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 1月30日(火)
 アレルギー
 アトピー性皮膚炎、花粉症等多くの現代人がアレルギー症状で悩んで居ます。乳製品や卵を含む動物性蛋白質を止めて食事を正す事が基本なのですが、中中改善されずに悩んでる人が多い。正しい食事に加えて、毎日ドクダミ茶を飲み続けると目に見えて良く成って来ます。妊婦がドクダミ茶を飲むと妊娠中毒に成り難いし、色の白い子供が産まれて来る。

 1月29日(月)
wpeD.jpg (13332 バイト)  ローズ(Rose) 和名=薔薇 バラ科。

 世界中に200もの種類が有る。園芸種は挿し木で増やし、野生種には熟した果実の中の種子を蒔きます。枝葉はこまめに剪定する。
 古代エジプトの時代から人々に愛され続ける薔薇。日本に自生して居る浜茄子(浜梨)や野薔薇等は薔薇の仲間。其の花弁とローズヒップと呼ばれる赤い野薔薇の実はハーブティーとして楽しめる。ローズヒップには檸檬の20倍ものビタミンCが含まれて居り、便秘にも有効なので美肌効果が期待出来る。
 花弁には鎮静効果が有る精油が含まれ、心を落ち着かせてくれるので、不眠や精神不安に効果が有る。其の他、ジャム、ポプリ、化粧水、入浴剤等楽しみは様々で有る。園芸用でも無農薬の物なら同じ様に楽しめる。

 【処方】
 <美容、薬用の万能薬薔薇水>
 薔薇の花弁から抽出したエキスは、薔薇水と呼ばれ、化粧水として使えば肌を引き締め、香水や浴剤にすれば気品を漂わせ、グリセリンを少量混ぜれば肌荒れにと大活躍する。
 ボールに生の薔薇の花弁を1カップ(乾燥の場合は半分位)を準備し、湯2カップを注ぐ。香りの湯気が逃げ無い様に直ぐに蓋をし、其の儘2時間。水がピンク色に染まったら出来上がり。濾して使う。保存は1週間が限度。ガラスの小瓶に入れて冷蔵庫に。
 <野薔薇(ノイバラ:落葉性小低木:木丈2m:花期4〜5月)>
 秋に偽果(営実)が熟す一歩手前、少し青み掛かったのも有る頃に採取して、天日干しにする。テリハノイバラ、ヤマテリハノイバラ、フジイバラ、ツクシイバラ等の偽果も同様に薬用とする。
 利尿、下剤に一日量2〜5gを煎用するが、可成り急激な下剤効果が有るので、必ず専門家に相談してから使用する事。
 出来物、面皰、腫れ物には、煎汁で患部を洗う。中国では春に咲く花を採取し、天日干しにして「薔薇花(ショウビカ)」と呼んで薬用にして居る。
 芳香性の成分は、浜茄子(浜梨の訛)の精油中の成分に似た物を含み、下剤や健胃薬に用い、花を蒸留して得た薔薇水は口内炎に良いとされて居る。
 【生活】
 <ブレンドで色鮮やかにローズヒップティー>
 ローズヒップティーは単味で茶色なので、赤味の有るハイビスカスをブレンドする。酸っぱいのが嫌いな人は、量は少な目に。
 乾燥ローズヒップとハイビスカスを各小匙1/2杯準備し、潰してカップに入れ、熱湯を注ぎます。
 <美しさを永遠に薔薇のドライフラワー>
 中中上手に出来無いドライフラワーも、乾燥剤を使えば色も形も生花の様な仕上がりに。
 @ドライフラワー用のシリカゲル、薔薇が入る位のタッパーの様な密封容器、薔薇を準
 備する。
 A容器の半分の深さ迄シリカゲルを入れ、薔薇を寝かせる。薔薇が見え無く成る迄シリ
 カゲルを注ぎ、蓋をする。花弁の間もシリカゲルが入り込む様にするのが骨で有る。
 B1週間〜10日程で出来上がり。密封容器を傾けてシリカゲルを出し、薔薇を取り出
 す。無理矢理取ろうとすると崩れて仕舞うので注意。

 「身体の浄化と回復」「身体効果率向上」「血液浄化」「血管・血液循環」「骨格の歪みを修正する」ビームライトバーコードと同時に使用されると効果的です。

 ローズピンクのビームライトバーコード(2001.1.29.UP)

      wpeF.jpg (2667 バイト)
      
 <ビームライトバーコードに関しての注意事項は1999年3月17日を再度御読み下さい。>

 1月28日(日)
 蕗の薹 キク科
 旬は冬。早春、雪が残る信州等の野道を歩くと、ひっそり白と黄色の花が咲いて居る。目立た無い為、見過ごして仕舞いがちだが、春本番間近を告げる蕗で有り、何故か気持ちを和ませてくれる。千葉の館山辺りでは暖かさに誘われて12月から1月頃に目を出す。此の蕗の花蕾が蕗の薹で有る。雌株と雄株が有り、両株共食用に成る。一寸苦味の有る味と自然を感じさせる匂いは心を浮き立たせる。真心を寄せる款冬花の別称を戴いて居るのは、如何にも此の植物らしい。
 野や畦に自生する野生の物は、稍固めの苞(鱗状に重成った苞)に包まれて居る。一方、最近ではビニール物の栽培種が増えて居るが、此方の苞は柔らかい。又、野生種に比べ、大振りに改良されて居る。唯、野生種の方が情緒が有る上、一般に芳香も有る。苞を剥がし、天麩羅、味噌汁の実にするのも良し、刻んで甘辛味噌餡にして酒の肴にするのも良い。素朴な味が魅力で、特に麦の様に踏み固められ、じっくり成長した物が良いと言われる。
 昔は、みんな自宅出産でした。赤ん坊が生まれると直ぐ、産婆さんが、蕗の薹に氷砂糖を入れて煎じた物を、ガーゼに含ませて吸わせた。其れを吸うと、身体の中の胎毒がみんな外に出ると言われたからです。又、蕗の薹を煎じて飲むと、風邪の解熱や痰、咳止めに効果が有ります。特に妊娠中の人の咳止めに良い。
 雪の残って居る野山へ行き、雪の中から緑色をして伸び始めて居る蕗の薹。生命の逞しさが感じ取れます。沢山採れた時は、米の磨ぎ汁で茹でて小分けした上、一年分を冷蔵庫で保存する。
 蕗の薹のほろ苦さと味噌の調和した味には格別な物が有ります。味噌和えは、蕗の薹20〜30個を米の磨ぎ汁に一晩浸けて置き、翌日洗って、又、新しい米の磨ぎ汁で15分程湯掻き、流し水に30分以上晒してから搾り、油でサッと炒め、別の鍋で味醂に小量の粗目を弱火に掛け、良く解け合ってから、豆味噌を入れて混ぜ合わせる。そして、油炒めをして置いた蕗の薹に懸ければ出来上がり。此とは別に、油炒めした蕗の薹を良く搾って、薄口醤油と味醂と小量の粗目で煮詰めても美味しい物です。

 蕗の薹の蒸し焼き
 【薬効】咳止め。
 蕗の薹に含まれる精油、苦味の成分が咳止めに薬効が有る。蕗の茎、葉因りも蕗の薹(花茎)の方に成分が多く含まれて居る為、此方を薬として使う。旬の物を冷凍保存して置くと重宝する。
 【作り方】
 蕗の薹をアルミホイルに包んで弱火で蒸し焼きにする。此を冷凍保存して置く。咳を治めるには、蒸し焼きを1個器に入れて、熱湯100tを注ぎ飲む。苦味成分が粘膜に作用して咳を止める。

 蕗の薹味噌
 【薬効】咳止め。
 蕗の薹に含まれる精油、苦味の成分が咳止めに薬効が有る。蕗の茎、葉因りも蕗の薹(花茎)の方に成分が多く含まれて居る為、此方を薬として使う。旬の物を冷凍保存して置くと重宝する。
 【作り方】
 外側の葉を剥がし、細かく刻み、油でさっと炒めて置く。別鍋に赤味噌を適量弱火に掛けてゆっくりと練り合わせ、其処に刻んだ蕗の薹をを加え更に練り上げると苦味の有る味噌に成る。咳にはほんの少量を大根スティックに付けて食べる。

 「身体の浄化と回復」「身体効果率向上」「血液浄化」「血管・血液循環」「骨格の歪みを修正する」ビームライトバーコードと同時に使用されると効果的です。

 蕗の薹のビームライトバーコード(2001.1.28.UP)

      wpeC.jpg (2656 バイト)
      
 <ビームライトバーコードに関しての注意事項は1999年3月17日を再度御読み下さい。>

 1月27日(土)
 隼人瓜 ウリ科
wpeD.jpg (7680 バイト)  原産地は中南米。日本には大正6年にアメリカから種子が入り、鹿児島で試作をしたのが最初で、薩摩隼人にちなんで此の名が付いたと言われる又、一株に沢山の実を付けるので「せんなり」の別称も有る。醤油漬けや福神漬け、糠漬け等の漬け物にします。
 ビタミンA等が豊富で、中南米では離乳食にも使われて居る。
 隼人瓜は、爪を立てて、跡が残る程度でしたら、皮を剥かなくても良いそうですが、窪みで切り分け、皮を林檎の様に剥いて、料理をすると楽です。 先ずは糠漬け。薄切りにしてサラダに。炒めても良し。因みにヨーロッパでは、蒸して柔らかく成った所で、中身を刳り抜いてベシャメルソースで絡めた具を乗せて焼いたり、クローブ等のスパイスを効かせて赤ワインで煮たりする。
 美味しい糠漬けを作る方法は、秋に収穫し、2ヶ月間塩漬けしてから、地酒の新しい酒粕に3回程漬け直す。此の様に手間を掛けて仕上げる。
 

 【特徴】
 身体の熱取り(脾臓とリンパの熱を取る)。左半身が軽く成り右半身には余り効果が無いと言う事は左半身を冷やす特徴が有る。陽性タイプの背が丸く成る人には背が伸びる(反る)。
 

 「身体の浄化と回復」「身体効果率向上」「血液浄化」「血管・血液循環」「骨格の歪みを修正する」ビームライトバーコードと同時に使用されると効果的です。

 隼人瓜のビームライトバーコード(2001.1.27.UP)

      wpeC.jpg (2691 バイト)
      
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 1月26日(金)
 糯米  イネ科の一年生作物
 【栄養素・効用】
 糯米は粳米に比べると、蛋白質や糖質、脂質が多いのが特徴です。ビタミン、ミネラル、食物繊維等は粳米同様に豊富にバランス良く含まれて居ます。独特の粘り気は脂質(澱粉)の組成に違いが有る為です。身体を温める作用が強く、血行を促し、冷え症を改善し、肺機能を高め、体力の回復に役立ちます。又、排尿を調整する作用が有る為、夜中に何度もトイレに行く人や夜尿症の子供には可成りの効果が期待出来ます。
 【食べ合わせ】
 夜尿症を治すには水分代謝を整え、排尿を抑止させる作用が必要です。身体を温めるのは動物性食品に多いのですが、中には体液を酸性化させ、慢性病の悪化や細菌の繁殖を招く事も有るので、身体を温める事だけを基準に食べ合わせるのは危険です。根菜類と一緒に食べ合わせる。
 【食べ方】
 糯米は可成りエネルギーが高く、消化に時間が掛かるので、食べ過ぎに注意する。幻の米と言われる糯米の一種、黒米を利用すれば最高です。胃腸の働きが弱い人や、日頃から元気の無い人は、消化酵素のジアスターゼを多く含む大根卸等を付けて、消化を助けて遣る。
 【食い合わせ】
 糯米は排尿を抑える作用が強いので、尿の出難い人や浮腫の有る人が多食すると却って症状を悪化させる事が有る。便秘気味の人も多食すると便を固くして出難くして仕舞う。皮膚病や炎症等の病状を持って居る人は、身体を温める作用の為に症状を悪化させる可能性が有る。
 【海老団子の糯米蒸し】
 1.材料(2人分)
  剥き海老1カップ、糯米玄米1/2カップ、サラダ油適宜。
  @.薯蕷芋卸し50g、酒小匙1杯、生姜の搾り汁小匙1杯、塩小匙1/4杯、葛粉小
  匙2杯。
 2.作り方
  @糯米は1時間以上水に浸し、笊に広げて乾かす。
  A海老は包丁で叩き、@.を加えて粘りが出る迄良く練り混ぜ、一口大に丸める。
  B250tの水を入れた圧力鍋に簀の子を敷き、其の上に布巾を敷き、糯米を塗した
  Aを入れる。
  C圧力鍋を強火に掛け重りが回ったら、弱火にして8分経ったら火を止め、自然冷却する。

 「身体の浄化と回復」「身体効果率向上」「血液浄化」「血管・血液循環」「骨格の歪みを修正する」ビームライトバーコードと同時に使用されると効果的です。

 黒米(糯米)ビームライトバーコード(2001.1.26.UP)

      wpeC.jpg (2669 バイト)
      
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 1月25日(木)
 ビタミンC (アスコルビン酸、セビタミン酸)
 若返りのビタミンと言われるビタミンCです。然し、全ての物に言える事ですが、単体で摂る事は避けた方が良い。あくまでも自然な形で摂る。
 水溶性で有る。コラーゲンの形成に主要な役割を果たす。コラーゲンは、細胞と細胞を結び付けて居る結合組織の中心を成す蛋白質で、身体の組織細胞、歯肉、血管、骨、歯の成長と修復に重要な物質(膠原質)で有り、身体の蛋白質の1/3を占めて居る。鉄の吸収を助ける。
 抗酸化作用を持つ。ビタミンCにはビタミンEを再生する作用が有るからで有る。ビタミンEは身体の中の酵素が細胞を酸化させるのを防ぐ働きをして居る。詰まりビタミンEが過剰の活性酸素を無毒化する時に、ビタミンCが一緒に有る時に、共働して効果が高まる。
 活性酸素は発癌に拘わって居る為、ビタミンCには癌の予防の効果が有ると言える。又、細胞の老化も此の酸化に因って起こる物。其の為、ビタミンCに因って細胞の若さが保たれる。他の面でもビタミンCに因る癌予防の効果も有る。其れは免疫力を高めると言う作用で有る。ビタミンCを摂ると風邪に罹り難いのも此の作用で有る。此は病気のストレスに対抗する力を付けると共に、ウィルスに対する抵抗力を付け、ウィルスの遺伝子を攻撃する手助けをすると言うビタミンCの総合能力の御陰で有る。
 女性に取っては、ビタミンCは必要不可欠で有り、生理を順調にし、排卵から妊娠、出産、授乳迄を正常にコントロールして居るのはホルモンの働き。其のホルモンの働きを促すのがビタミンCで有る。貧血も女性に多い病気。其の貧血にも威力を発揮するのがビタミンCで有る。鉄分が不足して起こるのが貧血で有るが、鉄分を腸で吸収する時にビタミンCが必要で有る。
 日焼けや加齢に因って増えて仕舞う染み、雀斑。此を防ぎ、解消するのにもビタミンCを摂ると良い。メラニン色素が増えると出来て仕舞う染み、雀斑で有るが、ビタミンCを摂って居ると、此のメラニン色素が出来るのを予防してくれる。更に、既に出来て仕舞った物を減らす事も此うした作用に加え、ホルモンのバランスを整えたり、細胞を若返らせたりして、ビタミンCは皮膚を美しく健康に保ちます。
 成人病予防にも効果的です。ビタミンCは、身体に取って必要なコレステロール(HDL)を増やし、身体に有害なコレステロールを減らす働きをする。此に因って、脳卒中、心臓病、動脈硬化等、日本人の死亡原因の大きな位置を占める病気を防ぐ事が出来る。
 日頃誰もが経験する症状で病気と思われて居無い物も、ビタミンCを補って解消する事が出来る。又、酷い肩凝りや其れが原因で起こる頭痛、慢性頭痛等の傷みを緩和する。アルコールを飲み過ぎるとアセトアルデヒドと言う物質が溜まり、二日酔いや悪酔いに成る。ビタミンCには此の物質を分解する働きも有る。詰まり、ビタミンCを沢山摂取して居れば、二日酔いに成り難いと言う事で有る。二日酔いの時もビタミンCを多く摂れば早く治す事が出来る。
 計量単位はr。ストレス状況下では早く消費される。成人のRDAは60r。妊娠中、授乳期は70〜95r。喫煙者、中高年は、ビタミンCを多量に必要とする(煙草1本が25〜100rのビタミンCを破壊する)。幼児の死亡・突然死症候群(SIDS)の予防。
 ビタミンCの大量摂取は検査結果を変える。血液、便、尿の検査を受けると、診断を誤る場合が有る。特に、便に血液が含まれて居るのを隠す作用が有る。
 糖尿病患者は、多量のビタミンCを摂って居る場合、尿検査に因る糖の値が正確で無く成る。
 一日に750r以上のビタミンCを摂って居るとしたら、マグネシウムを摂ら無いと腎臓結石が出来る。
 避妊ピルを飲んで居る人は、余分のビタミンCを必要とする。
 バイオフラボノイド類、カルシウム、マグネシウムと一緒に摂ると最も効果的で有る。
 アスピリンを飲むと、ビタミンCの摂取を増やさ無くては成ら無い。アスピリンはビタミンCの排泄の率を3倍にする。
 朝鮮人参を摂る場合は、ビタミンCを摂る3時間前か、3時間後にした方が良い。
 抗ストレスホルモンの精製に欠かせ無い。
 【効果】
 @傷、火傷、歯肉からの出血を治す。
 A尿路感染を治療する薬の効果を高める。
 B手術後の傷の治りを早める。
 C血中コレステロール値を下げる助けと成る。
 D多くのタイプのウイルス、及び、細菌感染を予防する助けと成り、一般的に免疫系の力を強める。
 E発癌性物質から守る。
 Fニトロソアミン(発癌物質)の形成を妨げる。
 G自然の緩下剤として働く。
 H静脈中に血栓が出来るのを減らす。
 I蛋白質が細胞を御互いにしっかり支え和える様にして寿命を延ばす。
 J無機鉄の吸収を高める。
 Kアレルギーを起こさせる多くの物質の効果を弱める。
 L壊血病を予防する。
 M風邪の予防と治療を助ける。
 N抗酸化作用。
 Oホルモンの働きを促す。
 P皮膚を美しく健康に保つ。
 Q鉄分の吸収を促進し、貧血を解消する。
 R疲労、肩凝り、其れが原因で起こる頭痛、慢性頭痛等の痛みを緩和する。
 S二日酔いの予防と治癒促進。
 【欠乏症】
 壊血病
 【沢山含んで居る自然の食品】
 ローズヒップ、パセリ、ブロッコリー、アルファルファ、菠薐草、ベリー類、緑色葉野菜、とまと、カリフラワー、爪哇薯、ピーマン、苺、柑橘類(蜜柑、檸檬、グレープフルーツ、オレンジ等)。
 【毒性】
 多量に摂り過ぎると、蓚酸、及び、尿酸結石の原因を作る(但し、マグネシウム、ビタミンB6、そして、毎日たっぷり水を摂れば防げる)。多量に摂ると(一日に10g以上)、不愉快な副作用(下痢、頻尿、皮膚に湿疹が出る)の原因と成る事が有る。
 放射線療法や化学療法を受けて居る癌患者は、摂ら無い様にする。
 【敵】
 水、加熱調理、熱、光、酸素、煙草、一酸化炭素。

 「身体の浄化と回復」「身体効果率向上」「血液浄化」「血管・血液循環」ビームライトバーコードと同時に使用されると効果的です。

 ビタミンCのビームライトバーコード(2001.1.25.UP)

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 1月18日(木)
 背筋(せすじ)を正す
 歩いて居る人の姿を見ると、猫背や側湾、左右に身体を揺すって歩く人、足を送る度に頭が上下する人等が多い。又、多くの人は手をあまり振ら無い。昔の様に姿勢や躾の事をとやかく言わ無いし注意しない・・・・・・そんな風調だから、気付か無いから野放しに成って居る。当然挨拶も出来無い・・・・・・。
 姿勢が悪いと言う事は、骨格が狂って居て、其の為に内臓や器官の働きも低下して居る部位が発生する。そうすると食物を摂取しても、其の身体効果率は低下する。低下するから脳に供給する血液の成分が低下し、脳の働きが悪く成り、判断力に欠ける様に成り、犯罪も多く成る。又、肩が凝るとか、背中や腰が痛い、膝が痛い、疲れ易い・・・・・・等の症状が発生する。全てに於いてアンバランスに成ります。
 正しい食事を摂り、姿勢を正すと言う事は人生を健康で明るくする事が出来ます。

 「身体の浄化と回復」「身体効果率向上」「血液浄化」「血管・血液循環」「骨格の歪みを修正する」ビームライトバーコードと同時に使用されると効果的です。

 背筋を正すビームライトバーコード(2001.1.18.UP)

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 1月17日(水)
 里芋パスタで気触れる
 気触れ症の人は、重病に成って里芋パスタを貼ら無ければ成ら無いのに、気触れて仕舞って里芋パスタを貼れ無い為に、思う様に治療効果が得られ無い場合が有る。そう言う時には、
 1.里芋パスタに、1割程度山椒の葉を細かく切った物を更に擂り鉢で擂ってから混ぜると良い。
 2.里芋パスタに、1割程度爪哇薯の擂り卸した物を混ぜると良い。爪哇薯の芽や、日光に当たると皮の下が緑色に成るが其の部分は中毒症状を起こすソラニンと言う物質が有る。其の部分を混ぜると更に良い。爪哇薯には気触れ防止効果と肌を整える作用が有る。
 又、其れでも気触れて仕舞う場合には、爪哇薯パスタに切り替える。気触れ症の人は肝臓機能低下を起こして居るので肝臓の治療を同時に行う事。

 1月15日(月)
 玄米スープ
 玄米スープはコッコーで作ります。材料は、コッコー、梅干しと赤紫蘇、水。

 コッコー
 【適応症】授乳の代用品に、重病人の主食に、保健飲料。
 【作り方】
 薄目に作れば一般の保健飲料に、濃い目に作れば玄米クリームに、煎って焦げ茶色にして中位の梅干しを入れて作れば玄米スープに、黒煎り玄米スープにすれば解熱効果。
 授乳の代用品には2lの水を用意し、コッコーを大匙3杯を鍋に入れ、少量の水を加え篦等で右回りに固めに練る。更に1l位の水を加え篦等で右回りに回して溶かす。溶けたら残りの水を加えて強火に掛ける。吹き零れ無い様に40〜50分煮る(沸騰したら弱火にする)。火を入れたら掻き回さ無い事。火を止めて1回に1カップ位飲む。
 重病人の場合は、コッコー大匙3杯を狐色かチョコレート色に成る迄煎って鍋に入れ、少量の水を加え篦等で右回りに固めに練る。更に1l位の水を加え篦等で右回りに回して溶かす。中位の梅干し(出来れば紫蘇付きで)1個を入れ残りの水を加えて強火に掛ける。吹き零れ無い様に1時間以上煮る(沸騰したら弱火にする)。火を入れたら掻き回さ無い事。火を止めて1回に1カップ位飲み主食の代用品にする。
 風邪等の高熱の場合は、コッコー大匙3杯を黒く成る迄焦がして鍋に入れ、少量の水を加え篦等で右回りに固めに練る。更に1l位の水を加え篦等で右回りに回して溶かす。中位の梅干し(出来れば紫蘇付きで)1個を入れ残りの水を加えて強火に掛ける。吹き零れ無い様に1時間以上煮る(沸騰したら弱火にする)。火を入れたら掻き回さ無い事。火を止めて1回に1カップ位飲む。陽が極まって熱が下がります。
 保健飲料は、授乳の代用品と同じで良い。又、簡易的な作り方は大匙1杯のコッコーを狐色かチョコレート色に成る迄煎って、湯飲みに入れ熱湯を注いで、右回りに回しながら溶かして飲む。肝臓を患って居る人は狐色に煎って、最後に生姜の絞り汁を2〜3滴垂らして飲む。

 「身体の浄化と回復」「身体効果率向上」「血液浄化」「血管・血液循環」のビームライトバーコードと同時に使用されると効果的です。

 玄米スープのビームライトバーコード(2001.1.15.UP)

      wpeC.jpg (2707 バイト)
      
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 1月12日(金)
 血管の病気
 血管の病気の原因は血液の汚れで有る。其の汚れの原因は、乳製品を含む動物性蛋白質に有る。其れを加速するのは砂糖や食品添加物です。其の結果、血管内壁に酸化した脂で固まった老廃産物が溜り血管内の血液の流れは悪く成る。血管の内壁に老廃産物が溜まると血管の血管から供給される血液に因る酸素と栄養素は反映されず、血管は劣化する。血管が劣化するとは、硬化すると言う事で動脈硬化に成る。特に心臓因り頭側へ120/70の送心圧で血液が送られるのは、血管が伸縮する其のポンプの働きに因るが、動脈硬化を起こせば其のポンプの働きは無く成り、心臓は心送圧を上げ無ければ頭部に血液を送り届けられ無い。然し、血管が劣化して居れば其の心送圧に絶えられずに、血管が破れて血液が血管外に流出して仕舞う事にも成りかね無い。
 此の様な血管の劣化には、玄米正食を行い、其れを加速するのには、椎茸を含める菌類や菜類等(特に玉葱)を摂ると良いが、頭髪と頭皮、そして、患部に椿油をに塗り込んでマッサージをすると更に効果を加速する。

 1月11日(木)
 首肩の血行不良
 現代の仕事、特にデスクワークは頭を垂れるし、パソコンの画面に向かって顔を腹側(前面)に突出した姿勢をする。便利な生活・・・・・・・例えば、見渡すと電気製品ばかりのオフィス・・・・・・電磁波(極陰波動)が飛び交い御腹が冷える・・・・・・・冷えると腹部は縮まり頭部は腹側に変位し背部は丸く成り、首、肩、背中は張る。特に画面を見る行為は顔を腹側(前面)に突出した姿勢をする為に、頭部を支える頸椎7番を中心に筋肉疲労が起き、首肩は血行不良を起こす。
 腰椎と肩甲骨に当たる様に支い物をして、頭を垂れる様に仰向けに寝て、両手を万歳をする格好に頭側に持って行き、深呼吸をしながら息を吐く時に背伸びをすると此の血行不良に因る愁訴は簡単に消滅します。

 「身体の浄化と回復」「身体効果率向上」「血液浄化」「血管・血液循環」のビームライトバーコードと同時に使用されると効果的です。

 首肩への血行促進のビームライトバーコード(2001.1.11.UP)

      wpeC.jpg (2666 バイト)
      
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 1月10日(水)
 榎茸 担子菌類の食用茸
 傘の直径5〜10p、黄褐色で中央は色が濃い。粘性が有って美味。多く榎、柿、無花果、ポプラ、山毛欅等の枯切株に生ずる。栽培品は淡色で細く、別種に見える。滑茸。滑子。ユキノシタ。
 人工栽培は広口瓶に大鋸屑を入れ、胞子を撒いて適度な温度を保ち、暗所に置くと柄の長い柔らかい物が出来る。野生の物は柄が短くて固いので食べられ無い。
 長所
 @ノンカロリー食品で有り、食物繊維食品で有る。便秘の解消と血中コレステロールの低下、食塩の排泄、そして、胆石の予防に良い。
 A特有の味は食欲をそそる。旨味の素は、アミノ酸(アルギニン、ヒスチジン、アラニン等)と、核酸の構成物のグアニル酸やアデニル酸の相乗効果に因る。其の味を生かして、鋤焼きや和え物、煮物にと良く使われる。
 BビタミンB群も可成り含まれて居る。
 短所
 @どの茸類も同じで有るが、ノンカロリーで食物繊維が多く、食べ過ぎると下痢気味に成る。
 AビタミンC、カロチンも含有して居無い。鉄等も少無い。
 B椎茸や、木耳の様に乾燥品が無く、長期保存が難しい。古い物は異臭を放つ。

 里芋・ブロッコリー・木耳・榎茸スープ
 【薬効】健胃、整腸、便秘、消化吸収促進、血液浄化。
 里芋の成分は、蛋白質、ビタミンC、カリウム、食物繊維等です。食物繊維は整腸作用が有り、便秘に薬効が有る。又、粘りに含まれる成分は消化吸収に働くので薬効も早く作用する。エネルギーを見ると低く、ダイエット用としても効用が有る。
 カロチン、ビタミンC、カリウム、カルシウム等が含まれて居るブロッコリーは、食物繊維も多いので、胃腸を整えて、便秘に薬効が有る。
 木耳、榎茸には、ミネラル、カルシウム、膠質等が含まれ、血液を浄化し、腸の動きを整えます。
 【作り方】
 里芋1〜2個は皮を剥き、半分に切り、ブロッコリーは小房を1個、木耳5gは水で戻して細切り、榎茸半束は石突きを除く。昆布5pを二つ水1Lに暫く浸け、火に掛け、里芋を入れて煮、柔らかく成ったら残りの材料を加え、塩、胡椒で味を調える。

 1月9日(火)
wpeD.jpg (14284 バイト)  水菜 アブラナ科
 【別名】京菜
 【花期】春
 関西では水菜と呼びますが,関東では京菜と呼ぶようです。
 葉柄が細長く、葉はギザギザと切り込みが有り、細く尖って居る。現在市販されて居る物は色は淡い緑色から濃い緑、葉柄は白い物が多い。品種には早生種、中生種、晩生種が有り、出回り期は12月から3月。特に美味しい時期は1月から3月。早生種は寒さに強く、味も霜の降りる冬時分の物が柔らかくて美味しい。旬で有る。千枚漬けや煮物、和え物等にも用いられる。中・晩生種は3月に出荷される。
 カロチンやビタミンC、カルシウムが多く含まれて居り、独特の芳香が有る。聖士會館総本部の有る豊橋では正月の雑煮には必ず水菜を入れる。関西や九州では新鮮な物を鍋料理(鯨肉や油揚げと煮る)に用いたりする。見分け方は、霜が降りた頃に店頭に並んで居る物は味も良く、風味も良い。又、株が大きい物の方が美味い。調理する前には必ず根元迄洗い、土を落として置く事が肝心です。
 腹側の水の流れが良く成る。

 「身体の浄化と回復」「身体効果率向上」「血液浄化」「血管・血液循環」のビームライトバーコードと同時に使用されると効果的です。

 水菜のビームライトバーコード(2001.1.9.UP)

      wpeC.jpg (2688 バイト)
      
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 1月7日(日)
 バナナ(甘蕉) バショウ科の多年草
 旬は冬。一年中出回って居るが輸入されるのは2月。皮に褐色の斑点が多いのは傷みが進んで居る。栄養価は高く、消化に良いので、幼児、病人にも良く食べさせる。此を主食とする国も有る。原産は印度だと言われる。茎は3m前後に成り、葉が大きい。実が青い儘輸入、此に熱を加えて黄色にする。輸入先は台湾、フィリピン、エクアドルが多く、輸入果実の中で断トツの輸入量(金額)を誇る。モンキーバナナ、チップ状にした物も輸入されて居る。最も美味しいのは丸味の有る台湾産で、輸入の走りは2月で有る。
 バナナは低温に弱く、冷蔵庫に入れては行け無い。褐色の斑点が表れ初めは美味で香りも良いが、其れが進行すると実がブヨブヨに成り、味が急速に落ちる。切り口は短時間で黒く成る。檸檬等柑橘類の果汁を付けて置くと少し長持ちする。
 雌雄異花だが、普通単為結果し、種子を作ら無い。熱帯アジア原産。熱帯各地に広く栽培され、ブラジル・インド・インドネシア等に多い。果実は熟すと黄色に成り、芳香美味。生食用の他料理用等品種が多い(150種以上有る)。実芭蕉。熱帯地方では年に3回収穫出来る。
 【長所】
 @昔から滋養強壮の果物と言われて居る。
 A栄養上薩摩芋には及ば無いが爪哇薯以上のカロリーを含んで居り、バナナ1本はほぼ食パン1枚に匹敵する。熟すれば果糖やブドウ糖、蔗糖等が多く、甘味も出て来る。但し、味は昔に比べて落ちた。此は品種の違いに因る物か?生産方法(肥料等)の違いに因る物か?
 B食物繊維が程々に含まれて居て、便秘の予防や整腸作用に優れて居る。又、ビタミンB群・C、カロチン等が可成り有る。便秘の人は毎日1本ずつ食べると良い。
 C注目したいのは、バナナには銅と亜鉛が多い事で有る。又、カリウムが多く、マグネシウムも優位に存在する。銅は骨髄で血色素の合成の際、鉄の利用を助け、腸での鉄の吸収を助ける。亜鉛は味覚異常や不妊に、又、糖尿病の予防に良い。カリウムは高血圧に良く、マグネシウムは骨に多く、カルシウムを助け、ビタミンDを活性化させ、骨粗鬆症の予防に良い。又、マグネシウムは、心筋の弛緩に働き、狭心症や脳梗塞の予防にも働く。カルシウムの多い食品を一緒に摂る時、更に良い。
 Dバナナを擂り潰し、搾った汁を塗ると肌荒れに良い。オリーブオイルと混ぜて塗ると一層効果が有る。
 【短所】
 @食べ過ぎると身体を冷やす。特に胃腸を冷やすと考えられ、此を補うのに、蜂蜜を一緒に摂ると良い。但し、此の欠点は熱冷ましに利用すると良い。
 A比較的傷み易い。特に熱帯の果物なので冷蔵は禁物で有る。茶色い斑点や黒い傷が付いて居る物は購入しない事。酷く傷んで居る物には、黴菌が繁殖しやすい。外国に旅行した時も傷んだバナナを食べ無い事。
 Bカルシウムの非常に少無い食品で有る。
 【栄養素・効用】
 生食出来るバナナは、果物の中でも糖質の含有量は最高部類で有る。消化が良い為、病人等の虚弱体質や子供のエネルギー補給源として大変優れて居ます。
 ビタミンB1・B2・C、カルシウム、カリウム、食物繊維等も含まれて居ますが、カリウムの含有量は取り分け多く、水分代謝を促し高い利尿効果を示します。更に、其れ等の相乗効果に因って、解熱、便秘の解消、血圧降下、痔や胃潰瘍等の出血止め等に効果を発揮します。
 【食べ合わせ】
 木耳や小豆には血管を強くする作用や出血を止める成分が含まれ、此等との食べ合わせは出血して居る状態の痔には効果的です。又、春菊に含まれるβカロチンには皮膚や粘膜を正常に保ち、傷付けた細胞を修復する作用が有るので効果的です。
 【食べ方】
 青い未熟なバナナは澱粉が多いので料理には適して居ますが、味覚の天では生食には不向きです。熟すに従って果糖、ブドウ糖、蔗糖等の還元糖等が増えて来て、生でも美味しく食べられます。勿論、熟して居ても調理は可能で、サラダの添え物だけで無く、天麩羅等にすると甘味が増し、子供が喜びます。
 【薬効】
 カリウムを多く含む食物の多くがそうで有る様に、バナナも、又、身体を冷やす働きが強いのが特徴です。冷え症や胃腸の弱い人、妊婦、産前産後の婦人等は生のバナナを食べ過ぎ無い様にする。焼いたり煮たり、フライにしたり、フリッターにして熱を加えれば身体を冷やす作用は弱まります。

 バナナの皮の湿布
 
バナナの皮にはビタミンFが含まれて居る。剥き立てのバナナの皮の内側を傷口に当てて、包帯で軽く縛る。3〜4時間毎に取り替える。
 傷が腫れたり、熱を持った場合には爪哇薯湿布で炎症を抑える。洗った爪哇薯を卸して患部に貼り、ガーゼで2〜4時間湿布する。

 バナナと干し柿のアロエフリッター
 
【材料】(2人分)
  バナナ1本、干し柿1個、アロエ15g、山芋50g、シナモン適宜、果糖適宜、揚げ油適宜。
  i.小麦粉1/2カップ、豆乳90t。
 【作り方】
  @擂り卸したアロエと山芋とi.をミキサーに掛け、室温に3〜4時間置く。
  A干し柿は微塵切りにし、潰したバナナと混ぜ、一口大に纏める。
  BAに@を付け、中温の油で狐色に揚げ、熱い内にシナモンシュガー(シナモンと果糖を混ぜた物)を振る。

 バナナ・とまとジュース
 
【薬効】体力強化、疲労回復。
 バナナのカロリーは、1本で御飯一膳分位有り、体力強化には適して居る。とまとのクエン酸、リンゴ酸等は疲労回復に役立つ。
 【作り方】
 バナナ一本を皮を剥いてぶつ切りに、とまと1個は皮と種を除き、ざく切りにする。此に蜂蜜を少し加え、ジューサーに掛ける。
 但し、飲み過ぎると下痢に成る事が有る。

 バナナ・林檎・大蒜・パセリジュース
 
【薬効】風邪。
 【作り方】
 バナナ2本、林檎1/4個、焼き大蒜小片1個、パセリ1枝をジュースにして飲むと効果が有る。

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 バナナのビームライトバーコード(2001.1.7.UP)

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 1月6日(土)
 南瓜 ウリ科の大型一年生蔓草
  旬は夏から冬。冬の南瓜は12月の下旬が食べ頃。日本南瓜は和風料理に、栗南瓜は西洋料理に。逆に使わ無い。
 原産地は米国中央部から南に掛けての地方ですが、日本には天分年間(1,532〜1,555年)にポルトガルから伝えられた。或いは、薩摩(鹿児島県)ではカンボジアから伝えられたと言われ、南瓜の名はカンボジアが訛った物で有る・・・・・・等の説が有る。一般に南瓜と言えば、日本南瓜(表面に溝や瘤が在る)、糸南瓜(ポンキン共言い、主に観賞用)、明治時代に西洋から伝わった西洋南瓜(北海道や東北で栽培される。栗南瓜。)を言う。大きく分けると、日本南瓜、西洋南瓜、ペポ南瓜の3種類に分けられる。此処で取り上げるのは西洋南瓜です。
 南瓜の果肉が濃い黄色なのは、カロチンが沢山含まれて居る為です。カロチンは腸内でビタミンAに成ります。従って色の濃いカロチン豊富な南瓜程、ビタミンAを沢山摂る事が出来る。又、βカロチンには抗酸化作用が有り、癌を予防する事が分かって居る。其の他にも、皮膚や粘膜を健康に保つ、目の働きを良くする等、南瓜は身体に取って良い事尽です。カロチンの他にも、ビタミンB1・B2・Cが含まれるが、主成分は糖質で、中でも澱粉が主と成って居る。ホクホクした南瓜は澱粉が多く、甘味成分の蔗糖や還元糖も含まれ、仄かな甘味が有る。此等の特徴は西洋南瓜が優れ、特にポタージュ風のスープや御菓子、炒め物等には、甘味の強いホクホクとした西洋南瓜が良く合う。
 最も多く出回って居る南瓜は「夷」ですが、此の「夷」因り更に甘味が強くホクホクとして居るのが、「ほっこり」です。
 南瓜は長く保存出来、栄養価値も高く、甘くて美味しい野菜ですから、もっともっと利用したいものです。
 漢方では南瓜の種を寄生虫の駆除剤として用いて居り、又、動脈硬化や夜盲症の予防にも効果が有る。
 冬至にも南瓜を食べる習慣は、残り少無く成った野菜を神様に供えた名残。緑黄色野菜が少無い時期に南瓜でカロチンを補い、日照時間の少無い冬を乗り切ろうと言う生活の知恵で有る。背が低く皮が固くて凸凹が在り、色の濃い物が美味い。
 【花言葉】広大、増進。
 【別名】トウナス・ナンキン。
 【生薬名】南瓜仁(ナンガニン)、南瓜。
 【薬効】虚弱体質、肝臓病、貧血症、糖尿病、高血圧症、母乳不足、浮腫、虫下し、喉の痛み、脚気、痰切り、丹毒、虫刺され、咳、百日咳。
 【薬用部分】果実、種子、根、花。
 【採取時期】秋。
 【調製法】果実は生、種は天日乾燥。
 【成分】ナトリウム、蛋白質、脂質、糖質、繊維、カルシウム、リン、ビタミンA・B1・B2・C・E、カロチン、プロビタンA、リノール酸、オレイン酸、鉄、亜鉛等。冬至南瓜は保存の利く南瓜で、冬期のビタミンA補給に役立つ。
 ずっしりと重みの有る物、皮が固い物が良質で味も良く、表面に凸凹の在る物では、器量の悪い物程美味しい。又、色の濃い物程ビタミンAの素に成るカロチンが多い。
 軽く油で炒めてから煮ると、カロチンがビタミンAに変わり易い。
 【長所】
 @野菜類の中ではカロリーの高い野菜で有る。ビタミンやミネラルも多く、栄養のバランスも良い。
 A特に西洋南瓜には、ビタミンCが100g中に39r在る(日本南瓜は半分以下)。又、ビタミンCと共に抗癌的に作用するカロチン(プロビタミンA)も豊富で有る。
 カロチンは、血行を良くし皮膚や粘膜をも保護し、健康を保つ効果が有る。南瓜は一度に沢山食べる事が出来るので、他の野菜に比べてカロチンの供給源としての意義が大きい。
 B南瓜は肝臓に良い。肝臓が弱ると蛋白質の合成が悪く成り、精力が落ちるので、そう言う意味から、「強精野菜」と言われて居る。
 C内臓の働きを助け、身体を温める作用が有るので、冷え症や疲れ易い人に良く、夏バテ予防にも良い。糖尿病患者は南瓜を常食すると良い。
 D食物繊維が多い。便通も良く成り、美容に良く、老化を防ぎ、乳汁の分泌を良くし、前立腺肥大の予防にも効く。
 Eミネラルが多い。特にカリウムや亜鉛が多い。カリウムがナトリウムの300倍も有るので、高血圧に著効が期待出来る。
 F本草綱目には「中を補い、気を益す」と有る。中とは漢方で言う中焦の事。
 G他の野菜の様に貯蔵中にビタミンは減少し無い。
 H種子(南瓜仁)には、良質の蛋白質、リノール酸、ビタミンEが多い。動脈硬化、高血圧に良く、老化防止にも働くと共に、更には食欲増進にも繋がる。鉄分も非常に多い(100g中6.5r)。
 I切れの悪い痰や風邪には焼いた種子が良く、又、種子の煎じ汁は産前産後の浮腫に効く。乾燥させた種子を良く炒って食べると良い。種皮は剥かずに食べる。便秘にも良い。
 炒った南瓜の種子を常食して居る人には前立腺肥大が殆ど無い。又母乳の出を良くする著効が有る。
 Jフェノール(クルルビタシン)やセレンと言う癌予防物質も含有して居る。肝臓病の予防にも成る。
 【短所】
 @カロチンの多い食品は全てそうで有るが、食べ過ぎると、皮膚が黄色く成る(柑皮症)。此は知らず知らずの内に肝臓に負担を掛けると考えられる。
 A比較的ビタミンB群が少無い。特に日本南瓜には少無い。
 【用法】
 虚弱体質、肝臓病、貧血症=鉄分が多く増血作用が有る。
 糖尿病=膵臓機能を強化し、インスリンの生成を促す。南瓜の粉末を作って飲む。南瓜を細断して乾燥し、金槌で荒く砕き擂鉢で擂り潰して作る。
 高血圧症、母乳不足、回虫、真田虫=種子を30粒〜50粒炒って中身を割って食べる。又は、煎じて飲む。
 浮腫=種子を煎じて飲む。
 虫下し=回虫・蟯虫には生の種子を擂潰し、ガーゼで漉して飲む。下剤と共に使うと因り効果的で有る。
 喉の痛み、痰切り=@種子か、蔕を黒焼きにした物に、黒砂糖か蜂蜜を加えて内服する。
 A種子を1回に15粒程煎じて飲む。
 B実を焼いて食べる。
 脚気=根を天日で干して細断し、煎じて飲む(ビタミンB1不足が補われる)。
 丹毒=果実を生の儘擂卸して、紙に伸ばし患部に貼る。
 虫刺され=葉か花を揉んで患部に付ける。
 咳、百日咳=蔕か種子を黒焼きにして、黒砂糖を加えて大豆大の丸薬にし、一回に2〜5個を服用する。
 【料理】
 南瓜潰け=実を千切りにして塩で漬け込み、しなやかに成ったら引き上げて絞り、酢醤油を加えた出し汁に漬けて置く。
  南瓜の固い芯を簡単に取る方法=南瓜を半分に切り、芯の左右に切れ目を入れ、包丁の柄の部分を芯を上から叩くと簡単に取れます。

 南瓜の種
 【和名】カボチャ。
 【科名】ウリ科。
 【花言葉】広大、増進。
 【薬効】虫下し、便秘、排尿促進効果。
 一六世紀頃カンボジアから伝来したから言う。 ウリ科の一年生果菜。蔓性で雌雄異花。夏、黄色の花を付け、其の後結実。原産地はアメリカ大陸。世界各地で栽培される重要な野菜。チリメン・キクザ(菊座)等の日本カボチャ、クリカボチャ等の西洋カボチャ、ソウメンカボチャ等のペポカボチャの三系統が有る。他に観賞用・飼料用品種も有る。種子も食用。唐茄子(トウナス)。季・秋。
 子供の虫下しには、250gの南瓜の種を潰してミルクを入れてスープ状にして朝1番に飲む。酷い便秘には此を3時間置いて飲むと効果が有る。又、排尿を促進する作用が有り、前立腺肥大の初期にも使われたりする。

 南瓜の種子の煎じ液
 【薬効】駆虫、利尿、産後の浮腫。
 種子は「南瓜仁」の名で生薬として使われて来た。成分は、蛋白質、ビタミンB1・B2・C、脂質、ミネラル、ククルビチン等が含まれて居る。駆虫、利尿作用が有り、煎じ液は産後の浮腫に効果が有る。
 【作り方】
 種子10〜20gを水600tで半量に成る迄煎じ、此の液を空腹時に飲む。
 普段から種子は捨て無いで置き、水洗いして滑りを取り、広げて天日で乾燥させる。良く乾燥させる事が骨で、湿気無い様に保存して置くといざと言う時、役立つ。

 薩摩芋・南瓜スープ
 【薬効】風邪予防、暑気中たり、整腸作用、便秘、美肌、粘膜強化、夏ばて予防、粘膜強化、胃潰瘍予防。
 薩摩芋には、カロチン、ビタミンC・E、食物繊維が含まれて居る。カロチンとビタミンCは、風邪を予防し、暑気中たりに薬効が有る。食物繊維は、整腸作用が有り、其れで、便秘が解消されるので肌を整えて美容にも良い。選ぶ時には、肉質が橙色の物がカロチンを多く含んで居る。
 南瓜に含まれる成分は、カロチン、ビタミンB1・B2・C、カルシウム等です、カロチンやビタミンCは、粘膜を強くし、夏は夏ばて予防に、冬は風邪予防に薬効が有る。粘膜強化は、胃の粘膜にも作用して、胃潰瘍予防の効用も有る。
 【作り方】
 薩摩芋1/3本、南瓜1/6個は皮を除き水で洗い、5o厚さの輪切りにする。水400tに天日干し椎茸を入れて戻し、火に掛け、野菜を加えて柔らかく成ったら、塩、胡椒で味を調整し、パセリの微塵切りを散らす。

 薩摩芋と南瓜粥
 【薬効】便秘、美容、粘膜強化、風邪の予防。
 薩摩芋の成分は、澱粉、糖質、蛋白質、脂肪、灰分、ビタミンB1・B2・C、繊維でバランスのとれた栄養素を持って居る。又、食物繊維が多い事から、便秘に薬効が有り、美容にも効果が得られる。
 冬の栄養補助補給を助けてくれる南瓜には、カロチン、ビタミンC・E、食物繊維等の成分が豊富です。他にも、ビタミンB、カルシウム、鉄分が含まれ、薩摩芋と同様に食物繊維がたっぷりな事から、便秘に効く。更に、カロチン、ビタミンCは、粘膜を強化し、風邪を予防する薬効も有る。
 【作り方】
 @薩摩芋は中位の大きさの物を5o程の輪切りにした物2〜3枚。
 A南瓜50g程は皮を剥いて種を取り、一口大の大きさに切る。
 B玄米50gは水洗いして、鍋に水500tを入れて1時間程浸して置く。
 C水500t入れた鍋に@ABを入れて、塩をほんの少し振り入れ、強火に掛ける。煮立ったら材料が柔らかく成る迄弱火にして、炊き上がったら、火を止めて5分以上蒸らす。最後に浅葱の小口切りを散らす。

 「身体の浄化と回復」「身体効果率向上」「血液浄化」「血管・血液循環」のビームライトバーコードと同時に使用されると効果的です。

 南瓜(夷)のビームライトバーコード(2001.1.6.UP)

      wpeC.jpg (2693 バイト)
      
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 1月5日(金)
 生姜 ショウガ科ショウガ属の多年草
 茎の高さは60p位で、細長い葉を付ける。地中に成る黄金色の根茎が食用に成る。乾燥、寒さに弱いので、籾殻等で根を包んで育てる。
 清涼感の有る香りと辛さが有り、和・洋・中と様々な料理に大活躍のスパイスハーブ。精油成分で有るジンギベロールやジンギベレンには、身体を温めて発汗を促す効果が有り、冷え性や風邪に効果を発揮する。料理に多めに入れたり、生姜湯にして飲んだりすると良い。又、ショウガオールやジンゲロンと言った辛味の素と成る成分が、唾液の分泌を促し消化吸収を助ける。其の上、辛味と共に香りが胃を刺激し、食欲増進に繋がると言う優秀な胃腸薬でも有る。
 旬は根生姜は春から秋、谷中生姜は初夏から秋。印度、マレー、ジャワ辺りの原産で、平安初期頃に中国から渡来したと言われる。香辛料としての利用ばかりで無く、解毒、健胃、神経痛等に薬効が有る。
 寿司のがり(古く、大きな生姜を「がりがり」と噛んで食した事からと言う) や紅生姜、砂糖漬けに使うのが、大生姜。此は灰白色で、大きく成るに連れて辛味が増す。葉生姜は焼き魚や刺身の付け合わせ、妻として利用したり、漬け物に使う。主な産地は愛知、千葉、茨城、埼玉、熊本、高知等。東京では谷中特産の谷中生姜が有る。葉付きの儘収穫する葉生姜(新生姜)、固くて辛い根生姜(陳生姜)は4〜9月頃に採る。
 根生姜とは、葉生姜を貯蔵して置き、翌年に出荷する物。葉生姜は繊維が瑞々しく柔らかい物、根生姜は表面が滑らかで、艶が有り、ふっくらして居る物を選ぶ。指で押して柔らかい物や、皮に皺の多いのは古いので避ける。
 艶が有り、良く肥大し多汁で、香味の強い物が良品で有る。
 【利用部位と薬効】
 根茎は、冷え性や風邪の引き始めに有効です。又、食欲を増進させる働きも有る。食用としてならば、夏から秋に掛けて葉も利用する事が出来る。
 【花言葉】孤独。
 【別名】ハジカミ(古名)。
 【生薬名】生姜(ショウキョウ)、乾姜(カンキョウ)、生姜(ショウガ)。
 【薬効】
 生姜に含まれる成分が大脳皮質に作用して呼吸器・循環器の中枢を刺激し、一種の興奮状態に導く事で、新陳代謝を促進し、身体の諸機能を亢進させる。
 健胃、胃下垂、鎮吐、下痢、腹痛、食欲不振、大腸カタル、貧血症、風邪、痰切り、喘息の発作、咳止め、声嗄れ、逆気(しゃっくり)、目眩、冷えを取る、新陳代謝促進、身体機能促進、魚・肉の中毒、肩凝り、五十肩、痛風、腰痛、神経痛、リューマチ、扁桃炎、気管支炎、打ち身、捻挫、喉の痛み、皹、霜焼け、凍傷、円形脱毛症、パーマ脱毛症、膀胱炎、腎盂炎、腰や下腹の冷え。
 【薬用部分】葉、茎、根。
 【採取時期】秋。
 【調製法】乾燥。
 【成分】辛味はジンゲロン、ギンゲロン、芳香はシメラール、ジンギベロールに精油(リナロー、ショウガオイル)を含み、消化管の蠕動、胃液の分泌、血管運動中枢の興奮等の作用と強力な殺菌作用が有る。
 蛋白質、脂質、糖質、カルシウム、リン、鉄、ビタミンA・B1・B2・C。
 秋に成って生じる新根を「新生姜と言い、乾燥した陳生姜を「乾姜」と言い、主に漢方に用いる。
 艶が有り、良く肥大し多汁で、香味の強い物が良品で有る。
 <栄養素・効用>
 栄養面から見ると際だった物が欠ける生姜ですが、其の辛味成分と芳香成分には優れた薬効が潜んで居ます。油性ショウガオールを中心とすると辛味成分には殺菌作用や食欲増進作用が有るし、又、数種類含まれる芳香成分には、発汗、解熱、保温、消炎作用の他、優れた健胃・整腸も併せ持って居る。
 冷え症の人は腸の動きが弱い傾向が有りますが、其の様な人にも生姜は打って付けです。又、冷えから来る膀胱炎、腎盂炎にも効果的です。
 <食べ合わせ>
 整腸が目的なら、ビタミンCや食物繊維を多く含む蓮根や春菊と組み合わせると、食欲を増進させ消化吸収を助けてくれる。腸の動きが整って来れば、生姜の辛味成分の一つで有るジンゲロンが血液の循環を促進し、内臓諸器官の働きも強める。
 玉葱と組み合わせるのも、食欲増進に効果が有る。
 <食べ方>
 生姜には、新(谷中)生姜、陳生姜、葉生姜とが有るが、最も薬効成分の多いのは陳生姜です。調理材料として用いる場合は陳生姜を利用する。
 生姜の辛味成分や芳香成分の一部は比較的熱に強いので、魚や肉類と煮込んでも殺菌作用や発汗作用を発揮する。
 【長所】
 @ショウガオールやジンゲロンと言う辛味成分の他、多種の芳香成分が含まれて居る。口当たりも良く、大脳皮質を興奮させ、食欲を高め、消化液の分泌を良くする。ジアスターゼ(澱粉分解酵素)の活性も促進させる。
 A嘔吐を止める作用が有る。噛んで居るだけでも吐き気が止まる。「半夏茯苓湯」と言う悪阻の生薬が有るが、此には必ず生姜が入れられて居る。生姜は胃下垂・胃拡張にも特効性を現す場合が有る。
 B生姜は「咳止めの妙薬」共言われて居る。生姜を噛んで居るだけで咳が止まるが、潰し生姜と大根を煎じて飲むと効く。
 風邪の初期には、焼き生姜を口に含んで居るだけで治まる場合が有る。又、蜂蜜入りの温めた生姜汁は、吃逆に不思議に効く。喉の腫れにも良い。
 C生姜の絞り汁に熱湯を加えて飲むと、熱射病や日射病に良く効く。又、目眩にも奇効が有る。
 D喘息や肋膜炎の場合に、痛む胸部に生姜の絞り汁を含ませた布を貼ったり、打ち身の部位に付けたりすると効く。
 E殺菌作用が在る。チフス菌やコレラ菌・トリコモナス(膣内に多い)を殺す力も有る。又、生姜や紫蘇には、アニサキスの幼虫を死滅させる力が有る。
 胃癌の原因に成って居るのでは無いかと言われて居る、ピロリ菌も殺す。
 F低血圧に良い。
 G1.発汗作用(風邪の初期に効果大)。
  2.健胃作用。
  3.吐き気を止める作用。
  4.鎮痰・去痰。
  5.身体を温める作用。
  6.大脳の興奮作用。
  7.解毒作用。
 H魚の臭みを摂る作用が在る。此は香辛性物質(ショウガオール・トリメチルアミン・ピペリシン)が魚の蛋白質と結合して魚の匂いを消すので有るが、此の匂い消しは、魚をサッと煮た時に加えると、其の効果が大きい。
 Iフェノールやテルペンと言う物質が在り、癌の予防が期待される。
 【短所】
 @カリウムや亜鉛・銅と言ったミネラルが可成り含まれて居るが、其の他は栄養的価値は殆ど無い。唯、生姜は香辛料・調味料としての意義は大きい。
 A多食すると、薬効が高じて悪影響が出ると考えられる。例えば、大脳の興奮が高じて精神的にイライラする、不眠に陥る、胃の粘膜の障害を来す等。
 【用法】
 胃下垂、下痢、腹痛、食欲不振、大腸カタル=茶(梅醤番茶等)に加えて飲む。又は、日本茶に陳生姜卸しを混ぜ、蜂蜜を加えて飲む。
 貧血症=生姜を卸して、三度の食事のおかずに、ほんの少しずつ食べる。
 風邪=卸し生姜に葱を刻んで混ぜ、熱湯を注いで寝る前に服用。
 寒気がする時、冷えた時=@甘酒に良く擂り卸した生姜を加えて飲む。A生姜湯を飲む。
 吐き気=@卸し生姜葱を刻んで混ぜ、熱湯を注いで飲む。A一寸気持ちが悪いなと言う時に、生姜の薄切りを口に含むと、香りの成分が神経に作用して吐き気を止める事が出来る。
 痰切り=生姜を蒸し焼きにし、熱湯を注いで服用。
 喘息の発作=激しい咳で苦しんで居る時は、生姜の卸し汁を背中(両肩甲骨の間)に擦り込んでマッサージする。又、生姜の煎じ汁に塩を少々加えて温湿布する。発作を未然に防ぐには、生姜、自然薯、蕗の根を刻み、黒砂糖を加えて煎じて服用する。
 咳止め=生姜と同量の蜜柑の皮を刻んで煎じ蜂蜜を少々加えて飲む。
 声嗄れ=生姜の生汁を好みに因り水飴か蜂蜜を加えて、少しずつ嗽をしながら飲む。
 逆気=@生姜の生汁を第3〜4頸椎辺りにマッサージをしながら圧を加えて塗って行く。A生の生姜の搾り汁を一息に飲む。
 肩凝り、五十肩、痛風、腰痛、打ち身、捻挫、神経痛、リューマチ、扁桃炎、気管支炎=@生姜油を患部に擦り込む。A生姜湿布を施す。B冷え性の人は、血行が悪いので肩が凝りがちで有る。血行促進作用の有る生姜で湿布をする。生姜、玉葱、味噌を1:1:3の割合で準備し、生姜、玉葱は擂り卸す。厚手のガーゼに伸ばして、其れを肩に貼り湿布する。
 喉の痛み=熱めの湯に生姜を擦り卸し、蜂蜜を少々加えて飲む。
 皹=割れ目に陳生姜を擦り卸して詰め、包帯をして置くと早く治る。
 霜焼け=生姜の卸し汁を熱い湯に入れ、温湿布をしてマッサージをする。
 凍傷=生姜を卸し、布で粕を絞り取った汁に水を加えて温め、其の中に暫く患部を付けてからタオルで充分擦り水気を取る。
 円形脱毛症、パーマ脱毛症=生姜汁を塗る。但し、若禿や老人性脱毛には効か無い。
 脱毛症、禿=生姜汁と同等のアロエ汁を洗髪後頭部に擦り込みマッサージする。
 炎症及び痛みの部位=生姜湿布を施す。疼痛等の場合は20分の湿布後に里芋パスターを貼る。
 膀胱炎、腎盂炎、腰や下腹の冷え等=生姜を入れた風呂で腰湯(坐浴)をする。
 【料理】
 生姜は日常生活に無くては成ら無い物で、魚の粗を煮たり、背の青い魚、匂いの強い魚を煮る時は大抵生姜を刻んで一緒に煮る。焼き肉等の付け汁には、生姜の卸し汁を加える。食べ物の臭みを取り、食欲を増し、胃に受け入れ易くする生姜の作用が、日常の中で上手に利用されて居る。又、新生姜の葉を冷蔵庫に入れて置くと臭み消しに成る。

 生姜油
 【作り方】
 擦り卸した生姜の汁を絞り出し、此の汁を漉して胡麻油を同じ分量で混ぜ合わせた物を、生姜油と言う。
 【薬効】
 頭痛や目眩がする時、生姜油を痛い処に擦り込み、マッサージすると痛みが取れる。
 【用法】
 中耳炎、顔面神経痛、手足の痙攣等にも効果が有る。又、禿や白髪の手当てに、擦り込んでマッサージすると、血行を良くして効果が有る。

 生姜の黒焼き
 【薬効】胃痛。
 生姜の芳香成分のシネオール、ジンギベレン、ジンギベロールには保温作用が有り、胃痛の効果が有る。しくしくと痛む場合生姜を薬用として使う。
 【作り方】
 陳生姜の薄切り5〜6枚をアルミホイルに包んで焼く。此を湯飲みに入れて、熱湯を注ぐ。飲むのは上澄み液です。暫くするとしくしくする痛みが治まって来る。

 大蒜と生姜のペースト
 【薬効】強精作用、解毒作用、血液循環増強作用、消化機能増強作用、夏バテ防止作用、鎮咳作用、鎮痰作用、夏風邪予防作用、精液増量作用、肝臓機能増強作用、グリコーゲン生成増強作用。
 【作り方】
 大蒜は皮を剥いて其の儘、生姜は同量を微塵切りで鍋に入れる。材料が隠れる迄果糖を加え、日本酒を注いで細火に掛ける。大蒜が豆腐程に柔らかく成ったら練りに練って火を止める。コニャックを香り付けに振る(無くても良い)。蓋付き瓶に移し冷蔵する。
 大蒜の万能的な元気の作用に、生姜の亜鉛に因るスタミナ強化の効用、加えて解毒と血液循環、消化機能の増強が相俟って暑熱に負け無い体調に成る。咳、痰の抑制処方で夏風邪を防止する。果糖が調味と夜に剥けての効用を引き立てる。精液生産に力を貸し、肝臓との優れた親和性でグリコーゲン生成量をグンと高める。血糖値を上げ無い甘味料で有る。

 生姜膏
 皮付きの侭の生姜600gと、黒砂糖600gを十分に突き混ぜてどろどろの膏とし、此を焼き物の蓋付容器に入れて口を封じてから、乾燥した地中に埋める。一週間後に取り出して、毎日2〜3回湯で溶かして飲む。

 生姜トニック
 【効用】
 抜け毛、白髪の予防に効果が有る。頭皮の血液循環を高め、毛髪の状態が改善される。
 【作り方】
 生の生姜80gは皮が付いた儘良く水洗いをし、1o位の厚さにスライスする。
 1〜2日程天日に干してカラカラに乾燥させる。乾姜(生薬)を使う場合には、20gを其の儘使用する。
 乾燥した生姜に水200tを入れて火に掛け、コトコトと煎じ、水が半分量に成ったら火を止め、冷める迄放置して置き、布巾で静かに濾す。土瓶か耐熱ガラス鍋を使用し、金属製の鍋は使わ無い事。
 此の液に無水エチルアルコールを濾した液の8割(80t)を加え、清潔な瓶に入れて保存する。
 【用い方】
 掌に少量ずつ取り、頭を撫で付ける様にして頭皮に染み込ませる。朝の洗顔の時と風呂上がりに付けるが、使う時は良く振り、優しく丁寧にマッサージしながら行うと因り効果的で有る。
 此の濃度で皮膚に異常が無い場合には生姜を2〜3割増やしても良い。

 生姜湯
 【薬効】風邪、食欲増進、発汗、解熱、健胃、整腸、消炎、保温、二日酔い、肝炎。
 古くから食用として用いられた野菜で、辛み成分には、ジンゲロン、ショーガオール、芳香成分にはシネオール、ジンギベレン、ジンギベロールが含まれ、食欲増進、発汗、解熱、健胃、整腸、消炎、保温、肝炎等に薬効が有り、発汗を促す事に因って風邪熱や体内のアルコールを排泄させる働きをする。
 【作り方】
 生姜1掛け約10gを擂り卸し、熱湯を注ぎ熱い内に飲む。微熱因りも少し熱が高い時には、葛を加えた方が効果的です。
 葛粉大匙1杯を水で溶き、弱火に掛けてとろりと粘って来たら、卸し生姜と黒砂糖を加える。呼吸器系の弱い人は黒砂糖の代わりに蜂蜜を加える。

 葱生姜湯
 【薬効】風邪、精子増産、強精強壮、糖尿病、婦人病、冷え性、神経痛・リューマチの痛み。
 葱生姜湯が発汗作用に優れて居る理由は、生姜に含まれて居るジンギベロールや、葱の白い部分に含まれて居る通称葱油と呼ばれる精油成分には新陳代謝を活発にして、発汗を促す働きが有る。
 生姜に含まれて居る亜鉛は精子の生産に不可欠な栄養素で有り、強精強壮効果が有る。生姜には此の亜鉛が100g中400rも含まれて居る。全食品中最上位に有る。又、亜鉛はインシュリンの分泌を促す作用が有り、糖尿病患者は朝晩飲むと良い。
 風邪を引いた時は、葱生姜湯を飲んで熱い風呂に入る。汗がたらたら出てすっきりする。翌朝には風邪の症状は無い。
 【作り方】
 生姜10gを擂り卸し、長葱の白い部分を3p程微塵切りにして、熱湯を湯呑み茶碗に半分注ぐ。
 一日2〜3回飲む。

 生姜蜂蜜湯
 【薬効】慢性の肺や気管支炎の激発症状を抑える、突発性の咳、風邪。
 【作り方】
 赤ん坊の拳大の生姜を擂り卸して、汁だけを蓋付きの湯飲みに移す。此に蜂蜜を同量因り稍多めの見当で入れる。酒の燗の要領で小鍋に湯を沸かした中に置いて温める。容器の蓋を忘れずにする。芳香性の精油成分が飛ぶと効か無い。熱い内に掻き混ぜて飲む。大抵は1杯で治る。
 後は、生姜を食事で常用すれば再発し無い。体内の冷湿を取るだけで無く、生殖能力向上の亜鉛含有率が高い。

 紫蘇葉生姜湯
 【効能】
 胃炎、胃潰瘍、胃癌、欝病、精神・神経症。
 【作り方】
 青紫蘇の葉を火で炙り、葉がパリパリに成ったら手で揉んで、湯飲み茶碗に入れる。此に生姜卸しをガーゼで絞り、約10滴加え、熱湯を入れて湯飲み茶碗半分位にする。

 陳皮生姜湯
 【効能】
 食欲不振、風邪、気管支炎、扁桃炎。
 【作り方】
 蜜柑の果皮を陽乾させた物5gと生姜5gを其其刻み、黒砂糖と共に水1合に入れて、半分に成る迄煎じる。
 【飲み方】
 一日2〜3回飲む。

 胡椒と生姜の煎じ液
 【薬効】胃痛。
 胡椒の成分に精油、フェランドレン、ピネン、リモネン等が含まれ、保温作用が有る。特に胃を冷やした為に痛みが出た場合には有効です。
 【作り方】
 白粒胡椒1g、陳生姜30gをアルミホイルで包み焼きにした物を、水400tで半量に成る迄煎じ、此を飲む。胡椒と生姜との薬効が相まって、少しずつ痛みが治まって来る。

 蓮根の生姜入り搾り汁
 【薬効】咳止め。
 蓮根に含まれて居るビタミンCは、咳止めにも効果が有り、特に搾り汁には其の儘成分が生かされて居るので、新鮮な物程効き目が有る。
 【作り方】
 蓮根を良く洗い、節の部分9gと節と節の間の部分1gを、皮の儘卸し器で卸し、キッチンタオル等に包んで汁を搾る。搾り汁大匙2杯、生姜の搾り汁小匙1/2杯、少量の蜂蜜を加えて、熱湯50tを注いで飲む。一日に3回位を目安にする。

 生姜・酢・蜂蜜・林檎ジュース
 【効能】
 食欲増進作用。
 【材料】10〜15人分
 酢=1カップ(150t)。
 生姜=1個(約15g)。
 蜂蜜=大匙2杯。
 林檎=大(約300g)を12個。
 【作り方】
 @生姜の皮を剥いて、薄切りにする。
 A広口瓶に@と、酢、蜂蜜を入れて、蓋をして約2〜3時間放置する。
 B林檎12個qおジューサーに掛け、林檎ジュースを作る。
 CAにBを入れ、良く掻き混ぜ、10〜15杯に分ける。
 【飲み方】
 一日2〜3杯飲む。
 
 生姜茶
 【使用部位】根茎。
 【薬効】解熱、消炎、保温、肝臓、利尿、胃の凭れ、下痢、腹痛、二日酔い、嘔吐。
 【飲み方】浸出。
 生姜は熱帯アジア原産の多年草。日本には紀元前600年以前に渡来したと言われて居る。現在では世界中で栽培され、根茎の部分は食卓に欠かせ無い香辛料の一つとして使われて居る。
 独特の辛みの成分は、ジンゲロン、油性ショウガオールで、芳香成分は、シネオール、ジンギベレン、ジンギベロールが主な物です。此等には、解熱、消炎、保温等の作用が有る。又、肝臓の働きを良くし、水分の代謝を良くする利尿効果が有り、胃の凭れ、下痢、腹痛、二日酔い等にも効果が有る。
 御茶として飲む場合には、生姜一欠けを擂り卸し、熱々の番茶を注ぐ。寒い日には胃腸を活発にさせ、身体を温め、食欲が出てきます。
 生姜に熱湯だけを注いだ物が生姜湯です。発汗、解熱に効果が有る。身体を温めると言う事で飲む場合は、此に蜂蜜を少し加えると指先迄温まります。
 生姜湯は、「嘔吐の聖薬」と言われ、吐き気の有る時に用いる。

 叩き胡瓜と湿地の生姜風味
 
【材料】(2人分)
  胡瓜1本、湿地50g、生姜1掛け、唐辛子1/3本、サラダ油大匙1杯。
  i.酢大匙2杯、醤油大匙1杯、味醂大匙1杯、胡椒少々。
 【作り方】
  @胡瓜は板擂りし、擂粉木等で叩いて食べ易い大きさに手で割る。
    A生姜と唐辛子は千切りにし、油を熱した鍋で香りが出る迄炒め、小房に分けた湿地とi.を加えたら、一煮する。
  B火から下ろし、手早く@と混ぜ、味を馴染ませる。

 胡桃と生姜の刻み和え
 【薬効】咳止め。
 胡桃には脂肪、蛋白質に加えてビタミンB1・B2も含まれ、更に生姜を加える事に因って、咳止め効果が増す。
 【作り方】
 胡桃1個、生姜1欠けを一緒に細かく刻み、混ぜ合わせて其の儘食べる。蜂蜜を加えても良い。朝晩2回を目安にする。

 生姜と葱と三つ葉粥
 【薬効】発汗、解熱、消炎、保温効果、殺菌作用、吐き気抑制、食欲増進、消化促進、下痢、強壮、悪寒、頭痛、鼻詰まり、鎮静、去痰、二日酔い。
 生姜の香り成分は、シネオール、ジンギベレン、ジンギベロールで、発汗、解熱、消炎、保温作用が有り、辛み成分は、ジンゲロン、油性ショウガオールで、強力な殺菌作用が有り、吐き気を抑え、食欲を増してくれる。
 葱の成分には、ビタミンA・B・C、硫化アリル、繊維等が含まれ、消化促進、下痢、強壮に効く。又、葱の白い部分は、「葱白(そうはく)」と言う生薬にも成って居て、風邪初期の悪寒、発熱、鼻詰まり等の症状に薬効が有る。
 三つ葉の精油成分には保温効果が有り、風邪予防に薬効が有る。他に、カロチン、ビタミンCも含まれ、鎮静、去痰、二日酔いにも効く。三つ葉には、根三つ葉、切り三つ葉、糸三つ葉が有りますが、御粥には根三つ葉を薦めます。
 【作り方】
 @生姜1欠けは千切りにする。
 A葱の白い部分10pの微塵切りと、盛り付け様に白髭根葱を少し用意する。
 B三つ葉3本は2pの長さに切り、盛り付け用に葉を刻んで置く。
 C玄米50gは水洗いして、鍋に水500tを入れて1時間程浸して置く。
 DCに@を加えて強火に掛け、煮立ったら弱火にする。
 E炊き上がる直前に、Aの微塵切りを加え、一煮立ちさせ、塩で味を調え2〜3分蒸らす。盛り付けに白髭葱とBを添える。
 
 生姜酒
 【薬効】
 発汗、保温、消炎、冷え性、腹痛、下痢。
 辛みと香りを持つ香辛料で、辛み成分はジンゲロンやショウガオール、芳香成分はシネオール、ジンギベレン、ジンギベロールで発汗、保温、消炎等が有る。
 生姜酒は、冷えから来る腹痛、下痢等にも効果が有る。
 【作り方】
 陳生姜200gは良く洗って皮を剥き、薄く切って置く。保存瓶に生姜、蜂蜜50g、ホワイトリカー1.8lを加え保存する。六ヶ月程立ったら生姜を取り出し、漉して出来上がり。
 【飲み方】
 一日に盃1〜2杯を湯で割って飲む。体の中から温まり、血行も良く成る。

 生姜葱酒
 【効能】
 疲労・倦怠・夏ばて。
 【作り方】
 @生姜半個を約10片に切り、同時に長葱の白い部分(3本分)を擂り鉢に入れ、擂粉木で汁にする。
 A此の汁を、熱燗の日本酒1合に加えて飲む。
 【飲み方】
 寝しなに飲んで寝る。

 大蒜生姜酒
 【効能】
 強精、強壮。
 【作り方】
 @大蒜を発芽させる。青い芽が5oに達したら、硬い表皮を捨てて焼酎に入れる。生姜は皮ごと。指で押して硬い物を使う。気長に涼しく暗い場所に3ヶ月程放置(冷蔵庫は行け無い)。
 A此の中に蜂蜜250gと陳皮3個分を刻んで入れると尚良い。
 【飲み方】
 熟成したら一日1回盃1杯が手頃。
 女は常用で、冷感体質を治す。子宝に恵まれる。
 生姜はメチルヘプテノン、ジンギベロン、リナノール等沢山の薬効成分が含まれ、血管運動中枢を興奮させる。延髄剌激作用も特色の1つ。

 生姜風呂
 【薬効】鎮痛、解熱、消炎、保温。
 成分のジンゲロンやショウガオールには、鎮痛、解熱、消炎、保温等の薬効が有る。風呂に入れると鎮痛、保温作用が有り、痛みも少しは治る。
 【作り方】
 生姜200gを適当にスライスして布袋に入れ、風呂に浸す。葉生姜は葉、茎も刻んで使う。

 「身体の浄化と回復」「身体効果率向上」「血液浄化」「血管・血液循環」のビームライトバーコードと同時に使用されると効果的です。

 生姜末のビームライトバーコード(2001.1.5.UP)

      wpeC.jpg (2675 バイト)
      
 <ビームライトバーコードに関しての注意事項は1999年3月17日を再度御読み下さい。>

 1月4日(木)
 里芋 サトイモ科の一年生作物。
 【別名】田芋。
 熱帯では多年生。地下の根茎から長柄の葉を出す。葉は大きな長心形で水を弾く。花は仏焔苞(ブツエンホウ)に包まれた肉穂花序を成すが、普通我が国では開花しない。原産地は熱帯アジア(印度、スリランカ周辺と言われて居る)で、世界の温帯・熱帯で広く栽培される。我が国にも古く渡来。日本の生産地は千葉、鹿児島等。早い物は6月頃から出回るが、旬は8〜9月。雌雄同株。芋は塊茎、葉柄と共に食用とし、品種が多い。鶴の子芋、畑芋、八頭等。
 新陳代謝を活発にする栄養素。其の昔、芋と言ったら里芋を指した。「万葉集」にも登場する古い食物で有る。古くは、「家つ芋」と言った。和名は「里や村で作る芋」と言う意で、山で採れる山芋に対する名で有る。田芋共言い、京都では子芋、大阪と江戸では里芋と言った。漢名は芋、ヨーロッパでは今日でも食用にされて居無い。食肉文化には合わ無いので有ろう。オセアニア諸島では主食として居る。
 旧暦8月15日(9月23日)の中秋の名月に作る衣被(きぬかづき)は、里芋の子を煮て、塩や生姜醤油で味わう習わしで有る。里芋は地下茎の子芋か親芋だけ、親子両方共食べる3つに大別される。他に、芋幹(芋茎)を食用にする種類も有る。里芋は低カロリーで、ダイエット食品に成る。捻挫、神経痛、火傷等に対する薬効も有る。芋茎は便秘にも良い。「芋の煮えたも御存知無い」とは世間知らずを譬えた諺だが、里芋を煮る際、滑りを取るには骨が有る。里芋の皮を剥いて塩で揉み洗いし、茹でて水洗いする。一般に細長い物は不味い。泥付きを求めたい。
 ビタミンB1・B2・Cの他、蛋白質やカルシウム、カリウム、食物繊維等が豊富に含まれて居る。里芋特有の滑りはムチンやガラクタン等で、ムチンは蛋白質の消化吸収を高め、胃腸の働きを強化する。ガラクタンは癌細胞の増殖を抑えると共に、脳細胞を活性化させ老化や惚けを防ぐ。此等の成分の相互作用で血液や体液の循環を高め、体内毒素を分解・排泄してくれ、筋肉疲労や腫瘍に効果を発揮する。
 <食べ合わせ>
 里芋に含まれる毒素排泄作用に、消炎作用の強い成分を含む春菊等を加えれば、筋肉痛に因り一層の効果を発揮する。更に血行を促す成分を多く含む生姜を加えれば、言う事は有りません。長葱や春菊の様な精油成分や芳香成分の多い物も最適です。
 <食べ方>
 普段、煮物にして食べる事が多く成りますが、煮過ぎると有効成分で有る滑りが失われて仕舞う事が有ります。又、余り多くは無いが、合わせ煮した、他の食物の成分に因ってもムチンやガラクタンが破壊される事も有る。但し、里芋を水茹でしてから調理に加えれば、其の心配も無い。
 【薬効】喘息、痰切り、咳止め、気管支炎、神経痛、打ち身、捻挫、肩凝り、歯痛、虫垂炎、虫螫れ、火傷、霜焼け、凍傷、腫れ物(御出来等)の吸い出し、腫れ物、子宮・精嚢の病気、乳房発育・増乳促進。
 茎を干した芋茎は、カルシウム、カリウム、鉄分が多く、成人病や貧血に効果的です。
 【採取時期】秋。
 【調製法】皮は天日乾燥、芋実は其の侭調理。
 【成分】里芋には、蛋白質、脂質、糖質、繊維、カルシウム、リン、鉄、ビタミンB1・B2・C。芋茎には、蛋白質、糖質、繊維、カルシウム、リン、鉄、ビタミンA・B1・B2・Cが有る。
 ムチンと言う消化酵素を含み、体内に入ると解毒作用をするグルクロン酸と言う大切な栄養素に成る。
 【長所】
 @カロリーは少無いが、消化吸収が良い。小芋、塊根(親芋)、茎芋は勿論葉の部分迄利用出来る。
 A蒸して良く、煮炊きしても良い。又、皮を剥いて短冊に刻み、水洗いをした後、乾燥させれば生の儘食べられる。三杯酢か、胡麻酢を掛けて食べると良い。
 B消熱効果が有るので、外用薬として用いられる。擂り卸して1/3程の小麦粉を混ぜ、生姜を少々卸して良く混ぜて、患部に2p厚に乗せ、キッチンペーパー等を被せる。腫れ物、打撲、火傷、出来物の吸い出し等に良い。腐敗臭がしたり、乾いたり、又は、4時間以内に張り替える。
 Cミネラルとしては亜鉛、銅、カリウムが多い。
 D芋茎(葉柄)を芋茎と言う。緑色の物は蓚酸が多い為、えぐくて食べられ無いが、赤紫色の物は食用に成る。色はアントシアンの色で有る。里芋は食物繊維が多く、便通を付けるのに良いが、特に、芋茎(ズイキ)には其の効果が期待出来る。芋茎は生の儘利用する事も有るが、皮を剥いて乾燥させ貯蔵する。
 E芋茎から出る汁は毒虫に刺された時に塗り付けると効果が有る。
 F芋茎は、産後の造血に良い。「悶えを治し、下痢を止め、妊娠のイライラを治し、胎動の不安を解消する」共言う。
 【短所】
 @カロリーが低く、腹が膨れる程に食べても、カロリーを十分に摂る事が出来無い。ビタミン類も少無い。
 A芋茎を剥くと手が痒く、其の儘食べるとえぐい。此は蓚酸とホモゲンケジン酸の為で有る。えぐみを取る時には、鍋に一摘みの塩を入れ、湯を煮え立たせながら、サッと茹で上げ、冷水で冷やし皮を剥くと良い。
 B腫れ物が出来た時に食べると、傷跡が残り治り難い。
 C蛋白質には必須アミノ酸のトリプトファンが少無い。
 【用法】
 喘息、痰切り、咳止め、気管支炎=里芋の味噌汁を飲む。
 神経痛=天日乾燥した里芋の皮を煎じて飲む。
 打ち身、捻挫、肩凝り、歯痛、虫垂炎=里芋を擂り卸し、少量の酢と生姜卸しを少し入れ総容量の1/3程の小麦粉を混ぜて練り、1cm以上の厚さに成る様に、キッチンタオル等に伸ばし直接患部に貼布する。匂いが強く成ったり、痛みが出て来たり、乾いたら、貼り替える。但し長く貼って居ても4時間立ったら貼り替える。皮膚が気触れる人は胡麻油か植物油を患部に塗ってから貼る。
 虫螫れ=@里芋の卸し汁を付ける。
 A茎を折ると其処から出て来る滑りの有る液を塗る。
 B葉柄を潰して汁を塗る。
 火傷、霜焼け、凍傷、腫れ物(御出来等)の吸い出し=里芋を擂り卸して患部に貼る。
 腫れ物=干した茎、葉を一暁酢に付け、日光で乾かしてから黒焼にした物を粉にして糊状に練り患部に付ける。酢か塩を手に付けてから扱うと痒み防止に成る。

 里芋と長葱の煮物
 【材料】(2人分)
  里芋6個、長葱1本、柚胡椒適宜。
  i.椎茸昆布出し11/2カップ、酒大匙2杯、薄口醤油大匙1杯、味醂大匙1/2杯
  生姜汁小匙1杯。
 【作り方】
  @里芋は皮を剥いて食べ易い大きさに切り、長葱は4p長さに切る。
  A里芋をi.で柔らかく成る迄煮、長葱を加えて一煮する。
  BAを器に盛り、好みで柚胡椒を振る。

 里芋と枝豆の塩茹で
 秋の冷え冷えとした空気の澄む頃は里芋の美味しい季節です。月見には、月見団子と一緒に掘り立ての子芋を皮付きの儘蒸して塩を振り、三方に乗せて供える。食べる時は、皮を指先で押すとツルりと剥ける。味は淡泊で、里芋の本当の味がする。選び方は、皮付きの儘買う。皮を剥いて売って居るのは、空気に触れて色が赤茶けて芋も硬く成り、見掛けも悪く、味も落ちる。化学薬品等を使って白く晒して売って居る物も有りますが、此は煮ても堅く、美味しく有りません。
 【作り方】
 子芋は皮付きで蒸すか、又は、茹でてから上下を切り落として皮を取り、金串等に刺して田楽味噌を塗った物を素朴な味で喜ばれる。他に、煮物にしたり、炒めてから煮込みにする。
 枝豆は、枝から豆を外し、塩揉みして綺麗に洗い、熱湯に塩を多めに入れて柔らかく成る迄強火で茹でてから笊に上げ塩を振る。
 山芋が山野に自然に生えるのに対し、里で栽培される里芋と呼ばれる訳です。薩摩芋と並んで秋の芋の中心です。
 里芋は澱粉が多く、ビタミンB1・B2・C、鉄分、カルシウムを含んだアルカリ食品で、肉や魚等の酸性食品と併せて食べるとバランスが取れ、消化が良く、便秘にも効果が有る。解熱作用も有るので、腫れ物が出来た時に食べると早く治る。

 里芋・ブロッコリー・木耳・榎茸スープ
 【薬効】健胃、整腸、便秘、消化吸収促進、血液浄化。
 里芋の成分は、蛋白質、ビタミンC、カリウム、食物繊維等です。食物繊維は整腸作用が有り、便秘に薬効が有る。又、粘りに含まれる成分は消化吸収に働くので薬効も早く作用する。エネルギーを見ると低く、ダイエット用としても効用が有る。
 カロチン、ビタミンC、カリウム、カルシウム等が含まれて居るブロッコリーは、食物繊維も多いので、胃腸を整えて、便秘に薬効が有る。
 木耳、榎茸には、ミネラル、カルシウム、膠質等が含まれ、血液を浄化し、腸の動きを整えます。
 【作り方】
 里芋1〜2個は皮を剥き、半分に切り、ブロッコリーは小房を1個、木耳5gは水で戻して細切り、榎茸半束は石突きを除く。昆布5pを二つ水1Lに暫く浸け、火に掛け、里芋を入れて煮、柔らかく成ったら残りの材料を加え、塩、胡椒で味を調える。

 牛蒡と里芋の根菜粥
 【薬効】便秘、コレステロールの抑制、美肌、肥満。
 牛蒡の成分は炭水化物が主ですが、カルシウム、カリウム、タンニン、食物繊維も含まれて居る。食物繊維は、腸の働きを活発にして便通を良くする為、便秘を解消、コレステロールを抑制、肌を整える等の薬効を持って居る。食べ方は、繊維質を失わ無い様にする事がポイントで有る。
 里芋は、澱粉が多く、ガラクタン、デキストリン、蔗糖等が含まれ、独特の滑りは腸の働きを良くしてくれる。他に、ビタミンB1は炭水化物の燃焼を、ビタミンB2は脂肪の燃焼を助ける。更に、芋類の中でも低エネルギーなので、肥満が気に成る人に向いて居る。
 【作り方】
 @牛蒡1本を良く水洗いし、笹掻きにして、水を切って置く。里芋2個は水で良く洗い、皮を剥いて幅7o程の輪切りにする。
 A玄米50gを洗って、水500tを入れて1時間程浸して置く。
 B煎った白胡麻は擂り鉢で擂り、味噌、酒で味付けする。
 CAに@を加えて強火に掛け、煮立ったら弱火にして炊き上げ、炊き上がる直前にBを加え、塩で味を調えて、火を止めて5分程蒸らし、小口切りにした浅葱を散らす。

 「身体の浄化と回復」「身体効果率向上」「血液浄化」「血管・血液循環」のビームライトバーコードと同時に使用されると効果的です。

 里芋のビームライトバーコード(2001.1.4.UP)

      wpeC.jpg (2673 バイト)
      
 <ビームライトバーコードに関しての注意事項は1999年3月17日を再度御読み下さい。>

 1月3日(水)
 赤飯
 強飯の一種。餅米を使うのが正式。添える胡麻は切り胡麻、擂り胡麻は禁物(祝い事に切る、擂るを忌む)。
 今でこそ祝い事に赤飯を食べるが、古くは凶事に食べたと言う。180°の転換だが、凶を吉に返すと言う発想が何時しか生まれた共言われる。現在では、凶事に白米、又は、黒豆を入れた御飯を出す。炒っただけの白胡麻か黒胡麻を使う。
 赤飯は、餅米に小豆を混ぜて蒸した物。御強、強飯共言う。餅米の代わりに粳米も使う。赤飯は、有る程度茹だった小豆を取り出し、其の湯で汁に餅米を一夜浸して置く。其の後、水切りした餅米と小豆とを一緒にじっくり蒸す。小豆は大豆には及ば無い物の、其れに近い健康食品で有る。昔、商家では毎月1日と15日に小豆を食べて居た。商売繁盛には健康維持が必要。此を食べる事で、栄養の補給、体力回復も図った。
 嘗ては実際に赤っぽい米を用いた。9月9日の節供には宮中の御膳に赤飯が上ったと古事記に有る。

 
 加工食品の一種。正月、節供、祭り、出産等「晴れ」の日の食べ物。正月用は12月30日迄に用意する。食べ過ぎ無い事。
 餅米から作る「餅」は古くは「望日(もちひ・もちい)」と言われ、神様に供える貴重な供え物だった。奈良時代には食用として用いる様に成り、大豆餅、小豆餅、胡麻餅等色々な餅が登場する。正月に餅を食べる習慣は平安時代に始まり、室町時代には雑煮を味わう様に成った。食生活が洋風化した今でも、正月だけは御節料理に雑煮と言う家庭が多い。
 「餅腹三日」と言う諺が有る。餅1切れは御飯と同じカロリーなのに、容積が小さい為につい食べ過ぎて仕舞う。消化は良いのに食べ過ぎて、何時迄も腹に溜まって居ると言う意味で有る。餅を食べる時には、蛋白質や脂肪、カルシウムの多い御節をたっぷり食べて、餅だけを食べ過ぎ無い様にしたい。
 餅の黴は心配要ら無いと言ったのは玄米餅の話、白米餅は発癌性の可能性も有るので黴びた餅は食べ無い。1個ずつラップに包んで冷蔵庫に保存すると黴が生え無い。解凍は室温で自然解凍する。

 
 5月5日の子供の日に、健やかな成長を願って食べる物。手作りするなら、笹の購入を忘れ無い事。
 端午の節句には粽が欠かせ無い。粽は地方に因って作り方が多少異成る。一般的には蒸した餅米を搗いて餅にする。餅米に葛や粳米を足す場合も有る。餅を梔子の汁で黄色に染める所も有る。此を笹の葉で包み、周りを蔓や糸できつく縛る。出来た物を灰汁で更に蒸す地域も有る。笹の葉の他、嘗ては茅の葉、真菰の葉も用い、何回も巻いた事から千巻、茅巻き共書く。笹は、深山でひっそりと厚手の葉を付ける、粽笹が最適。出来立ての粽は、砂糖と塩を混ぜた黄粉に付けて食べるのが美味しい食べ方で有る。至って素朴な味だが、最近では中国風に味付けをした中華粽も登場して居る。
 粽は紀元前の中国の賢人、屈原の伝説に因んで作られる様に成った。国王側近で非業の死を遂げた屈原の命日(5月5日)に、五色の糸で縛った餅を作って弔ったと言う。此の習慣が日本にも伝わり、平安時代から作られる様に成った。以後、子供の健やかな成長を願い、食べられる様に成った。

 無花果・粟粥
 【薬効】腸から肛門付近の冷えを取り温める、基礎体力を高める、肛門括約筋の締め込み能力を回復する、産後に食べると二穴を締め母乳の出を良くする。
 【作り方】
 粟と餅米各半量を粥に炊く。粟と餅米2合に対して干し無花果5個を入れる。
 産後に此の粥を食べ、赤ちゃんに乳を吸わせると産道の回復は更に早まり、子供は丈夫に育つ。

 蓬粥
 【薬効】三寒四温の季節の冷え腹を防ぐ、血液循環を促し体を温める、呼吸器系の疾患や体質を改善する、便秘、出血性の痔。
 【作り方】
 若葉を摘んで良く洗い、細かく刻んで粥に焚く。塩味でる生命源のクロロフィルに富み、ビタミンB群とカルシウムが豊かな薬草で有る。植物繊維が非常に多いので、便秘や出血性の痔には効果が高い。餅米を3割位混入すれば美味しい。手足の先迄温まる。
 炊き込み飯や蓬饂飩も同じ様な要領で作る。

 大根粥
 【薬効】食欲不振、二日酔い、渇きを止める作用。
 【作り方】
 大根の輪切りを、平面に8本程放射状の切り込みを入れる。円の中心は切り離さ無い。研いだ餅米の真ん中に於いて粥を焚く。粥と言っても重湯仕立てが本領で上手い。体調が悪く、食い気の無い人も食欲をそそられる。
 二日酔い回復の特効薬でも有る。気長に火に掛け、大根が抵抗無く匙で掬えれば出来上がり。塩味で。
 大根の主効は消化作用。体内の冷湿を除き、胃をスッキリさせる。腹を温める。無用の渇きが止まるので糖尿病患者の食事にも良い。梅雨や暑熱期に食べて居ると諸病退散、飲酒後に食べれば悪酔いが防げる。

 葱葉粥
 【薬効】去湿作用、暑さを凌ぐ作用、夏風邪防止作用、健胃整腸作用。
 【作り方】
 湿度90%を超す梅雨時から夏に掛けて、長葱の青い所5本分を刻み、菊花10個を合わせて餅米で粥に焚く。二人分。此に果糖を加えて思い切り甘い粥に仕立てる。
 青葱は湿熱外寒に強く、菊花が頭部のの逆上せを下げる。梅雨期や夏に、偶に食べると疲れが取れる。菊花は生、乾燥品どちらでも良い。生の花弁を指先でばらし、沢山入れると爽やかな香りが口に広がる。邪気を払う。主役の青葱が風邪ウィルスの侵入を防ぎ、健胃整腸に働き掛ける。太い葱の青い葉を選ぶ。果糖が無ければ干し葡萄を使う。夏バテしない。

 露草餅
 【薬効】リュウマチ、腎臓病、心臓病、整腸作用、解毒作用。
 【作り方】
 根から花迄全てを抜いて使う。汚れを洗い流し、饂飩の薬味の様に刻んで餅米に合わせる。団子に纏まる範囲で大量に入れる。
 搗き立ての露草餅を団子に丸め、固まる迄放置し、風通しの良い場所で日干しにする。更に鉄板でコロコロと空炒りの後に保存。毎日気の向いた時に食べる。
 朝の味噌汁やスープに浮かべ、焼き直して御茶請けにする。醤油の付け焼きに番茶を注ぐのも美味しい。

 栃餅
 【薬効】胃痛、下痢、蕁麻疹、痔、帯下、粘膜過多、子宮出血、咳止め、百日咳、腫れ物、水虫、皮膚病、霜焼け、切り傷、虫刺され。
 【作り方】
 栃の実は灰汁が強いので、灰汁抜きが大切です。栃の実を数日間水に晒し、水を取り替えながら更に灰汁抜きして、粉にした物を捏ねて蒸し、餅米、粟等と混ぜて搗く。胡麻や納豆等に混ぜて食べる山里の味わいの有る素朴な食べ物で有る。

 大根菜飯
 【薬効】食欲不振。
 【作り方】
 刻んだ大根の葉を、菜種油6割胡麻油4割の混合油で炒める。塩、酒、少量の醤油で調味する。餅米を硬めに炊いた御飯に混ぜて食べる。食欲をそそる。
 大根葉は、生でも塩漬けでも良い。塩漬けはギューッと水を絞って炒める。
 大根葉の代わりに、高菜や芥子菜の古漬けでも良い。炒め無いで材料と炊き合わせでも良い。

 「身体の浄化と回復」「身体効果率向上」「血液浄化」「血管・血液循環」のビームライトバーコードと同時に使用されると効果的です。

 赤米(餅米)のビームライトバーコード(2001.1.3.UP)

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 <ビームライトバーコードに関しての注意事項は1999年3月17日を再度御読み下さい。>

 1月2日(火)
 夏蜜柑 ミカン科ミカン属   ※効能等は2,000年11月21日(火)蜜柑を再度お読み下さい。
 夏蜜柑の名前は、木に生らせた儘置けば夏に成っても、木から取って食べれば食べられる事から付いた。

 夏蜜柑ジュース
 【薬効】風邪、疲労回復。
 大きめの夏蜜柑1個で1日のビタミンCの所要量が賄える。又、疲労回復の成分のクエン酸は蜜柑因り多く、約2倍程度含まれて居る。風邪の早期回復には大変効果が有る。
 【作り方】
 夏蜜柑2個の皮を剥き、ジューサーに掛ける。風邪熱の場合は温めて飲む。

 夏蜜柑酒
 【薬効】毛細血管の保護・増強、血管の老化防止、動脈硬化予防。
 含まれる成分には、糖質、クエン酸、ビタミンA・E等だが、ビタミン類は果肉因りも皮の方に多く含まれる。其れに。毛細血管を保護して丈夫にするフラボノイド配糖体のナリンギン、クマリン誘導体、dリモネンを主成分とする精油、血管の老化防止に作用するヘスペリジン配糖体等が有る。
 皮から抽出した成分を利用した夏蜜柑酒を飲む事は、動脈硬化予防に成る。
 【作り方】
 夏蜜柑2個の皮を剥き、果肉1個分をガラスの保存瓶に入れ、皮は2個分を良く洗ってから加える。ホワイトリカー1.8Lを注ぎ入れ、六ヶ月以上冷暗所に置く。皮は三ヶ月目に取り除く。出来上がったら一日盃1〜2杯を目安に飲む。

 柑橘類の皮
 夏蜜柑、橙、柚、金柑、檸檬・・・・・・。普通なら捨ててしまう此等の皮は、実因りも沢山のビタミンCを含んで居る。ビタミンCは新陳代謝を促進し疲れを取る。昔の人は蜜柑の皮を乾かして取って置き、夏に成ると蚊燻しに使って居た。
 皮を干した物は陳皮と言い、漢方薬に使われ、胃腸や内臓の働きを促進し消化を助け、食欲を益す。
 冬の寒い夜等、寝る前に橙の絞り汁に蜂蜜を入れて熱湯を注して飲むと身体がポカポカしてぐっすり眠れる。風邪の引き始めに飲むと1回で治る。
 果物類の皮は、米の研ぎ汁か、糠で湯掻いて一晩水に晒して、独特の苦味を取る。其れから搾って味醂で煮含める。酒の撮みや箸休めにすると、消化を助け悪酔いを防ぐ。
 柚の皮を湯掻いた汁は捨て無いで取って置き、一晩置いて上澄みだけを布巾で濾して、0.9L瓶に大匙1杯位のエタノールを入れ、冷暗所に置いて化粧水として使う。夏の汗疹等に良く効く。柚の香りがしっとりして気持ちが良い。何年経っても使える。

 夏蜜柑皮の風呂
 【薬効】神経痛、筋肉痛。
 皮の成分に精油のαリモネンが含まれ、風呂に入れると毛細血管が広がり、神経痛、筋肉痛が和らぐ。
 【作り方】
 皮2〜3個分を良く洗って陰干しにし、乾燥させ、其れを適当に千切って布袋に入れ、風呂には水から入れ沸かす。
 湯は温めにして、ゆっくり浸かる事で痛みを解して行く。痛い所は布袋でマッサージする。

 「身体の浄化と回復」「身体効果率向上」「血液浄化」「血管・血液循環」のビームライトバーコードと同時に使用されると効果的です。

 夏蜜柑のビームライトバーコード(2001.1.2.UP)

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 1月1日(月)
  鬱金 ショウガ科
 ショウガ科の多年草。アジア熱帯原産、沖縄でも栽培。根茎は肥大して黄色。葉は叢生、葉柄と共に長さ約1m。夏・秋の候、花穂を生じ、卵形白色の苞を多く付け、一苞内に3〜4個ずつの淡黄色唇形花を開く。根茎を止血薬・香料やカレー粉・沢庵漬の黄色染料とする。キゾメグサ。「鬱金の花」は秋。鬱金の英名「ターメリック」。
 匂いの源はターメロンやシネオール等の精油成分で有る。此のクルクミンと精油成分が肝臓の機能を高める。
 肝臓は、大量に流れ込む血液の化学処理工場で、代謝、解毒、胆汁の分泌と言った生命維持の為の重要な働きをして居る。酒飲みにとって気に成るのは、肝臓でアルコールがスムーズに解毒される事。肝臓に運ばれたアルコールは、酸素に因ってアセトアルデヒドに分解され、酢酸に変化して、ついには水と炭酸ガスに成って体外へ排出される。鬱金に含まれるクルクミンや精油成分は、肝臓の解毒作用を強化する働きが有る。
 カレーや沢庵、マスタードの黄色を作り出して居るのが此のハーブです。原産地は熱帯アジア。其の丸くて太い根茎を熟成、乾燥させて粉末にした物がスパイスとして使われて居り、ペパーに似た芳香と、微かな辛味が特徴。別名「印度のサフラン」共呼ばれ、稀少で高価なサフランの代用としてピラフやパエリヤ、ブイヤベース等の料理の色付けに使われる事も少無く無い。此の色素は「クルクミン」と言う成分で、肝臓、胃腸の機能を高める働きが有り、昔から「春鬱金」と言う品種の物が肝臓、胃腸病を改善する漢方薬として利用されて居る。二日酔いには、鬱金の絞り汁に味噌と水を加えて飲むと2〜3時間もするとスッキリする。
 【生薬名】キョウオウ。
 【成分】ミネラル、カルシウム、カリウム、燐、マグネシウム、鉄等。
 【薬効】肝臓の解毒作用と機能強化、二日酔い防止作用、活性酸素除去作用、止血作用。
 【利用部位と薬効】
 丸くて太い根茎を熟成、乾燥させて粉末にした物を使います。薬効は、鎮痛、止血、胆汁の分泌促進等。生薬は「薑黄」と言い、肝機能促進、健胃、防腐効果が有ります。
 【症状別処方】
 <虫除け>
 ターメリックで染めた黄色い布は、虫除け、防腐効果が有る。大切な書画、衣服等を包めば長持ちする。
 <健康増進>
 ターメリックで染めた黄色い布は、ヨーロッパでは昔から赤ちゃんの産着に使われて来た。赤ちゃんが袖口を口に銜えて吸った時に有効成分が体内に吸収され、胃腸を強くし、血液の循環を助けるので、着て居るだけで健康作りに役だった。
 【料理】
 <ターメリックのピクルス>
 @茹でて一口大に小分けしたカリフラワー1/2個と、サッと茹でて斜め切りにした隠
 元100g、細切りにしたキャベツ1/4個、スライスした玉葱1/2個分を、大匙3杯
 の塩でしんなりする迄揉み、サッと水洗いして水気を切る。
 A鍋に、栖カップ、水3カップ、黒砂糖40g、ターメリックの粉末大匙2杯、マスタ
 ード適宜、粉胡椒適宜を入れ強火で約30分煮立てる。此に野菜を入れて混ぜ、冷めた
 ら密封容器に移し冷蔵庫で保存する。

 春ウッチン(鬱金)酒
 【薬効】慢性肝炎、胆石、胆嚢炎、胆汁分泌促進作用、健胃作用、整腸作用、毛細血管の強化、強心作用、惚け防止作用、二日酔い。
 【作り方】 
 春ウッチンの根塊を600gを泡盛か黒糖酒1.8Lに入れ、蜂蜜を3合注いで寝かせる。一週間で飲み始めれる。根塊が無い場合は、ウッチンスライスで代用する。乾燥品でも良い。
 治療用は、擂り卸し繊維質も一緒に飲む。若しくは、粉末を飲む。保健的には粉末一日3gか、ウッチン茶を適当に常飲する。
 濃く作って少量飲むのが骨で有る。迎え酒にも酔い。
 秋ウッチンは食用や小児薬に向いて居る。

 「身体の浄化と回復」「身体効果率向上」「血液浄化」「血管・血液循環」のビームライトバーコードと同時に使用されると効果的です。

 鬱金(粉末)のビームライトバーコード(2001.1.1.UP)

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 <ビームライトバーコードに関しての注意事項は1999年3月17日を再度御読み下さい。>

 

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最終更新日: 2017/10/09 月曜日