。

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 中耳炎のビームライトバーコード(1999.11.5.UP)


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 中耳炎 左のビームライトバーコード(1999.11.5.UP)

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 中耳炎 右のビームライトバーコード(1999.11.5.UP)

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 外耳炎のビームライトバーコード(1999.11.5.UP)

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 外耳炎 左のビームライトバーコード(1999.11.5.UP)

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 外耳炎 右のビームライトバーコード(1999.11.5.UP)

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 11月2日
 寝不足
 唯、此は時間を作って寝るしか無い。食事・運動・休息は生活の三原則だから、此の三原則が崩れると、身体のバランスが崩れる。

 「身体の浄化と回復」のビームライトバーコードと同時に使用されると効果的です。
 寝不足のビームライトバーコード(1999.11.2.UP)


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 11月1日
 二日酔い
 飲んだ翌朝の辛さは、もう二度と飲むまい・・・・・・と思う程、頭痛、吐き気、胃痛、目眩・・・・・・有らゆる陰性の症状を現す。
 二日酔いの原因は、アルコールと考えるのが現代医学で有るが、漢方では二日酔いは水毒と捉えて居る。「冷・水・痛」の三角関係図から、体内に余分な水分が入って来て身体が冷えると、体外に水を捨てて身体を温め様とするメカニズムが働く、詰まり、下痢、嚔、鼻水、嘔吐で有る。又、余分な水分が有ると頭痛や腹痛等の痛みを来す。
 飲酒で上昇する肝機能検査の1つで有るγ−GTPは、全くの下戸でも上がって来る事が有り、其れは、水、茶、珈琲等水分を沢山摂る人で有る。此処からも「二日酔いは水毒で有る」と言う事が良く理解出来る。
 <治療>発汗・利尿を促し、水毒を取り去る事が要点と成る。
 @蓮根の卸し汁に生姜汁を5〜6滴落として飲用する。
 A茹で小豆を食べる。
 B胡瓜に自然塩を塗して食べるか、大根卸を食べる。
 C人参、林檎、大根(又は、胡瓜)を基本に緑黄野菜を混ぜて野菜ジュースを作って飲む。
 大根は、消化作用を促進し、胡瓜は利尿作用を促進する。但し、体内の水分停滞が多すぎる為、野菜ジュースを飲んでも嘔吐する人は、入浴、サウナ、走る事で汗を出すと良い。
 D生姜湯か、梅醤番茶を飲む。

 1.納豆は、アルコールを素早く分解する働きが有るので、悪酔い等にも良く効く。消化酵素を多量に含んで居るので、二日酔いの時は、葱、海苔、芥子等をたっぷり入れて食べると、胃に負担を掛けずに良く消化し、すっきりする。
 2.蕪を葉も一緒に水を少し加えて煮て、其の汁を冷まして飲むと良い。
 3.干した蕪3〜5個を、蒸しては乾燥させる作業を2〜3回繰り返した後に粉末にして、此を7〜8g位を水で飲むと、直ちに酒の気が無く成る。酒気を帯びては出られ無い席に出成ければ成ら無い時等、真に重宝する妙薬で有る。
 4.大根の卸し汁を沢山飲むと良い。
 5.木耳を玉葱と煮て食べると肝臓に卓効が有り、酒毒を中和するので、二日酔いの時食べると効果が有る。
 6.紅茸には、酒毒を解し精神を爽快にする働きが有るので、二日酔いに特効が有る。
 7.蜆の味噌汁を飲むと、覿面(テキメン)に疲労が回復し、霞目が治り、二日酔いにも効きめが有る。
 8.米酢を熱湯で割って飲むだけで効が有る。
 9.黒豆の煎じ汁に蜂蜜を少々加えて飲む。此の煎じ汁は酸類の刺激に特に効果が有るので、大気汚染や公害に弱い人の予防に良い。
 10.桜の内皮の煎じ汁を飲む。
 11.桜の内皮の黒焼きを粉末にして白湯で飲む。
 12.桜の花を塩漬けにして桜茶を作って飲む。
 13.大根を1p角位に細断して容器に入れ、蜂蜜を掛けて置くと2〜3日で大根が萎み、透明な上澄みが出来る。大根は取り除き、新しい大根を2〜3回入れ替える。其の上澄みを飲む。
 14.大豆の濃い煎じ汁を飲む。
 15.柿の実を食べると果糖がアルコール燃焼を促進する。利尿作用も手伝って、二日酔いに有効で有る。酒の摘みに皮ごと摘んで於けばもっと理想的で有る。
 16.干し柿湯を飲む。
 17.コンフリーを食べる。因り強い薬効を求めるなら根が良い。陰干しの粉末、金平、天麩羅等で食べる。
 18.仏手柑(ブンュカン)をスライスして飴色に成る迄煎じて飲む。アルコール臭い毒汗が体中から噴き出して来る。
 19.味噌汁(大豆で作った純正味噌)を飲む。
 20.蓮根の卸し汁盃1杯に陳生姜の卸し汁を少し垂らして飲む。其れを一日3回は飲む。
 21.梅干の肉と陳生姜を刻み、醤油を垂らし、熱湯を注ぎ、食用菊の花を浮かして飲む。むかつき、頭痛、イライラ感が劇的に消滅する。強大な糖質、リン、カリウム、ビタミンA・B群が、体内から毒気を排出する。
 22.千振りを濃く煎じて飲む。
 23.柿の葉茶を飲む。
 24.ギャバロン茶を飲む。

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最終更新日: 2017/10/09 月曜日