5月のページ

 

 2,005年5月31日(火)
 急性膵炎
 膵炎とは、膵臓に炎症が起こり、痛みを生じる病気で、急性膵炎と慢性膵炎に大きく分けられます。
 急性膵炎と慢性膵炎では、病気の起こり方に違いが有りますが、何方も30〜50歳代の働き盛りの男性に多いと言う点では共通して居ます。又、何れの膵炎も、アルコールの飲み過ぎで起こるケースが多い病気です。大量飲酒の習慣に加えて、食生活等の乱れが病気の発生に関係して居ると思われます。
 膵臓の働きは、外分泌と内分泌の二つに分けられます。外分泌は消化液で有る膵液を分泌し、十二指腸に流出する働きです。膵液には、トリプシン(蛋白質を分解)、アミラーゼ(澱粉を分解)、リパーゼ(脂肪を分解)等の消化酵素(膵酵素)が含まれて居ます。膵炎に関係が有るのは、此の外分泌の働きです。もう一つの内分泌の働きは、膵臓のランゲルハンス島と言う部分から、血糖値を調節するインスリン(血糖値を下げる作用)やグルカゴン(血糖値を上げる作用)等のホルモンを分泌する物です。此の内分泌の働きは糖尿病に関係があります。
 急性膵炎は、膵液に含まれる消化酵素が、突然膵臓自体を消化して仕舞う事で起こります。本来、膵臓には膵液に因る消化を防ぐ仕組みが有ります。膵液が流れる膵管は胆汁が流れる胆管と合流して、十二指腸乳頭に開口して居ます。其処で絶妙なタイミングで膵液は胆汁と混じり合って、十二指腸に流れ込む事に成ります。そして、膵液は胆汁と混じり合い、十二指腸の中に入ってから初めて、活性化して消化する力を発揮する事に成ります。所が、何らかの原因で、膵液の流れが悪く成ると、膵臓の中に膵液が溜まります。其処に膵管を逆流して来た胆汁が混じると、膵液が活性化され、膵臓内で消化力を発揮して仕舞います。膵液には、蛋白質を分解する消化酵素(トリプシン)が含まれて居るので、膵臓自体が消化され(自己消化)、膵臓の細胞が溶けて炎症が起こります。此が急性膵炎が起こる仕組みです。
 急性膵炎の原因は、胆石やアルコールの過飲が原因と成る事が多い。膵液の流れが悪く成る原因には、胆石やアルコール過飲に因る物が大半を占めて居ます。
 胆嚢から流れ出た胆石が胆管の十二指腸開口部に詰まって、胆汁や膵液の流れを止めると、膵液が膵臓内に溜まって仕舞います。其処に胆汁が逆流して来ると、膵液が活性化され、膵臓の組織を自己消化して、急性膵炎が起こります。
 アルコールに因る発症の仕組みは、完全には解明されていません。膵管と胆管が合流し、十二指腸に開口して居る部分に、アルコールの飲み過ぎの影響で浮腫が生じると、膵管が狭く成って、膵液の流れが悪く成り、胆石の場合と同じ様に、膵液が膵臓内に溜り、胆汁と混じり合って自己消化を起こし、急性膵炎が起こると考えられて居ます。 又、アルコール其の物に因る膵臓の細胞が傷害される事も成因をして挙げられます。
 内視鏡的胆道膵管造影検査の後や、胃や胆石の手術後に起こる物、薬物の使用や高脂血症等が原因の物も有ります。又、検査をしても原因が分から無い特発性の物もあります。
 一般に、立って居られ無い程痛いと形容される痛みが、急性膵炎の典型的な症状です。膵臓の周囲には、神経が多いので、痛みは大変強く成ります。胃の裏側と言う膵臓の位置なので上腹部の痛みが典型ですが、背中の痛みや腰の痛み、腹部全体の痛みを来す事も有ります。急性膵炎の痛みは和らぐ事が無く、次第に強く成って行くのが一般的症状です。 然し、急性膵炎の場合、痛みの程度が必ずしも、重症か軽症かの判断材料には成ら無い事も、留意して置く必要が有ります。多くは吐き気や嘔吐を伴います。膵臓の炎症が腹部全体に及んで、腸の働きが悪く成り、腸閉塞の様な状態に成る為、吐き気や嘔吐が起こると考えられて居ます。重症の急性膵炎では、痛みや吐き気、嘔吐ともに、ショック症状が起こる事が有ります。腎臓や肺、肝臓等の複数の臓器に同時に、或いは次々に障害が生じ、其れに加えて出血が止まらなく成ったり、意識が無く成ったりする多臓器不全が起こるのが特徴です。感染症が加わった場合は、発熱等敗血症の症状が出て来ます。此の重症急性膵炎は、死亡率が20〜30%に及ぶと言う危険なものなので、緊急の治療が必要です。
 急性膵炎は一過性なので、治療に因って症状が治まれば、膵臓には殆ど障害を残さないと考えられます。然し、他に発症の原因が残って居れば再発の可能性が有ります。
 【治療】
 湯飲みに70度以下の白湯を入れて、小匙1〜2杯の生姜下ろしと小匙一杯の砂糖を加えて飲むとスッと炎症も痛みも消滅します。
 然し、真の原因を見付けて根治させる為にビームライト測定を受け、腕の良い治療家に治療と食養指導を受ける事を御勧めします。 

 2,005年5月19日(木)
 カルシウム
 カルシウムとは骨の材料で有り、99%は骨に存在して居ます。骨の成分は25%がカルシウムです。言い換えれば骨は一番カルシウムを必要として居ると言う事です。骨に貯蔵されたカルシウムは血液を通り、各細胞で使われて居ます。カルシウムが不足すると、細胞が正常に働かなく成り、老化が加速する。
 カルシウムは、骨を作る材料で有り、求心力が有る物質で中心を作ります。カルシウムが満たされて居ると、色々な栄養素を吸収します。臓器や器官、筋肉等を作る蛋白質もカルシウムの求心力が有ればこそ存在する物なのです。
カルシウムは身体にある全ての細胞のスイッチを入れて居るのです。
  カルシウムは血液と細胞外液に常に存在しており、細胞内に入り、酵素と結び付いて細胞のスイッチを入れます。 そして、離れる事でスイッチはOFFになり、出口を通って出て行く。此の時、 細胞に入るカルシウムの数は1つだけ。「一つ入って一つ出る」此が大原則!然も、此のカルシウムが細胞に入ってから出る迄の時間はなんと僅か0.1秒!
 カルシウムの働きは、私達の身体に有る60兆個全ての細胞のスイッチを入れてくれる。普段何げ無く生活して居る全ての行動もカルシウムの御陰です。
 筋肉細胞では、細胞内に入ったカルシウムが酵素のスイッチを入れる事で筋肉が収縮します。そして、カルシウムが酵素と離れて細胞スイッチがオフに成り細胞を出て行くと筋肉は弛緩します。此のカルシウムの働きが繰り返される事で、私達は普段の生活で走ったり食事をしたり出来、心臓や血管等各器官が正常に働く事が出来る。
 ホルモンの分泌細胞では、カルシウムが細胞に入り、酵素と結び付きスイッチを入れる事でホルモンが分泌。女性ホルモン等の分泌にも欠かせない大切な役割を担って居ます。そして、身体を外敵から守る免疫細胞ではカルシウムが細胞に入り、細胞のスイッチがONに成る事で初めて外敵に対抗する様にT細胞やB細胞が活性化するのです。
此の様にに此等の各細胞のスイッチを入れ、私達の身体を24時間休み無く守ってくれます。
日常に現れるカルシウム不足は、
 1.瞼がピクピクする
 2.突然足が攣る
 3.女性の場合、生理不順が酷くて辛い
 4.もの忘れが激しく中中思い出せない
 5.一寸した事でイライラする事が多い
 カルシウム不足は、血管や心臓がボロボロに成り、身体の機能低下が起こり、心臓停止や痴呆にも発展する。
 身体には海藻から(鹿尾菜が一番多い)摂取するカルシウムが良い。大豆の蛋白質と一緒に摂ると最高の組み合わせに成ります。例えば、朝の御数の赤出し(合わせ味噌・白味噌・麦味噌では効果が低い)には椎茸・昆布出し、若芽と里芋、豆腐、葱等の具を入れて摂ると充分過ぎる程のカルシウムと蛋白質が摂取出来ます。もっと多く摂るには鹿尾菜の五目煮を摂ると良い。

 「身体の浄化と回復」「身体効果率向上」「血液浄化」「血管・血液循環」「ヒアルロン酸」「α-リポ酸」「コエンザイムQ10」 のビームライトバーコードと同時に使用されると効果的です。
 カルシウムのビームライトバーコード(2,005. 5.19.UP)
  wpe9.jpg (2312 バイト)
 <ビームライトバーコードに関しての注意事項は1,999年3月17日を再度御読み下さい。

 2,005年5月18日(水)
 大豆イソフラボン
 大豆は、栄養組織が肉等の動物性蛋白質にとても近く、畑で穫れる為、「畑の肉」と呼ばれて居る。 大豆の主成分は、蛋白質。100g中に35g〜40gも含んで居る。但し、他の豆の多くは糖質が主成分。
 イソフラボンは最近女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをする事で注目されて居ます。大豆胚芽に特に多く含まれるフラボノイドの一種です。現在、ダイゼイン、ゲニステインを代表とする15種類の大豆イソフラボンが確認されて居ます。
 大豆イソフラボンは、骨粗鬆症や更年期障害、乳癌等の女性疾患に対する有効素材として有効で有ると言われて居ます。イソフラボンは大豆の他に葛の根やクローバー等にも含まれて居ます。
 【イソフラボンの効果】
 イソフラボンと更年期障害(逆上せ、火照り、心悸亢進、発汗、冷え性、憂鬱感、焦燥感、不眠、耳鳴り、記憶力・判断力の低下、痺れ、下痢、頻尿、肩凝り、腰痛、全身倦怠感等)の更年期障害は女性ホルモンの減少が原因の場合が多く、女性ホルモン作用を持つイソフラボンは大いに有効です。イソフラボンは、其の女性ホルモンの激減を緩和します。
 牛乳等の乳製品でカルシウムを摂取すると、骨の中のカルシウムはどんどん溶け出して行って仕舞います。イソフラボンは骨からカルシウムが溶け出すのを防ぎ、骨の密度を保つ働きが有ります。骨粗鬆症は閉経後の女性に多い病気ですが、閉経後に起こりやすくなるのは、女性ホルモンのエストロゲンの不足に因ります。エストロゲンは、骨から溶け出すカルシウム量を抑えて骨を保護する役目をして居ます。
 イソフラボンは女性ホルモンの欠乏を補うと同時に、女性ホルモンの分泌過剰に対しては其れを抑える方向に働きますので、女性ホルモン過剰が引き金となる乳癌の予防にも役立ちます。乳癌と同じ様にホルモン依存型で有る前立腺癌、子宮癌に対しても、イソフラボンは効果的に働くと考えられて居ます。又、イソフラボンには癌が作り出す新生血管の阻害活性、抗酸化作用等も有ると言われて居ます。大腸癌、肺癌、肝臓癌、胃癌、白血病等の多くの癌の予防に対する有効性が期待されて居ます。
 血液中のコレステロール、特に「悪玉」と呼ばれるLDLコレステロールの増加が動脈硬化を促します。一方、「善玉」と呼ばれるHDLコレステロールは悪玉を減らす作用が有るのですが、イソフラボンは悪玉を減らす上に善玉を増やすと言う理想的な働きをします。
 イソフラボンは女性らしい体を作るエストロゲンと同様の働きが有り、美白作用、保湿性の向上と言った肌の美容効果も認められて居ます。又、豊胸効果(バストアップ)や生理不順の改善等の作用が有ります。
 イソフラボンの摂取量は一日に40mg〜50mgが理想です。此は、豆腐なら150g(半丁)、黄粉なら20g、納豆なら60g(1パック)です。 多めに摂取しても体外に排出されます。

 「身体の浄化と回復」「身体効果率向上」「血液浄化」「血管・血液循環」「ヒアルロン酸」「α-リポ酸」「コエンザイムQ10」 のビームライトバーコードと同時に使用されると効果的です。
 大豆イソフラボンのビームライトバーコード(2,005. 5.18.UP)
 
 <ビームライトバーコードに関しての注意事項は1,999年3月17日を再度御読み下さい。

 2,005年5月11日(水)
 口内炎
 食べ過ぎ、ストレス、疲労に因って胃腸が弱ると、口内炎、口角炎、舌炎、口唇炎等を引き起こす。此の時の身体の状態は、身体が陰性状態に成って居ます。デンシーか塩番茶に少量の大蒜下ろしを加えて嗽をする。玄米スープに大根下ろしを加えて飲むだけの半断食が良いのですが、其れが出来無い人は玄米クリームに大根下ろしを加えて良く噛んで食べると良い。本来此の手の炎症は霊障なので、腕の良い治療家に神霊治療を受けられると瞬間に消滅します。

 2,005年5月10日(火)
 腎臓の不調
 心臓が1回拍動すると、其の送り出す血液の1/4が腎臓に送られ、人組織の皮質に有る糸球体で濾過され原尿に成る。一日で180lにも及ぶ。原尿は糸球体に続く尿細管を流れて行く内に、水分と溶けて居る物質の一部は血液に再び吸収される。一方、吸収された物質の内一部はもう一度尿細管から排泄・分泌される。こうして原尿は1.5l位に減る。此の様な複雑な処理を行い、身体に不必要な老廃物や摂取過剰な物質を体外に排泄し、必要な物(糖分、塩分、鉄分等)は適量再利用され血液の成分を一定の範囲医維持出来る。健康な人の場合、ブドウ糖は原尿から総て回収されるから排出されない。体内の物質代謝の老廃物で有る尿素、クレアチニン等は殆ど排泄される。又、腎臓は尿を作ると共に、血圧の調節と言う重要な役割を果たして居る。
 腎臓機能が低下する原因は、乳製品を含む動物性蛋白質摂取過剰に因って糸球体を詰まらせて仕舞う事で有る。又、食卓塩(精製塩)は極陽の為に糸球体を締めて仕舞うので、乳製品を含む動物性蛋白質と摂ると更に糸球体を詰まらせる原因に成る。毎朝食大根下ろしを添えるとか、玄米スープを飲む、野菜ジュースを飲む、野菜スープを飲む、小豆料理(砂糖は使用しない事)を摂る、杉菜茶やドクダミ茶を飲む。腎臓部位にアイスパックを当てて其の上から2〜3分振動を与え、30分〜1時間してアイスパックを外してから生姜風呂か大蒜風呂に入る。体調が良く成る迄、肝臓と腎臓と脾臓に里芋湿布を貼って寝る事を薦めます。又、元気な人も月に2〜3度は此の様な自己治療を行うと身体の疲れが取れて老化を遅くする事が出来る。腎不全には、里芋湿布を貼り、茹で小豆三昧を3日行う。
 腕の良い治療家に治療を受けて食養指導を受ける事を御薦めします。

 2,005年5月9日(月)
 肝臓の不調
 肝臓は、アルコールや有害物質を解毒し胆汁の中に排泄・エネルギーの貯蔵物質で有るグリコーゲンを作り貯蔵し、必要に応じて放出する・アミノ酸、蛋白質、脂肪の合成、分解、貯蔵・糖から脂肪の合成・アミノ酸、脂肪から糖を合成・ビタミンの貯蔵・アンモニアや不要に成ったホルモンの分解処理・胆汁の生成と分泌・胆嚢と連結して血液の貯蔵と必要に応じて身体に放出・鉄分の貯蔵・・・・・・働きは700にも及ぶ。
 「肝腎要」の「肝」は「肝臓」の事で有る。丈夫な臓器で手術に因って4/5も切り取られても復活する復元力を持った肝臓も食生活の乱れやストレス、環境の悪化は肝臓に負担が掛かって来ます。其れ等に因って肝臓が疲れて来ると身体も疲れ、老化を加速する。
 乳製品を含む動物性蛋白質の摂取や酸化した油菓子や化学物質の摂取を止めて、穀菜食に切り替える。特に菜っ葉を良く食べる様にする。白い色の葉っぱや陳生姜を好んで食べる事。肝臓部位にアイスパックを当てて其の上から2〜3分振動を与え、30分〜1時間してアイスパックを外してから生姜風呂か大蒜風呂に入る。体調が良く成る迄、肝臓と腎臓と脾臓に里芋湿布を貼って寝る事を薦めます。又、元気な人も月に2〜3度は此の様な自己治療を行うと身体の疲れが取れて老化を遅くする事が出来る。
 腕の良い治療家に治療を受けて食養指導を受ける事を御薦めします。

 2,005年5月8日(日)
 男女の生み分け
 御母さんが甘い物、乳製品、果物、水気を多く摂り、陰性体質に成ると男の子が生まれます。其の反対に、塩気の強い物、動物性蛋白質を多く摂り、陽性体質に成ると女の子が生まれます。
 御父さんが甘い物、乳製品、果物、水気を多く摂り、陰性体質に成り、御母さんが塩気の強い物、動物性蛋白質を多く摂り、陽性体質に成ると男の子が生まれます。其の反対に、御父さんが塩気の強い物、動物性蛋白質を多く摂り、陽性体質に成り、御母さんが甘い物、乳製品、果物、水気を多く摂り、陰性体質に成ると女の子が生まれます。

 2,005年5月7日(土)
 腸の不調
 腸は食べた物を消化し、栄養の吸収、ビタミンの合成、水分の吸収を行い、最後に残った物を便として排出する所です。腸が不調なら良い血液が作られません。又、腸の不調に因って病気に成ると言っても良いと思います。例えばギックリ腰は急性大腸不全。大腸の後半の異常は肝臓病。肥満は大腸に脂肪が一杯付いて居る状態。浮腫は大腸に一杯水分を含んで居る状態、コレステロール過多に因る多くの病気は大腸壁に酸毒化したヘドロが一杯くっ付いて居る状態等。其れ等の原因は、食べ過ぎ、飲み過ぎで、其の多くは乳製品を含む動物性蛋白質、甘い物等の摂取過剰。
 下痢は、腸内で異常発酵して居る物を排出して居る状態。陰性の下痢は顔色が青白く手足が冷たく、水分やアルコール摂取過剰に因る冷えや、ウイルス感染に因る場合が多い。下痢をすると体力を失います。陽性の下痢は顔色が赤く手足が温かく、暴飲暴食が原因の場合が多い。基本的には梅醤番茶を飲む。更に梅肉エキスと葛湯を摂るのも良い。陰性の酷い下痢には梅干しの黒焼きを摂る。下痢が続くと脱水状態を起こしますので、玄米スープ、醤油番茶、塩番茶を補給する。海藻類、根菜類、葛を使った温料理を主に摂り良く噛む事を心掛ける。
 陽性の便秘は、腸が冷えて居て、腸の動きが悪く便が動けない状態。酷い時には胡麻油を大匙1〜3杯飲むか、コップ一杯の牛蒡の下ろし汁を飲んで便を排出させて腸内の洗浄をし、蒟蒻、牛蒡、茸類、海藻類、葛、雪花菜を使った温かい料理を主に摂り、毎日、腹筋運動や犬歩きを行う。陽性の便秘は腸内で異常発酵し、水気を失い便が動き難く成った状態。酷い時には胡麻油を大匙1〜3杯飲むか、コップ一杯の牛蒡の下ろし汁を飲んで便を排出させて腸内の洗浄をし、毎日野菜ジュースや豆乳バナナジュースを飲み、蒟蒻、雪花菜、萌やし、芋類、茸類、葛、野菜サラダ、海藻類、大根下ろしを主に摂り、毎日、腹筋運動や犬歩きを行う。何れも中庸に成る迄此の様な食事を行う。何れも、腕の良い治療家に治療を受けて食養指導を受ける事を御薦めします。
 腹部に生姜湿布をして、聖士會館オイルか胡麻油を塗り、温里芋湿布を施し、足底、仙骨部に聖士會館湿布を施すか温める。

 2,005年5月6日(金)
 胃・十二指腸の不調
 胃は、飲み込んだ食べ物が一番始めに留まり、攪拌され細かくされる所です。胃が痛い時は、粘膜が炎症を起こして居るので酷く成ると胃壁に穴が空いて仕舞います。自律神経が胃液(酸とアルカリ:熟す液と粘膜保護液)の分泌バランスを調整して居るのですが、食物やストレス等が原因です。
 十二指腸は、消化酵素の膵液と其れを活性させる為の胆汁が微妙なタイミングで混ざり合う所で、食物やストレスが原因で自律神経の指令が狂うと膵臓、肝臓、胆嚢で膵液が活性して仕舞い急性な炎症を起こして仕舞います。
 御椀一杯の大根下ろし(大根下ろし少々+生姜下ろし+醤油)を食べます。陰性体質には、其の後に梅醤番茶を補給します。炎症を起こした時は胃酸の分泌が優位に立った時か、膵液と胆汁の分泌が崩れて胃や十二指腸に炎症を起こした時だから、爪哇薯等のアルカリを摂って中和させる事が先決です!爪哇薯の摂取も大根下ろし同様即効が有りますがポテトフライ等の様に油と一緒に調理した物は炎症を加速させる場合が有るので摂取しない事。松葉を噛んで其の汁を飲み込む、千振を煎じて飲む、陳皮を頓服する、梅肉エキスを飲む等も即効が有ります。胃や十二指腸が落ち着く迄は断食をして自然な修復を待ちます。断食後は梅干し入り葛湯を飲みます。良く噛み口で唾液を良く混ぜる事が健康を維持する秘訣です。
 患部に30分間アイスパックで冷却して炎症を取りながら胃を休ませてから、聖士會館オイルか生姜湯を塗ってマッサージをして血管を広げて、其の上から里芋湿布を施します。症状が酷い場合は、腹側背側共に手当てをします。

 2,005年5月5日(木)
 脂肪腫
 乳製品を含む動物性蛋白質の脂(肉の脂、魚の脂、烏賊、海老、蛸等も含む)、甘い物(砂糖、チョコレート等)、アルコール、油菓子等の摂り過ぎ。そう言う物を止める事。椎茸昆布玉葱エキスを日に3度位飲む、生姜湯(砂糖無し)を毎日飲む、根菜類と海藻をしっかり摂る。手当ては、患部に毎日生姜湿布をする。簡単で効果の有る手当てとして、患部にせんねん灸の生姜灸や大蒜灸を毎日すえて、後に馬油を塗る。

 2,005年5月4日(水)
 膨満
 乳製品を含む動物性蛋白質に甘い物(砂糖)が加わり腸内で異常発酵をして、毒ガス(腐敗ガス)が溜まった状態です。腹が張り痛みを訴える場合も有ります。此の毒ガスは腸壁から血液に取り込まれ全身を回りますから、万病の元に成ります。
 梅醤番茶を飲み、其の塩気とクエン酸で異常発酵を押さえ、豆乳、豆乳バナナジュース、野菜ジュース等を飲んで暖下します。食事は、蒟蒻、牛蒡、茸類、海藻等の繊維質の多い物を食べて腸を掃除します。そして、沢庵等の漬け物を食べ腸内の善玉菌を応援します。

 2,005年5月3日(火)
 動悸・息切れ
 心臓がドキドキして息苦しく成る。身体が陰性に成って居ます。然し。静かにして居る時に動悸や息切れがする場合は、心臓や呼吸器に不調が有ります。
 先ず、深呼吸をします。其れから、梅醤番茶か醤油番茶を飲み静かにして居ると落ち着いて来ます。食事に塩気を多くします。水分の摂取過剰の人は摂取を控え、乳製品を含む動物性蛋白質の摂取を止めます。
 有らゆる心臓の不調には卵油が良く効きます。

 2,005年5月2日(月)
 前立腺肥大症
 50歳も過ぎた運動不足の男性は、おしっこの出が悪く、切れが悪いと感じる人が増えます。前立腺が肥大して尿道を圧迫する為に残尿感等の不快症状を訴える訳です。健康管理を忘れた人の老化現象です。又、性ホルモンの低下や腎機能の低下も肥大を加速させます。
 尿の出が悪く、残尿感が有る場合は、第二大根湯を飲んで、風呂で運動して汗を掻いて、更に、利尿も加速させる。又、薄目の玄米スープや濃い目に煎じた杉菜茶を飲んで利尿を加速させる。
 熱を伴う場合は、第一大根湯を飲んで、更に30分後に、第二大根湯を飲んで風呂で運動して汗を掻いて、更に、利尿も加速させる。
 生姜か唐辛子湯で腰湯をして新陳代謝を加速させ、風呂から出たら、患部と腎臓に里芋湿布を貼る。
 毎食、大根下ろしを添えます。乳製品を含む動物性蛋白質の摂取と塩辛い物、水気の多い物を控えます。朝晩、犬歩き、腹筋運動や背筋運動をして汗を掻く事を日課にする事。
 完治への道は、腕の良い治療家に治療を受けて食養指導を受ける事を御薦めします。

 2,005年5月1日(日)
 気管支喘息
 発作の時に、ゼイゼイ、ヒューヒューと苦しそうな呼吸をする気管支喘息。酷く成ると息を吸えない呼吸困難に成り窒息死して仕舞います。身体に塩気が足り無い陰性体質で、多くの場合、水分過剰な状態です。気管がブヨブヨに成って居り、気管や気管支に入った異物が其処に引っ掛かり、其れを出そうとするのが咳で、其れが酷くなると炎症や痙攣を起こし喘息発作と成ります。粘膜の粘液の粘稠度が高まって居ます。珈琲等・チョコレート、紅茶等のカフェインの多い物やビールの様な炭酸の沢山入った飲料は粘膜の粘稠度を高める刺激物で、其れを加速する甘い物や乳製品を含む動物性蛋白質の摂取や果物、清涼飲料水やジュース類の摂取を控え、塩、醤油、味噌を濃い目にした根菜類の料理を摂る様にし、日に一度は鉄火味噌を御飯に振り掛けます。
 息を吸い難い陰性な喘息には、香蓮入りの梅醤番茶を飲みます。
 息を吐き難い陽性な喘息には、蓮根湯を飲みます。
 発作時には、胸部と背部の上部に聖士會館オイルか生姜油で良くマッサージをして、血行を促進させ、熱湯で練った里芋粉を棒状に練り、気管部に貼ります。
 発作の無い時に、第一大根湯を飲んで風呂に入り運動して汗を掻き体質改善をする事、朝晩犬歩きをしっかり遣って胸筋・腹筋・腹直筋を鍛えて置く事を薦めます。完治への道は、腕の良い治療家に治療を受けて食養指導を受ける事を御薦めします。

 

この Web サイトに関する質問やコメントについては、 まで
Copyright © 1997年1月1日開設
聖士會館 総本部
最終更新日: 2017/10/09 月曜日