10月のページ
10月31日
肩甲骨内縁の痛み
心臓に疾患を持って居る人は、肩甲骨内縁に何時も違和感を感じる。水分過剰摂取(酒も含め)気味な人は、愁訴(凝りや痛み)が左の肩甲骨内縁から上角、頸椎の左側を上行して頸椎一番の左側に出る。其の反対に、陽性な物の摂取過剰気味な人は、右肩甲骨内縁から上角に愁訴が出る。
何れも、食生活の誤りで有り、偏りで有る。主食の玄米を主に副食や水分、漬け物等を減らす様に努め、毎日とまと(生の場合は自然海塩を付けて)を食べると良い。
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肩甲骨内縁の痛み 左のビームライトバーコード(1999.10.31.UP)
肩甲骨内縁の痛み 右のビームライトバーコード(1999.10.31.UP)
肩甲骨内縁の痛み のビームライトバーコード(1999.10.31.UP)
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10月30日
背中の張り痛み
多くは腎臓、胃、膵臓の不調や緊張が背中の張りや痛みを招く。其の人特有の体質が其れを招くのだが、現代社会の体質や環境も其の症状を起き易くして居る。
原因の部位を探るのは、腎臓や胃、膵臓の臓器を背部から押圧して見れば確認出来る。其の原因が分かったら、其の部位に合わせた食養生をすれば良い。少無く共、患部に生姜湿布に里芋パスタを施すと一時的には愁訴が消滅する。
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背中の張り痛みのビームライトバーコード(1999.10.30.UP)
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10月28日
乗り物酔い
乗り物酔いする人は、耳に異常を持って居る。全く耳が聞こえ無い人は乗り物酔いをし無い。リンパが汚れて流れが悪い。血液を浄化する食事を摂り、腎臓に里芋パスタを当てて治療する。
乗り物に乗る前日から右足の築賓穴に玄米を貼って於くと乗り物酔いし無い。
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乗り物酔いのビームライトバーコード(1999.10.28.UP)
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10月23日
食道狭窄
食道の詰まりも狭窄で有る。
1.黄大豆を炒るか、又は、煮て、常に食べて居ると効が有る。但し、長く続ける事が肝心で有る。
2.食道癌、食道狭窄に大効が有る生姜膏を毎日2〜3回、湯で溶かして飲む。
半夏厚朴湯(ハンゲコウボクトウ)
漢方では「気」が大切にされて居るが、漢方の精神安定剤の代表的存在が、半夏厚朴湯で有る。精神不安定で、色々と訴えが多く、喉から胸に何か支えて居る様な感じが有る様な人に用いる。此の様に喉に支える感じが取れ無い、何か詰まって居る感じがすると言うのを咽中炙臠(インチュウシャレン)とか、梅核気(バイカクキ)とか言う。喉に焼き肉(炙臠)が詰まった感じ、或いは梅の種が喉に詰まった様な感じを意味する。
平素胃腸が弱く、時に動悸、目眩、吐き気を伴う事も有る。不安神経症、神経性胃炎、悪阻、咳、嗄れ声、不眠症、神経性食道狭窄症、気管支炎、浮腫、更年期神経症等に良く用いられる。
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食道狭窄のビームライトバーコード(1999.10.23.UP)
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10月17日
腎臓病
腎臓は空豆に似た形で、大きさは握り拳位。普通は肋骨の内側で横隔膜の下の所に左右2個在る。外から触れる事も出来無いし、心臓や胃の様に動いたりしない静かな臓器で有る。此の臓器の中には、毛細血管の球で有る糸球体が、片側だけで100万個も詰まって居る。此処で、血液から蛋白質を除いた全ての成分が濾し出される。此の濾し出された液は、細長い尿細管を通過する間に、身体に必要な物質は再び血管中に再吸収され、不必要な物だけが尿として排出される。詰まり、水の99%、ブドウ糖は全部、其の他の成分も必要量だけは全て血液中に再吸収され、其の残りが尿と成る。尿は、腎盂と言う腎臓内の空間に集まり、尿管→膀胱→尿道を通って体外に排泄される訳で有る。
腎臓は、
@新陳代謝に因って生じた老廃産物を排出する。
A体液中の電解質(Na、K、Ca等)、及び、水分を一定に保つ。
B血圧を調整する。
C造血酵素を作る。
等の重要な働きをして居る。此等が傷害されれば、生理機能全体のバランスをがガタガタに崩れてしまう。
腎臓病の中でも最も多いのは腎炎で有る。季節に関係無く起こるが、寒さは病状の悪化を招き易い。一般には、発病の仕方や経過状態の違いに因って急性腎炎、慢性腎炎に分け、病相の違いに因って、化膿性腎炎、結核性腎炎、紫斑性腎炎と言う様に色々な種類に分類して居る。だが、何れも、腎臓の組織(特に糸球体と細尿管)に炎症と言う病変が起こって居る事に変わり無い。炎症とは、刺激に対する生体の防御反応で有る。腎臓組織を必要以上に刺激する物質が送られて来ると、其の刺激物に因る打撃を最小限にする為に身体は大反撃を試みる。先ずは、大量の水分で炎症の作用力を弱めたり、生理的物質と化学反応を起こさせて炎症を骨抜きにする事を試みる。其の為に、血液をどんどん送り込むと同時に、血管壁の穴を広げて、其処から水や塩分、血球、蛋白質等を零れ出させる。此の水浸し作戦で治まれば腎炎は軽度の内に治せたと言う結果に成る。しかし、作用した物質がもっと悪質に成ると、腎臓を構成して居る実質細胞は破壊され、組織は正常の物とは酷く変わってしまう。此を変性炎と言う。当然、細胞の破壊が酷い程、腎機能は減退する。未だ、身体の抵抗力が残って居る場合は、破壊された細胞の後を結締組織で穴埋めに掛かる。詰まり、増殖炎と成る。だが、此の結締組織は細胞の間を埋める蓋の役目をするのみで、実質、細胞の様な働きは出来無い。結締組織が増えれば増える程腎臓の働きは悪く成って行く。次第に腎臓は小さく縮んで硬く成り、ついには腎不全に陥ってしまう。腎不全に成ると、尿として排泄しなければ成ら無い老廃産物が体内に停滞し、尿毒症と成り、生命が危なく成る。
腎臓組織の病変(変性)が、因り複雑な様相を呈して居る物程、身体に抵抗力の有る事を示して居る訳だから、重症だからと言って決して絶望する必要は無い。だが、変性が進む程、其れを正常化する為に大きな努力が居る。だから、成る可く早い内に、根本的に治癒させてしまう事が大切で有る。
腎臓病に成る、重大な条件。詰まり、生理機能のレベルを下げ、抵抗力其の物を弱めて居る原因は、食生活の誤りで有る。肉、乳製品、卵を過食し、精製塩や化学調味料を常用して居る人に起こり易い。
腎炎の主な症状は、蛋白尿、血尿、高血圧、浮腫の4つで有る。蛋白尿に成るのは糸球体の濾過の目が粗く成り、蛋白質を取り零してしまう為。血尿は、炎症に因って血管壁の透過性が高まる為、赤血球が滲み出てしまう為で有る。高血圧は、血管の萎縮等で腎臓への血流が悪く成り、其れだけ他の部分の血流が増える為に起こる。又、レニンと言う酵素が生成されて血圧が上昇する。浮腫が出るのは、電解質の代謝が傷害されて居る為に、余計な水分が組織に停滞して居る。此の他にも、全身倦怠感、食欲不振、動悸、頭痛、吐き気等の症状も起こり易い。腎臓機能が傷害されると、体液のphが変わったり、老廃産物の停滞が起こったりして、全身の臓器組織が傷害されるので、此の様な全身症状が引き起こされるので有る。
肉、乳製品、卵は厳禁。酸毒物質が組織に炎症を起こし易い上に、排泄器官で有る腎臓への負担を大きくし、機能不全を招き易い。魚類でも、刺身や切り身等の不自然な食べ方は避ける。
食事は、玄米菜食に切り替える事が絶対条件で有る。特に、利尿作用の著しい小豆は、毎日食べると良い。玄米御飯に1〜2割炊き込んで良く噛んで常食するのが最も効果的で有る。他の物は一切食べず、小豆を軟らかく煮て、薄い塩味にした茹で小豆汁を食べるのも良い。又、鳩麦にも優れた利尿作用が有る。粒状の物を玄米御飯に炊き込んだり、粉末状の物を天麩羅の衣に加えたり、ホットケーキや御好み焼き等を作って摂る。
塩は、精製塩を止め、自然塩にすれば、特別に制限する必要は無い。其れも成る可くなら、味噌や醤油で塩分を補給した方が良い。其れだけ腎臓への刺激も穏やかに成るし、整腸作用も有るので、因り好都合で有る。胚芽、酵素、葉緑素、ミネラルを効率良く補給する事は体質の偏りを治し、血液の急速浄化を図る為に極めて有効で有る。蜆エキス、蓮根エキスも卓効が有る。茶代わりに杉菜、蓬、河原蓬、垣通し等の薬草茶を飲むと一層効果的で有る。
郁子や木通の生の実を生食、又は、輪切りにして煎服、葉茎を煎服。鶏頭の白花の物の葉茎を煎服する。接骨木の枝を煎じて飲む。玉蜀黍の毛を陰干しにして煎じて飲む。綿蓬茶を飲む。
副食として、栗、梅干し、鹿尾菜、大根卸、椎茸、春菊、生姜を積極的に摂る。
膀胱
小便を一時的に溜めて置く袋を膀胱と言う。最初トイレに行きたいと感じるのは150ml位溜まった時で有って、300〜400ml位に成ると著しく膀胱が張って来たなと感じる。そして、最高700〜800ml位迄意識的に溜める事が可能の様で有る。然も一般に睡眠中は膀胱壁の筋が特に弛むので多量の尿を入れる事が出来る。此に反し、膀胱壁が敏感に成ったり、精神的に興奮したりして居る時には小量でも充満感を覚える。膀胱炎や膀胱結石が在ったり、不安感に襲われたりした時に、排尿回数が多く成るのは此の為で有る。
膀胱は、粘膜と筋肉及び漿膜の三層で出来て居るが、全く空に成ると上下から球を押し潰した形に縮まる。此の時壁の厚さは1.5pにも成る。其れが尿で一杯に成ると、3o程に薄く成り、透けて見える様に成る。こう成ると、瞬間的に強い力が加われば破れる事も有り得る。膨らんだ膀胱は小腸等を強く圧迫し、腹部への血行を阻害する。其の様な時、急に放尿すると腸に掛かって居た圧力が一度に減って腹部に血がドッと流れ込む。此に呼応して脳から血がサッと引くので意識を失う事も有る。
腎臓で出来た尿は左右2本の尿管に因って膀胱に運ばれるが、膀胱に溜まった尿は尿道と言う管を通して外に棄てられる。尿道は膀胱壁を貫く時背後から斜めに入るので、尿が沢山溜まって壁が薄く成ると、其処が圧迫されて自然に閉じ、尿が腎臓の方へ逆流しない様に出来て居る。尿は平均5秒毎に尿管の口から膀胱内に吐き出されて居るが、此の状態を尿道から膀胱鏡を入れて見る事が出来る。又、其の口から左右別々に純粋な尿を集めて、尿管や腎臓病の診断に役立てる事が出来る。
膀胱の出口を内尿道口と言う。此処には尿が零れ無い様に、袋の出口を輪ゴムで縛った様な輪状筋が2組在る。内側を内括約筋、外側を外括約筋と言う。前者は意志で開けたり閉めたり出来無い不随意筋で有るが、後者は意志の儘に動かす事の出来る随意筋で有る。膀胱に有る程度尿が溜まり膨らむと、其の信号が神経を介して脊髄に有る排尿中枢(膀胱中枢)に送られる。又、大脳にも伝えられるので尿意を催すので有る。
膀胱炎は細菌感染に因って起き、尿は濁り、排尿痛を伴う。女性は尿道が短いので罹り易い。腎炎を併発する事も有る。其れは、不潔な風呂で感染する事も有る。
膀胱結石は腎結石が落ちて来た物が多く、此は女子因りも男子に多い。排尿時の激しい痛みと出血及び尿意促迫(何回も小便に行きたく成る)が特有で有る。
膀胱の病気
1.ちしゃを食べて居れば膀胱の病無しと言われる程で、膀胱炎等、とかく膀胱の具合が悪い人は常食して居れば効が有る。
2.海胆を常食して居ると、何時しか自然に治って来る。海胆が体を温め、腎機能を活発にする為で有る。
3.どくだみの全草の陰干しを煎じて飲む。
4.ギャバロン茶を一日3回飲む。
腎臓尿管結石
結石の激痛は栄養過多が引き起こす「贅沢な痛み」で有る。場所も時間も選ばずに激痛は突然襲って来る。結石の止まる位置が腎臓に近い程内圧が上がるので痛みが激しく成る。尿管に落ちた結石が尿の通り道を塞ぐと、排出され無い尿が腎臓内圧を急上昇させるので、腎臓が腫れてしまう。
腎臓結石は、尿に溶けて居る硝酸カルシウムやリン酸カルシウムやリン酸カルシウムのバランスが崩れて石と成る。中には尿管に落ちずに、腎臓内で珊瑚の様な形の大きな塊に成ってしまう事も有る。
腎臓内に石が在っても、殆ど症状が無いので発見され難い。目に見える血尿や熱を出すか検診に因って偶然に発見される事が多い。
10o×6o以内の小さな石なら、菜・芋・果類や水分を多めに摂れば半年以内に自然排出される。トイレに何度も行きたく成り、行ってもスッキリしない膀胱炎の様な症状が有ったら石が落ちる寸前の合図で有る。
結石の原因は動物性蛋白質摂取過多で有り、正しい食事に気を配る事が大切で有る。
身体の警告として、
@痛風、又は、痛風の予備軍で有る。
A運動した後に血尿が出た事が有る。
B脇、腹から背中に掛けて突然激痛が襲う。
腎臓結石
1.乾燥した杉菜を十分間位蒸し、布に包んで痛みの有る処を温湿布する。
2.かち栗(栗の実を干した物)を煎じて乾晩飲む。腎臓の特効薬で有る。
3.雪の下の料理を多食連用する。
4.枸杞の葉、茎、果実の煎じ汁を毎日御茶代わりに飲む。又は、枸杞茶に黒胡麻を少々入れて飲む。
5.枸杞の果実の蜂蜜漬けを飲む。
6.枸杞酒を飲む。
7.枸杞の干した実を食べる。
8.垣通し(カキドウシ)の陰干しを煎服する。抜群の利尿効果で有る。副作用が無い、気長な連用が骨で有る。
9.どくだみの全草の陰干しを煎じて飲む。
尿路結石
1.蒟蒻4個を熱湯で良く温め、2個を手拭に包んで、更に温かい御絞りを置いて痛む所に当てる。冷め無い様に残して置いた蒟蒻と取り替える。
2.芹を濃く煎じて服用する。
3.雪の下の料理を多食連用する。
4.垣通し(カキドウシ)の陰干しを煎服する。抜群の利尿効果で有る。副作用が無い、気長な連用が骨で有る。
結石予防
1.雪の下の料理を偶に食べる。
2.垣通し(カキドウシ)の陰干しを煎服する。抜群の利尿効果で有る。副作用が無い、気長な連用が骨で有る。
3.靫を、薄造り、味噌煮、蒲焼き、吸い物、大蒜と煮込んだりして食べる。
4.海蛇を、味噌漬け、泡盛漬け、丸干し等にして食べる。又、丸干を削って食べたり、調味料代わりにして使う。一遍に一本食べたりすると、リン脂質が多いせいか鼻血を出すので注意。
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腎炎のビームライトバーコード(1999.10.17.UP)
腎不全のビームライトバーコード(1999.10.17.UP)
腎臓結石のビームライトバーコード(1999.10.17.UP)
尿路結石のビームライトバーコード(1999.10.17.UP)
膀胱結石のビームライトバーコード(1999.10.17.UP)
尿道結石のビームライトバーコード(1999.10.17.UP)
尿道炎のビームライトバーコー(1999.11.6.UP)
尿管癌のビームライトバーコード(1999.11.6.UP)
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10月16日
足首捻挫
原因は、捻挫をする反対側の仙腸関節が変位して居り、歩く時に仙腸関節変位が有る側の足に体重が掛けられ無いので、其の反対側の足を摺り足で早く移動する。其の時にタイミングが狂って捻挫を起こして仕舞う。
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足首外側捻挫 左のビームライトバーコード(1999.10.16.UP)
足首外側捻挫 右のビームライトバーコード(1999.10.16.UP)
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10月15日
動脈硬化症
コレステロール等の脂質が動脈壁にくっ付いて動脈を圧迫し、血液が十分に流れ無く成り動脈硬化を起こす。動脈硬化は、此の他、狭心症、大動脈瘤、閉鎖性動脈硬化症等も引き起こす。コレステロール220r/dl以上は危険で有る。
高蛋白質の食事に大酒飲み、ストレスが溜まって何時も苛々しの生活を送り、高コレステロール、高血圧の人は爆弾を抱えて居ると思った方が良い。
身体の警告として、
@気が短い。
A高血圧症。
Bコレステロール値が高い。
C糖尿病を患って居る。
D肉料理過多で有る。
Eストレス過多。
動物性蛋白質に砂糖と言った食物の摂取過多で血液が酸化した結果で有る。玄米を中心に浄血する食事(菜類)を摂る。
動脈硬化
1.納豆には、肝機能を高め、血管を強くする作用が有るので、常食すると良い。
2.とまとは、動脈硬化、高血圧、糖尿病、又、脂肪の消化作用や肝機能を強化させる等の薬効も有り、料理に使ったり、果物代わりにする等して常食すると良い。
3.椎茸は、代謝を促し、血管を強め、コレステロールの沈着を防ぐ。料理法を工夫して、常食する。
4.椎茸の煎じ汁を飲むと効が有る。
5.槐の乾燥した花を煎じて温服する。
6.車前草(オオバコ)の生葉で青汁を作り、盃1杯ずつ一日3回食間に飲む。
7.枸杞の葉、茎の煎じ汁を毎日御茶代わりに飲む。
8.枸杞茶に黒胡麻を少々入れて飲む。
9.胡桃を一回量2〜3粒を軽く炒って良く噛んで食べる。
10.胡桃料理等を作って食べる。
11.桑茶を常用する。
12.蕎麦粉を緩く熱湯で溶いて食べる。
13.蕎麦の実を炒って、蕎麦茶を作って常用する。
14.空豆を青汁にして飲む。
15.玉葱の黄皮と煎じて飲む。此に車前草、どくだみを加えると一層効果的で有る。
16.玉蜀黍(トウモロコン)の実を潰してコーンスープを作って飲む。
17.薺(ナズナ)の若葉の青汁を飲む。
18.蓬茶を作って飲む。
19.蓬の青汁を飲む。
20.蓬エキスを飲む。
21.松葉茶を作って飲む。
22.松葉水を飲む。
23.松葉エキスを飲む。
24.ピーマンはビタミンCが豊富に含まれて居るので、脂肪の代謝を促し、血中に不要な中性脂肪や、血管に脂肪が沈着するのを防止する。
25.林檎を常食(生食、又は、ジュース)すると、過剰の塩分の排泄調整に役立ち、動脈硬化の予防に成る。
26.柿の若葉を適当に刻み、陰干しにして柿茶を作り、常用する。
27.五加(ウコギ)酒を一日盃3杯を目処に飲用する。
28.五加の葉・茎と干して煎じて飲む。
29.降圧茶一日朝晩2回飲む。
30.どくだみの全草の陰干しを煎じて飲む。
31.味噌汁(大豆で作った純正味噌)を飲む。
32.豆腐を飲べる。
33.豆乳を飲む。
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動脈硬化症のビームライトバーコード(1999.11.24.UP)
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10月14日
口内炎
一口に口内炎と言っても、口の中の粘膜が赤く腫れるカタル性の物から潰瘍を作る物迄色々有る。一般的な処置は、硼酸水2〜4%、重曹水1〜5%、過酸化水素水1.5〜2%等で口を濯いだりして清潔にする。食事は、刺激の無い物で、症状の酷い時は冷たい物か、生温い物を食べる。
漢方では、黄蓮と言う漢方に使う生薬を粉末にした黄蓮末を、潰瘍の出来て居る所に塗って遣ると良く効く。又、細辛(サイシン)と言う薬草の粉末を水で練って、臍の中に塗り込んで遣ると効果が有る。
口内炎には、白血病等の血液の病気から来る場合も有るので気を付ける。
普通の口内炎は不眠や過労の時に出る事が多い。
大腸の不調が口内に現れるので大腸の手当も必ず行う。
1.茄子の蔕を黒焼きにして粉末にした物で歯を磨くと、不思議な位自然に治る。
2.葦の根茎の煎じ汁を冷やして、嗽を繰り返す。
3.靫草の花穂、葉、茎の濃い煎じ汁で、嗽を繰り返す。
4.梅干しの黒焼きを口に含んで、嗽をする。
5.河原蓬の濃い煎じ汁で、嗽を繰り返す。
6.栗の葉、毬(イガ)、渋皮、樹皮を濃く煎じ、其れを薄めて、嗽を繰り返す。
7.石榴の果皮の煎じ汁で嗽をする。
8.紫蘇の煎じ液で嗽をする。
9.西瓜の皮で黒焼きの粉末を作って付ける。
10.西瓜の皮を刻んで乾燥させ、其の煎じ液で嗽を繰り返す。
11.杉菜の煎じ汁で、嗽を繰り返す。
12.菫(スミレ)の全草の煎じ汁で、嗽を繰り返す。
13.大根卸しを口に含み、嗽を繰り返す。
14.乾草した露草の煎じ汁で、嗽を繰り返す。
15.露草の青汁を薄めて、嗽を繰り返す。
16.茹子の果実の煎じ汁で、嗽を繰り返す。口の中がさっぱりする。
17.鉈豆(豆又は、莢)の黒焼きを粉末にして、付ける。
18.鉈豆を味噌漬けにして食べると効果が有る。
19.南天の葉、実を濃く煎じて、嗽をする。
20.半分腐った林檎でも捨てずに置いて、腐っていない部分を薄く切って乾燥させ、其の煎じ汁で、嗽をする。
21.レタスの生葉を土鍋に入れて蒸し焼きにする。真黒に焼けたら擂鉢で粉末にし、其れを飲む。
22.昆布の黒焼きを患部に塗る。
23.梔子(クチナシ)の実を陰干しにして、20個程をカップ2杯の水で煎じる。とろ火で30分間。ウイスキー色の濃厚液を飲む。始末に負えない口腔の不快症状が、飲んで居る間にみるみる引く。重症でも一日で治る。酷い症状が消えても、油断し無いで、暫くは梔子液の嗽を続ける。
24.柿の葉茶を飲む。
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口内炎のビームライトバーコード(1999.10.14.UP)
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10月13日
白血病
白血病は血液の癌です。血液は赤血球、白血球と血小板の3種の血球と、此等が流れて居る液体で有る血漿因り成って居る。白血病は正確には血液の癌では無く、血球の癌で有る。血球は骨の中に有る骨髄で作られので、血球を作る元に成る細胞、即ち、造血幹細胞が骨髄の中で癌化する病気が白血病で有る。
19世紀後半にウイルヒョウというドイツの有名な病理学者が此の病気を初めて見付けた時代には、治療法も無く、白血病細胞がどんどん増え続けて血液が白く成る為に、白い血の病気即ち白血病と命名された。現在では骨髄中での造血幹細胞の癌と定義されて居り、癌細胞の末梢血液中への出現の有無に関係無い。早期に診断されると、白血球数が正常で有ったり、或いは、寧ろ減少して居る事が普通で有る。
白血病細胞は正常の造血細胞因りも細胞分裂してから次の細胞分裂までの世代時間は、正常造血細胞因りも2〜3倍も長い。他の癌細胞も同様で有る。実は、我々の正常細胞は成熟分化すると、計画細胞死と言う機構に因り死に絶える運命にプログラムされて居る。所が、癌細胞では此の計画細胞死が起こらず、其の為に細胞が増え続けて癌組織に成る。別の言い方をすれば、計画細胞死が起こら無く成り生き続ける細胞が、癌細胞で有る。
所で、漢字の「癌」と仮名で書く「がん」あるいは「ガン」は同じものと思われているかも知れませんが、正確には違っています。「癌」は上皮細胞、例えば、胃の粘膜上皮細胞や肺の気管支上皮細胞の悪性腫瘍で有り、「がん」は此等も含めたもっと広い意味での悪性腫瘍を言う。英語では前者はcarcinoma
、後者はcancerと使い分けて居る。ですから、胃癌や肺癌と書き、国立がんセンターと書く訳で有る。
白血病の原因
他の癌と同様に、白血病の原因と発生機序ははっきり判って居る訳では無い。然し、最近の遺伝子を中心とする研究の進歩に因り、癌は多段階的の遺伝子異常を経て発生して居ると理解されて居る。先ず、レトロウイルスを代表とするウイルスや放射線、更に自然界にも存在する発癌性を持つ物質や薬物等に因り遺伝子異常が発現し、次いで相互転座を中心とする染色体の異常が起こり、其の結果、癌遺伝子が活性化されて細胞の異常増殖が見られたり、転写遺伝子異常に因り成熟細胞への分化が出来無く成ったりして癌化する。そして最後に、生体の免疫防御機構をかいくぐって生き延びた細胞が白血病として発症して来る物と考えられて居る。
食物から見ると、動物性蛋白質を摂ると赤血球が壊れ、砂糖を摂ると白血球が壊れる。此の事を考えると、癌とは、赤血球も白血球も壊れると言う事を考えると、癌の原因は、動物性蛋白質と砂糖との関係が主原因で有ると考えられる。
玄米を中心に海草類、豆類と言った副食を少量摂ると言う再構築の為の食事を暫く続け、身体の再構築を行う。身体が活性して来たら根菜類を副食に加える。腹部には生姜湿布を行う。
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白血病のビームライトバーコード(1999.10.13.UP)
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10月12日
骨粗鬆症
高齢に成り急激にカルシウムが減少すると骨が脆く成り、腰痛症に成ったり、転んだだけで骨折してしまったりする。体内にカルシウムを増やすには海藻を積極的に食べる事で有る。更にカルシウムを吸収し易くする天日干し椎茸等を食べ、ビタミンDの摂取と、日光浴や適度な運動を行うと効果が有る。又、リュウマチに成ると骨が脆く成る。其のリュウマチの治療で用いられるホルモン剤も骨を脆くする。其の為に続発性の骨粗鬆症に成ってしまう。此の様に成ってしまったら、兎に角、正しい食事を受け、食生活、手当を行うしか治癒の希望は無い。
乳製品、動物性蛋白質、砂糖を多く摂った人が成り易い病気で有る。特に発病後に乳製品を摂ると病気の進行が加速する。
身体の警告として、
@乳製品、動物性蛋白質、砂糖、人工調味料等の摂取が多い。
A背中が丸く成って来た。
B生理不順で有る。
C腰や背中に痛みが在る。
カルシウム
体内のカルシウムの量は、他のどのミネラル因りも多い。カルシウムと燐は一緒に働いて健康な骨と歯を作る。カルシウムとマグネシウムは一緒に働いて心臓、血管の健康を保つ。体内のカルシウムの殆ど(900〜1,350g)は、骨と歯の中に入って居る。成人の骨に含まれて居るカルシウムの20%は毎年新しく吸収された物に置き換えられて居る(古い骨の細胞が壊されて、新しい細胞が作られる。)体内に存在するカルシウムと燐の割合は2:1に保たれて居無くては成ら無い(カルシウム2に対して燐1。血液中は1:1)カルシウムを吸収するには、身体は十分な量のビタミンDを持って居無くては成ら無い。成人に対するRDAは800〜1,200r。
月経痛に悩まされて居る人は、摂取量を増やす事で症状が和らぐ事が多い。
成長期神経痛で苦しんで居る10代の人は、通常、摂取量を増やすと痛みが取れる。
低血糖症の人は、摂取量を増やすと良い。
ストレスが溜まったり、イライラする、神経過敏に成る。此うした症状は、カルシウム不足でも起こる。又、カルシウムには筋肉の収縮を助ける働きが有る為、不足すると筋肉が上手く動かず力が入ら無いと言う事も有る。血液を凝固させる要素も有り、不足すると出血が起こり易く成る。
甘い物を食べ過ぎて居る人は、カルシウムを沢山摂る事です。糖分の処理にカルシウムが消費されて居るからで有る。清涼飲料水に含まれる燐化合物も、カルシウムと燐のバランスを崩す元。ジュースを良く飲む人なら、カルシウムも多く摂ら無ければ成ら無い。他にも、大量の脂肪、フィチン酸、蓚酸はカルシウムの吸収を妨害する。フィチン酸は穀類に多く、蓚酸は菠薐草、パセリ、チョコレート等に含まれて居る。
乳製品を摂ると、吸収を促す蛋白質と乳糖、カルシウムの効果を高めるビタミンA・Bが含まれて居るが、反面、燐の量が多す過ぎる為に、身体に入ると身体のカルシウムの蓄えが激減する。骨粗鬆症に成る好機を高めて居る。
カルシウムは、ビタミンA・C・D、鉄、マグネシウム、燐と一緒の時にベストの働きをする。但し、燐の量が多過ぎると体内のカルシウムを血液の中に流して仕舞い、蓄えが激減する。マグネシウムは、カルシウムと密接な繋がりが有る。其れは、マグネシウムがカルシウムの骨に成る力を助けるからです。マグネシウムとカルシウムを合わせて摂る方が、虫歯や骨折の予防に成る。詰まり、カルシウム不足と言われて居ても、実はマグネシウムが不足して居る場合も有る。
「身体の浄化と回復」のビームライトバーコードと同時に使用されると効果的です。
骨粗鬆症のビームライトバーコード(1999.10.12.UP)
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10月11日
肝臓癌
肝炎から肝硬変や肝臓癌に移行する過程で肝細胞の線維化が起こる。C型肝炎から命を守る方法としては、完治し無くても線維化を防ぎ、肝硬変、肝臓癌への進行を如何に止めるかが鍵を握って居る。西洋薬でも肝臓の線維化を抑える薬品は未だ無いだけに注目される事で有る。
C型肝炎や慢性肝炎から肝硬変、肝臓癌に進行をどう遣って防ぐかは、現代の医療関係者の緊急課題と成って居る。特にC型肝炎では有効な治療法としてはインターフェロン製剤しか無いのが現状で有る。可成り医療費が掛かる此の療法も有効な人は3割程。後の7割の患者には何の役にも立た無い。然も、鬱状態に成ったり、吐き気、食欲不振等の激しい副作用を伴い、体力が無い人や高齢者はとても使え無い。特に、インターフェロン製剤使用で、極度に気持ちが落ち込み自殺を図る(自殺企画)と言う副作用が問題と成って居る。又、幸いインターフェロン製剤が有効な患者でも、厚生省で決められた最長の投与期間は6ヶ月。其の後どうやって肝硬変や肝臓癌への移行を防ぐかが問題で有る。
肝臓癌には、断食が非常に効果が有る。同時に肝臓病の手当をする。肝臓に生姜湿布に里芋パスタ。脾臓には蒟蒻の冷湿布。腹水が溜まれば蕎麦パスタを施す。
正食を行い、健康食品の田七人参、鬱金、スピルリナ、珊瑚草等を併用すると良い。
肝臓は人体最大の化学工場で有り、解毒臓器で有る。
肝炎は、A型、B型、C型・・・・・・と言う肝炎ウィルスが肝細胞内に寄生して起こる病気で有るが、細胞内の外では生存出来無い程弱いウィルスに肝臓が遣られると言うのは、肝臓が相当に弱って居る証拠で有る。
肝臓は腸の中で出来る老廃産物、有毒物を解毒するが、過食や肉食過剰は肝臓を疲れさせて、肝炎ウィルスの侵入や脂肪を溜める手助けをして仕舞う事に成る。因って、肝炎や脂肪肝、肝臓癌等の肝障害の予防、治療には、次の7項目を実行すると良い。
治療
@過食をしない。良く噛んで小食にする。
Aアミン、アンモニア、スカトール等の猛毒物質を作る恐れの有る肉食は止める。
B解毒作用の有るビタミンB3を含む大豆、納豆、米の胚芽(玄米)、緑茶、海胆、柿等をしっかり食べる。
C野菜ジュースは、人参2本、林檎1個の基本に、胃腸、肝臓の働きを強化してくれるキャベツやセロリを100g程度、そして、腸の中の蛋白質(老廃産物)を分解してくれるパイナップルを100g位加えると更に良い。後は、緑黄野菜を毎日適当に加えて飲む。
D蜆、浅蜊等、利胆作用の有る貝類の味噌汁を毎日飲む。
E海老、蟹、烏賊、蛸、牡蠣には強肝作用を有するタウリンが含まれて居るので、積極的に食べる様にする。
F右上腹部から心窩部に掛けて、一日1〜2回生姜湿布を施し、肝臓への血流を良くする。
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肝臓癌のビームライトバーコード(1999.10.11.UP)
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10月9日
胆嚢
長さが約7.5pの袋の様な貯蔵器官で有る。其の中には胆汁が蓄えられて居り、其処で化学的に微変化が成され、8〜10倍に濃縮される。食べ物を味わった時、又は、食べ物を見ただけでも胆汁が流れ出し、胆嚢が空に成ってしまう時が有る。又、胆嚢の中の流体部分が結晶して、結石に成る場合も有る。
胆嚢は胆汁を一時貯蔵する場所で有る。胃の中に食物が入った時にホルモンの働きで、膵臓と胆嚢に刺激が行き、膵液と胆汁を出す用意が出来る。食物が胃を通過して十二指腸に入った時に、絶妙のタイミングで膵臓から出る膵液と胆汁が十二指腸に流れ出て、其処で混ざり、膵液が活性する。其の活性した膵液は小腸の消化を助ける酵素で有る。
膵臓から出る膵液のタイミングが遅れて、胆汁が膵管を伝って膵臓に入って仕舞えば急性膵炎に成るし、其の反対に、胆汁の出が遅く、膵液が胆嚢に入って仕舞えば急性胆嚢炎に成る。又は、肝臓に入って仕舞えば急性肝炎に成る。
此の様な身体のタイミングの狂いは、偏った食生活に有る。動物性蛋白質は胆嚢結石を作るし、又、胆嚢癌にも成る。
何れにしても、動物性蛋白質の摂取を一切止め、玄米を主食に根菜類を摂る。植物繊維が腸を掃除し、綺麗な血を作れば、胆嚢も結果として活性する。
胆嚢炎
1.女郎花(オミナエシ・秋の七草の1つ)の根を煎じて飲む。
2.乾燥した杉菜を10分間位蒸し、布に包んで痛みの有る所を温湿布する。
3.枸杞の葉、茎、果実の煎じ汁を毎日御茶代わりに飲む。又は、枸杞茶に黒胡麻を少々入れて飲む。
4.枸杞の果実の蜂蜜漬けを飲む。
5.枸杞酒を飲む。
6.枸杞の干した実を食べる。
7.どくだみの全草の陰干しを煎じて飲む。
8.蒲公英の全草を、花が咳く前に堀り取って、天日で乾燥させて置き、必要な時、小さく刻んで一日7〜8gずつを水一合で煎じて飲む。
9.黄い胆汁を吐く悪性症状なら、蒲公英の全草を青汁にして飲む。
急性胆嚢炎には、生姜湯(70度以下の白湯に生姜下ろしを加える)に砂糖を加えて飲むとスッと炎症が消滅して痛みが消滅します。
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胆嚢炎のビームライトバーコード(1999.10.9.UP)
胆嚢癌ビームライトバーコード(1999.10.9.UP)
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10月8日
網膜
カメラで言えば、角膜や水晶体をレンズとすれば、網膜はフィルムで有る。「解体新書」では、羅紋膜、「万物の景は此を以て知る成り」と書かれて居る。
網膜が有るが故に、物を見る事が出来る。此のフィルムが写し取った像の情報は視神経を通って脳の視覚中枢へと送られ視覚が成立するので有る。網膜は厚さ僅か0.2oと言う薄い膜で有るが、所謂フィルムの様に簡単な構造をして居るのでは無い。其処には視細胞と神経細胞がびっしりと幾重にも成って整然と並んで居る。其れは恰もコンピューターの配線の様で有る。そして、視細胞には2種類有り、其の形から錐体、杆体と名付けられて居る。其其、錐の形、杆の形(棒形)をして居る。錐体は日中の明るい光と色を感ずる細胞で有り、杆体は黄昏時や薄暗い光を感ずる細胞で有る。此等の細胞(特に杆体)には、ビタミンAに似た物質が蛋白質とくっ付いて存在して居る。所謂感光物質で有る。此の物質は、光に当たると分解して、其の時出るエネルギーが神経細胞の信号に変換され、視神経を介して中枢に伝えられ視覚が成立するので有る。視神経繊維は約250万本在る。感光物質は暗い所へ行くか、瞼を閉じると元に戻る。即ち、網膜は直ぐ再生の利く誠に便利なフィルムと言う事が出来る。然し、其の再生も、矢張り、目に入る光の強さや量に因って可成り左右される物で有って、正常でも長時間強い光を見詰めて居ると目が疲れる事は日常経験する所で有る。此は、感光物質の再生に時間が掛かり消耗するからだと考えられて居る。
ビタミンAが欠乏すると夜盲症に成る。明るい所から急に暗い所へ入ると、最初の内は余り良く物が見え無いが、次第に暗闇に成れて来ると言う事は誰でも経験する事で有るが、此を暗順応と言う。暗順応は2段階で進行する。此の2段階現象は、網膜の中心部と周辺部での違いは有るけれども錐体の順応と杆体の順応が異成るから起きるので有る。第1相は4〜5分で完了する錐体性の物で有り、第2相は杆体に因る物で有って、完了には20〜25分も掛かる。此の時、錐体の感度は25倍に、杆体の感度は1万倍にも上昇する。だが、ビタミンA欠乏患者では、其の順応に時間が掛かり、又、上昇感度も悪い。
放射線医師や航空機のパイロットと言う、薄暗がりで視野の感受性を最大に保つ必要の有る人は、明るい所で既に赤色の保護眼鏡を掛けて居る。此は薄暗がりでの暗順応に20分も待つ必要性を無くす為で有って、言い換えれば赤い光は錐体を強く刺激する物の、杆体の方は弱くしか刺激され無いと言う性質を利用した物で有る。そして、暗順応に必要な時間とは、感光物質が蓄えられるのに必要な時間で有ると言える。此に反し、暗い所から急に明るい所に出ると目映く、目が痛む時すら有るが、慣れるのに5分位掛かる。此を明順応と言う。最も此は厳密に言えば暗順応が取れたに過ぎ無い。
カラーテレビの場合は、一旦三原色(赤、緑、青)に分けた上で送信され、受像器のブラウン管で重ね合わせて、合成されて色が出る。網膜の錐体の中にも此のカラーテレビに似て、矢張り三原色の色に感じる感光物質が含まれて居る。そして、錐体には、赤、緑、青の光其其に反応する物が有る。然も、其の3種類の錐体もテレビの受像器のブラウン管面の赤、緑、青のスポットの分布の様に、網膜面に配列して居る。網膜面に達した色の画像は3種の錐体を色の調子に合った割合で刺激する。此の時3種の錐体が或る程度な割合で興奮すれば白色の情報として感じるので有る。此の割合は、カラーテレビでは、赤(0.3)+緑(0.59)+青(0.11)で有る。
色を感じて居るのは(感じると言う意味を広く取れば)植物だってそうで有る。葉緑素は赤と青の光を吸収し緑を反射して居るので有るが、植物の視覚の進化を遡って行くと、最後は草履虫に辿り着くと言う。脳の無い水母(クラゲ)にも、鮑(アワビ)にも光を感じる装置が備わって居る。此の様に「生命の始めに光有りき」で有るが、私達人間は、大凡165種類の色調を区別する事が出来る。だが、時に特定の色を感じる事が出来無い人が居る。此の疾患を色盲と言う。赤を感じ無い物を赤色盲と言う。実際は緑、黄、橙、赤等を識別する事が出来無い。緑を白と感じるのを緑色盲と言う。又、青色盲も有る。色盲は一名ダルトニズム共言う。イギリスの化学者で、原子論の基礎を築き、「気体の分圧の法則」を樹立したダルトンに其の名の由来が有る。其れは、ダルトンが葬式の時、真紅のコートを黒と間違えて着て行き、他人から指摘されて始めて自分が赤と黒の区別が出来無い異常者で有る事を知ったと言うエピソードから来て居る。色覚異常者にはダルトンの様な強い色盲者の他、色弱者も居る。色盲は遺伝的な錐体の発育不全と考えられる疾患で有って、其の遺伝子(ゲン)は性染色体に乗っかって居り、劣性遺伝と言う弱い遺伝の形で、子や孫に伝えられる。
我が国には、色弱者も含めると、男子4.5%、女子0.2%の色盲者が居ると言われる。女子は色盲の遺伝子を両親から受けて、2つ重成ら無いと表面に出無いので少無い。が、血友病等と同じ様に隠れた媒介者と成る。極稀だが、全色盲患者も居る。彼らは全く色が判らず、黒、灰、白の世界に住み、世の中は全て白黒テレビか、白黒写真の様な物だと受け取って居る事で有ろう。此の全色盲は血族結婚に因り発病する事が多い。勿論、杆体のみの梟(フクロウ)や木菟(ミミズク)、其れに、蝙蝠(コウモリ)等は全色盲で有る。
色盲の患者は、色の区別が要求される交通機関の運転士、医師、画家、デザイナー等の職業には不向きで有る事は言う迄も無い。
疲労、不眠、心労苦等が多い人に多い。又、耳の病気、目眩、血圧不安定、心臓病、糖尿病等の病気を持って居る人にも多い病気で有る。
豆南瓜を食べる。腎臓を治さ無いと治ら無い。天麩羅は大根卸しを付ける。油は余り必要では無い。天麩羅も週2回で良い。毛が抜けるのは陰性の状態で、足の裏の浮腫は塩気の摂り過ぎ。此の時は第一大根湯を飲む事。
ヤンノーは良い。蕎麦・饂飩はどちらでも良い。但し煮込む事。食べ過ぎて消化不良で胃が凭れ、浮腫む。
目の中心の病気は、動物性の毒が多いと言う事で、顔は細長く無くて顎が張って居る。 玄米餅・小豆は週一回、雑穀が良い。
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網膜剥離 左のビームライトバーコード(1999.10.8.UP)
網膜剥離 右のビームライトバーコード(1999.10.8.UP)
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10月6日
頭蓋内出血
原因は、汚れた血液と、動脈硬化で有る。
脳卒中
脳の急激な血液循環障害に因る症状。急に意識を失って倒れ、手足の随意運動は不能と成る。脳出血に因る事が最も多いが、脳塞栓・脳膜出血等でも似た症状が起る。
卒中発作の典型的なのは、脳出血(脳溢血)と脳塞栓症(脳エンボリー)で、脳出血は脳動脈の硬化等の在る所へ急激に血圧が亢進して、血管が破れて出血する物。脳塞栓症は、心臓病や心臓衰弱等で心臓内に血栓が出来て、此が脳の動脈に詰まって、急激な卒中発作を起こす物で有る。此に対して、脳血栓は、動脈硬化等で血管壁の変化が起こり、徐々に血液の流れが悪く成って行く物で、急激なの脳卒中発作は起こさず、徐々に進行して頭痛、目眩、記憶力減退、言語の渋滞や一時的な半身の知覚の異常や運動麻痺を起こしながら、次第に半身不随に成って行く。
脳梗塞、脳血栓は、何れも脳の血液が少無く成る脳の虚血性変化で、脳梗塞(脳軟化)と言う。
脳出血の発作では、顔面が紅潮して鼾を掻き血圧も高い。応急処置として頭を高くし頭部を冷やすが、脳梗塞では、血圧が下がると血流が益々悪く成り悪化するので、頭を高くしたり冷やしては成ら無い。顔も赤くは無く鼾を掻いたりする事は無い。
脳の実質では無く、脳軟膜腔に出血をする。蜘蛛膜下出血では、全く健康そうに見えて居た人が突然激しい頭痛(特に後頭部)を訴え、吐いたりする。酷い時には意識が無く成る。応急処置は、脳出血の場合と同様で有るが、頭の打撲等で30歳以下の若い人に出る事も希では無い。勿論、高血圧から来る物も多く在る。
脳卒中の発作の時には、先ず慌て無いで、其の場で静かに休ませる事が大切で有る。顔が赤く成って居る時は脳出血。蒼く成って居る時は脳梗塞。倒れる前に激しい頭痛を訴えて居たら蜘蛛膜下出血。と大ざっぱに特徴を分ける事が出来る。
大切な事は、倒れた其の場に寝かせて置き処置をする。倒れた場所が不適切で有れば、頭を動かさ無い様にそっと動かす。
頭を冷やすかどうかは、顔色を診て決めるが、足は温めると良い。
発作後48時間位は、食物も水分も与え無い事。水分を与える様に成っても、脳の浮腫を起こさせ無い為に少しずつ(1日量200〜300ml位。)与える。吐いた物を吸い込んで窒息する事が在るので顔は横に向けさせた方が良い。
漢方薬は、大紫胡湯、桂枝茯苓丸、紫胡加竜骨牡蛎湯、三黄瀉心湯、黄蓮解毒湯、釣藤散、七物硬化湯、八味地黄丸等、其の人の症状や性格、体力に応じて使い分けをして居る。
血圧を下げる事だけを考えず、全体の調子を好くして、血圧が自然に下がって行く様に持って行くのが、治療の原点では無かろうか?
脳卒中とは、脳は脳実質、卒は俄に、中は当たるの意。詰まり脳卒中とは「脳が俄に(邪気に)当たった病気」と言う意味で有る。出血だけでは無く、梗塞に因っても、蜘蛛膜下出血に因っても引き起こされる。脳の循環障害に因って精神・神経症状を起こした物を指す広い意味に使われて居る。此の事から解る様に、脳卒中とは病名では無く、病態を指す言葉で有り、中気、中風も同じ意味。
脳卒中と呼ばれて居る物で代表的な物は、脳出血(脳溢血)と脳血栓、及び、脳塞栓の3つで有る。脳出血は脳に分布して居る動脈が破れる物。其の時の出血で脳細胞は破壊され、色々な障害を引き起こす。脳血栓は脳動脈が血の塊に因って詰まったり狭く成ったりして、其処から先の脳の栄養が障害される物。首の動脈が詰まると言うケースも多く成って居る。脳塞栓は、心臓の中に出来た血の塊が脳に運ばれて、其処の血管に詰まって起こる。一般に脳血栓と脳塞栓とは病態が大変良く似て居る所から、一纏めにして脳梗塞として扱われて居る事が多い。嘗て脳軟化と言われて居た物が此に当たる。
脳出血は脳の血管が破れる物だから、大抵突然に発作が起こる。此に対して脳塞栓は、血管が徐々に狭められたり、血栓が詰まったりする。朝、目が覚めたら口が回ら無く成って居たとか、手足が痺れて居たとか言った形で起こる事が多い。又、脳出血は高血圧が有る時に起こり易い。高血圧と関係無く白血病等の出血性疾患に因って起こる事も有るが、極稀で有る。脳梗塞は血圧が特別高く無くても起こる。寧ろ何方かと言えば低血圧者が脳梗塞に成り易い。尚、低血圧者は、梗塞に因る物で無くても、脳への血液が不十分に成りがちで、失神状態に陥り易い。
一般に脳出血に比べて脳梗塞の方が、症状は穏やかで有る。然し、脳細胞が遣られる事に違いは無い訳だから、結果的にはほぼ同じ様な障害に見舞われる。
身体の神経系を大別すると、
@自律神経系=意思に因って動かす事の出来無い物で、内臓や腺等に分布して居る。
A錐体路系=自由意思に因る運動を可能にして居る物。顔の表情を作ったり、手足を動かしたりする。
B錐体外路系=主に全身の機能のバランスを取る働きをする。
脳卒中は、此の内の錐体路系に異常が起こる。錐体路系は、先ず、大脳皮質の神経細胞に始まる。此処から、人間の場合、約100万本の神経繊維が出て居るが、其れ等は次第に纏まって束と成り、内包と言う部分を通り、中脳から橋へ、更に延髄を走った後、顔や舌、腕、脚等へ達する。又、延髄の下端で左右が交差して反対側に回り左大脳半球から発せられた命令は、右半身に伝えられる。反対に右大脳半球からの物は、左半身に伝えられる。此の為、出血や梗塞が起こった所が左大脳半球なら右半身の運動が障害される。半身不随に成る。半身不随が人間に特有な障害で有るのは、手足の機能が著しく分化した人間に於いて、錐体路系の機構が高度に複雑に発達して居るからだ。錐体路系の発達の未熟な動物、例えば、チンパンジー等に実験的に半身不随を起こさせても、直に治って仕舞う。
脳卒中は、或る日突然に起こる病気として恐れられて居る。だが、原因と成る物は、必ず数年以上前から徐々に積み重ねられて居る物で有る。30代、40代の働き盛りの人だけでは無く、中学生や高校生を晴天の霹靂の如く襲う場合が多く成って居る。
肉食過剰は血液を酸毒化し、粘稠性を増す。高血圧症状は、其の1つの現れで有る。此に現代の機械文明に因るストレスが加われば、脳卒中が起こり易く成るのは当然の事で有る。誤った栄養知識と経済競争の中で、肉食とストレス両方の影響を最も強く受けて居る働き盛りに発病者が急増するのも自然の道理と言える。
脳卒中は全身病で有る脳の循環に異常が起こるのは、其の部分現象で有り、体質の立て直しが必要なので有る。
血圧障害を治し、腸内の毒素を一層する。腸内に有害菌が繁殖して、大量の毒素が発生すると、脳の血管は大変にひ弱に成る。便秘し無い事が一番大事で有る。そして、白米・肉食を止める。血液性状を混乱し、脳の血管を弱体化すると共に、ストレスに弱い体質に成る。
玄米菜食に切り替える事が根治の決め手で有る。動脈硬化防止食品として、蕎麦、黒豆、昆布、大蒜を積極的に摂る。
浣腸して腸内を空っぽにしてから、酵素を多めに飲む。腸の負担を除くと脳血管の負担も軽減される。黒豆を濃く煎じた物をどんどん飲む。解毒作用が著しい。羊蹄の根を煎じて飲む。大腸を刺激するので、暖下作用も有る。藜(アカザ)の葉茎を煎服する。半身不随を防止する。朮(オケラ)の根(白朮)15gを酒で半量に煎じて飲む。半身不随に有効。桑の葉を煎じて茶代わりに飲む。蕎麦掻きを常食する。動脈硬化を防止する働きが有る。
食として、大根、牛蒡、胚芽油、梅干し、椎茸、若布等を積極的に摂る。
《豆腐パスタ》
材料
木綿豆腐1〜2丁、陳生姜(豆腐の1割)、小麦粉(少々)、俎板、擂鉢、擂粉木、手拭い。
手当法
@豆腐を俎板に乗せ、其の上に俎板を乗せて重石とし、豆腐の水を切る。
A豆腐を擂鉢に入れて擂り潰す。此に豆腐の1割の量の卸し陳生姜と、小麦粉を少々入れて混ぜる。
B手拭いに2p位の厚さに伸ばして乗せ、患部に貼る。
C脳溢血や風邪熱の場合は1時間毎に検温をして、37度台に下がったら外す。
注意事項
@脳溢血の時は、頭の毛を刈り取った後にパスタを貼る事。10分や15分でも豆腐が黄ばんで匂って来たら直ぐ新しいパスタと貼り替える。但し、50丁位必要とする場合が多い。意識がハッキリする迄、パスタを続けて貼る。少し状態が落ち着いて来たら浣腸を行う。其の後は里芋パスタに切り換える。
頭部全体にパスタを貼る場合は、夏ならば西瓜を半分に割り、其の中にパスタを敷き詰めて頭部に被せる。其の他の季節ならばボールに敷き詰めて頭部に被せると良い。
Aパスタを貼り替える時間は3時間以内とする。
B炎症を起こして居る部位、特に内出血して居る部分に貼る。目等の充血の場合は里芋パスタを貼る。
C頭部の障害に於いては、意識状態、目の動き(瞳孔も含めて)、呼吸、心拍、唇の色、手足の動き、おしっこの回数・色・量・匂い等を良く観察する事。
D風邪熱の場合は、頭部に熱が上がる前に熱を取る。胸部の心臓を中心としてパスタを貼り熱を取る。然し、其れでも熱が取れ無い場合は、胸部に加えて頸部で熱を取る。
E急ぐ時には手拭いに豆腐を包んで、手拭いの両端を引っ張って反対方向に捻って豆腐の水気を切っても良い。
F内出血時に行うパスタには1割位、蓬を擦り潰して混ぜ合わせたパスタを貼ると効果は加速する。
「身体の浄化と回復」のビームライトバーコードと同時に使用されると効果的です。
頭蓋内出血(硬膜下出血・蜘蛛膜下出血、脳出血)のビームライトバーコード(1999.10.6.UP)
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10月5日
顔面麻痺
顔面麻痺を起こしてる側の腸が麻痺して居る。臍を中心に生姜湿布をして、腹部を押さえて冷たい・固い部分に、臍の部分を除いて里芋パスタを当てる。患部には生姜湯を塗ってマッサージをし、全身骨格治療を受けると直ぐに治る。玄米を主食として、副食は繊維質の多く、身体の温まる物を摂取する事。適度に芋類を摂り、宿便が排出すると治る。
「身体の浄化と回復」のビームライトバーコードと同時に使用されると効果的です。
顔面麻痺 左のビームライトバーコード(1999.10.5.UP)
顔面麻痺 右のビームライトバーコード(1999.10.5.UP)
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10月4日
十二指腸
胃に続きで小腸の始まりの部分を言う。握り拳を3つ(指にして12本分)並べた程の長さが有ると言うので名付けられた。丁度C字型をして居り、其の凹みの部分に膵臓頭が入り込んで居て、肝臓からの胆汁や膵臓からの膵液の排泄管が口を開いて居る。昔、此の口に回虫が頭を突っ込んで「癪(シャク)」の原因と成った事も有った。
十二指腸に関しては医学上不思議な事が有る。人間の十二指腸癌と言う病名は見当たら無い。即ち、人間の十二指腸には癌が出来難い。其の理由は、食物が長時間逗留(トウリュウ)しないからだ。其の点、胃や直腸に癌が多いのは、物が長時間停滞するからで、癌予防の為には胃腸の内容物が適度な速度で通り過ぎる事が良い。便秘の人は癌に成り易いと言える。所が、潰瘍の方は、胃十二指腸潰瘍と言われ、一緒に取り扱われる位に両者の原因は良く似て居り、治療法も大同小異で有る。唯、同じストレスが原因でも、胃潰瘍はホルモン系を介し、十二指腸潰瘍は神経系を介して発生する場合が多い。そして、特に、両者の最大の違いは、胃潰瘍は癌化する可能性を大きく秘めて居る(胃潰瘍には癌性の潰瘍が在る)のに対し、十二指腸潰瘍には、今の所、絶対に癌化しないと考えられて居る。老人の十二指腸潰瘍は痛ま無い事が有る。
胃から送られて来た胃内容物の塩酸や消化酵素が余り強過ぎると、十二指腸の壁が消化されて仕舞う。此が十二指腸潰瘍が発生する絡繰で有る。心配性の人に多く、潰瘍性性格と言うのが有る。責任感が強く、几帳面で、完全に遣り遂げ無いと気が済まず、しくじると悩むと言う質(タチ)の人が掛かり易い様で有る。
ストレス性胃・十二指腸潰瘍
胃潰瘍は、精神的ストレスが大きく関係して居る。ストレスは胃を守る防御因子の胃の粘膜、胃壁に栄養を送る血流を弱め、反対に攻撃因子で有る胃液の分泌を増やす。詰まり、胃の中のバランスが崩れ、自分の胃液で自分の胃や十二指腸を消化して潰瘍が出来てしまう。又、胃液の分泌は気温と密接に関係して居り、3,4,9,10月に其の分泌量が増えるので注意が必要で有る。ヘリコバクターピロリ菌が潰瘍と其の再発の原因として潰瘍の起き易い状態にして居る事も有るが、直接の原因はストレスで有る。
一日のストレスを充分な睡眠で解消する事が大事で有る。
身体の警告として、
@手掌に何時も汗を掻いて居る。
A異常に食欲旺盛。
B腹が空くと胃の周辺が痛い。
卸し爪哇薯の作り方
薬効=便秘、胃・十二指腸潰瘍、高血圧、火傷、湿疹。
便秘、胃・十二指腸潰瘍、高血圧、火傷、湿疹にと、利用範囲の広い爪哇薯のカリウム、食物繊維が頑固な便秘に効果が有ります。
作り方
出来れば無農薬の新鮮な爪哇薯を良く洗い、皮を剥いて擂り卸す。キッチンタオルで漉した汁を小匙1杯、朝晩の空腹時に飲む。
十二指腸潰瘍
1.キャベツに多く含まれて居るビタミン群の内、特にビタミンUが此等の病気に有効で有る。解毒作用が有り、肝臓の代謝機能を助けるので、新鮮な物を細かく刻んで副食物として食べると良い。
2.キャベツを細かく刻み、ジューサーで潰し、青汁にして毎日飲んでも有効で有る。
3.蓮根の節の部分の搾り汁を、毎日盃1杯ずつ飲む。
4.枸杞の葉、茎の煎じ汁を毎日御茶代わりに飲む。
5.枸杞茶に黒胡麻を少々入れて飲む。
6.爪哇薯の黒焼きを服用する。
7.蓮根を擂り卸して絞った汁を、盃に1杯ずつ一日に3回服用する。
8.松葉茶を作って飲む。
9.松葉水を飲む。
10.松葉エキスを飲む。
11.松葉を噛んで其の汁を飲む。
12.どくだみの全草の陰干しを煎じて飲む。
13.薺(ナズナ)の葉、茎を煎じて飲む。
14.蒲公英の全草を、花が咳く前に堀り取って、天日で乾燥させて置き、必要な時、小さく刻んで1日7〜8gずつを水一合で煎じて飲む。
15.沢蟹の千振煮込みを作り、一日1匹食べる。
16.梅肉飯を食べる。
17.柿の葉茶を飲む。
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十二指腸潰瘍のビームライトバーコード(1999.10.4.UP)
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10月3日
結腸、又は、直腸の癌(此等を合わせて大腸癌と呼ぶ)
結腸と直腸
結腸と直腸は消化管の一部で、筋肉でできた長い管のようになっており、結腸と直腸をあわせて大腸といいます。大腸の長さはかなりの個人差があり、結腸が約1メートルから1.5メートル、直腸は約15センチから20センチくらいです。食べたものは胃と小腸で消化吸収された後、大腸に流れ、ここで水分が再吸収されます。大腸に流れ込んできたときにはまだ液状ですが、水分が体に吸収されることで次第に固形物となっていき、これが便になって結腸、直腸、最後に肛門を通過して排泄されるのです。
癌(動物性脂肪の量に比例して起こる類型)
欧米型のと言われる、肺、大腸、乳房、卵巣、子宮、前立腺、腎臓、膵臓・・・・・・等の癌は、動物性脂肪の摂取量と完全に比例して発生して来る事が疫学的に証明されて居る。
肉、卵(マヨネーズも含む)、乳製品(牛乳、バター、チーズ、ヨーグルト、アイスクリーム等)等の高脂肪食を沢山摂ると、其れを消化する為に胆汁が腸内細菌の働きで、デヒドロコール酸、アポコール酸等に変化するが、此が便秘に因り長時間大腸に留まって刺激を与えると大腸癌に成る。
動物実験で、女性特有の癌で有る乳房、卵巣、子宮の癌を作るには、女性ホルモンを注射し続けると直ぐに発生して来るし、男性特有の前立腺癌を作るには、男性ホルモンを注射すると良い。此の女性ホルモン、男性ホルモンの原料がコレステロールで有る。日本人に比べて喫煙者数が1/4以下で有る欧米人の肺癌発生数が、日本人の4倍以上と言う事は、煙草が直接の原因では無いと言う事の証明で有る。肺は、脂肪の合成や分解と言う脂肪代謝を司る臓器でも有るので、高脂肪食に因り負担が増え、其処に大気汚染等が誘因剤と成り肺癌が発生しやすく成る。
膵臓も、脂肪を消化する酵素を分解して居る所なので、高脂肪食の影響を被り易い。
腎臓は、体内の老廃産物の最後の解毒をする臓器なので、高蛋白質、高脂肪食でオーバーワークに成り易い。
今や、胃癌、子宮頸癌と言う日本型の癌はドンドン減少し、欧米型の癌が激増して居る。癌予防には、先ず、欧米型の食生活を日本型の食生活に戻す事が何因り大切な事に成る。
欧米型の癌は、高栄養、高カロリーの陽性過剰病の範疇に分類されるが、癌は其の芽が生じて、臨床的に癌と診断される迄10年〜30年、平均19年掛かるとされる。所謂超慢性病で有る。譬え、陽性の病気でも、病状が進むと必ず「死」と言う極陰の状態に向かって行くので、「身体の冷え」を伴って来る。此うした「陽性癌」も、癌の芽が発生する段階では、過食、過栄養、過剰エネルギーの陽性状態でも、癌と言う診断が付く頃には、「冷え」を伴った陰性状態に成って居ると考えられる。其れ故、癌は、「硬い」と言う「陰」の属性を持って居る。だからこそ発熱で癌が治癒したりもするし、温熱療法や、枇杷葉温灸等が有効でも有る。
癌に限らず、高血圧、糖尿病、痛風、脂肪肝・・・・・・等の慢性病は、病気が進んで来ると「冷え」の性質は帯びて来る事も多い。因って、慢性病で有る筈の患者が温かい食物を本能的に要求して来る物で有る。
治療
@肉、卵、乳製品を止める。
A海藻、豆、蒟蒻、玄米等の食物繊維で、腸内のコレステロール、脂肪の血液への吸収を妨げ、大便で排泄させる。
B癌は、「血液の汚れ」の塊=浄化装置なので有るから、良く噛んで(一口に60回以上)小食を心掛ける。
C主食は玄米が良いが、口に合わ無いならば、麦飯(白米に30%以上の麦と日替わりの雑穀を混ぜる)に胡麻塩を掛けて食べる。
D一日2食にし、朝は、キャベツ、林檎、根菜類のジュースだけにする。
E癌細胞は「熱」に弱いので、日常の生活で、運動、カラオケ、趣味に打込む、熱めの薬用入浴、サウナ・・・・・・等、身体を動かす事(腸を動かす事)、気分を良くする事、体熱を上げる事を積極的に行う。
F元々は陽性病でも病状が進むと「冷え」の体質を帯びて来るので、梅醤番茶を始め、陽性食品や蓬・生姜湯等の薬効を考えた手当、そして、常に良く噛み小食を心掛ける事。
G癌の在る患部に、一日数回、生姜湿布に里芋パスタや枇杷葉温灸を施すと良い。
大腸癌(結腸癌・直腸癌を含む)
食事の洋風化に因って動物性蛋白質の過剰摂取に因って起こる。大腸癌の中でも最も多いのは直腸癌で続いてS状結腸で上行結腸や横行結腸は多く無い。
自覚症状は、下血や出血が48%、便通異常が24%、腹部異常(腹が張る等)が14%、無症状が6%と成って居る。
身体の警告として、
@肉、卵、乳製品が好きで有る。
A脂っぽい物が好きで有る。
B高蛋白高カロリーの食事に加えて運動不足で有る。
C以前大腸ポリープが在ると言われた事が有る。
D便秘気味で有る。
E便通異常が在り、貧血気味で有る。
F腹部に膨満感が有る。
G血便が在る。
H痔を患って居る。
I肩が凝る。
応用と組合せ方
四面性理論に従い、緑黄色野菜、淡色野菜、又、芋類を合理的に合わせて考える時、単純に其其一種類の材料を三種類食べるのと摂取量は同じでも、小量ずつ種類を多く野菜を食べるのを比べた場合に、後者の方がビタミンが多く摂取されるケースが多多有ります。
料理のレパートリーを増やして、色々な野菜の献立を食卓に乗せる工夫をしたい物です。但し、煮物だけが重成ると塩分が過剰に成り易く成り、又、炒め物やサラダが重成ると油脂の摂り過ぎに成ります。
T.大根には、ビタミンCが豊富で、ジアスターゼをはじめ、色んな消化酵素を含んで居る。食べ物が胃に凭れる、御腹が張る、胃に痛みやつかえる等の症状に効果的で有る。 ジアスターゼをはじめとする酵素類には、解毒作用も有り、焼き魚の焦げに含まれるトリプP1等の発癌物質を解消してくれます。消化器系の水分代謝を良くして糖尿病にも効果が有る。
組合せ
@.紫蘇、春菊、蕗、蜂蜜・・・・・・・・・・咳、痰、声嗄れ。
A.玉葱、トマト、山芋、豌豆豆・・・・・糖尿病の予防と治療。
B.南瓜、爪哇薯、栗、梅干し・・・・・・消化不良、胃炎、胃痛の解消。
U.小松菜には、菠薐草より灰汁が少無く、さっぱりした小松菜は、ビタミン類やカルシウム、鉄分等ミネラルをたっぷり含み、血液の巡りを良くしてホルモンのバランスを調整する効果も有ります。カルシウムは蛋白質やビタミンDと一緒に取ると吸収率が良く成ります。ビタミンCは茹でると損失し易く、又、カロチンは油で取ると吸収率が高まります。
組合せ
@.椎茸、柿、海鼠、昆布・・・・・・・・・・・骨粗症の予防。
A.くらげ、田螺、豌豆豆、胡麻・・・・・・胃腸を整え、便通を良くする。
B.占地、林檎、枸杞の実、塩・・・・・・・歯槽膿漏、肩凝り、視力減退の改善。
V.玉菜には、特にビタミンが豊富です。風邪の予防や疲労回復に効果的です。注目したいのは、野菜には余り含まれて居無いビタミンUやKを含んで居る事です。胃や十二指腸壁の傷ついた粘膜を修復して潰瘍を治す効果が有ります。惚けの予防、吸収率の良いカルシウムが含まれて居るので、虚弱体質や発育の悪い子供には、是非食べさせたい野菜です。煮たり炒めたりすると甘味が増え、胃腸の働きが良く成ります。
組合せ
@.椎茸、胡桃・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・惚け予防、脳を活性化。
A.アスパラガス、莢豌豆、玉葱、トマト、ブロッコリー・・・・・発癌の抑制。
B.椎茸、大根、栗・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・胃腸機能の調整。
W.蕪には、内臓の働きを活発にし、身体を軽快にする作用が有る。生や漬け物で食べると体内の余分な水分を取り除き、解毒作用が有ります
組合せ
@.白菜、蕗、山芋、無花果、梨、蜂蜜・・・・・・・・・・・・声の嗄れ、咳を抑える。
A.カリフラワー、人参、ブロッコリー、菠薐草・・・・・・癌の予防。
B.慈姑、韮、蓮根・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・肝臓障害、糖尿病の予防改善。
X.牛蒡には、炭水化物の一種で有る多糖質のイヌリンや食物線維のセルロース、リグニン等をたっぷり含んで居ます。此等の線維は、消化吸収されませんが胃や腸を綺麗に掃除して便秘を防ぎ、腸内の細菌の繁殖を防いでくれます。
組合せ
@.蕪、椎茸、大根・・・・・・・・・・・・・・・糖尿病の予防。
A.人参、胡麻、唐辛子・・・・・・・・・・・動脈硬化、高血圧症、脳卒中の予防。
B.油菜、大根、韮、蕗・・・・・・・・・・・・喉の痛み、胃痛、御出来に。
Y.蓮根には、貧血、産後の増血に有効です。豊富なタンニンが消炎、止血作用を発揮する。止血作用や喘息には搾り汁の方が良い。特に節の所が止血効果の優れて居ます。煮て食べると胃腸の働きが高まります。
組合せ
@.キンシンサイ、慈姑、菠薐草、人参、海鼠・・・貧血の改善、産後の増血。
A.蕪、南瓜、薩摩芋、茄子、葱・・・・・・・・・・・・・・下痢症、消化不良の改善。
B.慈姑、筍、銀杏、梨・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・血便、胃、十二指腸潰瘍等の出血に。
食品でもっと摂るべき癌と闘ってくれる食品
抗酸化のビタミン、ミネラルに加えて、食品の中には強い抗癌特性を持った自然の物質が多く含まれて居る。βカロチン、ケルセチン、インドール類、イソチオシアン酸(アブラナ科の野菜に含まれて居る)、オメガ3脂肪酸等で有る。
癌に対する最良の防御は、栄養的に強力に攻撃する事で有る。だから、食事には「勝利の食品」を加える必要が有る。
食品
カンタループメロン・・・・・・・・・・・・ビタミンC、βカロチン源。低カロリー高食物繊維。ナトリウムが過剰に成ら無い様にしてくれる。
キャベツ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・アブラナ科の野菜。大腸癌の危険を下げる。加熱した物を一日に大匙2杯食べるだけで胃癌の予防に繋がる。
南瓜・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・βカロチンを最も多く含む。生因りも加熱した方が吸収が良い。
薩摩芋・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・βカロチンを最も多く含む。生因りも加熱した方が吸収が良い。
パパイヤ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・カンタループメロンと同じ。
菠薐草・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・カンタループメロンと同じ。
ブロッコリー・・・・・・・・・・・・・・・・・インドール類とイソチオシアン酸(或る種の癌性腫瘍を予防・抑制する物質)。
芽キャベツ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ブロッコリー、及び、他のアブラナ科の野菜と同じ。
白菜、蕪、小松菜、大根、甘藍、ケール、カリフラワー、セロリ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ブロッコリー、及び、他のアブラナ科の野菜と同じ。
玉葱・・・・・・・・・・・・・・・・ケルセチンを多く含む(加熱処理しても壊れ無い)。悪性細胞が腫瘍に成る前に抑制する。
皮の青い魚・・・・・・・・・・・・・・・・・オメガ3脂肪酸を多く含む。免疫システムが癌の拡散を予防・抑制するのを助ける。腫瘍が出来て仕舞って居る場合には転移を止める助けをする。
小麦の麩(ウィート−ブラン)・・・・含まれて居る食物繊維が大腸癌を予防する。
玉蜀黍の麩(コーン−ブラン)・・・発癌性の物質から守ってくれる。
米糠・・・・・・・・・・・・・・・・・ウィート−ブラン、コーン−ブランと同じ。
オート−ブラン・・・・・・・・・・・・・・ウィート−ブラン、コーン−ブランと同じ。
ビタミンC・E、βカロチン、セレニウムを多く含む果物と野菜・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ビタミンCは癌の予防。ビタミンEは発癌性物質から守る働き。ビタミンEは強力な抗酸化物質で有り、多くの酸素の供給をする。セレニウムは或る種の発癌性物質を無力にし幾つかの癌から身体を守る。
食物繊維を摂る
食物繊維は、蛋白質、脂肪、糖、ビタミン、ミネラルに次ぐ「第六の栄養素」と迄言われて居る。糖尿病、痛風、脂肪肝、高脂血症、癌・・・・・・等の栄養過剰病で苦しんで居る現代文明人は、今や「消化の悪い物」「栄養の無い物」を如何に上手に食べるかが、健康を保つ決め手と成って居る。
食物繊維とは、米や麦に含まれるセルロース、林檎や蜜柑の皮に存在するペクチン、蒟蒻のグルコマンナン、海藻の中のカラゲナン等、人間の腸内では分解も吸収もされ無い多糖類の事で、次の様な効能が有る。
@高脂血症の予防・治療
腸内のコレステロール、中性脂肪の血液の吸収を妨げ、大便と共に排泄してくれる。因って、結局は動脈硬化、脳梗塞の予防に成る。
A糖尿病の予防・治療
余分な糖分を摂り過ぎた場合、糖分が血液へ吸収されるのを防ぎ、高血糖症を予防・治療してくれる。
B解毒作用
農薬、化学肥料等の有害物質を大便と共に排泄する。
C大腸癌の予防。
D脱腸、憩室炎、虫垂炎の予防
食物繊維の少無い精白食品ばかり食べると便秘がちに成る為、腸内の圧力が上昇して脱腸や憩室炎を起こす。便が長時間腸内に溜まって居ると、細菌が繁殖し虫垂炎を始め腸内の感染症が起こり易く成る。
E其の他の病気との関わり
痔核、下肢の静脈瘤、潰瘍性大腸炎、クローン病、胆石、胆嚢炎、肥満、虫歯、十二指腸潰瘍等。
食物繊維は、野菜に多く含まれて居ると一般には考えられて居るが、一番多く含んで居るのは海藻(鹿尾菜、若布、昆布)で、次が大豆や小豆、胡麻類、玄米や玄麦で、次に野菜が来る。だから、毎日海藻と豆類を食べる様に心掛けると良い。
「身体の浄化と回復」のビームライトバーコードと同時に使用されると効果的です。?
大腸癌のビームライトバーコード(1999.10.3.UP)
直腸癌のビームライトバーコード(1999.10.3.UP)
<ビームライトバーコードに関しての注意事項は3月17日を再度御読み下さい。>
10月2日
顔面神経痛
神経痛
身体で痛みの感覚が起こるのは、全て知覚神経が刺激された場合で有る。だから、痛みは全て神経痛と言える。しかし、病名として一般に神経痛と言われて居るのは、次の様な条件を備えた物で有る。
@痛みの原因と成る様な客観的症状が見当たら無い。
A痛みは知覚神経の走路に沿って発生し、其の内特定の点は押すと非常な痛みが在る(圧痛点)。
B痛みは起きたり鎮まったりする。
結局原因が明らかで無い痛みが「何々神経痛」と診断される事が多い。原因が明らかに成ると、其処から独立させ、別の病気として扱う様に成る。将来医学の進歩に因って神経痛と言う病気は使われ無く成るだろうと言われて居るのも其の為で有る。
神経痛と似た症状を示すのは、筋肉痛、脊髄障害、ヒステリー等。筋肉痛は痛みが神経の走路に一致せず、痛みが持続的で有る点、脊髄障害は、極初期の頃は殆ど区別が付けられ無いが、直ぐに特有な症状が現れて来る点、又、ヒステリーに於ける痛みは、神経の走路や分布等解剖学的関連を無視した現れ方をする点等で、其其神経痛と区別出来る。又、1つの神経系で無く、身体の彼方此方が痛む場合としては、蛋白変性が主因に成って居るリュウマチか、で無ければ神経細胞の変性が選択的に起こる多発神経炎で、病気の性質は少し違って来る。とは言え、以上の様に分類に其程拘る必要は無い。何れにしても「神経痛の症状」から脱却を図る事が、治療法の眼目に成る。
痛みは神経の末端が刺激される事に因って発生する。詰まり、炎症、圧迫、牽引、更に発病物質の作用等の刺激が加わる訳だが、其れ等の刺激を生み出す直接的原因は色々で有る。例えば、組織の老化に因る変性、寒冷等に因るアレルギー反応、更年期障害等の内分泌機能失調、精神的ストレスに因る刺激物の産生等。又、最近は、血管の異常収縮や血流障害等、血管系の障害も重大な要素に成って居る。問題は何故其の様な組織や内分泌、血管等の障害が引き起こされるに至ったかで有る。其れは、血液性状が混乱して、組織細胞の新陳代謝が正常に行われ無く成ったからだ。兎も角、神経の末端に加えられた刺激は、神経繊維を伝わって脳に行き、其処で始めて痛みの感覚が起きる、実際に痛みを感ずるのは脳で有る。其れが、障害の起こって居る部位に感じられるのは、投射と言う神経特有の作用に因る物で有る。又、痛みの程度は、必ずしも其の儘障害の強弱を現す物では無い。我々の身体には、体質に因る感受性の違いが有り、精神作用に因る感情の色付けが成される。従って、神経痛の苦しみはなかなか解って貰え無い物で有るし、又、焦りや恐怖心等の為に、自ら痛みを倍増させて居る場合も有る訳で有る。
何れにしても、余り激しい痛みを持続させると、血圧上昇、胃炎、自律神経失調等の障害も起こり易いので、因り自然な方法で、痛みを和らげる事も必要で有る。ビームライト治療、全身骨格治療等を行うと高効果を得る。
だが、単に痛みを取るだけでは完全では無い。元々痛みは、病気と言う結果で有り、生理機能に歪みが生じて居る事の警報で有る。此の警報に因って、我々の身体は、早急に防衛体制を取る。身体自身が、歪みを是正しようとする。だから、其れに合わせて早めに適当な処置を取れば大事に至ら無くても済む。
極稀だが、生まれ付き痛みの感覚を全く持って居無い人が有る。其の様な人は、体内的な痛みの発生も無い訳だから、防衛力も弱く、おそらく短命に終わる。ともあれ、痛みの感覚が起こり放しに成って居るのは、生理機能の障害がずーっと存在して居ると言う事で有る。警報機を目の敵にするのは、筋違いで有る。
痛み其の物は局所に起こって居ても、生理機能障害は全て本質的には全身的な物で有る。体質を改善して、生理機能を正常化する事に因って、痛みが起こら無く成る状態にする事が根本療法で有る。其の為には、正しい食生活をする事が大切で有る。其の食事の玄米菜食の原則から懸け離れる程、生理機能の歪みは大きく成る。其の歪みが、神経痛の姿と成って現れ易いのは、特に、過食、白米や白パンの常食、動物性蛋白質食品の多食、精製塩や化学調味料の常用をして居る場合で、此等有害食品を避けなければ成ら無い。
玄米菜食に於いて、特に積極的に活用したいのが、梅干し、海藻類、胚芽食品、酵素、葱類、青野菜、植物油、純粋米酢、根菜類、蜆、牡蠣、海鼠等。此等は、カルシウム、ビタミンB・D・E・K、クエン酸、其の他の有機酸等の有効成分が補給出来る食品、及び、体力強化、保温、血液浄化作用の大きい食品で有る。桑の枝を細かく刻み、乾燥蓬を一日15gずつ煎じて飲む。薬草茶として、鳩麦、H草(どくだみ)、波布草、蓬を煎じた物を茶代わりに適宜飲む。又、木の実類や胚芽油等を摂ると、ビタミンE、リノール酸等に因って、神経細胞の代謝を正常にし、痛みを鎮める。
顔面神経痛
1.陳生姜約60gを卸して木綿の袋に入れ、約一升の熱めの湯の中で振り出して、此の生姜湯で患部を何度も罨法して、良く温める。
2.石蕗(ツワブキ)の生葉の揉み汁をガーゼ等に浸し、患部周辺を湿布する。
3.木天蓼(マタタビ)の葉、茎、実全部を風呂に入れる。
4.木天蓼の葉、茎、実全部の濃厚搾り液で患部を浸したり、塗布する。
5.零会子(ムカゴ)を軽く潰して酢に浸けて貼る。零会子が乾いたら貼り替える。
6.鳴子百合の花、葉、茎、全草を採取し、葉は御浸し。花は御茶に浮かせて飲む。茎は干して御茶を作る。浄血作用が強い。
7.目弾き(益母草:ヤクモソウ)の干した茎葉、根の上の方10gを毎日煎服する。
8.どくだみの全草の陰干しを煎じて飲む。
9.紅花の干した花を煎じて飲み、飲用後は風呂に入れる。
10.殻付きの鳩麦を一掴み水に浸けて置く。此を鳩麦と一緒に同量の豚肉と葛根を半日とろ火に掛けて濃縮スープを作る。
11.松脂の粉末を水で飲む。
12.亀料理を食べる。
三叉神経痛
或る日突然、瞼や目尻、上顎から小鼻、口元等に針で刺された様な痛みが走る。三叉神経痛の始まりで有る。痛みは徐々に発作の様に繰り返す。そして、風が当たっただけでも耐え難い激痛に成る。原因の80〜90%は動脈硬化に因り顔筋肉が酸欠状態に成り、筋肉が硬化して神経を圧迫してしまう為だ。残りの20〜10%は腫瘍や動脈瘤に因り神経を圧迫する。
身体の警告として、
@突然、顔に針を刺された様な痛みが走る事が有る。
A@の痛みが繰り返して起きる様に成り、痛みも耐え難い。
B痛みは必ず顔面の片側だけ。
C痛みは長引かず、長くても2分以内で治まる。
D発作と発作の間には全く痛みが無い。
E小鼻や口の周り等をほんの少し触れただけで痛みが走る。
F風が触れただけでも耐え難い痛みが走る。
G食べ物を噛むと痛む。
H痛みが有る時は、話すのも困難。
I痛みの発作は何時も同じ形で起きる。
「身体の浄化と回復」のビームライトバーコードと同時に使用されると効果的です。?
顔面神経痛 左のビームライトバーコード(1999.10.2.UP)
顔面神経痛 右のビームライトバーコード(1999.10.2.UP)
<ビームライトバーコードに関しての注意事項は3月17日を再度御読み下さい。>
10月1日
緑内障
眼球の圧力(眼圧)が異常に亢進した状態。種々の原因が有るが、過労・睡眠不足・感動等が誘因と成る。霧視・虹輪視(灯火の周囲に虹の様な輪を見る)・眼痛・頭痛が有り重症では失明する。視力を失った瞳孔の色が緑色に見えるので此の名が有る。青底翳(あおそこひ)。然し、真の原因は動物性蛋白質摂取過剰で有る。だから、完全に動物性蛋白質の摂取を止め、玄米正食に切り替える事が大切で有る。血液浄化が第一で有る。
目薬の木の樹皮・小枝・葉を前じて飲む。杞菊地黄丸(コギクジオウガン)を併用すると高結果を生む。
「身体の浄化と回復」のビームライトバーコードと同時に使用されると効果的です。
緑内障のビームライトバーコード(1999.10.1.UP)
<ビームライトバーコードに関しての注意事項は3月17日を再度御読み下さい。>
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