身体効果率の高い玄米の洗い方
《玄米の洗い方》 |
分量の玄米を水の張った容器に入れ、常に白米を炊く時の様に少無い水で、「ゴシ、ゴシ」と洗って米の水が透き通る迄、洗う必要は有りません。
玄米は洗う時に水を張った容器に入れ、両手でサッと濯ぐ程度で米の塵が浮いた物を流して、1〜2度水を替える程度で良い。
玄米を笊に上げて水を切り、容器に入れて浸浸に水を張ってから蓋をし、暗くして置きます。※前日の夜に玄米を洗い、朝炊く時に不足分の水を補って炊きますと、最も玄米の波動値が高く身体効果率の高い美味しい玄米御飯が炊けます。
玄米を炊く為の分量に対して水1/2量で浸漬後、炊く時に残りの水1/2量入れて炊きます。又、柔らかい玄米御飯を炊きたい時には、圧力鍋の能力に因って違いますが、目安として水1割〜2割を多く入れます。
《米の保存について》 |
米の刈り入れが済み、脱穀して籾に成ります。籾を脱穀して直ぐに精米(白米)して食べる因りも、新米は1ヶ月位してからの方が身体効果率が良く、米の保存をする時には、籾の儘保存しますと身体効果率が高く、保存に適して居ます。
《玄米について》 |
玄米、特に日本の農耕民族は、そもそも穀菜食中心で生きて来たので植物性の食事が一番体質に合って居る様で有ります。
穀類には、其の小さな穀粒の中に全ての生命力が整って居る。豊富な澱粉質とビタミン、ミネラル類、其と良質の蛋白質や植物性の資質が沢山含まれて、しかも無毒で有ります。穀類は一般に硬くて小粒なので長期の保存が出来る。
士農工商の格式の基に江戸時代の終り頃迄は、農民ですら米の飯を食べる事は中々出来無かった様で、粟や稗、又は、黍と言う様な雑穀を主食として生活して来たのです。米や麦が食べられたのは、限られた極一部の人々で大部分は粟、稗、黍、蕎麦、又は、芋類及び豆等を常食として居たと言う事です。現在は雑穀に付いては一般的に忘れられ、食べる事は勿論、見た事すら無い人が多いのでは無いかと思います。
穀類、特に日本人に取って最も重要な主食は米です。取り分け玄米は栄養価が高く、玄米は外側の穀だけを取り除いた粒でも田圃に蒔けば必ず芽が出て来ます。其は玄米粒自身が生きて居る事を意味し、生命力其の物が宿って居る事の証拠でも有ります。
白米は幾ら田圃に蒔いても決して芽は出ません。此の点でも玄米は生きて居る米で、又、白米は見た目には奇麗でも死に米と言えるでしょう。玄米を蒔くと芽が出るのは胚芽が存在するからです。胚芽には上記の様に、炭水化物、粗脂肪、蛋白、各種ビタミン、ミネラル類、酵素等生命の源と成る栄養素が其の儘そっくり宿って居ます。
《玄米の効用》 |
@バランスの取れた栄養、或いは其の解毒作用が新陣代謝を高め性腺機能をも増強し、胚芽や糠の中に含まれて居るビタミンEや豊富なビタミンB郡、其に生命力に関与して居る様々な酵素やミネラルがスタミナを生み出してくれます。
A優れた食物繊維の働きや、有益な腸内細菌の活性化に因って、酷い便秘(但し、炊いた玄米御飯を一口60回〜100回以上良く噛んで食べる事を前提として)が見違える様に解消されます。
B玄米は胃腸を悪くすると錯覚して居る人が居ますが、此は良く噛ま無い人の言う台詞で有って、良く噛んで食べると此程美味しくて消化、便通に良い物は有りません。又、胃腸の働きが大変良く成ります。
C玄米は血糖値を下げるだけで無く、動脈硬化の改善にも役立ちますから、糖尿病の根本治療に成ります。
D血管、心臓病は血液其の物が汚れて居たり、動脈硬化が元だったりして起こる物です。玄米は血液を浄化し、動脈硬化の改善にも抜群の効果が有りますから、血管及び心臓病対策には最も良いでしょう。