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 4月25日(金)
 脂肪肝
 脂肪肝は、酒を飲み過ぎて肝臓を悪くする最初の状態で、アルコールが分解される過程で細胞が出て来る症状で有る。飲み過ぎると当然肝臓に脂肪が溜まり、肋骨の下が10p程腫れる状態に成る。
 血液検査をすると、GPT(グルタミン酸ピルビン酸トランスアミナーゼ検査。正常値は5〜40単位)やGOT(グルタミン酸オキサロ酢酸トランスアミナーゼ。正常値は8〜40単位)、特にγ−GTP(ガンマ・グルタミール・トランス・ペプチターゼ。正常値は男性0〜60mu/ml、女性0〜40mu/ml)の数値がグンと高く成るので、脂肪肝で有る事は直ぐに解る。
 しかし、自覚症状は殆ど無く、強いて挙げれば、腹の右側が一寸重い感じがする位なので余計に怖い。日頃から心掛けて於きたいのが食べながら飲む事で有る。酒飲みは食べずに飲む傾向に有るが、空きっ腹で飲むと小腸からダイレクトにアルコールが吸収され、アッと言う間に血中濃度が上がってしまう。肝臓は、其れを急いで解毒しようとして傷んで行く。
 <身体の警告として、>
 @肋骨の下が10p位腫れて居る。
 A腹の右側が重い。
 B慢性下痢症。
 C酒を飲んだ翌日、肝臓を押すと痛い。
 D二日酔いに成り易い。
 肝臓は人体最大の化学工場で有り、解毒臓器で有る。
 肝炎は、A型、B型、C型・・・・・・と言う肝炎ウィルスが肝細胞内に寄生して起こる病気で有るが、細胞内の外では生存出来無い程弱いウィルスに肝臓が遣られると言うのは、肝臓が相当に弱って居る証拠で有る。
 肝臓は腸の中で出来る老廃産物、有毒物を解毒するが、過食や肉食過剰は肝臓を疲れさせて、肝炎ウィルスの侵入や脂肪を溜める手助けをして仕舞う事に成る。因って、肝炎や脂肪肝、肝臓癌等の肝障害の予防、治療には、次の7項目を実行すると良い。
 <治療>
 @過食をしない。良く噛んで小食にする。
 Aアミン、アンモニア、スカトール等の猛毒物質を作る恐れの有る肉食は止める。
 B解毒作用の有るビタミンB2を含む大豆、納豆、米の胚芽(玄米)、緑茶、海胆、柿等をしっかり食べる。
 C野菜ジュースは、人参2本、林檎1個の基本に、胃腸、肝臓の働きを強化してくれるキャベツやセロリを100g程度、そして、腸の中の蛋白質(老廃産物)を分解してくれるパイナップルを100g位加えると更に良い。後は、緑黄野菜を毎日適当に加えて飲む。
 D蜆、浅蜊等、利胆作用の有る貝類の味噌汁を毎日飲む。
 E海老、蟹、烏賊、蛸、牡蠣には強肝作用を有するタウリンが含まれて居るので、積極的に食べる様にする。
 F右上腹部から心窩部に掛けて、一日1〜2回生姜湿布を施し、肝臓への血流を良くする。
 G朝食前に、生姜を擂り卸して40°C以下の白湯に混ぜて飲む。
 H調理には生姜や食用菊を何時も加える様にする。
  「身体の浄化と回復」「身体効果率向上」「血液浄化」「血管・血液循環」「骨格の歪みを修正する」ビームライトバーコードと同時に使用されると効果的です。
 脂肪肝(肝脂肪)のビームライトバーコード(2002.4.25.UP)

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 <ビームライトバーコードに関しての注意事項は1999年3月17日を再度御読み下さい。>

 4月5日(金)
 花粉症
 花粉症の人はアレルギー体質で、体内にIgE抗体を持って居る。此の様な人は食物等に対してもIgE抗体を作り易く、其の食物を食べると劇症アレルギーを発症する事が有る。
 花粉症の人が特定の食物を摂取すると、食物アレルギーでショックに陥り、意識を失う事が有る。場合に因っては死にも繋がる。
 免疫機能の過剰な反応で劇症アレルギーに成る。此は、乳製品、卵、肉、加工食品、ファーストフード中心の食生活が益々免疫機能を狂わす事に成る。
 米を主食とする日本人の本来の食事から懸け離れた食事を摂る事に因って、身体の作りが壊れて来て、其れが故に身体が過剰に抵抗して居る訳で有り、アレルギー症状とは本能で有る。
 乳製品を含む動物性蛋白質、砂糖、食品添加物、清涼飲料水、薬の摂取を止め、玄米を主食とし、副食には根菜類と言う基本的な食事を摂ると何時の間にか治って行く。肝臓を癒す生姜を良く使い、御茶はドクダミ茶、玄米スープ、ヤンノーを常飲すると更に高結果が得られる。
 <食物アレルギー>
 食物アレルギーとは、特定の食物を口にすると呼吸困難やショック等が生じる。原因と成る食物は、桃、林檎、苺、桜ん坊等のバラ科が多く、マタタビ科のキウイ、ウリ科のメロン、ミカン科の蜜柑、ブドウ科の葡萄、ナス科のトマト、芋類、木の実類等が有る。
 呼吸器症状ばかりでは無く、痒み、血管浮腫、蕁麻疹等の皮膚症状、動悸、血圧低下、チアノーゼ等の循環器障害、嘔吐、腹痛、血便等の消化器症状等も起きる。
 <運動誘発生の劇症アレルギー>
 特定の食物を摂取した直後に激しい運動をすると意識障害等が現れる。
 発症すると、皮膚紅潮、痒み、蕁麻疹、血管浮腫、嚔、鼻閉、鼻汁、胸部絞扼感、喘鳴、吐き気、嘔吐、下痢、更には血圧低下、呼吸困難、意識喪失等に苦しむ事に成る。
 原因と成る食物で一番多いのが、パンやスパゲッティー等の小麦類。其の他には魚介類、豆類、果物、野菜、卵、牛豚肉等でも劇症アレルギーが生じる事が有る。
 <ラテックス(ゴム)アレルギー>
 ラテックスアレルギーに成ると、意識障害や、呼吸困難の他、蕁麻疹、鼻水、血液低下等の症状が見られる。又、ラテックスアレルギーの人がバナナや栗等を食べると食物アナフィラキシーと結び付いてショック状態と成り、死に至る事も有る。

 

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最終更新日: 2017/10/09 月曜日